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掲載開始日:2021年10月4日更新日:2021年10月4日
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キキクル(大雨・洪水等の危険度分布)
キキクル(大雨・洪水等の危険度分布)について
キキクル(危険度分布)とは
気象庁では、自治体による避難情報の発令判断や住民の自発的な避難を促すための判断材料として活用できるよう、大雨による浸水や洪水、土砂災害の発生危険度の高まりを5段階で色分けし、地図上にリアルタイムで表示しています。
キキクルは災害ごと3つに分類されます。
- 大雨警報(浸水害)の危険度分布 浸水キキクル
- 洪水警報の危険度分布 洪水キキクル
- 大雨警報(土砂災害)の危険度分布 土砂キキクル
キキクルは気象庁ホームページ(外部リンク)からご確認いただけます。
浸水キキクル
浸水キキクル(大雨警報(浸水害)の危険度分布)では、1時間先までの雨量予測を用いた表面雨量指数の予測値が大雨警報(浸水害)等の基準に到達したかどうかを地図上に5段階で色分けして表示しています。
これにより、大雨警報(浸水害)等が発表されたときに、実際にどこで浸水害発生の危険度が高まっているのかが一目で確認できます。
洪水キキクル
洪水キキクル(洪水警報の危険度分布)では、大雨による中小河川(水位周知河川及びその他河川)の洪水災害発生の危険度の高まりを5段階に色分けして地図上に表示しています。
危険度の判定には3時間先までの流域雨量指数の予測値を用いており、中小河川の特徴である急激な増水による危険度の高まりを事前に確認することができます。
土砂キキクル
土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)では、大雨による土砂災害発生の危険度の高まりを、地図上で1キロメートル四方の領域(メッシュ)ごとに5段階に色分けして表示しています。
常時10分毎に更新しており、大雨警報(土砂災害)や土砂災害警戒情報等が発表されたときには、土砂キキクルにより、どこで危険度が高まっているかを把握することができます。
特に「極めて危険」(濃い紫色)が出現した場合、土砂災害警戒区域等では、過去の重大な土砂災害発生時に匹敵する極めて危険な状況となっており、命に危険が及ぶような土砂災害がすでに発生していてもおかしくありません。
土砂災害警戒区域等にお住まいの方々は、可能な限り早めの避難を心がけていただき、高齢者等の方は遅くとも「警戒」(赤色 警報基準に達すると予想)が出現した時点で、一般の方は遅くとも「非常に危険」(うす紫色 土砂災害警戒情報基準に達すると予想)が出現した時点で、速やかに危険な場所からの避難を開始し、「極めて危険」(濃い紫色)に変わるまでに避難を完了しておく必要があります。