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ページ番号:2737
掲載開始日:2010年6月2日更新日:2010年6月2日
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東京外かく環状道路に関する要望(平成22年5月)
東京外かく環状道路に関する要望
東京外かく環状道路(関越道から東名高速間)(以下「外環本線」という。)の沿線区市は、平成22年5月28日、「東京外かく環状道路(関越道から東名高速間)に関する要望」を国土交通省(以下「国」)及び東京都(以下「都」)に提出しました。外環本線については、平成21年5月に事業化されましたが、10月には国から補正予算の高速道路事業に係る見直しが公表され、用地費等が執行停止となりました。その際、沿線区市は、適切な情報提供や「対応の方針」の確実な履行など5つの事項について、国及び都に要望書を提出しました。12月には国による事業の概要及び測量等の実施に関する説明会が開催され、測量・地質調査等に着手するなど事業の促進が図られているところです。平成22年4月には、国の高速道路に関する再検証結果として、会社施行方式への整備手法の見直しや直轄予算の配分等が公表されましたが、これまでの沿線区市への正式な説明が一切なく、報道により情報を得た状況です。
外環本線は、PI(パブリック・インボルブメント)の考え方に基づき、構想段階から、国、都、沿線区市及び沿線地域住民との話し合いによって、進められてきた事業であり、事業実施段階にあっても、この経緯を踏まえた国の誠実な対応が必要不可欠であります。また、外環本線は、高速自動車国道であることから、いかなる整備手法を採るにしても、国において財源を確保し、都と協力しながら「対応の方針」を確実に履行するなど、完成まで責任を持って整備すべきものです。
こうしたことから、沿線区市との信頼関係を崩すことなく、「対応の方針」の確実な履行など外環に関する3つの事項について確実に取り組むよう国及び都に要望書を提出しました。
(注)国及び都に提出した要望書の全文はダウンロードからご覧になれます。