令和4年度第3回調布市スポーツ推進審議会議事録(要旨)                     日 時 令和5年2月20日(月) 午後6時30分 会 場 文化会館たづくり6階601会議室 ○事務局  本日出席される委員の方,皆様おそろいになりましたので,令和4年度第3回調布市スポーツ推進審議会を開催いたします。  本日の開催に当たりましては,8人の委員出席されておりますので,審議会条例第7条の規定により本審議会が成立することをまず御報告させていただきます。  それでは,ここから議事の進行を会長にお願いしたいと思います。 ○会長  では,改めまして,こんばんは。大分春らしくなってきて,あしたの朝はちょっと冷えるような予報ですけれども,体調を崩さないようにしていただければと思います。   では,今日は第3回で来月また第4回と続いて会議がありますけれども,現状等々また事務局から報告を聞きながら,それぞれの立場から御意見をいただければと思います。  では,まず,今日は傍聴の方がいらっしゃるということですので,この後,お入りいただくようになるかと思います。 ○事務局  本日はお1人いらっしゃっております。      (傍聴者入室) ○会長  では,大きな議題が3つありますので,資料等を確認したいと思います。事務局から資料確認をよろしくお願いいたします。 ○事務局  それでは,お手元に配付させていただきました資料の確認をさせていただきます。  次第にございます資料目録を一緒に併せて確認をお願いしたいと思います。  最初,調布市立小・中学生のスポーツ活動に関するアンケートについてということで一式ございます。その次が調布市スポーツ推進計画策定に向けたヒアリング調査についてというものです。アンケート調査の後にヒアリング調査への御協力のお願いというところ,お願いの文書1枚。その後,施策13,市民スポーツの振興という分野別計画のもの,これが次期基本計画の我々スポーツ振興課所管の施策になります。こちらの資料が一式です。ホチキス留めしてあるものでございます。  そのほかは,事業の報告等になります。1枚目がボッチャ大会の実施報告と駅伝競争大会の実施報告,そしてラグビーリーグワン観戦バスツアーの実施報告,FC東京2023シーズン開幕に向けた取組,あとNTT東日本バドミントン部地域感謝祭,チラシです。そして最後,いつもの「とうきょうの地域教育」ということで,お配りする資料でございます。不足分ございますでしょうか。――では,資料の確認を終わらせていただきます。 ○会長  ありがとうございました。では,これから調布市としてのスポーツの在り方,そういった大きなものに今後取り組んでいくわけですけれども,その材料になっていくアンケート,そういったものに基づいて,議題(1)スポーツ推進計画策定に向けた取組の状況についてということで,事務局から説明をお願いしたいと思います。  御存じのとおり,スポーツというのはすごく大きな力を持っているということは,様々なところから言われているかと思いますので,そういったことも含めて説明を聞いて,その後,意見交換をしたいと思っております。  では,事務局,よろしくお願いいたします。 ○事務局  よろしくお願いします。私から調布市スポーツ推進計画の策定に向けた取組の状況について御説明させていただきます。  前回,11月に開催いたしました審議会におきまして,スポーツ推進計画策定に向けたロードマップ等について御説明させていただきました。その中で,令和4年度の取組として基礎調査の実施をする旨,御報告させていただきました。基礎調査につきましては,市民アンケートと小・中学生へのアンケート,スポーツ関係団体へのヒアリングという3つの柱で構成しております。  そのうち,市民アンケートと小・中学生へのアンケート調査につきましては,この審議会の場,もしくはメール等で御意見を頂戴いたしました。まず,市民アンケートですが,約3,000人の市民の方を対象に実施いたしまして,このうち紙ベースの解答が716,ウェブが462,合計1,178人からの回答があったという結果になります。送付数が約3,000と申しましたが,正確には,送付数3,060に対して約38%の回収率となっております。こちらは市の企画経営課が実施している市民意識調査の結果よりも高い回収率となっております。参考までに市民意識調査の回答結果は,同数送付して回収率36.1%ということですので,2%ほどこちらのほうが高いというところになります。  また,11月の審議会の際にも,統計調査の信頼度みたいなところで,許容誤差とか信頼度について御説明させていただきましたが,今回は目標とする回収率をクリアして,この統計調査の信頼というものを担保するような水準は上回っている状況でした。  また,小・中学生のアンケート調査につきましては,審議会の皆様にもメールにて御意見を頂戴いたしましたが,本日,お手元の資料に校長会にて説明した最終版の資料をお配りしております。こちらはメールでもお送りさせていただいております。市立小学校の第4学年の全児童と市立中学校第1学年の全生徒へアンケートを現在実施しているところです。  アンケートは1月30日から実施しておりまして,今週末,2月24日金曜日までというところになっております。調査対象児童・生徒は全部合わせて約3,300人おりまして,本日現在2,056人の子どもたちが回答しているという状況でございます。60%を上回って,62%という今のところの回収率でございます。  また,最後に関係団体へのヒアリング調査です。お手元の推進計画策定に向けたヒアリング調査への御協力のお願いという資料を御覧ください。ここまで御説明した市民アンケートと学校アンケートにおきまして,老若男女幅広い市民の皆様を対象としたスポーツ活動に関する実態をアンケートの結果という定量的な形で把握して課題を抽出してまいります。  一方で,こうした結果に加えまして,市民スポーツのニーズや課題について多角的に分析をしていくために,市内のスポーツ団体から見たスポーツ活動の実態等に関する認識につきましてヒアリングを実施します。対象は,日頃市民スポーツの振興に寄与していただいている調布市体育協会,スポーツ推進委員会,調和SHCクラブの3団体です。具体的な内容は調整中ですが,3月の中旬頃実施で現在調整しております。  これら3つの基礎調査につきましては,3月28日の審議会にて結果を報告させていただきまして,令和5年度からの推進計画策定に向けた議論の基礎資料といたします。  また,こうしたスポーツ振興課が実施する基礎調査に加えまして,当市の福祉部門が実施した市民福祉ニーズ調査というものがございます。こちらも参酌しながら進めてまいりたいと考えています。  具体的には,当該調査で障害者を対象としたスポーツに関する意識やニーズを行う項目が調査の中でございましたので,こういった結果を参考にしながら障害者に対するニーズというものも捉えていきたいと考えております。  現状の私からの説明は以上です。 ○会長  ありがとうございました。何か補足等ありますか。今のところよろしいですか。  今まず大きく3つ,市民対象の調査,小・中学生対象の調査,今後3月中旬に予定している3団体へのヒアリング,これプラス,障害者の方々のデータを入れて,4つをベースに5年度以降の計画を考えていくということだそうです。今の説明に対して何か御質問とか確認したいことはございますか。市民のほうが38%,子どもたちのほうが現在のところ62%を超えるということだそうですけれども,信頼度は十分担保されているということですね。今のところ動向的なことは,そこまではまだ分かりませんか。 ○事務局  そこも含めて3月に御報告させていただきます。 ○会長  ここまでヒアリング以外,アンケートを2つ実施していて,市民の方からこれについてなぜ質問するのとか,こんなことも聞いてほしいとか,御意見とか何かございましたか。 ○事務局  一度アンケートを対象者に送った後に,お礼督促という形で回答を促すようなものを追加で送りました。期限は一応決めていたのですが,その期限が過ぎた後でもぜひ回答したいのだ,どうすればいいかというお声もいただきまして,期限が過ぎてもそこは受け入れた形であります。  また,ウェブの回答率もそれなりに担保できているかというところで,皆さんのおかげでいいアンケートができたのかなと。あとはこちらをどのように認識して課題を抽出していくかというのはこれからですので,また御意見を賜れればと思います。 ○会長  ありがとうございました。3,060で700がペーパーで回収,4分の1強ですか,460名がウェブということ。答えたくないよとか,そういう声はなかったですか。 ○事務局  私が把握している限りではそういう声はいただいていないです。 ○事務局  恐らく答えたくない方は,そのままスルーされている方かなと思うのですけれども,我々もスポーツに特化したアンケートなので,どのくらいの反響があるか不安な点もあったのですが,市民意識調査よりも高い回収率というところでは,やはりその点でも市民のスポーツに対する関心というところは,調布はほかの市区町村より高いと言われているのですが,そこを実感できたのは本当によかったと思っています。 ○会長  この3,060名の方は,当然年代とか地域とかいろいろなことのバランスを考えた上での抽出ですよね。 ○事務局  はい。 ○会長  回収結果のところは,またそれが分かるような分析というのですか。 ○事務局  分かるようにしますし,例えば北部といったらあれですけれども,市の北側,南側,中心部というエリアでクロス集計といって,ここのエリアの人はどういう結果か,この年代層の人はどういう結果かというような結果分析ができるようになっております。 ○H委員  回答はそういうことが抽出できるような分散された回答になって,ある一部の地区に固まってしまっているとか,そこまで今のところまだ分からない。 ○事務局  結果としてどうなったかというところまではまだ押さえていないので,もう少しで事業者から結果が上がってきますので,そちらを見ながら御報告させていただきたいと思います。 ○D副会長  3,060を紙で配って,ウェブでもいいですよ,どっちでもいいですよということですか。 ○事務局  そうです。どっちでもいいですよと。 ○D副会長  特に何か特典をつけたりしたのですか。 ○事務局  特典は特につけていないです。 ○D副会長  それでこの回収率はすごく高いです。 ○事務局  ありがたいです。鏡文のところにQRコードを入れされていただいて,ネットの場合はこちらからというようにさせていただいていました。 ○G委員  小学校4年生と中学校1年生となっているのですけれども,4年生にした意図は何かあるのですか。 ○事務局  どの学年を抽出するかというのは議論がありまして,例えば国とかがやっている内容だと,小学5年生と中学2年生とかが多いですかね。そこを中心に検討したのですけれども,行政調査というのは結構な数,それなりにある中で,受入れの学校サイド,教育委員会側としては,そことかぶる形でというのは,現場的にはちょっと難しいところもあって,学年的にはずらしたような形で実施したというところです。 ○G委員  分かりました。あと,保護者にはアンケートはしていないのですよね。子どもだけ。 ○事務局  保護者にはしていないです。子どもです。子どもが直接学校の中で答えられるような形,今タブレットを配付していますので,そこで答えていただく。設問もそういう意味では少し抑えたような形で実施しました。 ○G委員  分かりました。 ○会長  G委員と同じように,私も小学校5年生かなという意識はちょっとあったのです。中学校は1年生の後半だからいいかななどと思いながら。今言われたみたいに全部が重なってしまう可能性は確かに学校側とすれば避けたいというのがあるのは分かりますよね。  ほかいかがでしょうか。子どもたちは学校で,学級の時間とか何かで一斉に答えるような感じ。 ○事務局  そうです。学級の時間やホームルームか分からないですけれども,学校の現場の中で空いている時間を見つけてやっていると伺っています。なので,多分学校の状況ないし学級の状況もまちまちかと思いますので,そういう意味で,回答期間は1か月取らせていただいて,その中でお願いしたという形です。 ○会長  あと1週間弱,23日がお休みだから,あと2日間ぐらいしかないのかな。E委員,何かこれ,もうちょっと数字が上がりますか。 ○E委員  うちはもう終わってしまいましたけれども,あと2日だと,どうなのでしょう。でも上がらないと,みんなやらないといけないわけですから。きっと上がるのではないですか。 ○H委員  今のやり方だと,半強制的みたいに聞こえるのですが,その間,答えたくないという子どもは実際いたのか,そういう場合,子どもたちはどうしているのか。 ○事務局  我々も難しいところなのですけれども,強制的にというよりか御協力をお願いするということで学校にはさせていただいていまして,なので,例えば学校から答えたくないという子どもがいるという場合には,もちろん我々としても強制するものではないと考えています。ただ,今のところは,そういう声はいただいていないので,学校の中では,そこはいいようにというかやっているのかなと。かつ,最終的に分からないですけれども,100%ではないというところは,そういう意味で,もしかしたら回答しない方もいるのかもしれない。 ○H委員  ただ,そういうのが全体でやってぽつぽつ回答しないというのはいいと思うのですけれども,そういう時間をそもそも設けなかったから誰も回答しないとかという可能性もあるのかなと。 ○事務局  我々は協力をお願いするという形なので,学校とかあとは担任の先生も含めてですけれども,学級ごとの判断というのもあるかなと想定しています。なので,今の62%でいうと,恐らくそういった選択もあったのかなというのと,これが逆に99%とかだと強制的にやっていたなという不安はあったかもしれないのですけれども,我々としては既に62%ところでは高い数字だという認識はあるので,そこは本当に学校側の選択に任せてというような形です。 ○会長  よろしいですか。 ○H委員  はい。 ○会長  あくまでも強制ではなくて自由意思でというところで。  ほかいかがですか。 ○会長  では,先に行きますけれども,最後のところで時間がありましたらまた戻って確認したいと思います。  では,3月中旬に3団体から,これはその上に約1時間,最長1.5時間実施する予定というのは,3団体でこの時間ですか,それとも1団体にこれだけの時間。 ○事務局  1団体に最大1時間半。 ○会長  1団体に1時間から最長1時間半。かなりの時間になりますね。何か特にこれを聞きたいとかというものは。 ○事務局  イメージとしては,まずは定量的に出てくるアンケート結果に対して,スポーツを推進している団体の立場としてどうかという,定量的な結果と肌感覚がどうかというところをまずはお聞きしたいということと,これは今考えているところではあるのですけれども,例えば各団体が考える課題みたいなところについてもヒアリングの中でお伺いできれば,この基礎調査の貴重な資料として,そこに載せて今後のスポーツ施策を考える土台になるかと考えています。 ○事務局  あくまでいろいろなお話ができる場にしたいと思っていますので,あまり構えずに来ていただければ。よろしくお願いします。 ○会長  できる限り本音でお互いがしゃべられればいいですよね。 では,次回のときには,そういったものも含めて,全部は当然無理にしても,この委員会にも御報告をいただけるということで,楽しみにしていきたいと思います。  この議題につきましては,取りあえず,よろしいですか。      (「なし」の声あり)  ありがとうございました。  では,2つ目の議題,次期基本計画(案)について,事務局から説明をよろしくお願いいたします。 ○事務局  私から調布市次期基本計画(案)のスポーツ部門に関する内容について御説明します。  お配りしている中で,市民スポーツの振興というのが書いてあるペーパー,この一式を基に御説明させていただきます。  まず大上段の話ですけれども,調布市は基本構想と基本計画を合わせた調布市総合計画,それを全体として総合計画といいますが,そういった計画に基づいて計画的なまちづくりを推進しています。  現行の総合計画が令和4年度,今年度で終了することから,令和5年度から8年間を計画期間とする次期基本構想とその前期の4年間を計画期間とする次期基本計画の策定に取り組んでいます。  次期基本計画は,次期基本構想で掲げるまちの将来像,これは新たに掲げるのですけれども,「ともに生き ともに創る 彩りのまち調布」というキャッチフレーズをつくりました。こちらを具現化するための基本的な施策を体系化しております。  幾つかあるのですけれども,計画の特色の1つとして,東京2020大会を契機とした共生社会の充実に向けた取組を推進するものとなっておりまして,スポーツの施策だけではなくて,そういったレガシーを様々な分野で継承,発展させるものとしております。  また,基本計画,8つの基本目標を掲げているのですけれども,そのうちスポーツ部門としては,資料にはないのですが,「学びやスポーツを通じ,誰もが充実した毎日を過ごすために」という1つの施策の方向性がありますので,そちらを踏まえた形で具体的な施策を展開していくことになります。  お手元の基本計画に関する資料を御覧ください。こちらは先日の市議会の全員協議会という場で市から説明した内容になりますが,こちらの説明後に庁内で最終チェック,調整をしております。今年度中に策定して公表するものですが,今回お見せするものから若干内容が修正される予定です。趣旨は修正しませんが,てにをはとかちょっとした言葉の言い回しは修正される予定がありますので,あらかじめ御承知おきください。  スポーツ振興課所管の施策については,ここに記載されております市民スポーツの振興という形で基本計画に位置づけられています。施策を構成する基本的な取組につきましては,この資料の下のほうにありますとおり,スポーツ環境の整備,ライフステージに応じたスポーツ活動の推進,FC東京等様々な主体と連携したスポーツ振興等の推進の3つになります。  これらの施策の方向としては,これも資料の中段ぐらいにあります年齢や障害等を問わず広く市民がスポーツに親しみ,楽しめる環境を整備するとともに,ラグビーワールドカップや東京2020大会のレガシーを継承,発展させ,スポーツを通じて市民の交流が盛んになるまちを目指しますというものです。  ページをおめくりください。下に129と書いてあるところです。現状と主要課題として,こちらにポイントとなるものを記載しております。長いので,キーワードとかエッセンスとして幾つか挙げてまいりますと,国の第3期スポーツ基本計画,また,東京都のTOKYOスポーツレガシービジョンの策定といった東京2020大会後の動きを踏まえることというのが1つ,また,ラグビーワールドカップや東京2020大会のレガシーの継承,発展,その中で,とりわけパラリンピックレガシーの発展を目指すこと,また,スポーツ関係団体やFC東京等のプロスポーツチーム等との密接な連携等を図りながら,「する」「みる」「支える」機会を創出すること,また,部活動地域移行に向け,教育委員会と連携した対応を図ること,既存のスポーツ施設の計画的な修繕,改修,更新等を図ることなどがございます。これらの現状や主要課題を念頭に施策を展開していくものとしております。  先ほど御説明いたしました基本的な取組については,次のページ以降,例えばスポーツ環境の整備にぶら下がる内容として,「する」「みる」「支える」スポーツ環境の充実等,細かな事業が書いてあるのですけれども,こちらの詳細な説明は時間の都合上,割愛させていただきますが,それぞれについてまちづくり指標,いわゆるKPIというものを掲げて,これらの実現を目指してまいります。KPI,まちづくり指標については,例えば131ページに体育施設の年間使用者数ですとか,132ページに運動を週に1回以上行っている市民の割合ですとか,133ページにFC東京等スポーツチームとの連携事業数等ですとか,各取組にぶら下がる形でまちづくり指標を設定しております。  なお,134ページの後段のほうに記載しているのですけれども,施策の展開に当たりましては,デジタル技術の活用や共創のまちづくり,脱炭素社会の実現,フェーズフリーといった観点も踏まえて取り組んでいく予定です。  ここまでが次期基本計画の内容に関するものです。ここからは,基本計画(案)の後半ページに記載されます行革プランについて簡単に御説明します。  さらにページをおめくりいただいて,263ページからです。行革プランは,基本構想に掲げたまちづくりの実践に当たって実施していく行政改革の取組を整理しているものです。スポーツ振興課としては,公共資産の有効活用・最適化,いわゆるファシリティマネジメントという行政改革の方針のうち,最終ページ,資料では一番後ろの266ページになりますが,こちらにプラン37というのがございます。スポーツ施設の効率的かつ効果的な維持管理・運営がスポーツ振興課に該当する内容です。  この内容のところに記載しているのですが,多様化するスポーツ活動に対するニーズや課題等を踏まえて,施設管理におけるより効率的かつ効果的な維持管理・運営の検討に取り組むものとしています。  また,中央自動車道の耐震補強工事等に伴って,西調布体育館の代替機能の検討に取り組んでおりますが,そちらについても来年度以降,代替機能の検討,確保に取り組むというものでございます。  私からの説明は以上です。 ○会長  ありがとうございました。少し時間を取りたいと思いますので,御確認ください。自分が特に気になるようなところを中心に見ていただければと思います。 ○事務局  現行の令和4年度までの基本計画では,施策14ということで,市民スポーツの振興となっていました。大きな柱,スポーツ環境の整備,ライフステージに応じたスポーツ活動の推進,128ページの一番下にある3本柱は大きな変更はございません。内容としては,これまで推進してきた柱を基に,現状に寄り添った形,現状課題,また,さらにスポーツを取り巻く状況というのが相当変わりまして,我々自身も大きな課題に直面もしている中ではあるのですけれども,実際には現状と主要課題という129ページ,130ページは,今の現状,課題も含めて記載させていただいていますが,これ以上にいろいろ細やかな部分がございます。  特に前回のものと変わってくるところとしては,レガシーの関係に関しては,現行の計画にも位置づけてはいるのですけれども,例えば部活動の地域移行の関係だとか,あとはより広域的な連携の部分とか,レガシーの事業についても,より具体的に位置づけたものであることだとか,あとは,後でまた御説明しますが,FC東京だけではなく,ラグビーチームだとか東京都障害者スポーツ協会さんも含めて,様々な主体の方との連携も我々軸として進めておりますので,そういったところもかなり明記させていただいてございます。  なので,現行の計画をより充実,発展させたような内容になってくるかと思っています。 ○会長  ほか事務局のほう何か補足はありますか。 ○スポーツ振興課長  あと補足として,134ページのところに,施策の推進,成果向上の視点に関する取組事例(案),ここに先ほど吉野も説明したデジタル技術の活用,共創のまちづくり,脱炭素社会の実現,フェーズフリー,これらについては,市民スポーツの振興という施策13の内容だけではなくて,市の取組全般に対して,こういった視点で取組事例を挙げている,視点を挙げているというような内容でございます。  その中のスポーツ施設としては,こういったところが考えられるというところで,我々としても,特に今脱炭素社会の実現などという環境に配慮した施設運営が求められているところなのかなという中で,当然照明設備のLED化ですとか,スポーツ施設の運営についても結構老朽化した古い建物が多いもので,必ずしも環境負荷の低いというか,課題のある施設も多く抱えている中で,少しでもそういった改修等の機会を通じて環境に優しいような施設運営,施設管理ができないかというようなことを考えている内容でございます。  そうした中で,細かい具体のところでいくと,特に131ページの基本計画事業の№48のスポーツ施設の整備などは,これまで以上に注目されてというか,老朽化した施設,市の公共施設全般に言えるのですけれども,建築後,かなりの年数がたっているものが多いという中で,そこを効果的に改修等を通じて維持していくというところが重要になってくるというところでございます。  あと,先ほど少しだけ説明にあったかと思うのですが,通常の維持管理ということだけではなくて,西調布体育館などについては,中央自動車道の高架下にある体育館でして,主に調布市内だと武道系のスポーツを行う体育館という形なのですが,中央自動車道の耐震補強工事を行う中で,そこへの対応として,一時的にはそこを更地にしてNEXCOさんに返還してというようなことが求められており,我々として多くの方が今西調布体育館を使っているので,その代替の場所の確保が課題としてある内容でございます。  その辺りがここでいうところの行革プランの266ページ,スポーツ施設の効率的かつ効果的な維持管理・運営の令和5年度西調布体育館の代替機能の検討(移転に向けた調整等)を行い,令和6年度に設計を行い,令和7年度,8年度で整備工事を行うといったところの対応に出てくる内容かと思っております。  その内容が,すみません,また戻るのですが,131ページのスポーツ施設の整備のところにも入っていて,令和7年度,8年度が結構金額が大きくなったということにつながっているといった内容でございます。  スポーツ振興に向けた取組とともにスポーツ施設への対応が我々として非常に大きな課題として認識しているところですので,そこに向けてもしっかりこの4年間かけて取り組んでいきたいと思います。  以上です。 ○会長  ありがとうございます。何か確認したいこと,御質問したいことございますか。どうぞ。 ○事務局  少し補足というか,今回の調布市の次期基本計画は,市の最上位計画になりますので,そこでこういったスポーツ部門の施策等について位置づけてうたっていると。今年度から取組を始めていますけれども,来年度議論して策定するスポーツ推進計画については,この最上位計画である次期基本計画に位置づけたスポーツ施策を踏まえた形で,それを具体化する,より詳細なものを考えていくというところですので,今回のこの場で御質問していただくに加えまして,また御自宅等でお読みいただいて,次年度以降の議論にぜひつなげていければと思っております。よろしくお願いします。 ○会長  ありがとうございました。市の計画を受けて,1つずつ階段を下がったところで私たちの意見が少しでも具体化していければと思いますので。F委員,何かございませんか。 ○F委員  今の資料を読ませてもらったのですが,我々総合型のスポーツクラブという立場でお話をさせていただきますと,スポーツをするという,まずその最初の段階,何をするかによって,どこかの教室に入ってお金を払ってコーチに教わるという選択もあるし,我々みたいに市民が集まってサークルをつくって,一緒に来た人の中で始める。我々は特にそういうところを目指してやっているので,一番ハードルの低いところでスポーツクラブをやる,総合型のスポーツクラブは全国にいっぱいあるのですが,いろいろな形があると思うのですが,今20年たちまして,我々がやってきたことは間違いではなかったのかなというのは思って,ここにいろいろ書いてあるので,特に「する」ですね。最初の「する」ところでは,我々みたいなクラブがあることが最初のとっかかりとしてはいいのかなと思います。  あとは皆さん,うまくなったら,いろいろな体協さんが主催するスポーツ団体に行っていただいたり,もっと強いクラブチームに行きたいという人はいっぱい,調布は特にバドミントンと卓球は市民レベルは全国クラスの方もいっぱいいらっしゃるので,そういうところを目指してやっていただければいいのかなと思いました。 ○会長  ありがとうございます。129から130ページ,主要課題を見ると,いろいろ解決というか,やりがいがあることだな,などと思いながら読んだのですけれども,いかがですか。 ○事務局  次回計画の中で,様々な主体と連携というところで,実は本日,G委員に富士見台小学校の4年生に運動を教える特別講師に来ていただきまして,私も見学させていただいたのですけれども,メガロス調布さんから特別講師をお呼びして,これはもともと指導室が都の補助金を使って,各市内の学校にメガロス調布さんとかFC東京さんにコーチ陣とかスタッフに来ていただいて,子どもたちにいろいろなスポーツ,体を動かすことを外部講師による特別授業で行うという取組なのです。今日お伺いして,子どもたちが動物になりきって歩いてみようと,トカゲ歩きとかキリン歩きとか,そこから始まって,いろいろ走り方,飛び方,バランスとかというものを体験できる時間があったり,最後は鬼ごっこをしたりして,本当に子どもたちが汗をかいたと言いながら,楽しく授業を終えることができたのです。  今,東芝ブレイブルーパス東京さんも実は学校に出向いて,夢授業などをやっていただいているのです。そういったところに私たちも見学に行くと,学校の授業は学校の授業で先生たちも非常に工夫されてやっていらっしゃると思うのですが,やはり外部のプロフェッショナルの先生がいらっしゃるというだけで,子どもたちの向き合い方もちょっと違うのかなというのと,やはり新鮮なメニューがあるのと,初対面でもすごくよく言うことを聞いて,わあっと盛り上がるのですけれども,遠藤さんたちが「はい,じゃ,静かに聞いて」と言うと,みんなすごく集中して授業を受けていたというのが印象的でした。  なので,今回は指導室が補助金を使ってというところなのですけれども,我々もブラインドサッカー協会さんとか,東芝ブレイブルーパスさんとか,FC東京もそうなのですが,市の予算の中でもそういった子どもたちの教育の機会というものをぜひつくっていくべく予算取りをしていまして,そういったオリ・パラ教育,あとは体力向上というところは,引き続き教育委員会とも連携していきたいと思っています。 ○G委員  私も今日初めてというわけではなくて,何校かやったのですけれども,先生とかも話をすると,今おっしゃっていただいたように,特別感が子どもにはあって,自分たちとしてはふだんやっているのとあまり変わらないのですが,学校の先生の反応としては,すごく集中して聞いているというのは,おっしゃっていたので,よかったかなと。  あと今日,話を聞いて思ったのは,先生たちがメニューをつくるのにすごく苦労しているというので,どうやっていけば子どもたちが楽しくできるのかみたいなものはすごく悩んでいると言っていたので,逆にいうと,子どもたちを教えるのもそうなのですけれども,先生たち向けのセミナーというか,こういうメニューをつくるといいですよみたいなアドバイスができるのかなというのはちょっと感じました。 ○会長  ありがとうございます。どうぞ。 ○H委員  私は深大寺小学校のスポーツ推進委員をやっていまして,もうずっと地域運動会もないし,子どもたちの体力がすごく落ちていると先生がおっしゃるのです。実は,高学年向けのイベントというのはやったのですけれども,低学年用のイベントということで,この3月にやろうとしまして,地域運動会の中の幾つかの種目を,3つだけなのですが,やりましょうという話になったのですが,それでも先生がものすごく事故を心配するのです。今は骨折がとにかく多いというのと,頭を打ってしまう子が多くて,頭を打つとやはり即病院に連れていかなければいけないという対応になるそうなので,こういった特別事業は体力向上にものすごくいいと思うのです。赤ちゃんの動きとか,そういうものはぜひやってもらいたいという希望なのですけれども。 ○事務局  やはり同じ課題を教育委員会も持っていまして,コロナ禍で運動する機会がなくなって,けがのリスクも高いというところなのですけれども,でも,今日,教育委員会の職員と話をしている中で,やはり外部の先生たち,FC東京のコーチ陣も,東芝さんもそうなのですが,子どもたちに考えさせるとか子どもたちにまずやらせてみるというところが,教員が考えるのと違うなという,それがすごく新鮮というか。やはり教員だとどうしてもけがの心配とか,そういったものが先立ってしまうけれども,やらせてみるというその空気が子どもたちに対してもすごく新鮮なのだなという話をちょうど教育委員会でもしていたなどということを伺って,やらせてみるというところでは,そういうものが本当に大事なのだなと私も伺っていて思いましたし,我々も教育委員会と連携しながら,ぜひそういったことは定着させていきたいと思っております。  スポーツ推進委員の皆さんもボッチャの指導に出向いていただいて,4年生とかだと分かりますけれども,低学年だと本当に仕切るのが大変そうだなと思いながら見ていますが,そういった方々が出向いていただくというのはありがたいと。 ○会長  ありがとうございます。JSC,日本スポーツ振興センターのデータなどを見ると,幼稚園,保育園の子どもたちのけがは顔と頭なのです。やはり重いから,倒れたときに防ぎようがないので。高校生,中学生は下肢なのです。脚,やはりサッカーだとか走るのに強くなる。その辺も当然,発育段階に応じた動き方を求めていかないといけないのでしょうね。  中学,高校などは先生,今のお話を聞いて何か感じるものはありますか。 ○F委員  コロナが大分落ち着いてきたので,生徒が遊ぶようになって,保健室が今急激にけがが増えたと。今日会議でちょうどその話が出たところです。不思議ですよね。体育の教員も去年の頭から,まずはけがをさせない基礎的な運動からやらないといけない,そんな話でした。 ○会長  子どもたち,幼児のときの木に登って落っこちたとか,友達とぶっついたとか,いろいろな経験がないので,危機回避能力というのですか,危機察知能力というのですか,そういったものが確実に落ちている。だから,とことん痛い思いをするまで分からないというような,その辺のところは小さい子どもたちを見ている方から確かによく聞きますよね。  障害者のほうは,コロナ禍から少し動きが始まったと思うのですけれども,何かその辺でけがのことなどは話題に出ますか。 ○A委員  基本的にけがもすごく心配はあるのですけれども,ただ,去年とか大会をやったときに,久しぶりにみんなに会えてうれしいとか,同じみんなとまた試合がやれてうれしいというのが多かったというのもあるのですが,ただ,やはり出てくる人数は確実に減っているのです。  見ていると,これまでずっと運動によって体力が上がってきたのですけれども,結局は家にいる中で,やはり体力的に落ちているというのはよく聞きます。なので,障害あるない関係なく,そこは同じなのだなというのは。 ○会長  あと何かいかがですか。E委員,学校現場から何かありますか。 ○E委員  けがはやはり多いです。多いというか,骨折する事案みたいなものが,本当にちょっとしたことですぐ骨折するというのは感じていますけれども,いっときのコロナがはやった最初の頃よりは,子どもたちは外へ出たり,運動する機会も増えていますので,大分改善してきたと思います。  運動能力という意味では,皆さん御存じのとおりで,二極化は大分感じますし,やはりゴールデンエージの頃にきちんと運動しない子というのは,中学校に来て基礎的なことを身につけるのがなかなか難しいというお子さんは見受けられるかなと思います。 ○会長  今,小・中・高校生ぐらいのスポーツ格差を題材にした本をちょうど読んでいるのですけれども,地域格差もあるし,家庭の経済力格差があるし,保護者の方のスポーツに対する姿勢,そういったものが子どもたちのほうの体力の高い子のグループ,あまり伸びない子たちのグループ。結局それが学力,それから意欲,そんなことにも全部つながってきているのではないかというような大学の先生の分析などがあるのですけれども,子どもたち,小学生のときなどは走り回る元気というのは,やはり基本なのだろうななどと思います。  ちょっと1つ質問させてもらっていいですか。133ページの一番下,まちづくり指標のところ,FC東京等スポーツチーム等との連携事業で,基準値39というのは年間で39。 ○事務局  そうです。 ○会長  隣の目標値の180というのは,4年間で180ということですね。 ○事務局  そうです。 ○会長  ということは,年間でいうと45ぐらいを目的にというような。 ○事務局  そうです。 ○会長  具体的にはどのような連携が考えられているのですか。 ○事務局  まず,この基準値39のうち,ほぼFC東京との連携事業になります。令和4年度になりますと,実はFC東京との事業だけで40ございます。それはスポーツだけではなく,高齢者支援室や障害福祉課,環境政策課とか様々なところでの連携事業ということです。それにここのところ連携を進めてまいりました東芝ブレイブルーパス東京さんと東京サントリーサンゴリアスさん,あとはNTT東日本バドミントン部,読売巨人軍との連携事業数を今後伸ばしていくというところで,やはりFC東京と調布市との連携というのは本当にいわずもがなのところで,スポーツだけではないところでも連携させていただきながらまちづくりを行っているのですけれども,そのほかのプロスポーツチームのところでも,そのノウハウを使って,様々な分野で連携をしていきたいというところで,希望値でございます。 ○会長  ありがとうございました。では,FC東京だけではなくてということですね。 ○事務局  そうです。 ○会長  ありがとうございます。ほか委員の方。どうぞ。 ○事務局  前回といいますか,これまでの基本計画にはない視点,加えた視点として,ここにスポーツを契機としたにぎわいの創出を書かせていただいております。これは武蔵野の森総合スポーツプラザ,ないし味の素スタジアム等,オリンピック・パラリンピックが開催された地,調布で,あの辺は武蔵野の森オリンピック・パラリンピックパークと呼ばれているのですけれども,すごくいい施設で,そこでは大規模な,最近では国内大会,ないし,今後もしかしたら国際大会が開かれるかもしれないという中で,それらを捉えて,スポーツ振興という視点だけではなくて,まちづくりに多面的な影響を与えていけるように連携していこうという趣旨です。  例えば,この前,FC東京の最終戦で青赤ストリートという取組をやりました。スタジアム通りを歩行者天国化してというところは,今までのFC東京の連携からさらに踏み込むという形で,まちのにぎわい創出というところにつながる取組をやっています。  また,そこまではいっていないのですけれども,ジュニアウインターカップ,U15のバスケットボールの全日本選手権が1月に武蔵野の森スポーツプラザで開催されて,4月にはWリーグという,これもバスケットボールの大きな大会が開催されます。その大会開催に当たっては,発想としてはFC東京の連携と似たような感じなのですけれども,市と日本バスケットボール協会,また,それをプロデュースしている京王電鉄ですとか,そういう多様な主体と連携しながら,まちに来てもらった人が例えば市内の商店街に行って,飲み食いしてもらうとか観光名所も巡ってもらうみたいな仕掛けができないかということで,連携して取り組んでいるところですので,スポーツ振興という一面だけではなくて,そういうまちづくりに波及するような取組をやっていくのだというところで,こういった視点が新しく出てきたというところですので,御承知おきください。 ○事務局  そのバスケットボールの取組の一環として,世界へ飛田給というワードを京王電鉄さんは掲げていまして,飛田給が世界にバスケットボールの聖地として発信できるようにというところで目標を掲げて今年度から。  ジュニアウインターカップも市内の小学生はみんな無料で御招待ということで,各市内,小学校にチラシを配布させていただきまして,今のところWリーグに関してもそういった取組ができるような方向で今協力させていただいています。なので,車いすバスケットボールがプラザで国際大会をやった際にも,市内の小学生の観戦事業などを行ったのですけれども,せっかく市内にあれだけの大きなスポーツ施設がございますので,世界トップレベルとか国内トップレベルのものを生で観戦してもらう,見るというところのスポーツ振興というので,我々も連携をしっかり行い,市民にそういった機会を提供していきたいと思っています。 ○会長  ありがとうございます。よろしいですか。どうぞ。 ○A委員  現状と主要課題のところなのですけれども,パラリンピックということで,障害者スポーツのレガシーというところもあるのです。前も言ったのですけれども,いわゆる健常者,あまり好きな言葉ではないのですが,健常者の子どもたちに普及の意味で体験会をやるというところは多く書かれてはいるのですが,これは福祉のほうの関係になるのか分からないのですが,障害当事者の人たちのスポーツ振興というのは,どっちかというと福祉のほうでやるというイメージ,それとも…… ○事務局  ここに記載のある障害者スポーツの振興における協議体を活用して,今,実はすごく地道にやっているところなのですけれども,市内の福祉作業所に東京都障害者スポーツ協会さんの指導員を派遣させていただいて,日常的に作業所の時間の中でできる運動というのをレクチャーしていまして,今年度も含めて,5事業所に回らせていただいて,実はそこでもレクチャーしていただいたものが継続して,スタッフが覚えてみなさんで日常的に運動するというような事例ができています。  さらに,ここ最近は,武蔵野の森総合スポーツプラザと連携して,余暇のタイミングで障害のある方たちが施設に自分達で行って,プールとかトレーニング室とか,スタジオプログラムができるようにということのきっかけの事業を12月に1回目をやりまして,今度3月9日にもやらせていただくのです。  なので,どうしてもスポーツ振興課だけの障害者スポーツの事業は,確かにおっしゃるように障害理解がメインだったところが多いのですけれども,この協議体を元年度に設置してからは,福祉分野,スポーツ分野で連携して,どちらかというと,障害当事者の方にスポーツの機会を与えるというところで動いています。  いずれは,味の素スタジアムに来月末にオープンします東京都のパラスポーツトレーニングセンター,A委員の所属されている東京都障害者スポーツ協会さんが指定管理者ということになりまして,そちらとも連携を図りながら,障害のある方がいろいろなところでスポーツができる環境,体育協会も来年度はそういった形の取組をしたいという話もいただいていますので,そういった形のものからさらに障害のあるなしにかかわらず,みんながいろいろなところで交じってスポーツができるというところを目指して今やっているところです。 ○A委員  そういったところをもっと表立って書いてもよかったかなというのは,ちょっと感じました。 ○事務局  実はこの分野別計画のほかに計画の前段で,うちの市として主要に取り組んでいきますという中に,共生社会の充実というところがありまして,そこにもやはり協議体を活用したという話がありまして,計画上には細かいところまでは書いていないのですけれども,市としてはかなり重要な事業として,その協議体自体が都内で最初にできたモデル事業として始めたというところもありまして,今ほかの市区町村のモデルとしても先進事例として紹介させていただいているのです。なので,これを大事に今後また突き詰めていきたいと思っています。 ○A委員  だからこそ前面に押し出してもいいかなとちょっと思ったので。 ○事務局  スポーツ推進計画には細かく書けるので,記載して参ります。 ○会長  よろしいですか。どうぞ。 ○E委員  現状と主要課題のところなのですが,文末表現が「○○を図っています」とか,「取り組んでいます」というのがいわゆる現状ですよね。「必要があります」とかというのが主要課題ということですよね。この「○○する必要があります」というのは,課題の認識としてどの程度やっていこうというようなことになるのかというのは何かあるのでしょうか。 ○事務局  ここに書いてあるもの自体,最上位計画に記載をするというところでは,やはりここに書いた以上は取り組んでいくべきものと考えております。この4年間をかけてスポーツ振興課としてしっかり課題として捉えて向かっていきますよというような前段の部分になりますので,とはいえ,部活動の地域移行というのも今後どうなるかというところはまだ読めない部分ではあるのですけれども,基本的には重要課題として位置づけているもの。 ○E委員  ということは,部活動の地域移行に関しては,どこがイニシアチブを取るとかというのはまだ決まっていないのですか。教育委員会が取るのか,それともスポーツ振興課が取るのか。 ○事務局  教育部との話合いというのはさせていただいていく中で,やはり移行までの部分と,移行後もそうなのですけれども,教育部が担っていかなくてはいけない部分というのはあると思うのですが,実際に地域の子どもたちのスポーツ活動を,文化もそうなのですが,創出していくというところは我々生活文化スポーツ部のスポーツだったり,文化だったりというような部署になるという認識は我々にはあります。なので,今のところ教育部との話合いもある意味前向きなというか,現実的な形で進めていこうかというようになってはきているところです。 ○E委員  予算のこととかも今後ということですね。 ○スポーツ振興課長  ええ。 ○会長  では,時間のほうも大分過ぎていますので,1つだけ自分が思うのは,ラグビーのときのあれだけ海外から多くの方々がおいでになって,にぎやかに楽しんでいただいた。やはりあの世界はいつまでも続けたいという思いがあるのです。日本だけではなく,やはり世界をターゲットにしてほしいという何か記念の形ができるといいなというような思いがあります。  ラグビーで言えば,今ちょうど秩父宮ラグビー場がしばらく使えなくなる。チャンスがありますので,頑張るといいのかなと思ったりしています。  では,これらについては,まだまだ話がこれからより具体的なものが下りてくると思いますけれども,今日のところはここまでにしたいと思いますが,D副会長,何かありますか。よろしいですか。 ○D副会長  はい。 ○会長  では,3番目の議題,その他情報提供に入りたいと思います。事務局,よろしくお願いいたします。 ○事務局  皆様にお手元にあります幾つかの事業の報告をさせて事務局からさせていただきたいと思います。  まず,ラグビーリーグワンの東芝ブレイブルーパス東京とサントリーサンゴリアス観戦バスツアーが開催されるというものです。これは,我々調布市をはじめ,三鷹市,府中市,あとはこの2チームとの5者協定に基づいた連携事業になります。既に今シーズン,ラグビーリーグワンが12月開幕で今ちょうどシーズン中なのですけれども,12月,東芝ブレイブルーパス東京や東京サントリーサンゴリアスさんで,3市の市民を無料招待していただいたりというところは始まっていたのですが,味の素スタジアムでの開催というのがやはりJリーグの関係もあって,12月と1月の上旬で終わってしまうのです。あとは聖地,秩父宮での試合があるのですけれども,お聞きになった方もいらっしゃると思うのですが,府中ダービーといって,府中市を拠点とするこの2チームが戦う試合というのがリーグワンの中に必ず1試合あります。それが2月5日,秩父宮ラグビー場で開催されました。  我々3市も5者協定を結んでいる2チームの戦いというのは,府中が府中市長杯というのもあるのですけれども,三鷹,調布としても,やはり連携をしたいということで,バスツアーを3市で企画いたしまして,調布,三鷹,府中の市役所からバス2台,80人ずつを参加させていただいて,ここにありますブランケットなのですが,これも特別で発注して,表も裏もないのですが,両チームが両面になっているものをお配りして,秩父宮にバスで行ったというものでございます。  これが非常に好評でございまして,秩父宮は都心にあるので,そこまで遠くはないにしても,この日は高速の渋滞もなく,行き帰り,大体片道30分ぐらいで行けてしまったのです。試合をお酒を飲みながら楽しんだ方とかが楽だと言いながらバスでお帰りになったこともありますし,ちょっと足が悪い方とかも,これだと都心まで行けますねなどというお声もおかけいただきました。  募集の倍率もかなり高くなってしまいまして,残念ながらお応えできなかった方も多かったのですけれども,この試合自体も大変盛り上がりまして,バスの中では,裏面にありますうちの職員の村山がスクラム村山という名前でユーチューブを作ったのですが,それを流したり,あとは両チームキャプテンからオリジナル動画をいただいて,それを車内で流したりというところで,対戦前から気分を盛り上げて,会場に到着して応援するという企画でございます。  これは大変好評だったので,来年度以降も3市で続けていきたいというところでやっております。そういった取組の一例として御紹介させていただきます。  続いて,ボッチャ大会。 ○事務局  ボッチャ大会は私から報告します。ホームページの印刷になりますが,令和4年度東京都市町村ボッチャ大会が開催されるという資料を御覧ください。  こちらは,前回の審議会の際にも少しお知らせしたのですが,オリンピック・パラリンピックを契機に,多摩地域でオリ・パラのレガシーを残していこう,インクルーシブスポーツと言われますけれども,パラスポーツを多摩地域で広げていく,そういった機運を醸成して,それをかつ大会後も残していこうという思いの下で始めた大会でございます。  令和元年度に第1回大会を開催したのですが,その後にすぐコロナ禍になりまして,その後,2回開催できずに,今回ようやく3年ぶり2回目の大会を開催することができました。  実は各自治体,当初は大体オリ・パラ担当みたいなものをつくって,スポーツ部門とは別な組織でやっていたところが多く,今回3年ぶり2回目という中で,大会を知っている人がほとんどいないという状況で,運営資料も残ってはいるものの,現場のことが分かるメンバーが数少ないという中での手探りの中だったのですが,何とか実施することができました。今回,多摩地域,27の自治体から総勢48チーム,200人の方が参加した大会でございます。  裏面に書いてありますが,調布市からも2チーム参加しました。SHCさんが主催でパラスポーツボッチャ調布市交流会というものを開催しておりまして,その上位チームが出場したところです。実は私もそのボッチャ交流大会に一緒に参加してきたのですけれども,優勝,準優勝のチームは明らかにレベルが違うといううまさだったのですが,その2チームは予選で負けてしまうといいますか,はるかにレベルの高いようなチームが出場しておりまして,結果的には三鷹市代表のチームが優勝しました。これは実は親子で参加したと。お父さん,お母さんと1年生のお子さんで,本当にびっくりするぐらい上手で,令和元年度のこの大会というのは,割とルールも緩くて,レクリエーションボッチャのルール,かつコートも狭めでやっていた。今回は,基本的にはそのルールを踏襲してやったのですけれども,あまりにも皆さんレベルが高過ぎて,ボッチャのコートの面積をもう少し広くしたほうがいいのではないかとか,綿密な作戦会議を経てやっているから時間も全然足りなくなってしまったりして,タイマー制を導入したほうがいいのではないかとか,運営としての課題はあったのですが,多摩地域でのボッチャ競技のレベルが草の根から上がっているのかなというようなことを感じた大会でした。  この大会自体が自治体で何ブロックか決めて,そのブロックごとの持ち回りで開催しておりまして,令和5年度については,東久留米市で開催されるところになっております。またできれば私も予選を通ってから楽しんで,この大会に関わっていきたいと思いますので,よろしくお願いします。  以上です。 ○事務局  続きまして,今度は駅伝大会です。先ほどちょっと話題にも出していただきましたけれども,第67回調布市民駅伝競走大会,無事に開催することができました。当日,非常にお天気もよくて,この1週間,2週間くらい前には前日に雪予報などというのが出てしまって,どうしようという気持ちだったのですが,何とか天気ももちまして,無事に晴れた中,最高のコンディションで開催することができました。  今回は,2年度,3年度が新型コロナウイルスの感染症で中止となって,味の素スタジアムの中でやるのは,実に5年ぶりでございました。230チーム,1,150人のランナーが久しぶりにフィールドに立ったというところで,岡田委員も走っていただいて,私もコース横から応援をさせていただいたりもしたのですけれども,本当に多くの方に御参加いただきまして,中学生の参加もありました。とにかくけが人がなくというところがよかったです。  当日,やはりコロナ明けでのこれだけの参加者,今回特に上限を設けずにやりましたけれども,本当に味の素スタジアムに,歓声も聞こえたり,従来の駅伝がまた戻ってきたというところでは,市長をはじめ我々職員もすごくうれしかったと思っております。  また,来年度以降も味の素スタジアムでできるように実施予定でございますので,またほかの委員の皆様も参加していただいて。パラスポーツトレーニングセンターもできますので,協会の皆さんもぜひチームを組んで,メガロス調布さん,ぜひぜひ皆さんに来ていただければと思いますので,よろしくお願いします。  続きまして,今度はFC東京2023シーズン開幕に向けた取組についてというものでございます。  こちらを見ていただきますと,実はつい最近ですけれども,2月15日にお披露目をいたしました総合体育館の第1駐車場側なのですが,壁に青赤ウォールアートというものを作成しました。ここにはずっとオリ・パラに向けたウォールアートがあったのですけれども,かなり時期も過ぎてというところで,ぜひ青赤聖地というものをつくりたいということをFC東京さんと話をしていました。  できたこの絵がレジェンドと言われるアマラオさん,ルーカスさん,石川直宏さんなのですが,今回,ディエゴ・オリヴェイラ選手,森重選手,長友選手という3人の現役の選手をここに使うというところが本来なかなかハードルが高いものなのですけれども,FC東京さんの多大なるご協力のもと,この青赤聖地では,こういったレジェンド,現役選手も含めて,FC東京を象徴する人たちをということで作らせていただいたものでございます。大きさは3メートル掛ける3メートルなので,行くと結構大きなものです。  当日はアマラオさんに来ていただきまして,サインもここに書いていただいたのですけれども,FC東京さんとは,このメンバー全員のサインをここに書いていただいて完成という形にしたいなと。一応2,3年間はここでこのままにしておきたいというようなものでございますので,ぜひ皆さんもお近くにお立ち寄りの際は見ていただきたいと思っております。  あと,青赤ライトアップ,たづくりのライトアップで,この間の18日が開幕戦だったのですけれども,開幕戦に向けて16日の夜から本当にきれいな青赤カラーにライトアップをさせていただきました。こちらはまたタイミングを見て,FC東京のキーとなる試合のときには,前日,またはその前ぐらいからこういった点灯をしていきたいということで文化生涯学習課や財団とも協力してやっているものでございます。  あとはおなじみなのですか,開幕戦前日にユニフォームデーを行いました。今回も写真にもありますように生活文化スポーツ部を中心に8階はほとんどこういう形でみんなでユニフォームを着て業務に当たったというところです。ホームタウンである6市のツイートでリレーを行って,応援という形を取らせていただきました。  また,スタジアム通りは通年ずっと青赤装飾をされているところですけれども,新デザインの選手の街路灯バナーフラッグを掲出しました。あと,電柱とかにある緩衝材みたいな柱巻きというものが青赤のもので,それもFC東京と調布市が作ったり,ポールのところの青赤とか,そういったものも全て見事な青赤デザインになってございます。  こういった取組を経て開幕に向けた応援企画ということで,市を挙げて応援の機運を出すことでスポーツ振興に取り組んでいるというものでございます。  また,FC東京,青赤ストリート,今シーズンは2回やる予定になっておりますので,また詳細が決まり次第,御報告させていただきます。  続いてですけれども,NTT東日本バドミントン部の地域感謝祭,これはこれからのものでございます。3月21日の祝日,武蔵野の森総合スポーツプラザのサブアリーナで行います。これも実に令和元年度に実施して依頼,コロナで中止となっていたものですけれども,調布市応援アスリートの桃田選手も所属しておりますNTT東日本バドミントン部さんとの連携で,子どもたちを対象にバドミントンのいろいろなゲームを体験してもらって,バドミントンの楽しさを教えましょうということです。  前回,元年度は,NTT東日本のバドミントン部の練習会場である入間町の研修センターの体育館でやったのですけれども,今回はオリンピック開催時に実際にバドミントン競技を開催したプラザで行うというものでございます。  今,募集中で定員100人なのですけれども,実は現在もう450人の応募が来ておりまして,関心の高さ,ありがたいなと。ここから厳正な抽せんをしなければいけないのですけれども,そういった形でやらせていただきます。こちらはまた,3月の審議会で報告させていただければと思います。  あとは,お手元にあります「とうきょうの地域教育」,こちらは東京都から来ておりますので,後で御覧いただければというところでございます。  その他情報提供としては以上になります。 ○会長  ありがとうございました。盛りだくさんの説明がありましたけれども,何か御確認したいこととか感想とかございますか。秩父宮ラグビー場のバスは抽せんで外れました。残念でした。 ○D副会長  やはり味スタは,特に子どもたちなどはそうなのでしょうけれども,広い中に入っただけでも,わあっという感じがあって,まずそこに来るだけでも,すごくいい体験になるのだろうと思います。まして中を走れるとなると,私なども歩くぐらいのスピードだったのですけれども,走ったというのは,やはり実感として味スタを走れたというのは,すごくいい1日になりました。やはり皆さんがああやって集まれるイベントが,この2年間の間になくなったイベントもたくさんありますので,こうやってまた復活して戻ってきたというのは,非常にいいなと思います。天気もよかったです。 ○事務局  ありがとうございます。 ○D副会長  応援いただきまして,ありがとうございました。歩くぐらいのスピードに応援をいただきまして。 ○事務局  でも,電気通信大学のチームはすごく速かったチームがありまして,一般男子の部か何かで電気通信大学が優勝されていました。たくさんのチームが参加いただいていまして,本当にありがたかったです。 ○会長  今回はとても天気がよくて。応援するほうも楽でしたから。 ○H委員  毎年滑走路の横の道が物すごい風なのですよね。今年は本当に風がなかったです。 ○会長  あと何か委員のほうで持っていらっしゃる情報とか何かございますか。よろしいですか。      (「なし」の声あり)  時間のほうもほぼほぼ8時,予定の時間になるのですけれども,事務局のほうは何かございますか。 ○事務局  そうしましたら,事務局からの連絡の前に一旦傍聴の方にここで退室していただきます。 ○会長  ありがとうございました。      (傍聴者退室) ○会長  先ほどちょっとE委員から御質問があった部活動の地域移行,御存じかと思いますけれども,つい数日前,16日に都立学校のほうも行うという形で発表になって,大体ガイドラインが出たようです。立場的に全国のいろいろな情報もいただいているのですが,言葉が,3年間でほぼほぼやってしまうと言っていたのが予算が取れなかったので,期限は切らないでできるところからやってくださいというスポーツ庁のトーンダウンはかなりしていました。  ただ,全国の校長先生とか中体連からの情報では,いや,難しいでしょうというのが現実というところです。山間僻地,あるいは離島だからできないのではなく,都市部においても,スポーツ離れのおそれのほうが高いのではないか。先ほどちょっと御説明した今読んでいる本も,スポーツ庁から提言が出た後に大学の先生が書いている本なのですけれども,学校に部活動で子どもたちの居場所がないと厳しいのではないでしょうかというような話でまとめてあったようでした。  その辺についてはまた調布のほうで,E委員を含め,情報があればお聞かせいただければと思います。何かありますか。 ○E委員  今のところ何もない。また来月,国がもう一回ガイドラインを出すらしいので,どのようになるのか,模索しているという状況です。 ○H委員  何かこの間,新聞にちょっと出ていたのが,3つの例が出ていて,もちろん田舎のほうの学校なのですけれども,3校だか何かでまとめてどこかで見てもらうとか,そんな感じでやるというのが書いてありました。 ○会長  拠点校方式というものですね。 ○スポーツ振興課長  いろいろなやり方があるのかななどと思うところです。それぞれのスポーツに対する地域資源みたいなところの違いもあるのかなと。そこについては我々もスポーツ振興課として培ったいろいろなスポーツの資源はあるのかなと思っているところですし,そういった団体の方とか,スポーツチームの方とかに話をしてみると,ぜひ調布のために協力したいと言っていただけるところがほとんどですので,そういった方々を調布の子どもたちの部活動とかスポーツ活動の場にうまく巻き込みながらというか,協力を得ながら,そこは進めていければと思っております。そういったところも含めて,多分来年以降,いろいろな教育委員会等とも連携した取組が少しずつ進んでいくことに,決まっていくことになるかと考えておりますので,またこういった審議会の場等を通じて,皆さんにも共有させていただきたいと思っております。 ○会長  では,一応議題のほうはここまでということで,あとは事務局から何かありますか。 ○事務局  そうしましたら,皆様,もう次回の審議会の日程は決めさせていただいております。3月28日火曜日の6時半からということで,場所は教育会館ですので,御承知おきください。議題予定としては,やはり計画策定に向けた調査の結果報告等を中心に行わせていただきますので,よろしくお願いします。  以上です。 ○会長  ほか委員の方々から何かございますか。どうぞ。 ○A委員  議題と全然違うのですけれども,先ほどありましたように,東京都パラスポーツトレーニングセンターというのが味スタのほうで開業します。3月21日に開所式を行いまして,そこから利用できるというような形になっております。  パラトレーニングセンターという名前なので,障害のある,パラスポーツの団体が優先的なのですけれども,だからといって,それ以外の人が使えないというわけではないので,トレーニング室は個人利用で,皆さんもお使いできますので,ぜひ使っていただければと思います。 ○会長  ありがとうございます。 ○スポーツ振興課長  我々もぜひPRをさせていただきたいと思います。 ○H委員  スポーツ推進委員から1つPRなのですけれども,今週の木曜日,祭日に,小学生ドッヂビー大会というのを武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナで3年,ここのところできなかったのですが,やっと今年開催することができます。  42チーム参加で,約500人の子どもたちが集まったということで,ほっとしているところでございます。 ○会長  では,最後,D副会長のほうでまとめていただきたいと思います。お願いします。 ○D副会長  では,時間もあまりないので,短めにと思います。  先ほど駅伝の話が出ましたけれども,あれは230チームぐらいということで,3年前とか5年前はもっといた。 ○事務局  そうです。もっといました。 ○D副会長  非常にたくさんのチームが集まったとは思ったのですけれども,やはり以前よりはちょっと減って,制限したわけではないですよね。 ○事務局  はい。 ○D副会長  都市型のマラソン大会は各地区,各地域でいっぱいありますけれども,東京マラソンは相変わらず人気が高くて抽せんは12倍なのですが,定員割れのマラソン大会とかもどんどん増えていて,中にはもっと小さなイベントだともうなくなったという駅伝大会とかがたくさんあるのです。  やはりコロナの間に,体力が落ちたので,出ないという人もいるかもしれないし,あとは走るのをやめてしまったとか,ふだん走っていないけれども,出ようと言っていた人がコロナだからといって出るのを控えてとか,いろいろな理由があるのだと思うのです。普段の大学の学生の様子などを見ていても,今度4年生になる大学生というのは,入ったときからずっとという学生なのですけれども,そういう学生が今度研究室に入ってくるわけです。そうすると,大学に来ること自体がハードルがあるわけです。大学に来ない,家でやるというのが彼らにとっては普通だったのです。それ以前はそうではないのが普通だったわけです。  5月8日にコロナが五類になるということなので,今度は元に戻していくということを考えなくてはいけなくて,なくなったり,控えてしまったスポーツイベントも元に戻していく必要があるのですけれども,それ自体も規模を元に戻すとかということになりますが,それを利用して,人のつながりというか,それを元に戻すというか,普通の生活をスポーツイベントで戻していくというようなものもすごく大事なのかなと思うところなのです。  なので,ぜひ今日も紹介があったいろいろなイベントも,そのイベントをやるということ自体,もちろんすごく大事なことなのですけれども,つながりを戻すというような意味合いがもう一つあるといいのかなと。元に戻すのは意外と大変だと思って,ぜひそこにもスポーツの力が使えるかなと思っているところです。  以上になります。 ○会長  ありがとうございました。では,よろしいですか。ちょっとお時間が過ぎてしまいましたけれども,では,次は3月28日ということで,御予定ください。どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。                                  ――了――