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掲載開始日:2025年7月8日更新日:2025年7月8日
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(7月4日発表)武者小路実篤記念館 夏休み企画「武者小路実篤入門」
(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
教科書にも載っている武者小路実篤って何をした人? 初めて学ぶ人にもわかりやすく紹介
武者小路実篤は、小説「友情」「愛と死」、「人生論」などの代表作がある作家であるだけでなく、誰もが人間らしく生きられる社会の実現を目指して「新しき村」を創設、また野菜や花の絵に「仲よき事は美しき哉」などの言葉を添えた味わい深い絵でも知られています。昭和30(1955)年、70歳の時に調布・仙川の地に移り住み、90歳で亡くなるまでの20年間を過ごしました。
実篤は、人は一人一人違い、それをお互いに認め合って、自分らしく生きることを常に求め続けました。
今も生き方のヒントを学ぶことができる実篤について、夏休みの子どもたちや初めて知る人にもわかりやすく紹介します。
夏休み企画「武者小路実篤入門」
会期
令和7年7月5日(土曜日)から8月31日(日曜日)
基礎知識から意外なエピソードまで
何をした人?代表作は?など夏休みの学習に役立つ基礎知識から、名前の読み方といった豆知識や、作家・画家だけど子どもの頃は作文と図画が苦手、実は鯨を飼いたかったという、意外な素顔も紹介。
等身大パネルと着物で人間・実篤を実感
背は高い?低い?着ていた着物や使った万年筆なども展示して実在を感じられる工夫をしています。
その手で書いた原稿や絵で創作の現場を実感
原稿には書き直した跡が。作家も悩みながら書いたことが伝わります。絵とモデルになった物を見比べると、実篤の目にどう見えていたのかがわかります。
昭和30年、調布市誕生の年に調布市民に
市政施行70年にちなんで、昔の実篤公園周辺の様子や、実篤と地元の人々との交流を紹介。
展示解説
- 解説:本展覧会担当学芸員
- 日時:7月25日(金曜日)、8月17日(日曜日) 午後1時30分から45分間程度
- 申込み:不要。時間までに展示室へ。
調布市郷土博物館×武者小路実篤記念館 コラボ展示
実篤公園は縄文遺跡だった?
実篤記念館では、2017年度から調布市郷土博物館と連携したコーナー展示を、夏休み企画の会期中に行っています。
実篤は仙川の家の庭から「古代の土器がでる」と喜んでいました。実篤公園は広い「若葉町遺跡」の一部で、公園として整備する工事の時に発掘調査が行われ、縄文時代の土器や土偶、集石遺構が見つかりました。縄文時代ってどんな時代?公園内で出土した資料から、縄文時代の暮らしをのぞいてみましょう。
問い合わせ
一般財団法人調布市武者小路実篤記念館
- 住所:〒182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
- 電話:03-3326-0648
- Eメール:kinenkan@mushakoji.org
- サイト:https://www.mushakoji.org