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ページ番号:1194
掲載開始日:2018年11月28日更新日:2018年11月28日
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調布市公立保育園の食事
保育園に通う乳幼児は、心身共に成長が著しい時期であり、食事はとても大切なものです。
調布市公立保育園では、園児達のより良い発達を目指し、食育目標を「食を大切にする心を育み楽しく食事をする」、年間目標を「出来るだけ多くの食品を経験する」としています。また、この目標を元に、以下の事を大切にしながら食事の提供をしています。
本物の味・自然の味を伝える
本物のだしを使用
だしは削り節・昆布・干し椎茸・鶏骨・豚骨などを使用しています。
手作りを心がける
- ハンバーグ、コロッケ、焼売、餃子などもすべて手作りしています。
- シチュー、カレー、グラタンのルーは、バター・油・小麦粉でじっくり炒めて手作りしています。
- サラダのドレッシングは、酢・油・塩・りんご・しょうゆなどを工夫して手作りしています。
- おやつも手作りしています。(肉まん、スイートポテト、うどんなど)
手作りカレー肉まん・手作りピザ
うす味、様々な食材を取入れた献立を心がける
乳幼児期は味覚を覚える時期です。だしをしっかりと効かせ素材を活かした調理を行っています。
また食の経験を豊かに出来る様、旬の食材を多く使用しています。
和食の献立を多く取入れる
だしをたっぷりと使い、米食を中心とした献立を大切にしています。また海藻類や豆類、根菜類などの食品を多く使用しています。
幼児食
(献立名)
お昼 栗おこわ、さんまの当座煮
菊花和え、星麩の吸い物
おやつ じゃが丸くん
(献立名)
お昼 オクラ納豆ごはん、イカの照り焼き
カラフルサラダ、なすの味噌汁
食事の楽しさを伝える
行事食を予定
子ども達が楽しみとなるよう、毎月の誕生会やクリスマス会、節分、ひなまつりなどに行事食を予定しています。
一緒に食べる喜びを大切にする
子ども達にとって、人と食事の美味しさや楽しさを共有する事は、大切な経験です。日々の食事の中で、人と一緒に食事をすることを楽しめる環境作りに配慮しています。また幼児クラスでは、毎月の誕生会は3・4・5歳児クラスで会食しています。
好きなものを増やす
まだ初めて出会う食材の多い子ども達。好きな食材がゆっくりと増やせるように、個人差を大切に
しながら無理強いせず、食べられた喜びを共有できるよう配慮しています。また、保育園では2週間サイクル献立になっています。一度ではなかなか受け入れにくい食材も回数を重ねて経験できることで、好きなものを増やせるよう配慮しています。
行事食
(献立名)
お昼 カレーナンピザ、マセドアンサラダ
白いんげんのトマトスープ、オレンジジュース
おやつ こむすびまん
(献立名)
お昼 手巻き寿司、具だくさん豚汁
フルーツカップ
おやつ フルーツタルト
健康で元気な体を作る
生活リズムを作る
乳幼児期は健康的な生活リズム作るのに大事な時期です。保育園でもリズムを大切に次の表の時間で食事の提供をしています。
乳児水分補給 | 午前9時30分 |
---|---|
昼食 | 午前11時ごろ |
おやつ | 午後3時ごろ |
延長水分補給 | 午後6時ごろ |
発育に必要な栄養を補給する
保育園では0歳児から6歳児まで、子どもの成長に合わせて食事を提供しています。給与目標値については、体重と身長から算出して設定しています。また、目標値については春と秋に見直をしています。
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | カルシウム | 鉄分 | |
---|---|---|---|---|---|
乳児 | 509キロカロリー | 13グラムから25グラムまで | 11グラムから17グラムまで | 225ミリグラム | 2.3ミリグラム |
幼児 | 568キロカロリー | 14グラムから28グラムまで | 13グラムから19グラムまで | 270ミリグラム | 2.8ミリグラム |
離乳食(5.6カ月頃・7.8カ月頃)
食文化・マナーを身につける
発達に合った食具を使用
日々の食事の中で、献立や発達に合わせて食具(スプーンや箸など)を準備したり、スプーンや箸の使い方を身につけられるよう支援しています。
食事のマナーを身につける
食事の挨拶や姿勢など、気持ちよく食事をする為のマナー を身につけられるよう配慮しています。
旬や文化を体験できる献立を心がける
旬の食材を多く使用しています。また行事食や郷土料理を通じ、文化を伝えられるように配慮しています。
食の安全を守る
できるだけ国産のものを使用
使用する食材は、国産の食材を中心に使用しています。また、食材については安全性を確認したもののみ使用しています。
添加物は出来るだけ少なく
- 化学調味料は使いません。だしは自然のものを使用します。
- ハムやベーコン、ウィンナー、竹輪、かまぼこ等は、出来るだけ無添加のものを使うよう心がけています。
安全な洗剤を使用
食器や調理器具の洗浄には「粉せっけん」を使用しています。
衛生に配慮して調理
子ども達の安全を守る為、衛生には十分配慮し調理して食事を提供しています。
放射性物質の測定を実施
使用食材の安全性を確保する為、定期的に給食に使用する主な食材の放射性物質の測定を実施しています。また、産地の公表と共に結果については次のホームページにて公表しています。
食を大切にする心を育む
野菜の栽培
幼児クラスになると野菜の栽培をします。野菜の栽培を通し、いのちの大さや、不思議さ、感謝の心を大切にします。
給食のお手伝い
幼児クラスを中心に、絹さやのすじ取りやとうもろこしの皮むきなどをします。調理に参加することで、食への興味を高めたり、感謝の心を育みます。
給食調理者と触れ合う
給食を調理している栄養士や調理師は、毎日、子ども達のクラスを回っています。子ども達の喫食状況を知ると共に、子ども達との触れ合いの中で、調理する人との関わりの中から、食への興味・関心を高められるよう配慮しています。
家庭と共に
この時期の子どもの食事は、家庭との連携が大切な時期です。保育園の食事への理解を深めていただく為に、次のことを実施しています。
食事見本を展示
毎日、給食室の棚に見本(4才児1食分)を展示してあります。献立と共に食事の量や内容を実際の給食で見てもらいます。(夏季の暑い時期には、写真サンプルで実施しています。)
試食会を実施
年に一度、保護者の方に食事の試食会があります。実際に食事を食べていただけると共に、子ども達の食事の様子をご覧いただける機会を作っています。
個別対応食
個別対応が必要な園児には、医師の指示書を元に面談を行い対応をしています。