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掲載開始日:2026年4月20日更新日:2026年4月20日
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令和8年度 市長コラム「手をつなぐ樹」(第483号)

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第483号 実り多き日々を
春4月、それぞれのスタート。
小学校の入学式。まことに可愛く微笑ましい。「ご入学おめでとうございます」と言うと、大合唱のように、「ありがとうございます」と応じてくれた。見事に声をそろえて。事前に練習したのだろうか。思わずこちらの頬も緩みがちになりながら、早く学校に馴染んでくれるようにと願うばかり。
中学1年生の表情には多少の緊張が見て取れた。あらゆる場面で自立を求められる今後の展開を予期して、期待と不安が交錯しているのだろう。ただ、彼らは小学校時代に遭遇したコロナ禍の渦中で、自らを律して辛い時期を乗り越えた経験を持つ。そのことを一つの自信として、今後難題が発生した際にも負けずに立ち向かってもらいたい。
大学の新入生は、騒然とする国際情勢下での入学となる。人類は今後の国際社会をどう構築していくべきか。その大命題に取り組むためには、複眼的思考を深めてもらいたい。政治、経済、文化、その他あらゆる観点からの分析なくして複雑に絡み合う国際関係を読み解くことはできない。
また現時点は、人類が人工知能を広範な用途に使いこなし始めたスタートラインとも言える。人類の進歩のために、彼らがそれを賢明に活用することを期待する。ただ同時に、未来永劫AIが完全には代替できない人情の機微などの人間固有の感性を磨くことにも積極的に取り組んでもらいたいと思う。
調布市長 長友貴樹
(市報ちょうふ 令和8年4月20日号掲載)