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ページ番号:13830
掲載開始日:2025年10月31日更新日:2025年10月31日
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開かずの踏切解消に向けた取組
京王電鉄京王線(つつじヶ丘駅・柴崎駅周辺地区)開かずの踏切解消促進協議会を設立しました
つつじヶ丘駅・柴崎駅周辺の開かずの踏切解消の早期実現を目指し、あわせて鉄道沿線のまちづくりを促進していくことを目的として、地域住民、市議会、市が一体となった京王電鉄京王線(つつじヶ丘駅・柴崎駅周辺地区)開かずの踏切解消促進協議会を令和7年1月21日に設立しました。
設立総会には、地元選出の衆議院議員、参議院議員、東京都議会議員、東京都、京王電鉄株式会社を来賓に迎え、多くの地元住民の皆さま、調布市議会議員の皆さま、調布市職員が出席し、今後の要請活動等における大会決議が行われるなど、盛会となりました。
今後、協議会は、国、東京都及び鉄道事業者等関係機関へ事業実現に向けた要請等の活動を行っていきます。

長友市長の挨拶の様子

設立総会会場の様子
発起人あいさつ
調布市長の長友でございます。
調布市は、昭和30年4月、当時の調布町と神代町の合併により誕生し、本年4月に、市制施行70周年という記念すべき節目を迎えます。
この節目の年に、令和7年度は、調布駅付近の連続立体交差事業と連動する中心市街地の基盤整備の核となる鉄道敷地及び調布駅前広場の工事が、一部を除いていよいよ完了する予定です。
一方で、市の東部に位置するつつじヶ丘駅及び柴崎駅周辺には、いまだ開かずの踏切が5箇所存在しています。これらの地域では、慢性的な交通渋滞が発生しており、市民の日常生活に多大な影響を及ぼしています。
また、つつじヶ丘駅及び柴崎駅の中間を南北に通る調布都市計画道路3・4・9号線は、開かずの踏切の迂回路として通過する車両が多い中、京王線との交差部である清水架道橋がボトルネック状態となっており、児童・生徒の安全確保が喫緊の課題となるなど、地域の交通環境の改善に向けた課題が山積しています。
こうした中、市は、令和4年度から京王線の連続立体交差事業調査を実施して参りました。あわせて、学識経験者や関係機関等を交えた検討会において、踏切道改良方法の比較検討を行う中で、鉄道の連続立体交差化の検討を進めてきました。令和6年3月には、当該区間の抜本的な踏切対策としては、連続立体交差事業が望ましいとの中間報告をとりまとめました。
今後、開かずの踏切解消に向けた連続立体交差事業を実現するためには、関係機関である国や東京都、鉄道事業者と協議・調整を図りながら、地域住民、調布市議会、調布市が一体となって、関係機関に対する要望や地域の機運醸成に向けた取組を推進することが必要です。
こうした考えの下、地域住民の皆様、井上議長、内藤副議長をはじめとする調布市議会議員の皆様とともに、つつじヶ丘駅・柴崎駅周辺の開かずの踏切解消の早期実現を目指し、あわせて鉄道沿線のまちづくりを促進していくため、本協議会を発足させていただく運びとなりました。
設立総会を機に、本協議会を構成する会員の皆様と一体となって、今後とも、調布市の更なるまちの発展に向け、取り組んで参りたいと考えております。
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令和6年度東京都に対して要請活動を実施しました
令和7年2月20日に東京都に対して要請活動を実施しました。
この要請活動では、東京都に対して、交通環境改善に向けた検討状況や周辺のまちづくりの取組を説明の上、財政面及び技術面における支援を強く訴えかけました。
東京都への要請活動では尾崎大介東京都議会議員、中嶋義雄東京都議会議員、林明裕東京都議会議員に応援に駆けつけていただき、活発な意見交換が行われました。
要請概要
要請日時
令和7年2月20日
要請先
東京都知事(対応者:谷崎馨一東京都技監兼都市整備局長)
要請者等
- 長友貴樹促進協議会会長(調布市長)
- 遠藤衛促進協議会副会長
- 井上耕志調布市議会議長
- ほか事務局一同(調布市都市整備部東部地区交通環境改善担当)
同席者
- 尾崎大介東京都議会議員
- 中嶋義雄東京都議会議員
- 林明裕東京都議会議員
(注)記載の役職は、令和7年2月20日時点です。
要請内容
財政支援、技術的支援
要請文
京王電鉄京王線(つつじヶ丘駅・柴崎駅周辺地区)開かずの踏切解消に係る要請書(PDF:477KB)

左から、林明裕東京都議会議員、井上耕志調布市議会議長、中嶋義雄東京都議会議員、谷崎馨一東京都技監兼都市整備局長、長友貴樹会長、尾崎大介東京都議会議員、遠藤衛副会長