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ページ番号:15499
掲載開始日:2025年9月5日更新日:2025年9月5日
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生活ひとくちメモ「悪質なネット通販サイトに注意」
事例
動画投稿サイトを見ていたら、国内有名メーカーと共同開発したという多機能サーキュレーターの動画広告が出てきたので、2個1万2000円で注文した。支払い方法は代引き配達しか選べず、届いた商品はオン・オフのスイッチしかない粗悪品だった。注文したサイトの連絡先がわからないので、配送伝票に記載のあった発送代行事業者に電話をしているが、つながらない。
アドバイス
SNSやインターネット上の動画広告をきっかけとしてトラブルになるケースが増加しています。
インターネット通販は、販売事業者の名前、所在地、電話番号などの情報を表示することが法律上義務付けられています。悪質なサイトの場合、これらの表示がなかったり、実在する無関係の事業者の情報が記載されていたりします。また、支払い方法が代引き配達や銀行振り込みしか選択できない場合は、返金交渉が難しくなるため注意が必要です。
最近は商品が海外から発送され、日本国内での配送を代行する別の事業者が存在するケースが多くなっています。届いた商品に問題があっても販売事業者や配送代行事業者と連絡が取れない場合は、被害の回復が困難です。悪質なサイトかどうか注文前に見極めることが大切です。
(「生活ひとくちメモ」市報ちょうふ令和7年9月5日号)