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掲載開始日:2024年7月2日更新日:2024年9月9日
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感染症対策について
近年、年間を通してさまざまな感染症が流行しています。
感染症の予防、拡大防止のために、こまめな手洗いや咳エチケット等の基本的な感染防止対策に努めるとともに、日頃から感染症に負けない体づくりを心がけましょう。
感染症を防ぐ生活習慣
こまめな手洗い・うがい、咳エチケット
手洗い・うがい
手洗いは、感染症予防の基本となります。
手の汚れを落とすことにより、細菌やウイルスを趣旨からはがれやすくする効果がありますので丁寧に手洗いをしましょう。
また、のどからの菌の侵入を防ぐために、外から帰ったらうがいをする習慣をつけましょう。
咳エチケット(マスク着用)
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめとして、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症は数多くあります。「咳エチケット」は、これらの感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。
特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践することが重要です。
換気
換気をすることでウイルスの滞留を防ぐことができます。ウイルスの飛散による空気感染をできるだけ抑制するためにも、こまめな空気の入れ替えは大切です。
夏場は室内の温度が外気温より高くなりやすいため、熱中症対策としてエアコンや扇風機などの家電を利用しながら換気をしてください。冬場はカーテンを閉めた状態で換気をするなどの工夫を行うと、換気中でも室温が下がりにくくなります。
また、湿度が低い日はウイルスが活性化しやすいため、加湿器を併用して空気の入れ替えを行うのもポイントです。
バランスのよい食事
病気にかかりにくい体をつくるために、食生活面から免疫力を高めましょう。
免疫力を高める食生活のポイント
- 主食・主菜・副菜をそろえた食事
- 規則正しい食事
- よく噛んでゆっくり食べる
- 腸内環境を整える食品を取り入れる
- 免疫力を高める食品を取り入れる
休養
日々の生活において、十分な睡眠による休養は心身の健康に欠かせません。
私たちは人生の約3分の1を眠って過ごします。より良い睡眠には適正な睡眠時間に加え、睡眠休養感(睡眠で休養が取れている感覚)を得ることが大切です。
成人
- 6時間以上を目安として、必要な睡眠時間を確保しましょう。
- 食生活や運動の生活習慣や寝室の睡眠環境を見直して、「睡眠休養感」を高めましょう。
子ども
- 小学生は9時間から12時間、中学・高校生は8時間から10時間の睡眠を確保しましょう。
- 朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり摂り、日中は運動をして、夜更かしの習慣化を避けましょう。
高齢者
- 床上時間が8時間以上にならないことを目安に、睡眠時間を確保しましょう。
- 食生活や運動等の生活習慣や寝室の睡眠環境等を見直して、「睡眠休養感」を高めましょう。
健康づくりのための睡眠ガイド2023(厚生労働省)(外部リンク)
口腔ケア
口腔ケアとは、歯磨きなどで口の中を清潔に保つ習慣のことです。
口の中にある粘膜は、ウイルスなどの侵入を防ぐ役割をしています。口の中には、細菌がたくさんおり、身体を守る働きをする常在細菌の他に悪さをする細菌もいます。口腔ケアにより、この悪さをする細菌やウイルスを減らすことで、免疫が十分に働くことができるようになります。
口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連(厚生労働省)(外部リンク)
予防接種(かかりつけ医と相談)
予防接種とは、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。ワクチンを接種した方が病気にかかることを予防したり、人に感染させてしまうことで社会に病気がまん延してしまうのを防ぐことを主な目的としています。また、病気にかかったとしても、ワクチンを接種していた方は重い症状になることを防げる場合があります。