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トップページ > 観光・文化・スポーツ > スポーツ > 応援アスリート > 取り組み > パリ2024パラリンピック出場!パラバドミントン山崎悠麻選手インタビュー

ページ番号:12463

掲載開始日:2024年8月16日更新日:2024年8月20日

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パリ2024パラリンピック出場!パラバドミントン山崎悠麻選手インタビュー

パリ2024パラリンピックに出場する調布市応援アスリートで元調布市職員のバドミントン 山崎悠麻選手。
大会に向けての意気込みなどをお話いただいた、インタビュー記事を紹介します。

(注)本記事はスポーツTOKYOインフォメーション(外部リンク)からの転載です。

東京からパリへ。目標は2大会連続の金メダル獲得

山崎選手トップ画像(C)東京都

パラバドミントンが正式種目となって2度目のパラリンピックを迎える山崎悠麻選手。里見紗李奈選手との女子ダブルス、女子シングルスでも世界トップクラスに君臨する山崎選手に、この3年間で準備してきたこと、パラリンピックへの意気込みなどをうかがった。

プロフィール

やまざき・ゆま
1988年4月8日生まれ。東京都国分寺市出身。NTT都市開発所属。小学2年から中学までバドミントンを続けていたが、高校1年の時に交通事故で車いす生活に。2013年のスポーツ祭東京(全国障害者スポーツ大会)を観に行ったことをきっかけにパラバドミントンを始め、2015年パラバドミントン世界選手権ベスト8入り。世界大会などで数々の成績を収める。東京2020パラリンピックでは女子シングルス(WH2)で銅メダル、里見紗李奈選手との女子ダブルス(WH1-WH2)で金メダルを獲得

フォームを改善、落ち着いた気持ちでパラリンピックに

山崎選手2(C)東京都

パリ2024パラリンピックの開催が近づいてきました。どんなお気持ちですか。

前回の東京2020パラリンピックは自国開催ということもあってか、緊張のほうが大きかったですが、今回は前回ほど緊張していません。3年かけてやってきたことを十分に出しきりたいと思っています。

ジュニア時代の癖のままラケットを振り続けてきたことで、東京大会が終わってから練習ができなくなるほど肩を痛めてしまいました。リハビリを重ね、肩を痛めないフォーム改善にずっと取り組み、やっと理想のフォームが定着してきた感があります。あとは体調をしっかり管理して試合に挑むだけですが、今は準備に追われていてパラリンピックに全集中とまではいけていないです。

準備とはフランスに行くための準備ですか。

私自身の準備もそうですが、今回は子どもたちも含めて家族が応援に来てくれるので、子どもたちの旅行の準備もしています。パラリンピック前の合宿に入ってしまえば、私は子どもたちにノータッチになるので、今のうちに準備を終えないといけない。おまけに夏休みに入ってしまって毎日のご飯の準備もあり大忙しです。これはママさんアスリートの共通の悩みかもしれません(笑)。

シングルスとダブルス、それぞれに魅力

山崎選手3(C)東京都

シングルスとダブルスの両方に出場されます。それぞれの見どころを教えてください。

シングルスはコートの半分を使って行われます。広いコートのようには感じられないかもしれませんが、そのコートの奥の位置からパワフルに打ち合っていき、相手の体勢が崩れた瞬間に攻める、崩すために打つといった駆け引きが展開されていくところですね。

ダブルスはコートを全面使って行うので、シングルスとは反対に広いコートだからこそのスピード感。相手チームの穴となりそうな場所めがけて素早く激しく打ち込んでいくプレーが魅力です。ペアごとに個性があって試合運びも違うので、見比べるのもおもしろいと思います。

長い間、第一線で活躍し続けるモチベーションになっていることは何ですか。

例えばパリでは女子ダブルスで金メダルを獲得することを目標にしていますが、ずっとモチベーションを維持できているかといえばそうでもなく、もう辞めたいと思うことだってあります。でも嫌になったら1回休んでバドミントンのことを一切考えない時間をつくるようにしています。趣味でもある読書をしたりして、リフレッシュしていますね。電子書籍ですが、フランス滞在中に読む本も何冊か準備しました。

社会人になった場所・調布市

山崎選手は東京育ちのアスリートです。なかでも調布市は以前働いていたゆかりのある場所だと聞いています。

2017年に退職するまで調布市役所に勤めていたので、調布市はゆかりのある街です。パラバドミントンを始めたことで転職することになりましたが、本当は定年までずっと働き続けるつもりだったんですよ。調布市役所の隣にある中央図書館にはよく行きました。年間で100冊読むことを目標にしているので、中央図書館でたくさん本を借りていました。

それから子どもと一緒に神代植物公園にも行きましたね。芝生広場を子どもが歩いているところを撮影した写真がまだ残っています。神代植物公園の中にある調布市総合体育館にはバドミントンの練習でたまに行っていましたし、思い出のある場所が多いです。

パラリンピックのさまざまな種目に注目してほしい

山崎選手4(C)東京都

最後に山崎選手のご活躍を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

これまでも数々の試合に出てきましたが、やはりパラリンピックは皆さんの注目度も応援の量も全然違います。東京大会でも「出場おめでとう」「頑張ってね」と、たくさん声をかけていただいたことが大きな力になりました。今回も応援をよろしくお願いします。

パラバドミントンはもちろんですが、パラリンピック自体が面白いです。パリパラリンピックのさまざまな種目に注目してもらえたら嬉しいです。

関連リンク

スポーツTOKYOインフォメーション「パラリンピック出場選手インタビュー」山崎悠麻選手(外部リンク)

このページに関するお問い合わせ

調布市生活文化スポーツ部スポーツ振興課 

電話番号:042-481-7496~8

ファクス番号:042-481-6881

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