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掲載開始日:2023年12月26日更新日:2023年12月26日
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調布市障害者スポーツ体験会が開催される(12月17日)
調布市障害者スポーツ体験会を開催しました
12月17日(日曜日)に武蔵野の森総合スポーツプラザで「調布市障害者スポーツ体験会」を開催しました。
この事業は、東京2020パラリンピック競技大会の開催により高まったパラスポーツへの機運を継続させ、大会を契機とした障害者スポーツ振興を図り、共生社会の充実を目指し実施しています。
障害のある・なしにかかわらず誰でも楽しめる!をキャッチコピーとしており、当日は約150人の方にご来場いただき賑わいました。
車いすバスケットボール体験では、国内トップチーム「川崎WSC」でプレーするの齋藤尚徳選手と元日本代表でパラリンピアンの上村知佳選手が講師として参加してくださり、参加者へ直接指導してくれました。車いすの基本操作のレクチャーを受け、最後はシュートにチャレンジ!上半身のみの力でボールを飛ばすのは難しいですが、みなさん一生懸命トライしていましたよ。
ブラインドサッカー体験でも、現役選手で日本代表の辻一幸選手が講師として来てくださり、アイマスクをした状態でブラインドサッカー専用の鈴の入ったボールを使ってパスやシュートを行いました。友達同士で参加した小学生の子どもたちは、1人がアイマスクをし、もう1人がガイド役として声掛けをしたのですが、「そこそこ!そこだよ!」「そこってどこ!?」なんて会話が。目の見えない人には、どんな風に声を掛けると伝わりやすいのかも発見があったのではないでしょうか。
車いすバスケットボールやブラインドサッカーでは難しさを感じていただいた一方、調布市スポーツ推進委員会が担当したボッチャ体験や、東京都障害者スポーツ協会担当の風船を用いたシッティングバレーは、小さなお子さんでも参加しやすく大人気。家族連れの方は、お子さんとお父さんお母さんが声を掛け合ったり、相談したりしながら楽しんでいました。
また、FC東京普及部コーチによる体験コーナーでは、ウォーキングフットボール体験を昨年に引き続き行ったほか、新たにデフサッカー体験を実施しました。デフ(Deaf)とは英語で耳が聞こえないという意味で、デフサッカーは主に聴覚障害のある方が行うサッカーです。今回は2025年に東京で行われるデフスポーツの国際大会「デフリンピック」に向けた取組のひとつとして、聞こえる方にも耳栓とイヤーマフラーを着けて、デフサッカーを体験していただきました。声によるコミュニケーションが取れない中で、大きな身振りでサインを出したり、シュートを決めたときは手話で拍手(手首を回転させながらひらひらと動かします)をするなど、参加者の方には聞こえない状況を楽しみながら取り組んでいただきました。
体験プログラムのほか、展示ブースではパラアート作品展示や武蔵野の森総合スポーツプラザPRブース、東京2025世界陸上・デフリンピックのPRブースが出展。また、スタンプラリーも開催し、スタンプを集めていただいた方にはノベルティをプレゼントしました。用紙を片手に色々なブースを回っていただけたようでよかったです。
市では、引き続き様々な主体と連携し、障害者スポーツの振興や障害理解の促進、そしてスポーツの力により共生社会を育む取組を実施していきます。
共催
武蔵野の森総合スポーツプラザ
協力
- 公益社団法人調布市スポーツ協会
- 公益社団法人東京都障害者スポーツ協会
- 一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟
- 特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会
- FC東京
- 調布市スポーツ推進委員会