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ページ番号:5612
掲載開始日:2020年12月15日更新日:2020年12月15日
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市庁舎免震改修工事完了
市庁舎は、市民サービスなど市の様々な業務の拠点であるとともに、災害発生時には防災上の拠点となる重要な建物です。平成23年に発生した東日本大震災の際、建物に被害を受けたことから、喫緊の課題として耐震性の確保に向けた取組を進め、平成30年6月から免震改修工事に着手し令和2年5月に完了しました。
免震改修工事により、震度6強から7クラスの大地震発生時においても、人命の安全を確保するとともに、その後も市役所機能を維持できる耐震性能を確保しました。
工事中は、来庁者の皆様に御迷惑をお掛けしました。これまで御協力いただき、ありがとうございました。
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市庁舎免震改修工事
- 契約年月日
平成30年6月25日 - 履行期限
令和2年6月15日 - 工事完了日
令和2年5月28日 - 契約金額
2,443,187,000円 - 請負者
鹿島建設株式会社東京土木支店
免震改修工事とは
建物の基礎や柱などに積層ゴムなどの免震装置を設置し、地震の揺れを上部構造に伝えにくくする工事です。
工事内容
- 免震
免震装置の設置
1階柱頭に免震積層ゴムを設置しました。その他、オイルダンパーなどを設置しました。
- 補強・連結
躯体補強工事
柱や壁の補強工事やエレベーター棟と庁舎棟の連結などを行いました。
- 分離
免震エキスパンション・ジョイント設置
既に耐震化が済んでいる議場棟と庁舎棟との間に、建物のクリアランス((注)1)を確保するため、免震エキスパンション・ジョイント((注)2)を設置しました。
(注)1:地震発生時、揺れによって市庁舎と議会棟がぶつからないための隔離距離
(注)2:建物間の隙間を埋めるための特殊な金具
免震装置の設置場所
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今後について
市庁舎については、今後30年程度の使用を見据え、長寿命化を図るため、外壁、防水、設備等の改修など、必要となる維持保全を計画的に行っていきます。
また、来庁者の利便性向上のため、内装のリニューアルなど、快適な空間づくりに努めていきます。
関連動画
調布市動画ライブラリー(テレビ広報ちょうふ令和2年8月20日号)「市庁舎免震改修工事終了」(youtubeサイトへ)(外部リンク)