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ページ番号:1017
掲載開始日:2007年5月7日更新日:2007年5月7日
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「子ども 夢 すこやか まちづくり」いじめや虐待のないまち宣言
調布市では、5月5日こどもの日に、「子ども 夢 すこやか まちづくり」 いじめや虐待のないまち宣言 を行いました。
宣言主旨
調布市は、緑と水に恵まれた自然や、家庭、学校等及び地域のつながりの中で、子どもが夢を持ちながら、いきいきと育ち、自立することができ、また安心して子どもを産み、育てることができるまちづくりを推進するため、平成17年4月1日に調布市子ども条例を施行しています。この条例では、大人及び子どもは、命をいつくしみ、人を思いやる心を持つことに努め、市は、いじめをしないことの教育について総合的な施策を推進するものとしています。
加えて調布市では、21世紀初頭のまちの将来像「みんながつくる・笑顔輝くまち調布」の実現に向け、このたび平成19年度から平成24年度を計画期間とする新たな基本計画を策定し、子ども・教育施策の充実を重点的な取組の一つとして掲げ、施策を推進してまいります。
5月5日の「こどもの日スペシャルイベント」において、長友市長が「子ども 夢 すこやか まちづくり」 いじめや虐待のないまち宣言 をメッセージとして発信いたしました。この内容は、子ども条例の制定目的や理念をより多くの市民の方々に周知し、理解と協力を促進するとともに、近年とくに憂慮される子どものいじめや虐待の問題に市としても真剣に取り組み、子どもがいじめや虐待に遭うことなく、夢を持っていきいきと成長できるまちづくりを推進するために行いました。
調布市では、平成18年度に実施した学校でのいじめ総点検や心のアンケート、相談体制の充実などを踏まえて、今後さらに小・中学校全学級での取組や大人も含めた各種教育啓発活動等取組を進めることにより、子どもも大人も命をいつくしみ、人を思いやる心を持ち、子どもが夢を持って健やかに育つことができるまちづくりを推進して参ります。
宣言文
「子ども 夢 すこやか まちづくり」 いじめや虐待のないまち宣言
子どもは、調布の「宝」、「未来への希望」であり、子どもが夢と希望を持って健やかに育つことは市民共通の願いです。
しかし近年、全国的にみて子どもに関わるいじめや虐待が大きな社会問題となっています。とくに、子どもの尊い命が失われる痛ましい事件は、極めて深刻な憂慮すべき問題です。こうしたことは、いつでも、どこでも起こりうることを自覚すると同時に、これを未然に防ぐため、すべての大人が子どもたちを見守っていかなければなりません。
大人も子どもも一緒になって、いじめや虐待は絶対にいけない、絶対に許さないという強い心を持ち、家庭や学校等、地域で子どもを見守ることが大事です。そして、大人は、その言動が子どもに大きな影響を与えることを認識し、子どもから信頼されるよう自らを省み、子どもの模範となるよう努めることが大切です。
調布市は、家庭、学校等、地域、事業主と協働し、関係機関とも力を合わせ、いじめや虐待をなくし、子どもたちがあたたかい人間関係を育み、夢を持って健やかに育つことができるまちづくりをより一層進めていくことを宣言します。
平成19年5月5日
調布市