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ページ番号:1662
掲載開始日:2024年1月16日更新日:2025年5月2日
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子どもの予防接種
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした、病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然に失われていきます。そのため、赤ちゃん自身で免疫をつくり病気を予防する必要があります。その助けとなるのが「予防接種」です。
予防接種には、予防接種法によって対象の病気、対象者、接種期間などが定められた「定期予防接種」と、それ以外の「任意予防接種」があります。また、自治体によっては独自の制度で「法定外予防接種」をおこなっている場合もあります。
定期予防接種(ロタウイルス・五種混合(ジフテリア・百日ぜき・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ)・小児用肺炎球菌・B型肝炎・BCG・麻しん(はしか)風しん・水痘(みずぼうそう)・日本脳炎・二種混合(ジフテリア・破傷風)・ヒトパピロマーウイルス(HPV))
任意(法定外)予防接種(麻しん(はしか)風しん・おたふくかぜ・小児インフルエンザ・男子ヒトパピローマウイルス(HPV)
定期予防接種を市外の医療機関で受ける
定期予防接種費助成金
定期予防接種(無料:公費負担)
定期予防接種は、病気の種類ごとに定められた対象者や接種期間があります。詳しくは種類ごとの「お知らせ」をご覧ください。
市では接種機会を逃さないように、お子さんの年齢・月齢に応じた定期予防接種のご案内を個別通知しています(HPV(ヒトパピローマウイルス)のキャッチアップ接種分を除く。)。通知時期の直前や、通知時期を過ぎてから転入した方、HPV(ヒトパピローマウイルス)のキャッチアップ接種対象の方は、当市への転入手続きをした翌日以降に子ども家庭センターへお問い合わせください。
ロタウイルス
ロタウイルスワクチンは2種類あります。予防効果や安全性は同様ですが、接種回数が異なります。
いずれかのワクチンで、決められた回数を接種します。
- 対象者・接種回数
- ロタリックス出生6週0日後から出生24週0日後までに2回
- ロタテック出生6週0日後から出生32週0日後までに3回
- 通知時期生後1か月に達する月の月末
五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ)
令和6年4月1日から従来の「四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)」とヒブをあわせた「五種混合」が定期接種化されました。令和6年4月1日以降初めて接種される方は五種混合ワクチンを接種します。令和6年2月生まれの方から案内を発送しています。五種混合を接種される方は、四種混合とヒブの接種は必要ありません。
第1期
- 対象者生後2か月から7歳6か月未満まで
- 接種回数初回3回、追加1回
- 通知時期初回生後1か月に達する月の月末、追加:生後10か月に達する月の月末
(注)すでに四種混合ないしヒブの接種を始められている方は、途中から五種混合に切り替えることはできません。ただし、四種混合もヒブを全く接種されていない方は、五種混合で接種を開始できます。五種混合の予診票が必要な方は、子ども家庭センターへご連絡ください。
小児用肺炎球菌
(注)接種開始月齢により接種回数が異なります
- 対象者生後2か月から5歳未満まで
- 接種回数初回3回、追加1回
- 通知時期初回生後1か月に達する月の月末、追加:生後10か月に達する月の月末
B型肝炎
- 対象者1歳未満
- 接種回数3回
- 通知時期生後1か月に達する月の月末
BCG
- 対象者1歳未満まで
- 接種回数1回
- 通知時期生後1か月に達する月の月末(令和2年7月以前に生まれた方は、生後3か月に達する月の上旬)
麻しん(はしか)風しん
(注)麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)が令和6年度に供給不足な状況であったことから、条件付き(第1期は令和6年度内に生後24月に達する、又は達した方、第2期は令和6年度内に6歳になる方で、令和6年度に予防接種が受けられなかった方が対象)で、令和7年4月1日から令和9年3月31日までの2年間、接種対象期間を超えて予防接種を受けられる方針が厚生労働省から示されました。詳細は自治体宛事務連絡(PDF:153KB)をご覧ください。
第1期
- 対象者1歳から2歳未満まで
- 接種回数1回
- 通知時期生後10か月に達する月の月末
第2期
- 対象者小学校入学前の1年間
- 接種回数1回
- 通知時期小学校入学前年(6歳になる年度)の4月
法定外予防接種
やむを得ない事情により定期予防接種の対象期間に接種できなかった場合は、法定外予防接種を受けることができます。接種を希望される方は、直接、市内指定医療機関へお問い合わせください。
- 対象者2歳から7歳6か月未満まで(定期予防接種の対象者を除く)
- 接種回数1回または2回
- 接種費用無料(公費負担)
- 接種場所市内指定医療機関のみ(市外での接種は任意予防接種の扱いとなり有料です。)
麻しん(はしか)風しん定期予防接種のお知らせ(PDF:174KB)
水痘(みずぼうそう)
- 対象者1歳から3歳未満まで
- 接種回数2回
- 通知時期生後10か月に達する月の月末
水痘(みずぼうそう)定期予防接種のお知らせ(PDF:283KB)
日本脳炎
第1期
- 対象者生後6か月から7歳6か月未満まで
- 接種回数初回2回、追加1回
- 通知時期初回3歳に達する月の上旬、追加4歳に達する月の月末(注)
第2期
- 対象者9歳から13歳未満まで
- 接種回数1回
- 通知時期9歳に達する月の月末(注)
日本脳炎の特例措置
- 対象者平成7年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた方
- 詳細は、「日本脳炎の特例措置」をご覧ください
二種混合(ジフテリア・破傷風)
第2期
- 対象者11歳から13歳未満まで
- 接種回数1回
- 通知時期11歳に達する月の月末
HPV(ヒトパピローマウイルス)
- 対象者12歳になる年度初日から16歳になる年度末日までの女子(小学6年から高校1年相当)及び平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女子
- 接種回数2回又は3回(選択するワクチンと接種年齢により異なります。)
- 通知時期中学1年生(13歳相当)の女子に4月下旬に発送(詳細は、「HPV(子宮頸がん予防)ワクチン接種」をご覧ください)
HPV(ヒトパピローマウイルス)定期予防接種のお知らせ(PDF:444KB)
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防接種保護者同意書(PDF:60KB)
予防接種スケジュール
具体的なお子さんごとの接種スケジュールは、かかりつけ医とよく相談してください。
接種場所
市外の医療機関で接種する場合は、「市外の医療機関で受ける子どもの定期予防接種」をご覧ください。
予防接種を受ける際の注意点
事前に、医療機関に予約してください。
接種当日は、母子健康手帳、予診票、マイナ保険証(健康保険証)又は資格確認書、乳幼児医療証をお持ちください。
なお、他市区町村へ転出される場合は、必ず転出日の前日までに予防接種を受けてください。転出日当日及びそれ以降に調布市の予防接種予診票で接種を受けた場合は、調布市の公費負担ではなく、任意接種として全額自己負担となりますのでご注意ください。
長期療養で定期予防接種を受けることができなかった方へ
免疫機能に支障を生じさせる重篤な疾病にかかっていたことなどの特別な事情により、定期予防接種の機会を逃したと認められる方について、接種可能となった日から原則2年間、定期予防接種として接種を受けることができます。該当される方は、かかりつけ医にご相談のうえ、子ども家庭センターへお問い合わせください。
(注)ロタウイルスは、長期療養による特例措置はありません。
(注)接種を受けた後の申請手続き、償還払いはできませんので、ご注意ください。
任意予防接種
インフルエンザ、おたふくかぜ、A型肝炎などがあります。
接種するかどうかは保護者が判断するもので、接種費用は有料(自己負担)です。
接種を希望する場合は、直接医療機関へお問い合わせください。
(注)おたふくかぜは、法定外予防接種として接種費用の一部を助成します。詳細は「おたふくかぜ法定外予防接種」をご覧ください。