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掲載開始日:2026年4月23日更新日:2026年4月23日
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麻しん(はしか)が増加
日本の麻しんの感染者数が昨年度を上回る急激なペースで増加しています。
麻しん(はしか)とは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。
主な症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ、2日から3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
合併症として、肺炎、中耳炎、まれに脳炎、失明等があります。脳炎は患者1000人に1人の割合で発症するとされています。
麻しんを疑う症状が出たら、医療機関に相談してください。
感染経路
空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。
周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
予防
最も有効な予防法は、麻しんワクチンの接種です。
ワクチンを接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることでより強い免疫にするとともに、1回の接種では抗体が充分に産生されなかった方の多くにも免疫をつけることができます。
2回接種によって、体の免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑え込むことで、発症を防いだり、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱等の症状の強さ、肺炎や脳炎といった思い合併症のリスクを下げたりすることが知られています。
さらに、周囲の方へ感染を広げてしまうリスクも下げることができます。
予防接種法に基づく定期予防接種が行われています。
麻しんの予防接種については、子どもの予防接種をご覧ください。
市民の皆様へ
麻しんは昨年から国内での報告数が増加しており、海外渡航歴のない場合も感染が確認されています。体調が悪い場合、特に発熱している方は外出、移動、人に会うことを控え、自宅等で療養してください。
海外に渡航し、帰国後3週間以内に発熱や発疹などの麻しんを疑う症状がある場合は、かかりつけ医または医療機関にまず電話で相談してください。受診の際は、必ず事前に受診先医療機関に海外渡航歴及び麻しんの疑いがあることを連絡の上、公共交通機関の利用を控えて、医療機関の指示に従って受診してください。