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ページ番号:4737
掲載開始日:2021年4月13日更新日:2021年4月13日
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調布市井上欣一社会福祉事業基金
「調布市井上欣一社会福祉事業基金」について
調布市は、平成29年に井上欣一氏から恵まれない子どもたち、高齢者、障害者の方への恩恵が生まれることを目的とされた多大なご遺贈(市庁舎及び文化会館たづくりの一部用地)をいただきました。
井上氏のご遺贈や想いを従前の「調布市社会福祉事業基金」に反映し、子どもに関する福祉事業にも拡充するなど基金の充実を図るため、「調布市井上欣一社会福祉事業基金」としてリニューアルしました。
基金へいただいたご寄附は、子ども、高齢者や障害者に関する社会福祉事業などに活用し、広く調布市の福祉の向上に役立ててまいります。
活用事業について
福祉を必要とする子ども、障害者又は高齢者等に関する福祉事業又は施設整備事業等に活用します。
活用事業例
- 障害児(者)医療的ケア体制支援事業
医療的ケアが必要な障害児(者)への支援のため、看護職を障害福祉課に配置します。 - 重症心身障害児(者)在宅レスパイト事業
重症心身障害児(者)の在宅ケアを訪問看護師が一定時間代替し、家族の休養を図ります。 - 福祉人材育成事業運営費への補助
医療的ケア支援の資格研修を福祉人材センターで実施します。 - 障害児(者)フットサル事業
障害児(者)のフットサル教室を実施し、スポーツの楽しみやコミュニケーション能力を育む環境を提供します。 - 特別養護老人ホーム建設への補助
- 地域共生推進ふれあい商店等補助事業
パラリンピックの開催を契機として、障害のある方にも暮らしやすく利用しやすい街づくりを推進することを目的に、市内の商店等がバリアフリー化のために行う改修工事や備品等の購入にかかった費用の一部を補助します。
今後とも、基金については、福祉サービスの充実や施設整備に活用するなど、市民福祉の向上に努めてまいります。
皆様のやさしさとぬくもりあふれる温かなご寄附をお待ちしております。
井上欣一氏の主な経歴
井上欣一氏は、市議会議員や市収入役、社会福祉協議会会長などの要職を歴任され、調布市の発展や市民福祉の増進に多大なご貢献をいただいております。
これまでの活用実績
地域共生推進ふれあい商店等補助事業
パラリンピックの開催を契機として、障害のある方にも暮らしやすく利用しやすい街づくりを推進することを目的に、市内の商店等がバリアフリー化のために行う改修工事や備品等の購入にかかった費用の一部を補助することに活用しました。
レジ横のコミュニケーションボードの購入
出入口の階段に手すりの設置
出入口に折り畳み式のスロープの設置
FC東京あおぞらサッカースクールin調布
主に知的・発達障害のある方を対象にしたFC東京主催のサッカースクールです。FC東京のコーチに指導してもらえるスクールを実施しています。市は運営に係る費用に対し補助金を交付しました。
- 子どもの声 屋外でボールを蹴ってみんなと楽しくサッカーできて嬉しかった。
- 保護者の声 継続した運動の機会をもつことができて有難いです。
毎年人気のスクールで、次年度の応募時期について早くから問い合わせがあります。
重度重複障害者グループホームみつばち
重度の身体障害(肢体不自由)と重度の知的障害が重複した方が地域で生活するグループホームです。社会福祉法人調布市社会福祉事業団が設立、運営しており、市は建設にあたって補助金を交付しました。
関連動画
調布市動画ライブラリー(テレビ広報ちょうふ平成30年5月20日号)「福祉に関する基金の寄附について」(youtubeサイトへ)(外部リンク)
寄附金の税額控除
自治体に対して寄附をすると、寄附金額のうち2千円を超える部分について、一定の上限まで、原則として所得税・個人住民税から控除されます。
寄附金税額控除の適用を受けるためには、確定申告もしくは市民税・都民税申告を行うか、ワンストップ特例制度の申請が必要となります。
詳細については、次のページをご参照ください。