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掲載開始日:2025年11月11日更新日:2025年11月11日
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令和7年度中学生広島平和派遣事業 ピースメッセンジャーの取組
ピースメッセンジャー2025の取組
市は、戦争体験者の高齢化などにより、若い世代に戦争体験を語り継ぐ機会が減少している中、次代を担う子どもたちに戦争の悲惨さや平和の大切さについて肌で学ぶ機会を設け、その成果を広く市民へ還元することを目指す中学生被爆地平和派遣事業を実施しています。令和7年度は被爆地広島への派遣や学習会などを通し、戦争・平和について学習します。
- 任命式・事前学習会(1)
- 防災行政無線による黙とうの呼びかけ収録
- 事前学習会(2)
- 長崎派遣1日目
- 長崎派遣2日目
- 長崎派遣3日目
- 事後学習会(1)
- 事後学習会(2)
- 事後学習会(3)
- 調布市制70周年式典 平和メッセージ発表
任命式・事前学習会(1)(令和7年7月6日(日曜日))
市内在住・在学の中学生が市民の代表「ちょうふピースメッセンジャー」として任命されました。任命式の後、これからの活動に向けて事前学習会を行いました。事前学習会では、親睦を深めるためのワークを行い、今の自分の想いをメッセージボードに書き込みました。


防災行政無線による黙とうの呼びかけ収録
希望者を募り、防災行政無線による、黙とうの呼びかけの収録を行いました。放送日は次のとおりです。
- 8月6日(水曜日)午前8時15分 (注)放送済み
- 8月9日(土曜日)午前11時2分 (注)放送済み
- 8月15日(金曜日)正午 (注)放送済み
- 3月10日(火曜日)午後2時

事前学習会(2)(令和7年7月27日(日曜日))
学習会・意見交換会
過去にピースメッセンジャーに任命され、活動している先輩ピースメッセンジャーである「ちょうふピース部」との学習会や意見交換会など交流をしました。



広島派遣1日目(令和7年8月5日(火曜日))
広島市役所旧庁舎の見学
広島市役所旧庁舎では、広島市の復興の様子や被爆者救護運動に心血に注がれた人々の苦労の跡をはじめとする、戦前・戦後の庁舎の姿を写真や模型等を見学できます。
ピースメッセンジャーたちは、被爆された方の証言ビデオや、当時の状況を示す展示物を見学し、原爆の恐ろしさを学びました。


平和記念公園ガイド付き見学
ガイドの方に説明していただきながら、平和記念公園周辺を見学しました。また、市内の中学校や市民の方にご協力いただきました折り鶴を千羽鶴にし、ピースメッセンジャーが皆様の平和への想いをのせて平和公園に献納しました。
見学箇所:原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)、死没者原爆ドーム、被爆アオギリ、平和の鐘など



広島平和記念資料館の見学
「8月6日の惨状」「放射線による被害」「魂の叫び」「生きる」の4つのコーナーを見学しました。1945年8月6日に広島で何が起こったか、そして原爆により人々の生活がどのように変化したのかについて学びました。


広島派遣2日目(令和7年8月6日(水曜日))
ヒロシマ平和学習受入プログラムへの参列
広島市市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式への参列
原爆犠牲者の霊を慰め、世界の恒久平和を祈念することを目的として挙行される「広島市市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に参加しました。平和記念公園で参列し、原爆で亡くなった方々にむけて哀悼の意を表すと同時に、恒久平和の実現を祈りました。

第1回全国こども平和サミットへの参加
全国の青少年が集まり、被爆体験者講話や朗読の聴講や各自治体の平和への取組発表を拝見しました。
被爆の実相を学ぶだけでなく、各地域で行っている戦争の悲惨さを伝える取組を知ることで、ピースメッセンジャーたちは、これからどのように平和を発信していくか考えるきっかけとなりました。


第1回全国平和学習の集いへの参加
全国の自治体から参加している青少年と戦争・平和に関するディスカッションを行いました。
ピースメッセンジャーたちは、積極的に発言し、全国の青少年と交流を図りました。




ミーティング
1日目・2日目の振り返りとともに、戦後80年の平和への誓いをそれぞれ考え、発表しました。戦争経験者が減少してきている中で、若い世代が戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えていくために、ピースメッセンジャーとして何ができるかを考えました。


広島派遣3日目(令和7年8月7日(木曜日))
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の見学
原爆で亡くなられた方の名簿や写真、体験記を拝見しました。ピースメッセンジャーたちは、原爆で多くの方が亡くなった事実を実際に自分の目で見て理解し、二度とこのようなことが起こってはいけないと改めて感じました。


本川小学校の見学
爆心地から410メートルで被爆し、現在は被爆の実相を後世に伝えるために平和記念資料館として開館している本川小学校を見学しました。原爆の被害を受けた校舎の一部がそのまま保存されており、戦争の悲惨さを肌で感じました。



事後学習会(1)(令和7年8月12日(火曜日))
ピースメッセンジャーとして平和への想いを発信していくため、オンラインで広島派遣を振り返りました。主に派遣に参加して学んだことや感じたことをお互いに共有しました。

事後学習会(2)(令和7年9月7日(日曜日))
派遣後の気持ちの変化や感じたことをメッセージボードに記入しました。また、調布市遺族厚生会の方との交流を行いました。午後は、調布市制施行70周年式典でピースメッセンジャーが発表する「平和メッセージ」の原稿作成に取り組みました。
調布市遺族厚生会は、戦没者の遺家族で構成される団体で、平和祈念祭や研修会を開催する等、様々な活動や情報交換を行う中で、お互いに助け合いながら、親睦を深める活動を行っています。交流会では、調布市遺族厚生会の方に、調布市で実際に体験された戦時中の様子等をお話しいただきました。ピースメッセンジャーは、自分たちが住んでいる土地で戦争があり、辛い思いをしてきた方がいることを学び、今まで以上に戦争の悲惨さについて自分事に感じることができました。
調布市では、戦争などで亡くなられた方々への追悼の念と、今日の平和が永遠に続くことを願い、例年11月上旬頃に、調布市遺族厚生会と共催で平和祈念祭を実施しており、この平和祈念祭の実施にあわせて、ピースメッセンジャーの展示も行っています。


事後学習会(3)(令和7年10月7日(日曜日))
12月14日(日曜日)に実施する報告会に向けての準備を行いました。また、調布市制施行70周年記念式典で発表する「平和メッセージ」のリハーサルを行いました。


調布市制施行70周年記念式典での平和メッセージ発表(令和7年10月26日(日曜日))
10月26日(日曜日)に実施しました調布市制施行70周年式典にて、ピースメッセンジャーが平和メッセージ発表を発表しました。ピースメッセンジャーたちは、これからの平和な世の中に向けてのメッセージを多くの方々の前で発表しました。

