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掲載開始日:2024年6月28日更新日:2024年6月28日
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第3回車いすバスケットボールChofuエキシビションマッチinむさプラ2024が開催される
第3回 車いすバスケットボールChofuエキシビションマッチinむさプラ2024
6月23日(日曜日)に武蔵野の森総合スポーツプラザのメインアリーナで、「第3回車いすバスケットボールChofuエキシビションマッチinむさプラ2024」を開催しました。
会場である武蔵野の森総合スポーツプラザは、東京2020パラリンピック競技大会でも車いすバスケットボールの競技会場となった場所です。そんな車いすバスケと繋がりの深い場所において、東京2020大会の感動や盛り上がりを大会のレガシーとして継続・発展させるべく本イベントを開催しました。
トップチーム4組の試合を観戦
車いすバスケットボールの国内トップチームにお集まりいただいたエキシビションマッチ。
第1試合「埼玉ライオンズ」vs「川崎WSC」の一戦では、男子選手ならではの力強いプレーが観客を惹きつけます。観客席には、それぞれのチームの応援グッズやユニフォームを着た方の姿もあり、試合が進むにつれ応援にも熱が入っていきます。ときに接触プレーなどで車いすが横転するも選手はなんのその。慣れた動作ですぐさま起き上がりボールを追いかける姿に拍手が沸き起こります。
第2試合「ELFIN」vs「Wing」は女子チーム対決。女子チームの出場は今年初めてで、男子選手に引けをとらないダイナミックなプレイに会場からは歓声が上がります。
この日、トークショーゲストとしてご来場いただいたWリーグ羽田ヴィッキーズの髙原春季選手も試合を観戦し、車いすとボールを同時にさばく技や、巧みな車いす操作でのコースどりなどに「すごい!」が止まらなかったそう。
各試合のハーフタイムには、調布市スポーツ協会所属のチアダンスチーム「WINDYS」と「M☆rettes」も登場!息の揃ったエネルギッシュなパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。
観客の方からは「一度試合を見てみたいと思っていたので見られてうれしい」、「テレビや映像で見る以上に迫力があった!」などと好評をいただきました。
〈Wリーグコラボ企画〉アスリートトークショー
第1試合と第2試合の間には、Wリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)とのコラボ企画ということで、バスケットボール選手の髙原 春季さん(Wリーグ・羽田ヴィッキーズ所属)とエキシビションマッチにも出場してくださった車いすバスケットボール選手の財満 いずみさん(埼玉ライオンズ/Wing所属)によるトークショーを開催。競技を始めたきっかけやご自身の思う競技の魅力、競技人生での思い出など様々なエピソードをお話いただきました。
髙原選手の、もともとテニスが大好きで熱心に取り組んでいたけれど、チームスポーツの魅力に惹かれてバスケットボールに打ち込むようになっていったという話には驚き。また、東京2020パラリンピックに出場した財満選手は、同じ武蔵野の森総合スポーツプラザで試合をした当時のことを振り返り、「当時は無観客開催だったけれど、こうして声援をいただけるようになってうれしい」と笑顔を浮かべました。
競技のことはもちろん、オフの時間についてもいろいろとお話を伺い、お二人からも観客席からも拍手や笑いが絶えない楽しい時間となりました。
車いすバスケットボール・車いすラグビーを体験
イベント中には、車いすバスケットボールと車いすラグビーの体験も開催。子どもから大人まで多くの方にご参加いただきました。
車いすバスケットボール体験では、男子日本代表の村上 直広選手と秋田 啓選手が代表の強化合宿から駆けつけてくださいました。
代表選手に直接教えてもらえる貴重な機会に、みなさん車いすを漕ぐ手にも力が入ります。小さいお子さんも一生懸命頑張っていましたよ。
パラリンピアンの島川 慎一選手が講師を務めた車いすラグビー体験では、バスケとはまた違った仕様の車いすに乗車。さらに、島川選手のタックルを実際に受けてみるタックル体験では、誰もがものすごく緊張の面持ち。タックルを受けた瞬間、大きな音とともに体が浮き上がり、びっくり仰天でみなさん笑っていました。
体験した方からは「もっと車いすバスケをやってみたくなった!」「難しかったけど楽しかった!」という声を多数いただきました。車いすバスケも車いすラグビーも、車いすに乗ることで障害の有無に関わらず競技をすることができるスポーツなので、今回の体験をきっかけに興味を持った方は、お近くで活動しているチームなど、ぜひ調べてみてください。
車いすバスケットボール女子日本代表応援ワークショップ
展示コーナーの一画では、パリ2024パラリンピック競技大会に出場する車いすバスケットボール女子日本代表への応援ワークショップを実施。来場者のみなさんから寄せ書きメッセージを集めました。
みなさんのエールがパリまで届きますように!
本イベントは一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟、武蔵野の森総合スポーツプラザと調布市が連携して実施しました。
調布市ではこれからも東京2020パラリンピック競技大会の開催を契機とした障害者スポーツの振興を図るとともに、共生社会の一層の充実に取り組んでまいります。