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ページ番号:15728
掲載開始日:2025年10月31日更新日:2025年10月31日
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踏切の現状
調布市内には現在16箇所の踏切が存在しています。その内、市の東部に位置するつつじヶ丘駅及び柴崎駅周辺には、いまだ「開かずの踏切」が5箇所存在しています。これらの地域では慢性的な交通渋滞が発生しており、日常生活に多大な影響を及ぼしています。
(参考)
開かずの踏切:ピーク時間遮断時間が40分/時以上の踏切
「京王電鉄京王線つつじヶ丘駅・柴崎駅周辺地区踏切位置図」(PDF:841KB)
踏切の遮断時間
つつじヶ丘駅及び柴崎駅周辺の踏切5箇所は、「開かずの踏切」です。
(ピーク時踏切遮断時間)
- 仙川2号踏切:52分
- つつじヶ丘1号踏切:54分
- つつじヶ丘4号踏切:44分
- つつじヶ丘5号踏切:47分
- 柴崎3号踏切:48分
(参考)
各踏切の遮断時間:踏切道安全通行カルテより抜粋
歩行者の踏切交通遮断量
つつじヶ丘5号踏切は、「歩行者ボトルネック踏切」です。
(踏切歩行者等交通遮断量)
=歩行者交通量×踏切遮断時間
つつじヶ丘5号踏切:146,825(人・時間/日)
(参考)
歩行者ボトルネック踏切:
一日当たりの踏切自動車交通遮断量と踏切歩行者等交通遮断量の和が5万以上かつ一日当たりの踏切歩行者等交通遮断量が2万以上になる踏切
つつじヶ丘5号踏切の踏切歩行者交通遮断量:踏切道安全通行カルテより抜粋
地域課題
つつじヶ丘5号踏切は「地域課題踏切」です。
踏切内の誘導表示が未整備であり、視覚障がい者の安全な通行に支障をきたしています。
(参考)
地域課題踏切
踏切道における交通量、事故の発生状況、踏切道の構造、地域の実情その他の事情を考慮して、踏切道の改良による事故の防止又は交通の円滑化の必要性が特に高いと認められるもの
踏切道改良促進法に基づく指定
踏切道改良促進法(昭和36年法律第195号)第3条第1項の規定により、令和3年4月13日に、つつじヶ丘駅及び柴崎駅周辺の踏切5箇所が「改良すべき踏切道」に指定されました。「改良すべき踏切道」は、踏切道における交通量、踏切事故の発生状況その他事情を考慮し、課題のある踏切について、法に基づき国土交通大臣が指定します。
調布市は令和7年度末までに「地方踏切道改良計画」を作成し、国土交通大臣へ提出を予定しています。
国土交通大臣による視察
つつじヶ丘5号踏切において国土交通大臣による視察が行われました。