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ページ番号:16066
掲載開始日:2025年11月6日更新日:2025年11月6日
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生活ひとくちメモ「電子渡航認証の申請代行サービスのトラブル」
相談事例
アメリカへ旅行に行くために、ネット検索したサイトで電子渡航認証の申請をした。2万円余りの料金はクレジットカード払いにした。高額なので調べてみたら、海外の申請代行サイトを利用していたことが分かった。電子渡航認証は取得できたが、公式サイトなら21ドルの手数料の負担で済んだので不満だ。
アドバイス
電子渡航認証は、ビザ免除プログラムを利用して渡航者の適格性を判断する電子システムです。アメリカ(ESTA)、イギリス(ETA)、カナダ(eTA)など多くの国で実施されています。申請は各国政府の公式サイトで行うことができます。
事例のようなトラブルの多くは、インターネット検索で上位に表示されたサイトを公式サイトだと思い込んで手続きしています。手続き後に申請代行サイトだと気づいても、海外の事業者が運営している場合は、キャンセルが困難なケースもあります。
インターネットサイトの取引は、契約前に契約内容や解約条件、事業者情報を十分確かめましょう。
困ったことがあれば、気軽に消費生活センターに相談してください。
(「生活ひとくちメモ」市報ちょうふ令和7年11月5日号)