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ページ番号:15699
掲載開始日:2025年9月26日更新日:2025年9月26日
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自然流下化事業による仙川汚水中継ポンプ場の運転停止
下水道管の建設(自然流下化事業)により仙川汚水中継ポンプ場の運転を停止しました
緑ケ丘地区は、周辺よりも地形が低くなっていることから、昭和52(1977)年度に仙川沿いに汚水中継ポンプ場を設置し、汚水をポンプで圧送して下水道幹線へ送水してきましたが、令和3年度から令和6年度にかけて、シールドマシンを用いて下水道管を新設し、ポンプ場を介さず汚水を流すよう工事(自然流下化事業)を行い、令和7年1月末から自然流下に切り替えることで、市内に唯一あったポンプ場の停止を実現しました。
自然流下化のメリット
停電によるポンプ場停止リスクの解消
地震や台風といった災害時の停電による、ポンプ場の機能不全リスクを解消しました。
維持管理費の削減
有人でのポンプ場の維持管理が不要となり、年間約5000万円の費用を削減できます。
CO2削減
ポンプ場の稼働により年間約5万kgのCO2を削減できました。(サッカーボール500万個分の体積、約17世帯分)
自然流下化事業の工事概要
- 工事期間 令和3年度から令和6年度
- 総事業費 約24億8500万円
- 経費削減効果 年間約5000万円
- 工事区間 (下水道管の敷設箇所)
- 自然流下化工事のイメージ(断面図)
工事にあたって近隣の皆様には多大なるご迷惑・ご不便をおかけいたしました。皆様のご理解・ご協力により、災害リスクの軽減及び地域の環境改善に向けて大きな一歩を踏み出すことができました。
今後とも、調布市の環境改善に向けた取り組みにご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。