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ページ番号:1658
掲載開始日:2024年1月15日更新日:2024年3月14日
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乳がん検診を受けましょう
乳がんにかかる人が増えています
年々乳がんにかかる人は増えており、今は日本女性の9人に1人がかかるといわれています。
一方で、早期発見・早期治療により90パーセント以上の人が助かることがわかっています。
市では40歳以上の方を対象に次のとおり乳がん検診を行っています。
また、調布市の乳がん検診の予約は例年1月から6月が比較的とりやすい傾向です。
ぜひ、この機会に受診してください。
検診内容
質問、マンモグラフィ
検診受診までの流れ
対象者
40歳以上の女性(前年度未受診の方)
申込方法
市内の検診機関をご希望の場合
次の4つの市内の検診実施機関をご希望の場合は、電話またはファクスで住所、氏名、生年月日、年齢、電話番号、検診希望日(ファクスの場合のみ第3希望まで)を各申し込み先へご連絡ください。その際、「市の乳がん検診を受診したい」旨をお伝えください。
検診実施機関 | 所在地 | 検診日 | 定員(各月) | 申込方法 |
---|---|---|---|---|
調布病院 |
調布市下石原3-45-1(調布まっぷ)(外部リンク) 総合福祉センター横から送迎バスが出ています |
月曜日から金曜日までの午前・午後 土曜日の午前 |
150人 |
電話 042-484-2626 ファクス 042-481-0323 受付時間 月曜日から金曜日まで 午前9時から午後4時30分 土曜日 午前9時から正午30分まで |
飯野病院 | 調布市布田4-3-2(調布まっぷ)(外部リンク) 調布駅から徒歩1分 (東口よりすぐ) |
月曜日・火曜日・水曜日・金曜日・土曜日の午後 |
100人 |
電話 042-483-8811 受付時間 月曜日・火曜日・水曜日・金曜日・土曜日 午前9時から午後5時まで |
調布東山病院 | 調布市小島町2-32-17(調布まっぷ)(外部リンク) 調布駅から徒歩3分 |
月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・土曜日の午後 | 200人 | 電話 042-481-5515 ファクス 042-481-5514 受付時間 月曜日から土曜日まで 午前9時から午後4時30分まで |
東山ドック・健診クリニック ウェルピアザ仙川 |
月曜日から土曜日の午前 | 100人 | 電話 03-5384-7060 ファクス 03-5384-7061 受付時間 月曜日から土曜日まで 午前9時から午後4時30分まで |
東京都予防医学協会(新宿区)をご希望の場合
50歳以上の方を対象に、東京都予防医学協会(新宿区)での検診も行っています。ご希望の場合は、次の表をご覧いただき、申し込み期間中に健康推進課まで電話してください。予約後、受診日の2週間前に予防医学協会から問診票、案内等を送付します。詳しい受付時間も、この際にご案内します。市報にも掲載します。
東京都予防医学協会(新宿区)の所在地、検診日、申し込み期間、市報掲載
- 検診実施機関
財団法人東京都予防医学協会 - 所在地
東京都新宿区市谷砂土原町1-2(都営地下鉄・JR・東京メトロ市ヶ谷駅から徒歩5分) - 検診日
- 8月
申込期間 6月5日(水曜日)から28日(金曜日)まで
市報掲載 6月5日号 - 11月
申込期間 9月5日(木曜日)から30日(月曜日)まで
市報掲載 9月5日号 - 12月
申込期間 10月7日(月曜日)から10月31日(木曜日)まで
市報掲載 10月5日号
- 8月
受診方法
申し込み後、検診機関から受診日時と受診券が自宅に郵送されます。
検診当日、受診券と保険証をお持ちになり、検診機関を受診してください。
受診後、1500円を直接医療機関にお支払いください。
(生活保護受給世帯、又は中国残留邦人等支援世帯は無料です。受給者証をお持ちください。)
乳がん検診の無料対象者について
女性特有のがん対策として、以下の方へ乳がん検診無料クーポン券を6月末にお送りしています。この機会にご受診ください。
(注)クーポンが届く前に自費で検診を受診した方は、お手数ですが健康推進課までご連絡ください。
年齢 | 生年月日 |
---|---|
41歳 | 昭和58年4月2日から昭和59年4月1日まで |
ブレスト・アウェアネス 自分の胸に関心を持とう!
乳がんについて、東京都が作成したサイト「#女子けんこう部」(外部リンク)も参考にしてください。
現在、市の検診は国の指針に基づき、40歳以上が対象となっています。
その理由は、1.乳がんが40歳以上の方で急増するため、2.若い年代の方はマンモグラフィーで乳がんが見つけづらいためです。
1.乳がんは40歳以上で急増!
これは、2015年に乳がんと診断された人の年代別の数をグラフにしたものです。このグラフを見て分かるように、40歳代以上で乳がんにかかる人が急増しています。
画像をクリックすると、より大きい画像でご覧いただけます。
(JPG:53KB)
乳がん罹患者数推移(2015)
2.若いとマンモグラフィーで発見されにくい?
マンモグラフィーは胸のレントゲン写真です。しこりなどの病変を白く写して見つける方法ですが、乳房の中の組織である乳腺も白く写るため、病変との判別が難しくなります。若い年代の方は乳腺が発達していることが多く、マンモグラフィーで病変が見つけられなかったり、間違って乳腺を病変と診断してしまう可能性が高くなります。乳腺は加齢とともに脂肪に変化し、マンモグラフィーで病変を見つけやすくなるため、国は40歳以上の方にマンモグラフィーを推奨しています。若い年代の方や乳腺の密度が濃い方には、超音波エコー検査が推奨されています。
若い年代の人も注意!
では、若い年代の人は検診を受けられないので「何もしなくてもいいや!」でしょうか?
先ほどのグラフが示すように、20代、30代でも乳がんにかかる人はいます。年代関係なく、「自分もかかるかもしれない」という意識を持ち、注意が必要です。
具体的には、月1回、入浴時などに、自分の胸を定期的に見て・触って観察し、通常時の胸の状態を知っておくことが大切です。そうすることで、何か異変や違和感があった時に早期に発見でき、早期受診、早期治療につなげることができます。
胸を観察する時期は、月経終了後1週間くらいの、胸が張っていない時期が良いでしょう。このように「自分の胸を意識した生活習慣を身につける」ことを、「ブレスト・アウェアネス」といいます。
こんな症状に注意!
しこり、皮膚のへこみ、ひきつれ、乳房の左右差、乳頭からの分泌物、脇の下にぐりぐりしたものが触れるなど、「なにか変だな」と感じたら乳腺外科や外科などを受診しましょう。
また、以下の項目に当てはまる人は、当てはまらない人に比べて乳がんにかかりやすいことが分かっています。ブレスト・アウェアネスに加え、40歳を待たずにエコーによる検診を受けるなど、特に注意していただきたいです。
特に注意してほしい方
- 家族に乳がんになった人がいる
- 女性ホルモン剤を使用したことがある
- 乳腺疾患と診断されたことがある
- 初潮が12歳より早かった
- 出産や授乳経験がない など