と き 令和5年6月27日(火) ところ 東部公民館 学習室 令和5年調布市公民館運営審議会 第3回定例会速記録                                開会 午後2時 ○安部委員長  それでは、令和5年調布市公民館運営審議会第3回定例会を開催いたします。よろしくお願いいたします。今日は、お休みの委員さんも多いみたいなのですけれども、31期最後の審議会ですので、どうぞよろしくお願いいたします。  傍聴の方は何名いらっしゃいますか。 ○源後東部公民館長  3人です。 ○安部委員長  では、入室をお願いいたします。      (傍聴者入室)  それでは、本日の委員さんの出欠状況についてお願いいたします。 ○源後東部公民館長  私から報告いたします。まず、小西委員、それから小林委員から欠席の連絡をいただいております。  以上です。 ○安部委員長  それでは、続いて資料の確認を事務局からお願いいたします。 ○(事務局)  本日の資料を確認させていただきます。まずは、令和5年調布市公民館運営審議会第3回定例会日程です。次に資料1、令和5年度使用状況報告(4月~5月分)です。次に資料2、令和5年度事業報告(4月~5月分)です。次に資料3、令和5年度第1回調布市社会教育委員の会議次第です。  以上が送付させていただいた資料でございますが、資料1、2につきましては、送付後、一部訂正がございまして、本日、机の上に赤丸で差し替え資料1、2を置かせていただいております。誠に申し訳ございません。  以上でございます。おそろいでしょうか。 ○安部委員長  資料1、2は、皆さん、お手元におそろいでしょうか。――それでは、御確認いただけたようですので、今回の「公民館だより」の記録につきまして、大槻委員にお願いしたいのですけれども、よろしくお願いいたします。  それでは、日程第1、報告事項、(1)委員の辞任について、源後東部公民館長から報告をお願いいたします。 ○源後東部公民館長  委員の辞任について御報告いたします。  調布市議会推薦の須山妙子委員から辞職願が提出され、令和5年4月28日付で教育長の臨時代理により処理し、5月24日の教育委員会において当該委員の解職が承認されましたので、御報告いたします。  なお、後任の委員につきましては、調布市議会から清水仁恵議員の推薦を受けておりまして、6月30日予定の教育委員会において承認後となりますけれども、次の第32期調布市公民館運営審議会委員として7月1日付にて委嘱を行う予定になっておりますので、併せて御報告申し上げます。  説明は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。特に議論する余地はないと思いますが、いかがでしょうか。      (「異議なし」の声あり)  続きまして、(2)使用状況報告(令和5年4月~5月分)について、資料1、差し替え分で御報告をお願いいたします。源後東部公民館長。 ○源後東部公民館長  それでは、使用状況報告(4月~5月分)について御報告いたします。資料1、差し替えの赤丸がついたほうになります。よろしくお願いいたします。  初めに、4月分であります。2ページをお願いいたします。2ページの下から4行目、公民館ごとの合計欄を御覧ください。まず、東部公民館におきましては、143単位、1,065人、西部公民館においては117単位、1,372人、北部公民館においては213単位、1,473人の使用がございました。3館合計で473単位、3,910人の使用でした。前年の4月と比較いたしますと、30単位、267人の増となっております。  引き続き、5月分の状況につきまして御説明いたします。4ページをお願いいたします。こちらも下から4行目になります。公民館ごとの合計欄です。東部公民館においては150単位、1,359人、西部公民館においては120単位、1,273人、北部公民館においては208単位、1,450人の使用がございました。3館合計では478単位、4,082人の使用でした。前年の5月と比較いたしますと、3公民館ともに増となっております。  4月から5月分の前年度と比較した状況につきまして御説明いたします。3館共通しておりますけれども、コロナの規制が緩和したことによりまして、利用者の増につながったものと考えてございます。  説明は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。ただいまの報告につきまして何か御質問等ございますでしょうか。田中委員。 ○田中(紀)委員  これはフォーマットに従って報告されていますが、コロナ前の状況に戻ったかどうかということは分かりますか。コロナが始まる前の状況と比べるとどうなっているか知りたいので、今回は無理と思いますけれども、その辺りを追加の情報として教えていただければ。やはりコロナの前と後で変わっているのかどうかということは、私は非常に重要な情報だと思うので、何らかの形で分かるようにしていただいたほうが参考になるのではないかと思って質問をしました。 ○安部委員長  3年前ということですね。 ○田中(紀)委員  3年前ですかね。 ○源後東部公民館長  実際、3館でという形になると、ほぼ戻ってきた状況だとは聞いています。改めて、次回にはなろうと思いますけれども、具体的には3館おのおのどういう形で戻ってきたのかというところを報告させていただければと思います。 ○田中(紀)委員  参考資料として、ぜひそういう状況を把握していったほうがいいのではないかと思うので、質問をしました。 ○安部委員長  それは、今後しばらく続けてということですか。 ○田中(紀)委員  以前に比べて、コロナを経て、本当に今後とも改善が続くのか、あるいはそうでないのか、その辺りはやはり把握しておいたほうが館の運営にとっては大切だと思うのです。 ○安部委員長  貴重な御意見ありがとうございました。では、何か資料として出していただければ。 ○源後東部公民館長  確認いたしまして、次回報告ができるような状態に。まずは、報告させていただきますので、お時間をちょっとください。 ○田中(紀)委員  どうもお手数をかけて申し訳ありません。 ○安部委員長  ありがとうございました。ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり)  なければ、(3)事業報告(令和5年4月~5月分)について、各公民館長からよろしくお願いします。 ○源後東部公民館長  それでは、まず東部公民館からです。資料2、1ページをお願いいたします。  上から行きます。成人教育、お菓子作り教室です。従来から人気の高いお菓子作り教室ですが、今回は「あんずのクランブルケーキ」を保育つきで実施いたしました。1人1台、15センチの丸のクランブルケーキを作りました。講師は、お菓子教室アトリエアッシュ主宰の塩谷ひろみさんです。1回の定員が8人に対して21人、それから、27人と多くの申込みがありました。  参加者からは、「質疑応答の時間が充実していた」「焼成時間が40分以上あり、その間、試食と質疑応答の時間となったが、質問が絶えなかった」「本を買って家で作るのとは違う」「公民館で集まって作ることの意味があった」と感想をいただいたところです。また、講師からは甘い香りを嗅ぐことの大切さを説いていただきました。家庭で記憶として残って、大切な思い出になったりする、家族が集まるきっかけになる、そんな説明があったところです。  続きまして、体験教室Ⅰ、全2回です。「ゼンタングル~描くことが癒しになるパターンアート」は、全2回で開催をいたしました。講師は、ゼンタングル認定講師の黒崎雅美さんであります。簡単なパターンを繰り返し描くことで、誰もが美しいアートを楽しめる創作活動です。ゼンタングルとは座禅の「ゼン」と「タングル」、絡まるという意味を合わせた造語になっております。年齢や経験に関係なく、集中して描く工程が心と体を緊張から解き放つことから、描くヨガとも言われているところです。  参加者からは、「講師の先生が丁寧に教えてくださった」「先生のほかにもサポートの方がいて、声をかけやすく、安心して楽しめた」、そのほかの参加者からも、皆さん、とても満足されたといった感想を多くいただいたところです。ちなみに、ゼンタングルの会の会員の皆さんがサポートについてくれた事業となりました。  続きまして、体験教室Ⅱ、コラージュポーチづくり~「宝石のかけら」を集めて~は、色づけされた布を選び、好きな形にデザインしてポーチに貼るコラージュポーチ作りです。講師のみんぐるりんごは、夫婦で活動しているアートユニットです。今回は、講師がサンプルを紹介した後、各自、参加者がデザインを決め作成いたしました。作成後、作品を机に並べ、鑑賞をした後、1人ずつ作品の紹介をして、講師から講評をいただいたところです。  参加者からは、「講師にすっかり頼ってしまった」「もっと時間が欲しいほど楽しかった」、また「やはり実技の伴う講座が楽しい」と感想をいただいたところです。  次の東部コンサート「薫風にのせて~ピアノトリオ・エールコンサート」は、せんがわ劇場で開催いたしましたクラシックコンサートです。出演は、バイオリンは高麗愛子さん、チェロは小川順平さん、お2人ともに桐朋学園大学音楽部の2年生で、ピアノ&ナビゲーターは桐朋学園大学音楽部附属子どものための音楽教室講師の佐々木京子さんです。楽曲はサン=サーンスの白鳥、ヴィエニャフスキのグノー、ファウストの主題による幻想曲やメンデルスゾーンのピアノトリオ第1番より第1楽章、アンコールで第2楽章が演奏されました。今回はコロナ5類移行後、初めてとなるコンサートで、参加者は10代から80代で計63人が参加されました。  参加者からは、「鳥肌が立つほどすばらしかった」「すばらしい生演奏で心から感動した」「演奏者のレベルが高く心に響いた」など、多くの皆さんから大変満足されたといった感想をいただきました。  続きまして、成人学級「調布トマトの会」は、今回が新規の成人学級で、開級式を行い、開設基準・年間計画の確認と公開講座草案について意見交換を行いました。公開講座の計画タイトルとしては、「生ごみは宝だ!生ごみ堆肥のつくり方と元気野菜づくり」といたしました。「調布トマトの会」の目標は、「『ごみ減量と健康のために』生ごみは捨てずに肥料にして、美味しく安全な野菜を育てましょう!身近なところからSDGsをはじめてみませんか?」です。メンバーは11人という形です。  次の「ゆるりとここから」ですけれども、こちらも今回が新規の成人学級で、開級式を行い、開設基準・年間計画の確認と公開講座草案について意見交換を行ったところです。学級のテーマは「ママの性教育タブーがリセット!」で、話題にしにくいけれども、とても気になっている性教育について、絵本などを通して親しみやすさを出していくものです。公開講座は「こころとからだのしあわせ講座」を予定しております。こちらもメンバーは11人です。  次の「木曜会」は今年で4年目となる成人学級で、開級予定のサークルですが、学級の進め方について、開級前に意見交換及び諸確認を行いました。こちらのメンバーは9人であります。  展示会です。次のサークル展Ⅰは、東部公民館登録団体である彩りダーニングによるダーニング装飾の作品展を開催いたしました。4月2日から21日までの17日間であります。  次のサークル展Ⅱは、東部公民館登録団体でありますグループ・キャンバスによる油絵とパステルの作品展を開催しました。こちらは4月25日から5月27日、29日間でありました。  続きまして、市民文化祭です。次の東部地域文化祭実行委員会は、第1回が5月20日に開催され、運営規約について、役員の承認について、令和5年度東部地域文化祭の全体概要について、文化祭のテーマについて等が会議されました。  次の東部地域文化祭実行委員会役員会は、第1回が4月15日に開催され、今年度の実行委員会運営体制、令和4年度各担当所感と今年度の担当決め、実行委員会日程が会議されました。  続いて、団体支援であります。次の印刷機操作講習会は、団体支援として実施しておりますが、4月20日の講習会は6人の方が参加いたしました。この方々は、今後、修了証の提示で3公民館とたづくりの印刷機の使用が可能となります。  続いて、会議です。公民館運営審議会第2回定例会は記載のとおりです。  次の利用者懇談会Ⅰは、4月15日に令和5年度第1回を開催し、出席団体の紹介後、令和5年度東部公民館事業計画、エレベーター設置工事の進捗等、東部地域文化祭について、新型コロナウイルス感染症「5類」移行後の施設使用受付について、施設使用に当たって~手続方法等~、最後にサークル活動を充実させるために~登録団体への支援~についてが会議されました。  次の東部公民館利用団体連絡Ⅰは、4月15日に開催され、令和4年度活動報告、令和5年度活動計画、役員選出などが会議されました。  次の東部公民館利用団体連絡会役員会について、第1回目が4月13日に開催され、総会の進行について会議されました。第2回目は5月20日に開催され、東利連役員決めについて及び公民館への要望書についてが会議されました。  次の令和5年度保育者連絡会は、4月18日に開催し、公民館における新型コロナウイルス感染拡大防止対策、会計年度任用職員についてと、今年度の保育つき事業と事業実施に向けての意見交換、最後に保育室の点検と整備を行いました。  最後に、広報であります。こちらは「東部公民館だより」を4月号は6,750部、5月号を6,750部発行いたしました。  東部公民館は以上であります。 ○安部委員長  ありがとうございます。西部公民館長。 ○福澤西部公民館長  次に、西部公民館です。4ページをお願いします。  初めに、成人教育です。福祉講座として「見えないからできないのではなく、見えなくてもできる3つのこと~盲導犬と暮らして~」を実施しました。講師は、調布市視覚障害者福祉協会会長の愛沢法子さんです。視覚障害を持ちながら心豊かに暮らしている愛沢さんに、盲導犬との暮らしぶりや心がけていることなどをお話しいただき、障害者の理解を深めてもらうことを目的に実施しました。当日は盲導犬のキノちゃんも一緒に参加してくれました。  参加された方は、「パワフルにいろいろなことに取り組んでいる愛沢さんからたくさん元気をもらいました」、小学生の参加者からは、「お母さんと一緒に来て、盲導犬のキノちゃんに会えてとてもうれしかったです」などの感想をいただきました。  次に、体験教室Ⅰとして「繭玉から作ってみよう~『まゆの花』」を実施しました。講師は、フラワーデザイン協会繭花の講師の吉田京子さんです。自然素材の繭を使ってたくさんの花を作ることで、自然の大切さや手作りアートの楽しさを感じてもらうため実施しました。作成中は、皆さん、真剣に取り組み、初めてでとても楽しかったと笑顔で持ち帰られたのが印象的でした。  参加者からは、「自然のものを使った造花を見たのは初めてだったので感動しました」などの感想をいただきました。  次は、成人学級です。成人学級は、それぞれ自分たちで計画を立て学習を行っております。  まず、「ウエストガーデンきらら」は、昨年度より成人学級として活動を開始しております。今回は花壇の整備計画と地域文化祭についての話合いを行いました。  次の「いのちの楽校」も昨年度より成人学級として活動を開始しており、今回は地域文化祭に向けての報告と地域で働く喜びと難しさについて話合いを行いました。  最後に、「まるふぉーと」です。こちらは昨年度の子育てセミナーを受講された方が、これからも活動を続けたいとの声によりグループ化を進め、今年度より成人学級として活動を開始することとなりました。今回は、今後の学習などの予定について話合いを行いました。これからも公民館として成人学級の活動を支援してまいります。  次は、高齢者教育です。シニア健康講座として「楽しくストレッチ~セルフケアのコツ」を全3回で実施しました。講師は、健康運動指導士の山川容子さんです。人生100年時代と言われる中、日常生活に取り入れられるストレッチとセルフケアのためのツボを学び、健康寿命を少しでも延ばしてもらうことを目的に実施いたしました。3回を通して講師の丁寧な指導で心地よく体をほぐすことができ、参加者の個々の体の悩みも的確にアドバイスをしていただけたこともあり、おおむね好評であったと考えております。  参加者からは、「体を動かすことの大切さを感じました、講座に参加してから体調がよいです」。また、多くの参加者から今後も続けていきたいとの声が上がったことから、サークル化に向けてのサポートをしていきたいと考えております。  次に、展示会です。ロビー展として開館40周年リレー展示をこの期間に3つ行いました。  まず、リレー展示①「やさしさを届ける~まゆの花~」を実施しました。この展示は先ほど体験教室で報告させていただいた講師、吉田京子さんの作品で、繭玉から作ったアートフラワーを展示しました。開館40周年を記念して、登録団体だけではなく、地域の皆さんの手作りの作品をロビーで展示することで、多くの方々に公民館を知ってもらうきっかけをつくりたいとの思いから実施しました。展示を見た方からは、「生花に負けないぐらいの美しさに圧倒されました、本当にすばらしいです」「細かく作れていてすごいです、色も美しいです」などの感想が寄せられております。  次に、リレー展示②「美楽~一人ひとり展」を実施しました。登録団体「美楽」の会員の作品を展示し、サークル体験とともに、水彩画の楽しさを知ってもらい、水彩画の魅力を感じてもらえる展示となりました。水彩画20点を展示しました。サークル体験の日に合わせて展示を行うことができたため、体験でいらした初めての方も会員の多くの作品を見ることができました。  最後に、リレー展示③「墨で描く心の風景」として、登録団体の西雅会の会員の作品を20点展示し、水彩画の魅力を多くの方に知ってもらい、興味を持ってもらいたいとの思いから実施しました。展示方法について、自分たちで考えられたものを用意するなど、会員が工夫し協力し合う姿が見られ、展示を見た方からは個性あふれる作品に見入っている姿が見られました。  次に、市民文化祭です。第1回の実行委員会が開催され、委員長など実行委員会の役員が決定するとともに、会議の日程、今後の予定などが確認されました。  なお、今年度の西部地域文化祭のテーマは「開館40周年! 文化でつなごう笑顔の輪」に決定しました。  次に、5ページをお願いします。最初の団体支援です。サークル体験Ⅰとして、登録団体の「美楽」が「描けたら楽しい初めての水彩画」をテーマに、通常のサークル活動でもお願いしている師井栄治さんを講師に2回実施しました。参加者は合計6人で、そのうち2人が参加を検討していると報告を受けております。今後も会員増に向けて公民館として支援してまいりたいと考えております。  次の印刷機講習会では、市民活動などの団体に対し、印刷機の使い方の講習会を開催いたしました。  次に、会議です。利用者懇談会では、30の団体の出席があり、参加団体の紹介、施設利用についての確認を行いました。  西部公民館利用団体連絡会役員会では、この間、2回の役員会が開催されました。第1回では令和4年度の活動報告、5年度の活動概要及び役員の選出が、第2回では令和5年度の定期総会に向けて話合いが行われました。  西部公民館利用団体連絡会臨時総会では、令和4年度の活動と会計の報告、文化祭への申込みの確認がされました。  西部公民館利用団体連絡会総会では、令和5年度の役員決定の後、活動案、予算案が審議され、それぞれ承認されました。  保育者連絡会では、令和5年度の保育つき事業について、保育者との打合せを行いました。  最後に、広報です。「西部公民館だより」を4月6,500部、5月6,200部、合計1万2,700部を発行いたしました。  西部公民館からは以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。北部公民館長、お願いします。 ○小野北部公民館長  続きまして、令和5年4月~5月分の事業を報告させていただきます。6ページをお願いいたします。  青少年教育の親子科学教室「煮干しの解剖とちりめんモンスターをさがせ!~生物多様性ってなに?~」、講師は科学読物研究会運営委員の坂口美佳子さんです。今回の教室は煮干しの解剖とちりめんじゃこに混じっている様々なちりめんモンスターと名づけられた生物を見つけ出し、生物多様性を学ぶ教室です。  初めに、講師から地球に生息し分かっている生物は175万種類いることなど、生物多様性に関する質問をクイズ形式で質問して、子どもたちに発言してもらいました。  煮干しの解剖では、カタクチイワシの拡大写真を見ながら親子がそれぞれ心臓、背骨、脳、肝臓などの部位をピンセットで取り出し、拡大写真にセロハンテープで貼り付けていきました。小さい生物に人間と同じ内臓があるという新たな発見や驚きに声を上げながら、親子で助け合いながら楽しく解剖していました。  その後、一握りのちりめんじゃこと、ちりめんじゃこの中にいる可能性があるタコ、イカ、エビ、カニ、タツノオトシゴなど24種類の生物の写真のプリントが全員に配られました。ちりめんじゃこの中から生物を見つけ、見つけた生物をその生物の写真の上にピンセットで乗せる作業をしました。大人も童心に返ったように楽しく作業していました。小さなタコは子どもにとって興味深いようで、見つけると、タコがいたと何人かの子どもが大喜びで講師に報告していました。  教室終了後も残って講師に熱心に質問している親子が何組かいました。魚が大好きです、生物や動物に興味を持つようになったとの声も多く、いろいろなものに興味を持ち出している年齢ということがうかがえました。帰りのときに、楽しかった、また来たいという親子が多くいました。  続きまして、成人教育です。健康教室Ⅰ「おやすみ前のすっきりリラックスヨガ」、講師は米国クリパルセンター公認ヨガ講師の樋口美恵さんです。バスタオルの上で、あぐらをかいて座り、ゆっくり深い呼吸を繰り返す呼吸法から始まり、幾つかのヨガポーズを行うことで、体を緊張状態から少しずつほぐしていき、最後の瞑想のときには寝る人が多くいて、心身ともにリラックスし、気持ちを楽に皆さん受講していました。参加者は、自律神経を整え、気持ちを楽にしてコントロールすることをヨガを通して学びました。諸室の利用が少ない夜間に講座を実施し、30代から50代で、今まで公民館を使ったことのない方に公民館を利用して公民館を知ってもらうとともに、夜間も利用できること、様々なイベントを行っていることなどをお知らせいたしました。  次に、成人学級です。「サステナブルを学ぶ会」です。成人学級と北部公民館、北の杜講座「-地産地消-農でサステナブルな調布暮らし」、全7回との連携企画で、第1回目で講義になります。「生産者から聞く、地産地消とサステナブルな調布暮らしのススメ」で、講師は農産物生産者の関森道子さんです。北部公民館近隣の農家の山越さんと村越さんの2人の農産物生産者を取材し撮影した現場の写真を大型スクリーンに映して説明いたしました。山越さんは10年前までは稲城という品種の梨を市内で唯一生産していました。村越さんは100年以上の歴史のある農家で、佐須街道沿いの直売所で消費者と会話しながら対面販売をしています。  続いて、講師の関森さんから、現在の畑やビニールハウスの様子の説明がありました。花栽培では、市内のそば店から排出された割り箸をチップ化して畑にまき、マルチとして使用しています。また、関森さんは20年以上前にぬか漬けの販売を始めましたが、きっかけは畑で作ったB級品のキュウリを廃棄せずに生かす方法として、ぬか漬けを作り、近所に配っていましたが、評判がよく、多くの方に気に入っていただき、要望に応えて販売するようになりました。  最後に、山越さん、村越さん、関森さん、3人の農家の新鮮野菜を受講者で食べ、ハーブティーを飲みながら参加者同士で親睦を深めました。  次の成人学級は「Multicultural Study Group」です。成人学級「Multicultural Study Group」と北部公民館との連携企画により実施した国際理解講座「身近な人と一緒にはじめる多文化共生」に参加し、多文化共生について学びました。多文化共生という言葉はよく使われる言葉で、大事だとは思っていても、実際どう行動すればいいのか分かりにくい抽象的な言葉です。この国際理解講座は、地域社会に住んでいる様々な国にルーツのあるゲストを呼び、その方の国、文化、生い立ち、考え方などを学ぶことで、日本人も外国人も同じ地域に住んでいる住民であることや、御近所同士、お互い様だよねと思えるような多様性を認め合う気持ちを育んでいくことを目的に実施しています。  講師は、一般社団法人あいあいネット専務理事の壽賀一仁さんです。国際理解講座は今年で4年目を迎え、過去3年間に9人のゲストスピーカーを迎えて多文化共生について学んできました。9人のゲストは、スリランカのニンファさんとナンシーさん、フィリピンのルルさん、イランのパラリさん、ベネズエラのジャネットさんと熊谷沙羅さん、グアテマラのマリアさんとホセファさん、イスラエルのサラムさんです。  今年度、第1回目となる5月12日は、導入トークとして過去3年間のゲストと育んだ交流について振り返りました。その後、ゲストと交流している参加者から9人のゲストの近況報告がありました。また、6人ぐらいのグループに分かれて、9人のゲストと一緒に今後育みたいことや、次回以降のゲストに聞きたいことをグループワークで話し合い、ポストイットに記入し、模造紙に貼り発表し、参加者で共有いたしました。  2回目となる5月26日には、クロストーク1としてゲストにパラグアイの斉藤ナンシーさんを迎えました。ナンシーさんの自己紹介の後、スライドでパラグアイの紹介がありました。パラグアイにも四季があり、日本と逆で11月から3月が夏で6月から8月が冬になります。国旗は中央にある紋章が表と裏で異なり、世界で唯一、表と裏がある国旗で、フランスの三色旗を手本にした配色で、赤は正義、白は平和、青は自由を表しています。パラグアイの主食はキャッサバという芋です。人が集まるときには牛肉、豚肉、チョリソー、魚などのバーベキューをよくやります。マテ茶を飲む習慣があり、熱いお湯でマテ茶を入れて、朝や夜などによく飲みます。また、パラグアイの人はサッカーとダンス、音楽が大好きだそうです。  最後に、ナンシーさん手作りのスポンジ菓子とマテ茶を頂き、お菓子の作り方を習い、パラグアイの伝統的な音楽に合わせて参加者全員で踊り、交流を深めて講座は終了いたしました。  続いて、7ページをお願いいたします。展示会です。北部公民館で活動している「神代中学校PTA書道サークル作品展」が3月22日から4月2日まで開催され、4月7日から4月21日までは北部公民館登録団体の画塾北杜会による「春季絵画展」が1階北の杜ギャラリーで開催されました。  次の市民文化祭では、5月13日に第1回実行委員会を開催し、参加団体の顔合わせ、運営方針などを協議いたしました。また、日付が前後しますが、4月8日に第1回役員会、5月13日に第2回役員会を開催いたしました。  次の連携事業では、地域連携事業Ⅰとして「北の杜地域交流会議第1回目」を開催し、北部地域文化祭で北の杜わくわくこどもまつりを共同で実施する健全育成上ノ原地区委員会、上ノ原地区子ども会連絡会、上ノ原まちづくりの会、深大寺通り商店会とイベントの実施内容について話し合いました。  続いて、8ページをお願いいたします。次の団体支援では、印刷機講習会を4月15日に開催いたしました。  次の会議では、4月8日に利用者懇談会を開催し、施設利用に関する説明などを行いました。  また、4月8日に北部公民館利用団体連絡会令和5年度定期総会が開催され、令和4年度活動報告や令和5年度活動計画(案)などを協議しました。  5月13日に北部公民館利用団体連絡会役員会が開催され、公民館敷地内の除草作業の実施日などを確認いたしました。  また、保育者連絡会を4月13日に開催し意見交換をいたしております。  最後に、広報ですが、「北の杜通信」4月号6,000部、5月号5,500部を発行いたしました。  北部公民館からの報告は以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。ただいま3館の報告がありましたけれども、御質問等ございませんでしょうか。榎本委員、どうぞ。 ○榎本委員  西部さんと北部さんは総会の御報告が入っているのですが、東部さんは総会の進行についてと入っているのですけれども、総会はやられたのでしょうか。3ページです。 ○安部委員長  東利連ですね。 ○榎本委員  ほかの西部さんとかは連絡会の総会というのが入っているのですけれども、東部さんもやっていらっしゃると思うのですが。 ○安部委員長  では、丸橋委員。 ○丸橋副委員長  総会をやりまして、総括と方針を協議して、役員の交代等も実施しております。13日は3人集まりまして、15日に向けた打合せをして、15日に総会をやっています。 ○榎本委員  ありがとうございました。 ○安部委員長  源後館長。 ○源後東部公民館長  記載が漏れていまして大変失礼いたしました。15日、私も事務局として出席しておりましたので、聞いておりました。失礼いたしました。 ○安部委員長  では、4月15日が東部公民館利用団体連絡会の総会ということで…… ○丸橋副委員長  上に書いてあるのです。4月15日、令和4年度活動報告、活動計画、役員選出。 ○安部委員長  でも、「総会」というあれがなかったのでということですよね。 ○丸橋副委員長  「総会」と書き忘れですね。これが総会です。失礼しました。 ○安部委員長  総会の中で活動報告、計画案とか役員選出とか委員の推薦ということでよろしいのですよね。 ○丸橋副委員長  そうです。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかございませんか。稲留委員。 ○稲留委員  全然大したことではないのですけれども、ちょっと疑問があって、広報紙の部数なのですが、月によって微妙に違う館もあるわけですが、それはどうやって決めているのですか。 ○安部委員長  福澤館長。 ○福澤西部公民館長  西部の場合なのですけれども、4月が6,500部、5月が6,200部ととなっております。これ以降は、配付する場所の変更や増加がない限り原則、5月と同じ部数を印刷する予定です。4月が多い理由としては、「公民館だより」の多くは学校に配ります。学校は兄弟がいらっしゃる方もいるではないですか。それの把握で、「家庭数」という言い方をするのですけれども、家庭数が把握できるとその数で配付するのですが、4月は家庭数の把握が間に合わないので、児童全員の数で配付することになることが、主な理由で、印刷数が違っております。  以上です。 ○稲留委員  北部さんもそんなことですか。 ○安部委員長  小野館長。 ○小野北部公民館長  北部公民館は6,000部、5,500部ということで発行部数が少なく、4月6,000部、5月5,500部の差は西部と同じ理由で学校の配布枚数です。 ○稲留委員  兄弟がいるとかいないとか、学校の関係ですか。分かりました。ありがとうございました。 ○安部委員長  ありがとうございました。ほかにございませんか。丸橋委員。 ○丸橋副委員長  北部公民館の館長さんに質問させてください。7ページの地域連携事業です。ほかの公民館では、こういう活動があまり目立ったものがないのですけれども、かなり長くやっておられるか。それと主催というか、声をかけたりするのはどこがやっているのかちょっと教えてください。 ○安部委員長  小野館長。 ○小野北部公民館長  7ページの地域連携事業Ⅰについて御質問いただきまして、これは北の杜地域交流会議という会議になっていまして、地域文化祭に子どものためのイベントを実施する予定がございまして、そのイベントの準備のための会議になっています。このイベントに参加する健全育成地区委員会と子ども会連絡会と上ノ原まちづくりの会と深大寺通り商店会が集まってイベントについての企画を考えたり情報交換するために、年間四、五回集まっている会議でございます。 ○安部委員長  どこが呼びかけを。 ○小野北部公民館長  実行委員会方式でやっている文化祭ですので、事務局としては北部公民館のほうで場所取りとか声がけをしている形でございます。 ○丸橋副委員長  この代表が実行委員会のメンバーに入っているのですか。 ○小野北部公民館長  はい。北の杜地域交流会議のメンバーが実行委員会の委員になっています。 ○丸橋副委員長  商店会のカルタを作ったり、スタンプラリーをやったり、いろいろ活発にやっていらっしゃいますよね。 ○小野北部公民館長  子ども会はご当地カルタを作成し体験会を実施しました。深大寺通り商店会は、昨年から北部地域文化祭に参加するようになっています。また、深大寺通り商店会は今年は別のイベントでこどもまつりに参加する予定です。 ○丸橋副委員長  どうもありがとうございます。 ○安部委員長  地域文化祭の中のこどもまつりですか。 ○小野北部公民館長  そうです。 ○安部委員長  いい活動ですね。ほかにございませんか。――ちょっと何点かあるのです。東部公民館の成人学級「調布トマトの会」は、生ごみのことでされていますけれども、この間、環境フェアにも出していらっしゃったのです。皆さん、割と活発に活動されているようなのですけれども、若い方々が多いのでしょうか。源後館長。 ○源後東部公民館長  年齢的には比較的若い人、30代、40代の方が多いです。 ○安部委員長  私、記憶があれなのですけれども、こちらはごみか何かの講座で成人学級になったのでしたっけ。成人学級になった経緯というのは。学習会から来ているのか、ちょっと記憶になくて失礼しました。 ○源後東部公民館長  経緯といいますか、当然、学級開設の基準を満たしたから承認された内容ですけれども、「調布トマトの会」の代表の方が、これまでいろいろなサークル活動をしてきた中で、参加者が集まってきた中で、生ごみの堆肥と落ち葉の腐葉土化ですとか、生ごみという形だとちょっとなかなか厳しいところがあるのですが、くず野菜など、そういったものを堆肥に変えていく技術ですとか、こういった学んできたところを生かして、具体的に学級開設という形で、皆さん集まってくれた中でグループ、サークルをつくって申請をいただいたという流れになっていますので、経緯としては通常の集まってきた中で始められたというようなところです。 ○安部委員長  私が聞きたかったのは、皆さん、いろいろな団体をつくられるときには講座から発展したものが多いと思うのですけれども…… ○丸橋副委員長  これは講座ではないですね。 ○安部委員長  分かりました。今年度、各公民館で成人学級がきちんと発足していて、とても喜ばしいことだと思いますけれども、こういう新しい方々が各公民館とも出てきているので、その方々を支援していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  その下の「ゆるりとここから」というところもそうですし、いろいろ成人学級、各館とも面白そうな学級が。西部公民館でも昨年の子育てセミナーから成人学級ができてきたりしていると思いますし、「いのちの楽校」もそうだと思うのですが、それぞれきちんと成人学級にしていくのは大変で、これからも運営も大変だと思うので、ぜひ御支援よろしくお願いいたします。ありがとうございます。  私は以上です。ほかにございませんか。御意見、御質問よろしいですか。      (「なし」の声あり)  では、4月~5月分の事業報告につきましては、これで質疑を打ち切り、終えたいと思います。  それでは、日程第1、報告事項(4)社会教育委員の会議につきまして、源後東部公民館長、説明をお願いいたします。 ○源後東部公民館長  それでは、資料3をお願いいたします。令和5年度第1回調布市社会教育委員の会議について御報告いたします。日時は令和5年5月9日火曜日午後1時半から、会場は調布市教育会館301研修室で行われ、傍聴してまいりました。  議題といたしましては、資料にありますとおりですが、開会の後、まず議題として協議事項がありました。調布市社会教育関係団体の登録更新について、令和5年度調布市社会教育関係登録団体活動事業補助金の申請団体についてであります。  続いて、報告事項としては、どちらも令和5年度ですが、東京都市町村社会教育委員連絡協議会定期総会について、それから、学習グループサポート事業についての報告がありました。  情報共有事項としては、こちらの公運審の会議についての報告があったところです。  その他といたしましては、東京都市町村社会教育委員連絡協議会の交流大会についてがございました。  最後に、次回の日程として記載のとおりであります。それで閉会となりました。  以上であります。 ○安部委員長  ありがとうございます。ただいまの第1回調布市社会教育委員の会議の報告につきまして、御質問等ございませんでしょうか。――私から質問したいのですけれども、社会教育関係団体登録更新は何団体ぐらいあるのでしょうか。 ○源後東部公民館長  細かいのは、今、資料を持っていないです。 ○安部委員長  では、学習グループのサポート事業についてもどれぐらいかというのは分からない。 ○源後東部公民館長  はい、すみません。 ○安部委員長  分かりました。報告はあったのですよね。 ○源後東部公民館長  ありました。 ○安部委員長  では、また後日、よろしくお願いします。ほかにございませんか。      (「なし」の声あり)  それでは、日程第2、その他、(1)その他に移りたいと思います。皆様、何か御意見等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。今年の地域文化祭の日程はもう決まっているのですか。 ○源後東部公民館長  決まっています。10月28日から11月5日までです。 ○安部委員長  では、皆さん、各公民館のほうで文化祭に向けて大分始動してきているということでよろしいですよね。ありがとうございます。  ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり)  それでは、本日が第31期調布市公民館運営審議会最後の定例会となりますので、皆様、この2年間、委員として運営審議会を支えていただきまして本当にありがとうございました。そこで、皆様、委員様からお1人ずつ、一言ずついただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。丸橋副委員長から。 ○丸橋副委員長  私は、2017年から6年間、委員をやらせていただきました。コロナが始まる前は公民館研究大会等もありまして、非常に楽しい勉強会で、いろいろな公民館の方と触れ合いもできましたし、公運審の委員としても参考になった会議でございました。また、公民館研究大会、ああいうところのオブザーバーで参加できれば、皆様方も非常に楽しい公運審になってくるのではないかと思いますけれども、ちょっと予断を許しませんが、長い間いろいろお世話になりましてありがとうございました。 ○田中(紀)委員  いただいた委嘱状を見ると、令和元年7月から2期、委員を務めさせていただきました。いろいろと変な質問をしたりして度肝を抜いたのではないかと思って、改めておわびをしておきます。ありがとうございました。 ○大槻委員  公民館の審議会ですけれども、共通なのは、やはり東部、西部、北部、どこもそれなりに皆さんのために活性化して動いていくということ、この件に関する考え方は3館どこも変わらないと思います。それに関して、この審議会で、みんなでまたさらに状況を話し合えるというので、私は短いですけれども、非常に価値観のある会議だと認識しました。どうぞこれからも頑張って進めていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 ○榎本委員  私も初めてこういう審議会に参加させていただいて、勉強不足で変な質問をして御迷惑をおかけしたことと思います。どうも失礼しました。こちらに参加させていただいて、いろいろな分野の方たちとお会いすることができて、私にとっては、とても勉強になったのです。特に公民館の方たちと文化祭に関してはすごくつながりがありまして、とてもいい経験をさせていただきました。これは文化協会に持ち帰って、これからも生かしていきたいと思います。ありがとうございました。 ○稲留委員  私、そういう意味では、まだ2年で一番若いほうだと思うのですけれども、それでもこの会議に出席させていただいて、共通的に言われることはたくさんあるのですが、やはり館特有の事情というのですか、立地条件とか建物の構造とか何かでそれなりの特色があると思いまして、例えば東部さんでしたら立地が非常によいとか、西部さんはロビーがあるので、それを非常に利活用しやすい、ただちょっと不便だとか、北部さんは地下に防音の音楽施設があったり、高価な電気炉があって陶芸が非常に盛んだとか、それぞれ特徴を生かされているなというのがよく分かりました。  それともう一つ、これは若干の提案で、今頃こんなことを言ってもしようがないのですけれども、先ほどのごみとか堆肥の話、東部さんからお話がありましたが、私が知っている限りでは、西部公民館さんでも成人学級のきららさんが堆肥をつくったりとか、去年、文化祭で回ったときに、北部さんでもそういったごみをちゃんとやろうといったサークルがあるので、議長の采配のこともありますけれども、あるサークルがそういう話をされたときに、それぞれの館でもおやりだったら、関連することについて若干ほかの館長さんからもお話が聞けたら、その話がもっと深化するのではないかと思いました。  もう一つ、前回か前々回ぐらいに年度と回数の話をしたときに、いろいろな理由を言われていましたけれども、どうも納得できていないわけで、今回もここでは第3回ですよね。社会教育の資料でしたら5月にやったのは第1回とあるし、同じ教育委員会の中でもこうだし、図書館は年度で回なのです。それは本当に公民館だけがこういうことでいいのかというのは思っておりまして、おかしいとは言いませんが、何となくすっきりしないという気分があります。  以上であります。 ○安部委員長  ありがとうございます。年度の第何回というのは、今までの流れでそのまま来ているものですから、また御検討いただいてもいいのかもしれません。  委員長を務めさせていただきました安部です。この2年間、本当に皆様に支えられまして、公民館の運営審議会を進めることができました。私、子育てから公民館活動をしておりまして、かなり長いですが、一時ちょっと離れておりましたけれども、また最近、公民館の運営審議会の委員ということで活動させていただいております。  先ほど、どなたか委員さんがおっしゃいましたけれども、地域を守り立てる公民館というか、地域に根差している公民館が必要だと思います。例えば、以前は校長会の委員さんがいらっしゃったりとか、P連の方もいらっしゃったりしたのですけれども、そういう委員さんがいろいろ働き方改革とかで出られなくなったりしておりますが、今後は、やはりいろいろな地域の方々が、この公運審の中でもきちんと意見が言っていただけるような会になればいいかなと思います。この2年間、学校との連携というのを市の政策の中ではいつも言われているのですけれども、なかなか難しいところがあって、地域文化祭等々では非常に活発にされているところも見えるので、何とか地域の学校や保育園とか、様々な高齢者施設とかも関連を持って、地域の中の公民館として、市民の学びの場を支えていただければいいかなと思います。  各委員さんには、コロナの中でいろいろと御協力いただきまして本当にありがとうございました。それと、各公民館長、それぞれいろいろなことを申しましたけれども、2年間、本当にありがとうございました。  それから、私、前回も終了後に少しお話をさせていただいたのですけれども、小林委員は今期で最後になります。所用のためにこちらに参加することができませんでしたけれども、小林委員から私宛てに、10年在任されたということで、いろいろ公民館職員の方々や委員の皆様には懇意にさせていただき、大変お世話になりましたということと、サークル活動では得られない貴重な体験をさせていただき、勉強になり、感謝申し上げます、ありがとうございましたということで御挨拶をいただいております。皆さん、それぞれどうもありがとうございました。御苦労さまでした。  それでは、これをもちまして本日の会議を終了とさせていただきます。  なお、閉会後に事務局から事務連絡がございますので、今少しお待ちいただければと思います。  それでは、2年間、本当にどうもありがとうございました。お疲れさまでした。                              閉会 午後3時11分