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トップページ > 観光・文化・スポーツ > 歴史・文化財 > 郷土博物館 > 「史跡下布田遺跡整備基本計画」の策定

ページ番号:4846

掲載開始日:2021年6月1日更新日:2021年6月1日

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「史跡下布田遺跡整備基本計画」の策定

史跡下布田遺跡整備基本計画を策定(令和3年3月)

調布布田に所在する下布田遺跡は、縄文文化から弥生文化へと移行する縄文時代晩期の重要な遺跡として、昭和62年、国史跡に指定されました。国史跡とは、国の歴史に欠くことができず、学術的に価値の高いものを指し、有形文化財で例えると重要文化財クラスに相当する貴重な遺跡のことです。縄文時代晩期は、全国的に人口の少ない時代でした。河原石を丁寧に敷き並べた方形配石遺構や子孫繁栄を祈った石棒集積遺構は、祭祀や呪術が盛んに行なわれていたことを伝えています。あわせて、弥生時代の墓を思わせる合口土器棺墓や数々の石器や土製品などの遺物も発見されています。また、布田崖線の豊かな自然環境は、市街化が進む調布市において希少な緑地です。このたび、調布市教育委員会は、縄文時代晩期の集落遺跡である下布田遺跡を「ふるさと調布への愛着を育む史跡公園」として開園することを目指し、史跡下布田遺跡整備計画を定めました。

計画の経緯

下布田遺跡は、古くから土器片や石鏃が採集できる場所として知られ、昭和年間に行われた発掘調査により、縄文文化から弥生文化へと移行する縄文時代晩期の重要遺跡として、評価され、昭和62年5月12日史跡に指定されました。その後、遺跡の広がりを確認するための範囲確認調査を実施した結果、平成17年3月2日、平成23年9月21日、平成27年10月7日の3度にわたり史跡の追加指定がなされ、史跡一体的な保護が図られるようになりました。また、平成8年度から国庫補助事業として史跡の公有化事業を継続的に進めており、史跡面積に対する公有化率は93.35パーセントに達しています(平成31年1月1日現在)。

計画スケジュール

令和3年度から令和9年度まで

閲覧場所

本計画書は、郷土博物館(小島町3-26-2)、公文書資料室(市役所4階)、市内図書館、各地域福祉センター、各公民館等にてご覧いただけます。

関連リンク

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このページに関するお問い合わせ

調布市教育委員会教育部郷土博物館 

電話番号:042-481-7656

ファクス番号:042-481-7655