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掲載開始日:2024年1月31日更新日:2024年1月31日
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令和5年度東京都市町村ボッチャ大会が開催される
28自治体を代表する54チームが参加
令和6年1月27日(土曜日)、東京ドームスポーツセンター東久留米にて令和5年度東京都市町村ボッチャ大会が開催されました。
障害の有無や年齢・性別などにかかわらず、誰もが同じルールのもとで楽しむことができる競技として、東京2020大会をきっかけに知られるようになったボッチャ。この大会は、ボッチャを広く多摩地域で実施することで、東京2020大会の多摩地域全体におけるレガシーとして、パラスポーツも含めたインクルーシブスポーツの普及・啓発を図っていくことを目的に、令和元年度から多摩地域の市町村が連携して行っており、今年度が第3回目の開催となります。
注)令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止
今回は、多摩地域の28自治体から選出された54チーム総勢212人が参加しました。
各自治体の予選会を突破してきた代表チームとあって、どのチームも巧みなスローを連発!全16コートにて熱い戦いが繰り広げられます。
ときにシーンと静まり返るような真剣勝負は観客も緊張してしまうほどですが、相手のスーパーショットに「おお!うまい!」と拍手を送ったり、試合後には握手でお互いを称えあったりと、リスペクトを忘れない姿勢がみなさん素敵でした。
調布市からも2チームが出場
調布市からは令和5年11月26日(日曜日)に開催された「調布市パラスポーツ・ボッチャ交流会」で上位の成績を収めた「わくわくわらっぴー」と「調和SHC倶楽部」の2チームが出場しました。
さすがは調布市のボッチャ交流会で圧倒的強さを誇った2チーム。見事両チームとも決勝トーナメントに駒を進めます。
しかし、他自治体のチームも手強く、調和SHC倶楽部は決勝トーナメント1回戦で西東京市代表「にしんちゅ」に惜しくも敗戦。悔しい気持ちもあることと思いますが、「こういう大会に出られて、いい経験ができた」と話していました。
一方、「わくわくわらっぴー」は順調にトーナメントを勝ち進んでいきます。対戦した羽村市代表「羽村B」、東大和市代表「はぴねすまいる」、武蔵野市代表「kyorin Beleagures」、あきる野市代表「あきる野ボッチャ組」はいずれも強敵で、苦しい場面も何度かありましたが集中力と粘り強さで切り抜けます。
54チームの頂点は
決勝戦は、調布市代表「わくわくわらっぴー」と日野市代表「わいわいボッチャに夢中」の戦いとなりました。一投ごとに優勢劣勢が入れ替わるゲーム展開を、すでに試合を終えた他チームの方々がコートを囲んでじっと見守ります。
そして、静かに白熱した対戦の最後、歓声が上がったのは「わくわくわらっぴー」の逆転となる一投でした。これが決勝打となり、調布市代表の「わくわくわらっぴー」が優勝!54チームの頂点に輝きました。
- 優勝 調布市代表「わくわくわらっぴー」
- 準優勝 日野市代表「わいわいボッチャに夢中」
- 第3位 三鷹市代表「杏林大学一軍」
令和6年度の開催地は町田市
大会にご参加いただいた皆さん、また大会運営にご協力いただいた大会サポーターの皆さん、どうもありがとうございました。
来年の「東京都市町村ボッチャ大会」は町田市での開催が決定しています。ぜひまた来年の大会に向けて各地域で練習を頑張ってください。また、今までボッチャを体験したことのない方も、誰もが楽しめるインクルーシブスポーツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。調布市でもまた予選会を行う予定です。
市では、今後も様々な関係団体などと連携し、このような事業を開催することで、パラスポーツの振興と障害理解の促進、そしてスポーツの力による共生社会の充実を目指していきます。