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ページ番号:2861
掲載開始日:2021年3月5日更新日:2021年3月5日
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調布市内の生物多様性の状況と取組
生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのことです。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性があるとしています。
調布市内の生物多様性の状況と、その保全に向けた取組をご紹介します。
生物多様性の状況
調布市では、平成23年度に市内の生物多様性調査を実施しました。調査は、多摩川、入間樹林、深大寺・佐須地域の3か所で実施しました。確認できた、いきものの種類の表です。
植物 | 鳥類 | 昆虫 | 魚類 |
---|---|---|---|
621 | 41 | 419 | 26 |
詳細は、ダウンロードファイルをご覧ください。平成24年度に調布市多摩川自然情報館で展示したパネルです。
注目すべき種
注目すべき種とは、国や都道府県、市区町村などによって「絶滅のおそれのある生物」に選ばれている種のことです。
項目 | 種名 | 計 |
---|---|---|
植物 | ウキヤガラ、カワヂシャ、カワラサイコ、キンラン、キツネノカミソリ、ササバギンラン、ササバモ、セキショウモ、ナガエミクリ、ニガカシュウ、ホソイ、マコモ、マヤラン、ミクリ、ミズハコベ | 15 |
鳥類 | イソシギ、ウグイス、オオヨシキリ、カイツブリ、カワセミ、コアジサシ、コサギ、セグロセキレイ、ダイサギ、トビ、バン、ヒバリ | 12 |
昆虫類 | カワラバッタ、キシノウエトタテグモ、ギンイチモンジセセリ、コハンミョウ、ショウリョウバッタモドキ、セスジイトトンボ、ハグロトンボ | 7 |
魚類 | アブラハヤ、オヤニラミ、カマツカ、ギバチ、ジュズカケハゼ、シマドジョウ、スゴモロコ、ナマズ、ニゴイ、ヌマチチブ、マルタ、メダカ | 12 |
特定外来生物
特定外来生物とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすものやそのおそれがあるものの中から指定されたものです。
項目 | 種名 | 計 |
---|---|---|
植物 | アレチウリ、オオフサモ、オオカワヂシャ、オオキンケイギク | 4 |
鳥類 | 無し | 0 |
昆虫類 | 無し | 0 |
魚類 | コクチバス | 1 |
生物多様性保全の主な取組
調布市多摩川自然情報館
調布市多摩川自然情報館は、生物多様性や環境保全のための環境学習施設として平成22年度に開設しました。子どもから大人まで楽しめる展示(多摩川自然情報館)や月替わりプログラム、月別イベントを開催しています。
- 開館時間
午前9時から午後5時 - 休館日
年末年始(12月29日から1月3日)土曜日・日曜日、祝日、休日も開館しています。 - 入館無料
- 所在地
調布市染地3-8-26
調布市いきものフォトコンテスト 感じよう!生物多様性
市内の自然環境の再発見と、生物多様性への理解を深める目的で、「調布市いきものフォトコンテスト 感じよう!生物多様性」を平成22年度から毎年開催しています。
市内に生息する野生生物が主体の写真を募集し、応募作品を調布市多摩川自然情報館で展示します。応募作品の中から投票・専門家の評価により入賞作品を決めます。
入賞作品も調布市多摩川自然情報館で展示します。
多摩川の外来植物駆除 守ろう多摩川のいきもの
多摩川には様々な外来植物が生育しており、在来の植物の生育環境が減ってしまいました。
多摩川の生物多様性を保全するために、生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物であるアレチウリとオオキンケイギクとオオカワヂシャ(植物)の駆除をする市民参加イベントの多摩川の外来植物駆除 守ろう多摩川のいきものを一般社団法人生物多様性保全協会と調布市が共催で開催しています。
平成23年度から毎年開催しています。
年度 | 回数 | 開催月と参加人数 |
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平成23年度 | 2回 |
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平成24年度 | 3回 |
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平成25年度 | 2回 |
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平成26年度 | 1回 |
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平成27年度 | 2回 |
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平成28年度 | 2回 |
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平成29年度 | 2回 |
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平成30年度 | 2回 |
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令和元年度 | 2回 |
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