トップページ > 観光・文化・スポーツ > 歴史・文化財 > 文化財 > 市指定 文化財 > 下石原八幡神社及び拝殿を調布市文化財に指定
印刷
ページ番号:14413
掲載開始日:2025年7月14日更新日:2025年7月14日
ここから本文です。
下石原八幡神社及び拝殿を調布市文化財に指定
下石原八幡神社本殿
市教育委員会は、新たに「下石原八幡神社本殿及び拝殿」を市指定有形文化財(建造物)に指定しました。
下石原八幡神社本殿及び拝殿
名称
下石原八幡神社本殿及び拝殿附棟札3枚
指定年月日
令和7年3月28日
員数
1棟
種別
有形文化財(建造物)
造立年代
本殿宝永5年(1708年)
拝殿嘉永元年(1848年)
概要
現在の下石原八幡神社本殿は、江戸時代中期の宝永5年(1708)に再建されたもので、調布市内に残されている社寺建築としては、虎狛神社本殿、布多天神社本殿に次いで3番目に古いものです。また、本殿の前面に位置する拝殿は、江戸時代後期の嘉永元年(1848)に建立されました。
本殿は、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)で屋根は杮葺(こけらぶき)、身舎(もや)の規模は桁行1.32m(4.36尺)、梁間1.215m(4尺)で、小振りな見世棚造りとなっています。
拝殿は切妻造、平入で、規模は桁行6.36m(21尺・3.5間)、梁間4.55m(15尺・2.5間)で、正面向拝(ごはい)は向唐破風(むかいからはふ)とし、屋根は銅板葺きです。
本殿は、江戸時代中期の建造物として建築当時の特徴を良く残していて、保存状態も良好です。また、現存する棟札には、造立年代や建て替え年代及び寄進者の名前が記されており、江戸近郊の農村における寺社建築の造営の状況をうかがい知ることができ、貴重な歴史遺産です。
所在地:182-0033東京都調布市富士見町2丁目1番11
地図情報
京王線調布駅から徒歩15分