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ページ番号:1882
掲載開始日:2014年12月22日更新日:2014年12月22日
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食物アレルギーによる児童の死亡事故から1年を振り返って
1年前の平成24年12月20日(木曜日)に、調布市立富士見台小学校の第5学年の児童が、給食を食べた後に体調不良を訴え、搬送先の病院で、アナフィラキシーショックの疑いでお亡くなりになるという事故が発生いたしました。
この間、調布市教育委員会は、児童の尊い命を無駄にせず、アレルギーをもつ多くの子どもたちや保護者の安心につながるような施策を作り上げるべく、医師や弁護士、学校関係者、保護者など多くの方々の協力を得ながら事故の再発防止についての検討を進め、11月には事故の再発防止に向けた取組方針を策定し、現在、事故防止、緊急対応、その他給食指導や研修体制を柱にさまざまな取組を進めております。
また、事故を風化させないために、毎年12月を調布市「いのちと心の教育」月間と位置づけ、市立小・中学校において、自他の生命(いのち)を大切にしたり、一人一人の違いを認め合う道徳の授業の充実を図ることや児童・生徒が食物アレルギーについて正しく理解し、食物アレルギーのある児童・生徒も他の児童・生徒と同じように楽しく給食の時間を過ごすことができるよう、豊かな心と健やかな体をはぐくむ教育活動の充実に取り組んでおります。
調布市教育委員会は、今後とも、こうした取組を継続するとともに、保護者や関係機関と連携・協力しながら事故の再発防止に向けて、最善を尽くしてまいります。
平成25年12月20日
調布市教育委員会