陳情文書表(令和5年8月29日受理) 受理番号 陳情第12号 件名 調布駅前広場の暑さ対策を求める陳情 提出者の住所・氏名 (注)非公開情報 付託委員会 建設委員会 (注)原文のまま記載 今年の夏は5月末から暑い日が休みなく続き、東京都心では猛暑基準の35度を上回る日が、8月5日には昨年の年間日数「16日間」を超え、その後日々更新しています。 確かにここ数年の気温上昇には、初めて体験するほどの不快さがあり、熱中症患者が続出しています。  特に調布駅前広場では、2018年2月から3月に、当時予定されていた地下駐輪場建設のための工事ヤード約3000平米内にあった54本の高木が撤去され、タコ公園や植栽地の土がなくなり全てアスファルトになりました。結局駐輪場計画は中止となりましたが、その後の5年半の間、広場は日差しをよける木かげもなく、市民、通行人は直射日光と地面の照り返しの輻射熱にさらされ続けています。工事現場の間を縫ってのイベント参加の市民や、南北約200m、東西100mと広い広場を一休みもできず行き来する通行人が、熱中症などの体調不良を起こしかねません。現に、重い食料品の買い物の帰りに、広場でフラフラしてしまった等の訴えを数人から聞いています。待ち合わせ場所として人気だった駅前広場でしたが「暑くてもう行けない(使えない)」という評判です。 7月14日に、市長宛てに暑さ対策の要請書を出しましたが、7月28日に返ってきた回答では、何もできません、という返事でした。5月から10月までが真夏日となり、年ごとの暑さ記録の更新がされる現在、ミストだけが「暑さ対策」だとされています。広場完成の令和8年(2026年)3月までこのままの状態が考えられます。あるいは新植の樹々が日差しをさえぎる樹木に成長するまでと言えるでしょうか。かつてここでケヤキやクスノキなどたくさんの樹が心地よい木かげを作ってくれたことを、私たち市民は覚えています。 そこで、早急に暑さ対策の検討を求める陳情をいたします。 1.一時休憩ができる簡易テントを常設し、内部にイスなどを置いてください。 2.ベンチを増やしてください。 3.打ち水、朝夕の散水をしてください。 4.広場を囲む建物の壁に、グリーンカーテンをつくってください。 5.水飲み場をわかりやすい場所に設置してください。 6.広場内の温度と湿度と「暑さ指数」を計測して公開してください。 7.ミストの故障が多く、有効性が疑われます。噴水など代替案も検討してください。 8.新植樹木配置と移植(戻る既存樹21本)を前倒しとすることを検討してください。