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掲載開始日:2024年6月7日更新日:2024年6月7日
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家庭でできるゼロカーボンアクション CO2排出ゼロの再エネ100%電気に注目!
めざそうCO2排出ゼロ「使う電気を再エネ100%でクリーンに」
電気を使う、CO2が出る、地球温暖化が進む
- 二酸化炭素(CO2)は地球温暖化の原因となる気体です。
- 家庭から出るCO2の約5割が電気の使用からです。
出典)温室効果ガスインベントリオフィス/全国地球温暖化防止活動推進センター(外部リンク)
再エネ100%電気を使う、CO2排出ゼロを目指す
- 発電方法(電源)で発生するCO2の量が違います。
- 日本の電気は、主に火力発電で作られています。天然ガス(LNG)の火力発電は、1単位(1kWh)発電すると、0.476kgものCO2を出します。
- 対して、再生可能エネルギー発電は、発電時にCO2を出しません。
実は、電気会社を切り替えるだけ
- 再エネ100%電気を使うには、細かい手続きは必要ありません。
電気の販売事業者が提供する再エネ100%電力プランへ切り替えるだけで再エネを利用できます。
再エネ100%電気会社の探し方
- 東京都が発行しているリーフレット「ご存知ですか?私たちが使う電気の環境性」(外部リンク)が参考になります。
- 14ページ、15ページがいろいろな電気メニューを提供している電気事業者です。その中から選ぶのは、
「再生可能エネルギー利用率」が100%に近い電気、
「CO2排出係数」が0.000に近い電気 - あとは、気になった電気事業者のホームページからお問い合わせください。
(コラム)1kWhってどのくらい?
- 1kWhは、消費電力1kWの家電を1時間(1h)使った時の電気使用量のこと
- 1kWh消費する目安
- ドライヤー(約1000W)を1時間使用
- エアコン(約500W)を2時間使用
- 冷蔵庫(約300W)を3時間使用
- 蛍光灯照明(約100W)を10時間使用
- 一般家庭の消費電力は1か月で約300kWh
- この約300kWhをすべてLNG火力で発電すると、
300(kWh)×0.476(kg-CO2/kWh)=142.8(kg-CO2) - この約300kWhをすべて再エネで発電すると、
300(kWh)×0.000(kg-CO2/kWh)=0(kg-CO2)
- つまり電気の切り替えだけで、1か月で142.8kg-CO2を削減することになります。これは、杉の木の年間CO2吸収量(14kg/本)のおよそ10本分です。
調布市役所も取り組んでいます 再エネ100%電力の利用
令和6年度の取組
- 公共施設46施設の電気を再エネ100%電力に切り替え
対象施設 |
年間電気使用量 |
CO2排出削減量 |
---|---|---|
市役所本庁舎、 小中学校校舎、 教育会館など 46施設 |
8,232千kWh/年 公共施設の |
3,762t-CO2 市の事務事業全体 |
令和3年度の取組
- 多摩川自然情報館において、屋根貸し事業で発電した電力を活用する「地産地消型の再生可能エネルギー100%(RE100)電力調達」を実施
- 一部公衆トイレ、佐須農の家等について、実質再エネ100%電力を導入