と き 令和5年1月24日(火) ところ 西部公民館 第1学習室 令和5年調布市公民館運営審議会 第1回定例会速記録                                開会 午後2時 ○安部委員長  皆様、1月になりましたので、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。ただいまから令和5年調布市公民館運営審議会第1回定例会を開催いたします。よろしくお願いいたします。  本日の傍聴はいかがでしょうか。 ○神戸西部公民館長  傍聴の方はお2人いらっしゃいます。 ○安部委員長  では、入室のほうお願いします。      (傍聴者入室)  次に、本日の委員さんの出欠状況につきまして、花岡東部公民館長、報告をお願いいたします。 ○花岡東部公民館長  御報告させていただきます。本日、丸橋委員から御欠席の連絡をいただいております。その他の御欠席者はございません。  以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。続いて資料の確認について、鈴木東部公民館副館長、お願いいたします。 ○鈴木東部公民館副館長  それでは、本日の資料を確認させていただきます。まず、令和5年調布市公民館運営審議会第1回定例会日程でございます。次に資料1、令和4年度使用状況報告(11月~12月分)です。次に資料2、令和4年度事業報告(11月~12月分)です。次に資料3、第67回調布市民文化祭実施報告書です。次に資料4、令和4年度第4回調布市社会教育委員の会議次第です。次に資料5、令和5年度調布市公民館事業計画(素案)です。次に資料6、令和5年度公民館運営審議会開催予定です。  説明は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。皆様、お手元におそろいでしょうか。  それでは、議事に入ります前に、今回の公民館だよりの公運審の記録につきまして、榎本委員にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、日程第1、報告事項、(1)使用状況報告(令和4年11月~12月分)について、鈴木東部公民館副館長から説明をお願いいたします。 ○鈴木東部公民館副館長  それでは、使用状況報告(11月~12月分)について御報告いたします。資料1をお願いいたします。  初めに、11月分です。2ページをお願いいたします。2ページの下から4行目、公民館ごとの合計欄を御覧ください。東部公民館においては180単位、1,630人、西部公民館においては166単位、2,236人、北部公民館においては229単位、1,779人の使用がございました。3館合計で575単位、5,645人の使用でした。前年の11月と比較いたしますと、東部公民館では13単位、266人の増、西部公民館では12単位、618人の増、北部公民館では15単位、72人の減となりました。  コロナ対応状況につきましては、前年度の11月とほぼ同様の状況でした。合唱、吹矢など、飛沫拡散による感染リスクを伴う活動の定員は50%制限が残るものの、そのほかの利用は100%以内での施設利用が可能となっております。  11月分の各館の増減要因について御説明いたします。11月1日から6日までの6日間は地域文化祭期間であり、一番上の主催事業の項目で地域文化祭の来館者数を加算しております。各館の状況ですが、東部公民館は文化祭参加者の増により、主催事業人数が増加しました。  また、表の中段、官公庁、市の部課の利用が増えたことにより、前年度に比べ利用人数が増えております。この内訳といたしましては、東部児童館まつりでの利用が主なものとなっております。  西部公民館については、文化祭参加者の増により主催事業人数が大幅に増加したほか、西部児童館まつりの開催で、市の部課の利用が増えたことに加え、子ども食堂の利用増により有料の地域団体の項目が増えました。これらの影響で前年度に比べ利用人数が大きく増えております。  また、北部公民館につきましては、通常利用の範囲内での増減と捉えております。  続いて、12月分の状況につきまして御説明いたします。4ページをお願いいたします。下から4行目になります。公民館ごとの合計欄を御覧ください。東部公民館においては140単位、1,252人、西部公民館においては112単位、1,173人、北部公民館においては190単位、1,381人の使用がございました。3館合計で442単位、3,806人の使用でした。前年の12月と比較いたしますと、東部公民館では15単位、128人の減、西部公民館では2単位、123人の増、北部公民館では9単位、81人の増となりました。  コロナ対応状況につきましては、12月についても前年度の12月とほぼ同様の状況でした。12月分の昨年度と比較した利用状況については、各館ともに通常利用の範囲内での増減と捉えております。東部公民館について利用減が見られますが、これにつきましては、昨年度、児童館まつりの代わりのイベントを東部公民館の学習室で12月に3日間実施しており、その反動の減があったものと考えております。  説明は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。それでは、日程第1、ただいまの報告につきまして質問等ございませんでしょうか。須山委員。 ○須山委員  子ども食堂なのですが、分け方の中では、有料の地域団体の中に入っていると思ってよろしいですか。 ○安部委員長  神戸館長。 ○神戸西部公民館長  子ども食堂につきましては、今お尋ねいただいたとおりでして、現時点におきましては、有料団体の地域団体ということでカウントさせていただいております。  以上です。 ○須山委員  分かりました。結構です。 ○安部委員長  今後もコンスタントに利用はあるのですか。神戸館長。 ○神戸西部公民館長  実際、今年度、令和4年度から活動は始めていただいています。その間もコロナ等の影響もありまして、ちょっとの間、お休みをされていることもありますけれども、基本的にはおおむね1か月1回ぐらいの利用を今後継続されると伺っております。  以上です。 ○安部委員長  ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり)  なければ、次の事業報告(令和4年11月~12月分)について、花岡東部公民館長から説明をお願いいたします。 ○花岡東部公民館長  それでは、令和4年度11月から12月分までの事業報告をさせていただきます。資料2の1ページをお開きください。初めに、東部公民館です。  成人教育、講演会Ⅱ「解読 妖怪たちの出生のヒミツ」は、ゲゲゲ忌に加え、今年は水木しげる氏生誕100周年に当たることから、水木しげる氏によって描かれてきた妖怪たちが生まれた由来をひもといていきました。彼らはいつ、どこで、どんな形で生まれてきたのか、調布に妖怪はいたのか、当時の絵巻物や浮世絵から想像力を広げながら学んでいきました。講師は、國學院大學文学部教授である飯倉義之さんです。大人向けではありましたが、小学生2名の参加があり、そのうち1名は鬼太郎の格好をして参加してくれました。  参加者からは、「大変面白い講座でした。鳥取を旅したとき、水木ロードで目にした妖怪たちがとても愛らしく、出生の秘密は大変気になっていました。水木さんだけでなく、多くの方が長い間研究、想像して作られたものであることを知り、大変驚きました。多くのことが勉強になり、あっという間の2時間でした」といった感想がありました。  次の東部市民講座Ⅳ「しめ縄・しめ飾りを知る・作る」は、古くから米作りに付随して行われてきた年末のしめ縄、しめ飾り作りの由来や意味を学び、先人の工夫や稲わらの扱いなどを実際に体得しながら自然のよさに触れました。講師は、武蔵野美術大学非常勤講師の棚橋早苗さんです。  参加者からは、「単にしめ縄を作るだけでなく、由来や歴史を最初に学んでからだったので、より興味が深くなりました。先生のお人柄も朗らかで明るく、とても楽しく受講できました」「お正月も近いので、自分でしめ飾りを作成してみたいと思いました」「たくさん練習したいと思います」といった感想がありました。  次の調布市公民館3館合同事業は、「探検家 関野吉晴が地球を這って見たこと、考えたこと」と題した講演会を文化会館たづくり大会議場で11月26日に開催しました。探検家で医師、また、武蔵野美術大学名誉教授でもある関野さんに、グレートジャーニーの旅や手作りの船「縄文号」での航海など、そこで見たことや出会った人々とのエピソードを映像とともにお話しいただきました。この事業は、令和2年度の公民館3館合同事業として企画していましたが、コロナ禍で延期となったため今年度実施しました。定員は110名でしたが、定員を超える申込みがあったことから参加者を増やし、当日は131名の参加がありました。初めに、地域文化祭の様子を10分程度にまとめたビデオを上映し、その後、関野さんに講演していただきました。旅のスケールの大きさや穏やかな関野さんの人柄にも触れ、会場は参加者の温かな拍手に包まれました。  参加者からは、「関野さんの言葉に感動しました。久々にぐっとくるものがありました。無駄なことを自分でやってみると気づきが生まれる。やはり予想以上の内容で大変よかったです。ちょっとしたことでも臆病になっていた自分を少しでも変えたいと思いました。本当の自然との向き合い方、生き方を考えさせられました。とても勉強になりました」といった感想がありました。  次に、成人学級「木曜会」です。11月に元調布市社会教育指導員で「アカデミー愛とぴあ」の読書会講師である青木笙子さんを招き、公開講座として、別役実の『淋しいおさかな』の読書会を開催しました。  参加者からは、「中学3年の教科書に載った『淋しいおさかな』の読書会の発展として開催した公開読書会は大成功だと思います。講師の圧倒的な知識量と熱い読書愛に感謝しております」「淋しいとはどういうことか、友達を持つ大切さなど、ためになることをたくさん聞かせていただきました」といった感想がありました。  次の12月には、別役実が早稲田大学出身ということで早稲田大学のキャンパスツアーに参加しました。現役学生ボランティアの案内で大学の校舎や演劇博物館、大隈講堂などを見学しました。  次に、高齢者教育です。シルバー教室Ⅱ「ゆっくりお繕い 装飾ダーニング」は、6月から7月に実施した教室の申込人数が多かったことから全3回の日程で追加実施しました。擦り切れたり、穴が空いたりした衣類を補修跡が目立たないように繕うこともできますが、あえてカラフルな糸を使って強調し、愛着のある一品に仕上げていく補修方法がダーニングです。ステッチや糸の色の選び方や縫い方を学びました。講師は、神山彩子さんです。  1回目は、バスケット編みという基本的なダーニングを学びました。2回目は、ごましおダーニングという染しみや軽い傷みなどの直し方を学びました。3回目は、染しみから比較的大きな穴までを直す方法を学びました。  参加者からは、「とても興味のあった講座でした。先生の教え方はとても優しく丁寧で、励ましや元気づけまで心配りしてくださり、とても夢の持てる講座でした」「捨てようと思っていた靴下もまたはけるようになったのでうれしいです」「毛糸がカラフルでそれが形となっていくのを見るのが楽しかったですといった感想がありました。  なお、教室終了後、希望者でサークル化を目指して、「彩りダーニング」というグループ名で育成団体として活動を続けています。  次に、シルバー教室Ⅲ「簡単で趣のあるうさぎの年賀状」は、今年の干支であるうさぎの絵や、卯の文字の年賀状を書く教室を開催しました。また、アクセントになる朱印を簡単な材料で手作りしました。講師は、日本現代ペン書道学会会員で東部公民館登録団体の「ペン字虹の会」の講師でもある三ッ矢利津さんです。  参加者からは、「短い時間に盛りだくさんでいろいろなことを教えていただきました。今まではパソコンを使って作っていましたが、こういう手作りの年賀状もとてもよいものだと思いました」「年賀状以外のお話もあり、来たかいがありました」「少し時間が足りなかったです」といった感想がありました。  次に、国際理解教育です。国際理解講座「無国籍~国籍・アイデンティティとは?」は、全2回の日程で開催し、講師は、早稲田大学国際学術院教授でNPO法人無国籍ネットワーク代表である陳天璽さんです。また、無国籍をテーマに『にじいろのペンダント』という絵本を企画した大学生の原尻伊織さんにも協力してもらいました。今年は日中国交正常化50年という節目の年です。当時、これに伴い、中華民国籍が認められなくなった結果、中国籍でも日本国籍でもない無国籍という身分を選択した人たちがいました。そのような選択をした御両親の下、講師は横浜中華街で育ちました。講師自身の体験と、その後の無国籍の研究についてお話しいただきました。  参加者からは、「ふだん日本人として不便なく暮らしていたので、講師のように大変な思いをされてきた方がいることを知って胸が痛みました」「無国籍になった原因が戦争であることを思うと、早くウクライナ戦争が終わることを願います」「講師の方は、知性があり、豊かな感性を持ち、正直なお人柄で、好感を持って受講できました。原尻さんと講師の絵本の読みも上手で驚きました。視点を変えて考えることの大切さを学びました」「とても大切なことを知らなかったので、参加して本当によかったです」「グローバル化時代、人々が世界中を行き来する時代、これからも出てくる問題だと感じました」といった感想がありました。  2ページをお願いします。展示会、サークル展Ⅳは、東部公民館登録団体である「花の輪」の作品展を開催し、絵手紙とマーブリング作品を展示しました。  展示を御覧になった方からは、「様々な手法で描かれていてすばらしいと思いました」「一つ一つの絵はがきが心にしみます」「ただ絵を描くだけでなく、その絵に添えられた言葉がすばらしいです。こんな絵手紙をもらえたらうれしいですね」といった感想がありました。  次に、市民文化祭です。初めに、プレ文化祭です。文化祭に先駆けて開催し、ふだんのサークル活動を見学、体験していただき会員獲得につなげました。登山サークルの四季歩会では高尾山の体験登山を実施するなど、15団体の参加がありました。また、この期間に「地域のつながりと、私たちの平和~今の時代に思うこと」と題した座談会を開催しました。プレ文化祭期間の観覧者数は56人です。  次に、東部地域文化祭です。参加団体は27団体で、観覧者数は発表部門、展示部門併せて786人です。今年は東部児童館遊戯室で初日にオープニングイベントを、最終日に朗読、オカリナ、合唱サークルの発表を行いました。また、昨年に引き続き、桐朋女子中・高等学校と連携し、本の紹介を聞きチャンプ本を決めるミニビブリオバトルを開催しました。さらに、今年は展示に関するクイズラリーも開催しました。  最終の第3回実行委員会を12月10日に開催し、実施報告や会計決算報告、アンケート結果などを報告し、今後の課題などについて話し合いました。  次に、団体支援です。登録団体である「日本史を学ぶ会」の講師による通常の例会を共催事業として公開しました。テーマは「松平定信政権成立の裏事情」で、講師は、徳川林政史研究所所長である深井雅海さんです。  参加者からは、「予備知識が全くなかったので、とても難しかった。徳川時代の有名な将軍の名前くらいしか知らなかったので、これほど深く掘り下げて解説してくださり、知識がないのがもったいなく感じました。権力闘争の裏には、現在にも通じるどろどろしたものを感じました」「大変興味深い内容で、先生の話が大変分かりやすかった。この先の定信の政策についても話を伺いたいと思いました」といった感想がありました。  次に、会議です。公民館運営審議会第6回定例会を11月22日に開催しました。同日、東京学芸大学教授である大森直樹さんを講師に招き、「3.11後の防災学習~学校と公民館の地域連携」をテーマに研修会を開催しました。  3ページをお願いします。次の調布市社会教育計画(素案)に関する公民館運営審議会委員と社会教育委員の意見交換会は、11月29日に開催され、社会教育委員の会議の議長、副議長と、公民館運営審議会の委員長、副委員長が今年度策定中の社会教育計画(素案)について意見交換を行いました。  次の東部公民館利用団体連絡会は、第6回役員会が12月10日に開催され、12月17日に開催予定の3公民館合同利用団体連絡会、今後開催予定の文化祭運営懇談会、東利連役員選出について話し合われました。  次の3公民館合同利用団体連絡会は、12月17日に開催され、地域文化祭の取組内容、利用団体連絡会の役員選出方法、主催イベントについて話し合われました。  最後に、広報につきましては、「東部公民館だより」11月号及び12月号を各6,750部発行しました。  東部公民館は以上であります。 ○安部委員長  ありがとうございます。続きまして、西部公民館長、お願いいたします。 ○神戸西部公民館長  続きまして、西部公民館になります。お手元資料4ページをお願いいたします。  成人教育です。初めに、健康講座といたしまして、「ウィークデーの疲れを癒やす 女性のための週末リトリートヨガ」を実施いたしました。講師は、ヨガインストラクターの上美知代さんです。リトリートは、仕事や家庭、人間関係などの日々の忙しい生活から離れ、自分だけの時間を持ったり、リラックスすることで疲れを癒やすことを指しますが、日頃の疲れを癒やしてもらうことを目的にヨガの講座を全3回で実施いたしました。平日に参加できない方にも来ていただけるように土曜日の午後に行いました。全くの初心者の方と経験者が混在しておりましたが、講師の明るいトーンの声がけにそれぞれに楽しく取り組まれていました。  参加された方からは、「毎回メニューも違うので、飽きることなく楽しく参加ができました。長く続けていきたいです」「自分の体に感謝しながら癒やすこと、いいですね」などの声が寄せられました。  なお、2回目の講座の際に、自主サークル化について確認したところ、サークル化への希望があり、自主サークルとして継続して活動することとなりました。公民館としてサポートしてまいります。  次に、文学講座です。「今を生きる人へのメッセージ~写真家 星野道夫の言葉の贈りもの」を実施いたしました。講師は、立教大学名誉教授・濁川孝志さんです。地球温暖化など、人と自然との共生が大きな課題となっている中、星野道夫という写真家を通して、自然との関わり方を学ぶことを目的に実施いたしました。写真家、星野道夫氏は、写真家としてだけでなく、文筆家としても評価が高く、その文章を丁寧に読み解いている講師に自然との共生など、そこに込められた思いを解説していただきました。  参加された方からは、「人間との自然との関わりをちょうど考えていたところなので、自分の考えに確信を得た気がしました」「共感します。この気持ちを心の中にいつも置いておきたいです」などの感想が寄せられました。自然と人との共生という大きなテーマは、とても大事なテーマと思いますので、今後もいろいろな形で学ぶ講座を考えてまいります。  次は、世界の料理教室として、「ウクライナ出身の留学生と楽しむ ウクライナの家庭料理」です。講師は、早稲田大学大学院博士課程在籍でウクライナ国籍のアナスタシア・ポリシュチクさんです。今年度の世界の料理教室は、ウクライナ料理で行いたいと考え、国際交流協会を通して、講師の相談をしたところ、快諾をいただき、実施いたしました。  講師の指導で、ウクライナの家庭料理として、クリスマスの伝統料理である米とナッツと蜂蜜などが入る甘いお米料理、クチャとふだんの日によく作るジャガイモのパンケーキであるデルヌィを作り、クリスマスの様子やウクライナの有名な歌などを聞き、文化を理解する内容といたしました。  参加された方からは、「おいしい料理を楽しく作ることができました。ウクライナのことをいろいろ知ることができたのも楽しいものでした」「東欧の料理に昔から興味があったので、実際に作ることができてよかったです。ウクライナの伝統料理を作れたのも貴重な体験でした」などの声が寄せられました。今後も世界の料理教室は、講師が自国の文化などについて話せる機会も意識しながら行ってまいります。  次は、体験教室Ⅱといたしまして、「歌ってリフレッシュ~岡田彩子さんと『アメージンググレイス』を歌おう」を実施いたしました。講師は、声楽家の岡田彩子さんです。コロナ禍で声を出す機会が減っていますが、コーラスを楽しみたいとの声にお答えし、西部公民館の登録サークルであるコール・ルピナスさんの協力をいただき、文化祭期間中に体験教室を実施いたしました。ボイストレーニングを全体で行った後、一人一人の発生をチェックし、コーラスの後、サークルで歌っている曲や活動の紹介がありました。  参加された方からは、「とても楽しかったです。久しぶりに本格的に声を出して気持ちよかったです」「初めての体験ですが、先生の指導がとてもすばらしくあっという間の時間でした」などの感想が寄せられました。ロビーにはピアノや歌声が聞こえ、文化祭らしい雰囲気がほかの方にも感じていただけたと思っております。  次は体験教室Ⅲとして、「秋の和菓子3種~紅葉と菊の花をつくろう」を実施いたしました。講師は、今木屋4代目の小宮崇さんです。季節の和菓子の作成を西つつじケ丘、今木屋の和菓子職人である講師に指導を仰ぎ、和菓子の魅力を知っていただく機会といたしました。文化祭期間中の実施でもあり、茶道サークル蒼天会のお茶席が行われる時間帯を選び、茶道にも関心を寄せていただくように工夫いたしました。  参加された方からは、「とても楽しく初めての和菓子体験ができました。色もきれいで心が和やかになりました」「楽しくてあっという間でした。先生は簡単そうに迷いなく作っていましたが、自分では思うように仕上がらず、でも、それもまた楽しかったです」などの感想がありました。  次は成人学級です。成人学級は、それぞれ自分たちで計画を立て学習を行っております。  「ぷくラム」は、「フィットネスを通じて体をリフレッシュしよう」のテーマにより、ヨガ講師の八幡美貴さんを講師にお招きし、会員相互でヨガを学習しました。「子どもに寄り添うためには、体を健やかにして心にゆとりを持たなければいけないと感じた」との声が聞かれました。  「女性のための健康づくり栄養講座」では、明治安田生命保険相互会社新宿支社チーフ・コンシェルジュの片山文さんに講師をお願いし、食生活や栄養について学びました。「分かっているつもりだったが、改めて大事なことだと知ることができた」との感想がありました。  「ウエストガーデンきらら」は、「花苗の植付け」「冬春花壇の植付け」など、それぞれにテーマを定め、公民館の緑地を活用しながら緑化技術の習得を進めています。  「いのちの楽校」は、講師をお招きし、学習を進めました。「家族を助けるための防災講座~災害時に生きる知恵」では、地域文化祭期間中の公開講座を防災講座として位置づけ、防災士の長田香さんから防災について学びました。講師の被災地支援に関わってきた経験を基に、防災士の視点も交え、死なないための知恵や備蓄の大切さ、水やトイレ、食料など、具体的で有意義な内容となりました。  会員の積極的な周知もあり、多数の申込みがあり、参加された方からは、「話の内容もさることながら、話し方に大変迫力があり、説得力のあるお話でした」「とても分かりやすく、いろいろなことを教えていただきました。自治体や市の防災訓練などだけでは、話だけでよく分からなかったことが実演を交えてだったので、よく納得できました。災害伝言ダイヤルの練習をしてみます」などの感想が寄せられました。  次に、「自分ごととして考えてみませんか~在宅介護の現状とこれから」は、市民福祉情報オフィス・ハスカップ主宰の小竹雅子さんを講師に公開講座として実施いたしました。先ほど御説明申し上げました防災について学ぶ学習会の際に、会員から命に関わる問題として支援が必要な人の防災対策などについての発言があり、そのことから、在宅介護がいかに厳しいかをみんなで学んではどうかとの提案がありました。  前半に在宅介護の実態について当事者である会員から話をしていただき、後半に専門家に話をしてもらう形式とし、さらに会員外の人とも一緒に在宅介護について学ぼうと公開講座となりました。自分たちの仲間の話を聞いた後、国の介護政策に通じ、さらに相談業務をしてきた講師の話は、給付の見直し抑制、利用者負担の増、家族介護の負担が進んでいるなどの大変説得力のある内容でした。  参加された方からは、「70代になり、介護する側からされる側になったとき、現状を知りたいと思って応募しました。改めて考えるべきことが多いと思いました」「ホームヘルパーさんの実態を聞いて、自分の無知を知り、これからの世の中は大変だと考えてしまいました。せめてホームヘルパーさんの待遇をよくしてほしいなどの声が寄せられました。  お隣、5ページになります。「社会的孤立を考える」は、調布市社会協議会地域福祉コーディネーター坂本祐樹さんに講師をお願いいたしました。「いのちの楽校」で今年度の前半に「地域の助け合いによる災害時の避難行動要支援者支援について」のテーマで学習会を行った際にも講師として参加していただきましたが、その際が短い時間でのやり取りだったことから、再度、地域の孤立をテーマにお話をとお願いしたところ、今回の講座が実現いたしました。  孤立の問題は、独り暮らしの高齢者の問題として捉えがちですが、ひきこもりなど、社会的孤立は世代を限定せずに起きていること、制度のはざまで支援の手が届かない人たちがいることなどが具体例を基に説明され、会員の中にも独り暮らしの高齢者が複数いたこと、さらに要介護の家族を抱えた方もいたことから切実な問題として聞き入り、社会的少数者、マイノリティーが生きやすい社会は、ほかのみんなにとっても生きやすい社会であるとの話で締めくくられました。今後も身近な話を基に、命の問題を考える学習を支援してまいります。  次に、家庭教育として、子育てセミナーです。コロナ禍の状況をかいま見ながらでしたが、昨年度と同様に6月にスタートし、中断などなく11月に全15回が終了いたしました。参加者は、おおぜいの方が早いタイミングでの復職を予定され、職業は、看護師、社会福祉士、幼稚園教諭など多様でした。  「仲間と出会い、子どもと自分を育てよう」とのテーマにより例年行っていますが、今年もその意味を感じ取る年でした。ほかのママさんと知り合いになりたい、子育てについて学びたいとの動機から参加され、また、その時期をコロナ禍での妊娠だったため、妊婦同士が交流できる場や子育てのことを学べる機会が少なく、おなかの子が育つ喜びとともに寂しさと不安を抱えての妊婦生活だったと振り返る方もありました。  今回、参加者のお1人が特別養子縁組の里親さんであることを初回に自ら話をしてくれたことで、お互いが率直に話し合う雰囲気が生まれるとともに、妊娠経験もなく子育てがいきなり始まったこの里親さんの存在がより刺激となり、お互いを思いやる場面が多く見られ、仲間と出会い、自分を育てるというテーマの大事さが実感されました。  途中で復職された方もいましたが、その後も休暇を取って参加されていました。今年度は早いタイミングでの復職者が多く、自主サークル化には至りませんでしたが、公民館として地域の中でお母さんたちがつながっていけるようお互いの交流を支援してまいります。  また、保育については、4人の保育者が丁寧に保育をしてくれたことで、発達センターに相談に行ったお子さんも、最初、おやつが全く食べられなかったお子さんもほかのお子さんが食べているのが気になるらしく、最後には食べられるようになったなど楽しく通えている姿がうかがえました。  毎回テーマが違い、同じ時期のお子さんを持つお母さんと子ども抜きで話ができ、講師のお話ももちろんですが、それについて参加者の皆さんが悩みや体験談を共有できるなど、連続講座ならではの環境のなかで、参加者さんたちの成長やつながりが今年も感じられました。今後の家庭教育講座などはもとより、長い目で子育てを終えた時期に再び公民館に戻ってきてもらえることを期待しています。今後も、仲間と出会い、子どもと自分を育てることを目的に実施してまいります。  次に、市民文化祭です。西部地域文化祭は、観覧者総数としては1,680人で前年度の943人との対比では約730人の増でした。内容は前回申し上げたとおりですが、今回の西部地域文化祭は、「平和の祈り 文化の翼にのせて」をテーマに実施いたしました。  体験事業は、16の体験がサークルさんを中心に展開され、サークルへの新規加入もあるなどにぎわいました。  くつろぎコンサートは、合唱系のサークルさんの参加も戻り、10の団体によるにぎやかな楽しいコンサートとなりました。  展示では、ロビーと第2学習室を展示スペースといたしましたが、少しでも多くの作品を見ていただこうとサークルさんの展示位置を昨年から変更したり、サークルさんも作品への説明をさらに詳細にしていただくなど、それぞれに展示への工夫をいたしました。  また、今年度、地域のコーナーとして一角を設け、地域との連携を強め、地域にある福祉作業所や団体などを紹介いたしました。  玄関展示や階段アートでは、近隣の保育園、中学校から元気な作品がそれぞれ展示されました。  今回、サークル作品を題材にしおりを作成し、アンケートのお礼とし、好評をいただいたほか、来年度の40周年を見据え記録用の画像撮影にも取り組みました。  今後も地域の集いの場である文化祭を通じて、地域の輪を広げ、世代の交流とともに次の世代につなげていければと考えております。  おめくりいただきまして、6ページをお願いいたします。西部地域文化祭実行委員会では、第5回目の実行委員会として、地域文化祭の報告や感想などについて話し合い、次年度の役員について確認いたしました。  次に、団体支援です。体験教室Ⅵとして料理サークル、クッキングママが「秋を楽しむ女子会ランチ」を、体験教室Ⅶとして、同じく料理サークル、クッキングパパが「秋の夜長のおつまみとおかず作り」をそれぞれテーマに文化祭期間中にサークル体験教室を実施いたしました。料理が初めての方に料理体験をしてもらい、料理の面白さを味わっていただくとともに新規会員の加入を視野に実施いたしました。  料理サークルは、文化祭において体験教室を実施し、その様子を映像で公開いたしました。参加された方も楽しく料理ができたとのことで、クッキングママに3人、クッキングパパには1人がそれぞれ加入されたとのことです。  体験教室Ⅷとして、水墨画サークル西雅会が「干支のうさぎを墨で描いてみませんか」をテーマにサークル体験教室を開催いたしました。日頃、墨を使う機会が少ない人たちに墨を使って干支を描くことで、墨絵の楽しさを味わってもらうことと新たな会員の加入を目的に実施いたしました。  講師に描いたものを見ていただき、書き直しをするなど、絵手紙の経験者もあり、熱心に描かれた方もあったとのことでしたが、新規の入会には結びつかなかったとのことでした。  今後も公民館としてサークル活動を支援してまいります。  続きまして、西部公民館利用団体連絡会おたのしみ会です。西利連の主催によるおたのしみ会は、これまで文化祭の開催前に会員相互の親睦を図ることを目的に実施されてきました。開催を見送った年もあり、今回は昨年度同様、コロナ禍により文化祭後の開催となりました。  サークル発表として、エアロビクス・ダンシングさん、ニュー・グロリア・スウィング・オーケストラさんに日頃の活動の成果を披露、そしてゲストとして福谷さんにアコーディオンを演奏していただき、それぞれに場をにぎわせていただきました。  続きまして、会議です。第7回となる西部公民館利用団体連絡会の役員会では、研修会と3公民館合同利用団体連絡会について話し合われました。  最後に、広報です。「西部公民館だより」を11月と12月ともに6,200部を発行いたしました。  西部公民館からは以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。小野北部公民館長、お願いいたします。 ○小野北部公民館長  続きまして、北部公民館です。7ページをお願いします。  初めに、青少年教育です。親子工作教室Ⅱの「親子でつくろう!和紙のランプシェード」です。講師は、絵手紙花の会もみじ講師の元木まり子さんです。ランプシェードとは、電気を包んでいる傘のことで、親子がそれぞれ和紙でランプシェードを作りました。  初日は、風船を膨らませて和紙をちぎり、ボンドで風船に貼る作業をしました。2日目は筆の持ち方、黒い線の描き方、色の塗り方などを教わった後にシェードに絵を描いてから色を塗りました。  8組16人の定員で日曜日の午後に実施し、父親が3人参加しました。「ふだん仕事の中でこのように集中して物づくりをすることはないので、とても楽しかった」という声が共通してありました。青少年対象事業でありますが、家庭教育的な意義があり、公民館の利用者の裾野を広げる講座でした。  次は子どもアニメーション映画会として、「子どもアニメーションスペシャル」を12月17日に実施しました。今年度は定員を昨年度の18人から34人に増やして実施し、参加したい方全員を受け入れることができました。  初めに、講師の調布まちシネマプロジェクトの田辺弘樹さんから映画の紹介、選定理由などを話していただき、幼児向けにはレトロな人形アニメーションの童話「おむすびころりん」など4作品を上映し、午後の小学生向けには、アニメで楽しむ文学作品「セロ弾きのゴーシュ」など3作品を上映しました。  次は子ども科学教室Ⅲ「結晶って○○でしょう~結晶をそだてよう~」、講師は、化学読物研究会運営委員の坂口美佳子さんです。  初めに、参加者全員で身の回りにある結晶について話し合いました。次に、尿素を水で溶かしてプラスチックの板に載せると、しばらくしてくると水が蒸発し、結晶が出来上がる実験をしました。その後、講師からクイズを交えて結晶について詳しく説明を聞いた後に、身近にある結晶として砂糖を配って結晶を観察しました。自宅でできる実験として、結晶ツリーのセットを講師から配付され、どう実験するか丁寧に説明を受けて講座を終了しました。  次は成人教育です。北部公民館では、今年度2つの成人学級が活動しています。  1つ目は、「サステナブルを学ぶ会」です。11月11日に翌日から開催されるギャラリー展「サステナブルな暮らしのヒント展」の展示準備と2月に実施するプラスチックに関する公開講座について話し合い、12月7日には瓶に関する見学会を実施し、調布市の瓶を全て受け入れている青梅市の若林商店とリターナル瓶を洗浄している昭島市のリサイクル洗びんセンターを訪問しました。  次の成人学級は、「Multicultural Study Group」です。11月18日に板橋区立ボローニャ絵本館でメンバー10人が興味関心のあった絵本を選び、メンバーの前でそれぞれ発表しました。12月16日には今年度の振り返りと次年度の活動について検討しました。  続いて、家庭教育です。家庭教育コンサート「0歳からパパママいっしょに音あそび~マリンバ・ピアノ・読み聞かせ~」です。講師は、ピアノと読み聞かせは濟木美千子さん、マリンバは石川智映子さんです。  ゼロ歳児から小学校2年生までの子どもと6人の父親が参加いたしました。公民館事業に初めて参加した人が半分以上あり、公民館事業の新規参加促進に寄与いたしました。会場にござを敷き、子どもが自由に動き回れる雰囲気づくりをして、プログラムに鈴とマリンバの楽器体験を入れ、家族同士や参加者同士の交流を促進しました。  子どもには楽器体験、リトミック的要素、クイズ、マリンバのBGMつきの読み聞かせは情操教育となりました。保護者に対しては、子育てのねぎらいの声かけ、講師の子育て体験で実際に子育て支援センターすこやかの相談窓口を利用したエピソードの紹介や育児の不安やストレスへの対処法の話がありました。最後のクリスマスメドレーでは、大人もゆっくり音楽を味わえる編曲にしました。  続いて、8ページをお願いいたします。次は展示会です。北の杜ギャラリーで成人学級「サステナブルを学ぶ会」が「サステナブルな暮らしのヒント展」として、ごみやリサイクルに関する展示を実施いたしました。  次の展示では、「親子工作教室『親子でつくろう!和紙のランプシェード』受講生作品展」では、夜間に会場の電気を暗くし、ライトアップを実施いたしました。  次は市民文化祭です。北部地域文化祭は、人と人との交流を図ることを目的にして開催いたしました。令和2年度と令和3年度、過去2年間映像コンサートで参加していた音楽系サークル5団体が3年ぶりに来場者の前で生演奏や合唱を披露するなど37団体が参加し、昨年の31団体から6団体が増えました。  また、健全育成上ノ原地区委員会、上ノ原まちづくりの会、上ノ原地区子ども会連絡会、深大寺通り商店会と連携して子ども向けのイベントを3年ぶりに実施し、地域の子どもやその家族が数多く参加いたしました。中でも子ども会が主体となり絵手紙サークルと共同で手作りした御当地かるたの「うえのはらカルタ」のお披露目会では、子どもたちから大人まで多くの方が楽しんでいました。このイベントで地域住民同士の交流を促進することができました。  次は北部地域文化祭実行委員会と役員会です。12月3日に開催され、実行委員会参加の21団体から文化祭の報告や反省などを1団体1分ずつ発表いたしました。  次の北部地域文化祭実行委員会主催による消費者講座「知って得する悪質商法撃退法」は、11月3日の文化祭期間中に実施し、17人の方が参加いたしました。  続いて、9ページをお願いいたします。連携事業です。共同事業Ⅲ、講演会「深大寺城跡の謎~遺跡調査から見えてきたこと」、講師は、郷土博物館学芸員です。郷土博物館との共同事業で、地域文化祭期間中に開催いたしました。今まで謎とされていた深大寺城の成立した年代が明らかになり、1490年前後に築城されたことなど、深大寺城の成立の背景や城の造りなどの解説があり、参加者は遺跡の細かな状況を理解することができました。  深大寺城跡があった時代は中世で、昨年放送しました大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の後の時代になり、需要が高かったのではと考えています。公民館で地元にある史跡を知る場づくりとして、学び続けるサークルを目指して、今後も郷土博物館と連携して講座を企画していきたいと考えております。  続いて、共同事業Ⅳ、体験会「ドッヂビーでディスゲッターナイン体験会」です。文化祭期間中、子どもから大人まで楽しく体験できる事業を提供するため、スポーツ振興課との共同事業として実施いたしました。  フライングディスクのドッヂビーを投げて、9枚のパネルを狙うスポーツです。学童クラブから35人の児童の参加がありました。子どもは学童クラブや学校などでドッヂビーを経験しているため、ディスゲッターナインをみんなで楽しんでいました。  次は北部公民館利用団体連絡会役員会で、北部地域文化祭の総括や1月21日に開催する主催事業の音楽フェスの打合せを行いました。  次は北部公民館利用団体陶芸サークル連絡会を開催し、令和5年度陶芸窯の年間の使用予定や子ども陶芸教室について話合いを行いました。  最後に、広報につきましては、「北の杜通信」11月号、12月号を6,000部発行し、主催事業等を広報いたしました。  北部公民館からは以上になります。 ○安部委員長  ありがとうございました。ただいまの3公民館の事業報告につきまして御質問等ございませんでしょうか。田中委員、お願いします。 ○田中委員  このそれぞれのところでやっておられる講座とか、中で参加者も限られているし、やはりもっと広く皆さんに聞いていただいたりするような機会をつくる方法として、例えばビデオに撮って、ビデオに撮れるものと撮れないものとあると思うのですけれども、撮れるものならビデオで残して、そのライブラリーを作って、公民館においでになる方に公開できるようにするというようなことも1回の講座だけで終わらなくする方法ではないかとも思います。何かそういう方法があったらぜひ考えていただいたらどうでしょうか。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。花岡館長。 ○花岡東部公民館長  ビデオに残して、それをまた別の機会に流すというのも1つの方法かと思いますが、その場で生でというか、講師に依頼して講師にやっていただいているという形なので、そういった形が可能であるかどうかというのはまた先生との御相談も必要になってくるかと思いますし、また講座の内容によって、そういったものが可能であるかどうかということは今後の検討課題としていきたいと考えております。 ○田中委員  おっしゃるとおりだと思います。できるところとできないところがあると思うのですけれども、できるものなら残して後々まで広く見ていただけるような方法があれば考える価値はあるのではないかという趣旨です。 ○安部委員長  よろしいでしょうか。ほかにございませんでしょうか。大槻委員。 ○大槻委員  西部さんの成人教育の健康講座、1人の先生を置いて、そして、これは1人の先生とは限らないのですけれども、ただ、これは日にちをずらしてというような形で、3日、10日、17日と組んでいますよね。それで時間もずらしていますよね。こういうやり方というのは、いろいろな人が要はちょうど都合が悪いから行けないとか、そういうのではなく、来られるようになると思いますので、このようなやり方というのは、これからやはり考えて広げていくといいますか、維持していったほうがいいと思います。  以上です。 ○安部委員長  御意見で。ありがとうございます。ほかにございませんでしょうか。小林委員。 ○小林委員  1ページの調布市公民館3館合同事業の参加者を増やしていらっしゃるのですが、これはいつお決めになったのでしょうか。会場に十分スペースがあってのことなのでしょうか。 ○安部委員長  花岡館長。 ○花岡東部公民館長  こちらは、たづくり大会議場で行う中で、やはり密になってはいけないと思いまして、まず定員110名で応募したところ、今回、3館合同事業ということで3公民館でみんな協力して応募対応をしていたのですけれども、予想以上に人気がありまして、155名の方から申込みがございました。会場のキャパシティー的に155名可能でありましたので、今回はキャンセル待ちを受け付けた方全員に大丈夫ですよという形を取ったところ、当日欠席の方がおられたのですが、131名の方に御観覧いただけた、そういう内容でございます。 ○小林委員  では、スペースは十分おありになったということですね。 ○安部委員長  花岡館長。 ○花岡東部公民館長  十分ではなかったのですけれども、感染状況を踏まえて主催者側のほうで判断して、これであれば大丈夫であろうという形で155名の方に皆さん、来ていただけるようにしたという内容でございます。  以上です。 ○小林委員  ありがとうございました。 ○安部委員長  ほかにございませんか。大丈夫ですか。 ○小林委員  増やすという形はそんなに多くないと思うのですけれども、新型コロナはありますが、ある程度安全性があれば要望の高い講座は増やしていくという努力をいただけると参加者は増えていきますので、今後も何かそういう機会があれば、増やしていただければと思います。よろしくお願いします。 ○安部委員長  ありがとうございました。ほかにございませんでしょうか。稲留委員。 ○稲留委員  特に質問はないのですけれども、ただ、4ページの一番下の成人学級の中の「自分ごととして考えてみませんか~在宅介護」というのはまさにしみじみ最近感じています。78で、今年79になるのですが、私はまだ多少元気だと思っていますが、既に同期の者でも食事が出るようなマンションに移って、そこで住むようになっている感じの者がいるとか、先輩などで奥さんを亡くしてとか、そういうのを聞いていると、人生100年などと脳天気なことを言っているが、元気で生きればいいけれども、ほとんどの方がそうではないわけですよね。それをどうしていくかというのは本当に大変なことではないかという気がします。  年寄りに税金がかかっているという話もあるし、今後どうするか身につまされて、解決策が自分でも見当たらないような感じがして、皆さんがどう考えておられるか分かりませんけれども、そんなことを感想として。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかにございませんか。講座に参加しての感想とか。  では私、東部公民館の国際理解講座の2回目だけ出させてもらったのですが、無国籍とかは話題にはなっているのだけれども、そういう方々が多いということの実態も分かったりして、非常にいい講座だったと思って、この企画がよかったと思うので、また続けて、やはりマイノリティーの方というか、日本で暮らされている方々、こういう方々がいっぱいいらっしゃるということもよく分かりましたので、いろいろ弱者の方にスポットを当てた講座というのをぜひこれからもお願いしたいと思います。とてもいい企画だったと思います。ありがとうございました。小西委員。 ○小西副委員長  1ページの東部公民館の高齢者教室、先ほど私、うまく理解できたかどうかちょっと不安なのですが、シルバー教室Ⅱの事業は、当初10人の予定で募集したけれども、申込者が多かったので、急遽2回追加したと言われましたか。ちょっと確認。 ○安部委員長  花岡館長。 ○花岡東部公民館長  この事業は、令和3年6月から7月にまず1回催して、そのとき定員10名に対して17名の方の応募がありました。今年、令和4年6月から7月にかけても定員10名のところ申込み42名おりました。過去に2回やって、比較的申込者が多いのですが、先生が見られる範囲というのが、手工芸でございますので、かなり限られていますので、追加で今回3回目もやらせていただいたところ、32名の応募があったという形です。そういう意味でございます。 ○小西副委員長  分かりました。多かったので、急遽2回目、3回目を今回追加したのかなと聞いたものですから、もしそうであれば、臨機応変な対応で、非常に評価したいと思いましたけれども、それでなくても今言われたように過去から申込みの多いものをそこだけで終わらないで、翌年、あるいは翌々年ということで、可能な限り人気のあるというのか、申込みの多い事業については、そうやって回数を増やしていかれるというのは非常にいいことだと思いますので、今後とも続けていただきたいと思います。  もう一点、その下のシルバー教室Ⅲも非常にタイムリーなというか、年賀状の時期で、こういう講座をやられるというのは非常にいいアイデアだと思ったのですが、その割には意外と、定員も少ないのですけれども、申込者もそれに見合っていると思うのですが、できれば時期をあと半月とか、11月とかもうちょっと早めればもっとよかったのかなと。この時期だと大分終わっている人もいるかと思いましたので、ちょっとこれは感想的なことですけれども、可能な限り時期も考えていただければなおよかったと思いました。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほか。須山委員、ありますか。 ○須山委員  今の装飾ダーニング、このダーニングのところと西部公民館のヨガだったでしょうか。今後グループで続けていきたいというような御意向で今進めてくださっているのかなと思うのですけれども、館のほうで用意した講座からそのようにグループに移行していくというのは、本来の一番の目的のすばらしいことだと思うのですが、そうすると、今後は使用状況でいったら、有料の団体になっていく方向と考えていいですか。グループになると、使用状況報告書の中でのどの枠組みになっていくのか、教えていただいていいですか。今後グループで開催していくと。 ○安部委員長  鈴木副館長。 ○鈴木東部公民館副館長  講座から派生してということで、こちらの公民館でもバックアップをして、将来的にはそういった登録団体とかという形で深く公民館と関わっていただきたいと考えておりまして、それに向けては、やはりある程度、継続的にやっていただくために人数を登録団体であれば10人以上という人数が必要ですし、どちらかの先生をお願いして、その先生に毎月運営の費用を払うような形ですと財政的にしっかりした団体に育っていただきたいと思っています。それまでの支援ということで、育成団体で部屋を使っていただくときには、無料で減免という形の手続を取らせていただいておりまして、こちらのほうで部屋を押さえた場合は、無料の、主催というような形の中でカウントしていると思います。 ○安部委員長  社会教育の成人学習グループとかということでいいのですね。 ○須山委員  無料の枠組みの中の…… ○鈴木東部公民館副館長  こちらで主体的に部屋を押さえた場合は、一番上の主催のほうでカウントしているような形です。 ○安部委員長  ヨガだと体育団体になるのですか。 ○稲留委員  今おっしゃったのは、公民館が主導的に、公民館さんのほうで部屋を押さえたりすれば主催事業。今度はサークル化されて、自分たちで部屋を予約したりすれば、多分社会教育の中のヨガだから体育団体になるという感じではないですか。 ○安部委員長  小野館長。 ○小野北部公民館長  北部公民館でもやはり講座から派生したグループというのが2つありまして、合唱と絵画のサークルで,登録団体になるには10人という要件がありますので、活動している人数によって無料にしているものとしていないところを分けています。10人近くいるようなグループだと、来年度以降、登録団体が見込めるということなので、支援する意味で使用料を無料にして、無料の区分の中の成人グループであったり、そういった形に入ったりしているものもあります。  ただ、コーラスで講座の後、3人しか集まらなかったというグループもありまして、当面は有料の区分で、音楽・芸能団体で活動しているというのがありますので、そのサークル、講座の後の人の集まりによって、使用料を無料の支援しているグループと支援していないグループもあります。  以上です。 ○安部委員長  須山委員、よろしいですか。 ○須山委員  大体主にそういう考え方でやっているということで理解してよろしいですか。どちらの館でも今、北部公民館から御説明があったような考え方でやっているというようなことでしょうか。 ○花岡東部公民館長  まず市で主催事業をやり、その後も継続して活動したいという形で自主的に活動している団体で、こちらの方で主体的に部屋を押さえた場合は、サークル化を目指して育成団体という形で減免申請書を上げていただいています。その減免申請書に基づいて承認をして無料という形にしていますので、その部分に関しては、先ほど副館長から説明があった無料の主催事業という形に当たります。  ただ、今、北部の館長が説明した内容は、そうはいっても3人という形であれば、育成団体としての申請を目指すというような扱いにはならない部分に関しては、自主的に有料団体として活動しているところもありますし、10人集まって、ある程度、育成団体からサークル化を目指しているというものであれば、減免申請書を上げていただいて減免するという形での対応をしているといった部分はございますので、そういう形で進めていると御理解いただければと思います。 ○須山委員  分かりました。バックアップをしていただいているということですので、承知いたしました。ありがとうございます。 ○安部委員長  ほかにございませんか。榎本委員。 ○榎本委員  特にはないのですが、皆さんがおっしゃっていることと大体一緒で、例えば西部さんのウクライナの料理教室とか体験教室のお菓子とかはとても申込みの方が多いと思いまして、こういうことは続けてやっていただきたい。小西委員がおっしゃったのと同じです。  あと、今拝見していたら、文化祭からサークルにつながっていくというのがとても多いので、これはすばらしいことだと思いました。これからもどんどんつなげてやっていっていただきたいと思います。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり)  なければ、次の議題に移りたいと思います。令和4年度市民文化祭について、資料3です。花岡東部館長。 ○花岡東部公民館長  それでは、令和4年度第67回調布市民文化祭実施報告書について御報告いたします。資料3をお願いいたします。  1ページを御覧ください。今年の市民文化祭のテーマは「共に育む 文化の芽吹き」でした。開会式は、令和4年10月6日に調布市グリーンホール大ホールで式典とアトラクションが行われました。文化祭期間は、令和4年10月6日木曜日から11月13日日曜日までです。  次に、2ページから6ページまでが参加者の集計結果となっております。6ページ、一番下の欄を御覧ください。参加者総数は2万8,440人でした。括弧内が昨年の数字で昨年の1万6,975人と比べまして、1万1,465人の増となっております。また、昨年は中止となった文化フェスタが今年は令和4年10月15日、16日の2日間、調布駅前広場で開催され、4,264人の参加がありました。  8ページは決算、9ページ以降は参加団体の反省や感想、次年度の検討事項や要望事項が記載されております。  説明は以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。ただいまの報告につきまして何か御質問等ございますでしょうか。大槻委員。 ○大槻委員  これはあくまでも私のほうに入ってきている報告なのですけれども、フェスタのほうで、調布の駅前を使っているというものの反響が物すごくよかったです。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかに何かございませんでしょうか。文化協会さん、それから各地域文化祭の方、お疲れさまでした。      (「なし」の声あり)  なければ、次の(4)社会教育委員の会議の報告について、花岡東部公民館長、お願いいたします。 ○花岡東部公民館長  それでは、令和4年度第4回調布市社会教育委員の会議について御報告いたします。資料4をお願いいたします。  第4回調布市社会教育委員の会議は、令和4年11月29日火曜日、午後3時から教育会館2階201会議室で行われました。議題につきましては、記載のとおりです。  主な内容について御説明いたします。  初めに、議題、(1)報告事項、ア、第53回関東甲信越静社会教育研究大会山梨大会についてでは、令和4年11月10日木曜日に全体会、11月11日金曜日に分科会が甲府市で開催された旨報告がありました。  次のイ、令和4年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第3回役員会・第3回拡大役員会及び令和5年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会の活動内容についてでは、第3回役員会、第3回拡大役員会が令和4年10月18日火曜日にアキシマエンシス校舎棟3階音楽室で開催された旨と予定している活動内容についての報告がありました。  次のウ、令和4年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第五ブロック研修会についてでは、令和4年11月6日日曜日に武蔵野スイングホール10階スカイルームで開催された旨報告がありました。  次のエ、令和5年度調布市社会教育関係登録団体活動事業補助金事前調査集計結果についてでは、調布市社会教育関係団体に登録のある団体、13団体から令和5年度に申請を希望する回答があったとの報告がありました。  次のオ、令和5年度学習グループサポート登録希望団体事前調査結果についてでは、今年度登録のある7つのグループから継続の希望があり、公開講座の講師謝礼、手話通訳者謝礼、保育者をつける際の保育者謝礼の助成などのサポートを行うとのことでした。  次のカ、令和5年調布市二十歳のつどいについてでは、令和5年1月9日月曜日の成人の日にグリーンホール大ホールで中学校ごとに2回に分けて実施するとの報告がありました。  (2)情報共有事項は飛ばしまして、次の(3)その他、ア、社会教育委員による地域課題に関する研究発表会についてでは、コロナ禍での市民生活について発表がありました。  次のイ、調布市における今後の生涯学習振興及び第13期調布市生涯学習推進協議会の設置についてでは、所管である生活文化スポーツ部文化生涯学習課より、協議会を設置し、今年度3回程度開催し、市の生涯学習振興について、次期調布市基本計画への位置づけに向けた考え方について議論を行うこと、市民意見を聴取することの報告がありました。  次回の社会教育委員の会議は、令和5年1月17日火曜日、午後1時30分から教育会館3階301研修室で開催を予定しています。  報告は以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。ただいまの報告につきまして、御質問等ございますでしょうか。よろしいですか。      (「なし」の声あり)  続きまして、日程第2、協議事項、令和5年度調布市公民館事業計画(素案)につきまして、花岡東部公民館長から説明をお願いいたします。花岡館長。 ○花岡東部公民館長  事業計画(素案)につきましては、例年、1月の公民館運営審議会で御協議いただいております。最終的には3月の教育委員会定例会でお諮りし、了承を得た後に正式決定となります。  それでは、東部公民館から御説明いたします。1ページをお願いいたします。  市民の生活環境が時代とともに変化し、学習に対する市民ニーズは多様化・複雑化する中、地域に根差した公民館として、地域住民の生涯学習や集会の場を提供し、持続可能な地域づくりを学習面から支援してまいります。また、市民の学習の成果が生活課題や地域課題の解決に生かされる事業展開などに努めてまいります。  公民館主催事業の学習テーマの設定に当たっては、教育プラン及び社会教育計画を踏まえ、青少年教育、高齢者教育、家庭教育、成人教育、国際理解教育の5つの学習分野を主軸とするとともに、市の基本計画に掲げる関連諸施策を推進する観点を重視してまいります。  1の青少年事業につきましては、青少年が安心して楽しく学べる学校以外の学習環境の中で、テーマ性と連続性を持たせた東部ジュニア教室を実施し、同じ学習テーマを連続して学ぶことで、興味関心を共有できる異年齢の仲間づくりを支援してまいります。  2の高齢者事業につきましては、高齢者が抱える不安の解消や知っておきたい制度を学ぶ高齢者対象講座や、参加者同士の交流を意識したシルバー教室を実施し、高齢者の健康づくりや生きがいづくりを支援します。  3の家庭教育事業につきましては、家庭が円満になる方策や子育ての悩みの解消や軽減など、実際生活に即した学習テーマの家庭教育講座を実施し、参加者の仲間づくりや共同学習、相互学習の活性化を支援します。  4の成人教育では、市の施策の推進を学習面からサポートする企画、地域資源を活用した企画、地域課題や生活課題を題材にした企画、関係機関・団体等と連携・協働による企画を実施します。その他の企画については、公民館の利用が少ない層の参加と利用促進につなげることを狙いに実施します。  5の国際理解教育では、常に変化する国際社会や多様な文化への理解を深める国際理解講座を実施し、国際交流と多文化共生の地域づくりを促進します。  このほか、登録団体や利用団体の学習活動の発表の場、学習活動を通じた地域交流の場として東部地域文化祭を実施し、地域の学び合いの輪を広げるとともに、東部公民館と協力してつくり上げる共催事業も実施いたします。  事業の詳細につきましては、お手元の2ページから5ページを御覧いただきますようお願いいたします。  東部公民館につきましては以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。神戸西部館長、お願いします。 ○神戸西部公民館長  続きまして、6ページをお願いいたします。西部公民館の事業計画(素案)について御説明申し上げます。  6ページ、中段辺りになりますが、西部公民館では、地域コミュニティーの拠点として公民館活動を推進するため、引き続き市民講座、地域文化祭など参加型の事業、そしてサークル活動の支援を展開してまいります。令和5年度にあっては、引き続き新型コロナウイルス対策を念頭に、教育プランなどに示された方針、地域の要望や課題を踏まえた事業を実施してまいります。  また、令和5年度は、開館40周年となることから、地域の再発見、再確認など、地域を意識し、さらなる地域との連携に取り組みます。  施設面では、利用者に安全で快適な学習環境を提供するため、Wi―Fi設備を導入いたしました。今後も施設の老朽化に対応した市の設備計画に合わせて設備改修や修繕を進めてまいります。  主な事業についてです。  まず、1として、家庭教育事業につきましては、子育て中の若い世代が地域や子育てについて幅広く学ぶとともに、参加者同士の交流も視野に入れた子育て支援事業を展開します。中でも中心的事業となる子育てセミナーは、今後も参加者同士のつながりを大切にしてまいります。  次に、2として、青少年教育事業につきましては、障害やハンデを持つ子どもを含め、子どもたちが健全に楽しく安心して学べる事業の展開を図ります。  次に、3として、成人教育事業につきまして、福祉、環境、歴史、経済、平和、防災などにおける様々な分野で現代社会や地域の出来事に関連する講演会、講座等を開催いたします。  次に、4といたしまして、高齢者教育事業につきましては、高齢世代の生活に密着した健康、福祉、生きがいなどの課題に対応する事業を開催いたします。  5といたしまして、国際理解教育事業につきましては、常に変化する国際社会について、異国の生活、文化や歴史などに目を向け、理解を進めるとともに、交流を深めるための事業を実施いたします。  最後に、6として、公民館登録団体の独自性、自主性を尊重し、各サークル活動の育成と支援に併せて、学習成果の発表、還元とともに、地域交流の推進を目的に実施する地域文化祭を一層充実、発展させてまいります。  事業につきましては、7ページから9ページに記載しております。個々の事業の内容について御確認をください。  なお、40周年に関しましては、先ほども触れましたが、地域へのこれまでの感謝、そしてこれからも連携を進めていくことをイメージし、8ページ中段のコンサートのほか、通常の事業を拡充するなかで実施を予定してまいります。  西部公民館からは以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。小野北部公民館長、お願いします。 ○小野北部公民館長  続きまして、北部公民館の事業計画(素案)につきまして御説明させていただきます。  10ページをお願いいたします。北部公民館の立地する地区は、上ノ原まちづくりの会や健全育成推進上ノ原地区委員会など、地域の様々な団体が活発に活動しています。こうした地域で活動している団体と連携を図りながら、地域の抱える課題解決に向けた事業展開をしてまいります。  記載、10行目以降になりますが、近年では、人と人とのつながりの希薄化、貧困などの困難な立場にある方の課題が顕在化、深刻化して、地域環境が大きく変化しております。地域コミュニティーづくりに果たす公民館の役割がますます重要になっております。  令和5年度は、学びを通じた「人づくり・つながりづくり・地域づくり」を実現するため、調布市教育プランや社会教育計画を踏まえ、地域住民の相互学習、交流拠点として地域に根差した公民館事業を展開いたします。  1、子どもたちが様々な体験を通して楽しく学び、仲間づくりに役立つような子ども陶芸教室などの青少年教育事業を実施します。  2として、豊かで文化的な人生を送るための歴史講座、音楽、絵画などの成人教育事業を実施するとともに、地域人材の発掘、活用に努めます。  3、高齢者がますます健康を増進し、楽しく和やかに学べるいきいき講座などの高齢者事業を実施するとともに高齢者の自主的な企画運営による成人学級などの学習活動を支援します。  4、子育て中の若い世代が親子の触れ合いを図りながら安心して子育てができるよう、また、子どもたちの成長の中で大切なことを学ぶ親子ふれあい教室などの家庭教育事業を実施いたします。  5、世界の国々に焦点を当てて、その歴史や現状を学び、世界を考え、多文化交流・共生に向けて、国際理解教育事業を実施します。  6、平和を守り、継続していく大切さなど、市民とともに平和について考える平和事業を実施します。  7、利用団体の学習・文化活動を支援するとともに、利用団体の日頃の学習や成果発表の場であり地域住民との交流の場である北部地域文化祭をより一層充実させ、地域のつながりづくりや地域コミュニティーの活性化を図ります。  8、地域社会の動きや日々の生活に密着したテーマを取り上げ、地域活動団体や関係機関と連携し、地域課題や生活課題を題材にした事業を実施します。  個別の事業内容につきましては、11ページから13ページにかけて記載がございますので、後ほど御覧いただきますようお願いいたします。  北部公民館からの説明は以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。ただいま3館の公民館からの説明がありましたけれども、御質問等ございませんでしょうか。  なければいいですか。西部公民館ですけれども、開館40周年、記念コンサートをされるということなのですが、40周年誌とかは考えてはいらっしゃらないわけですか。 ○神戸西部公民館長  40周年に向けて、40周年誌につきましては、特には今のところ予定はなく、事業で40周年について対応させていただこうと考えております。  以上です。 ○安部委員長  確かに周年誌はとても大変で、労力が要ることなのですけれども、30周年は作りましたよね。35周年でしたか。 ○神戸西部公民館長  30周年で作っております。 ○安部委員長  ですよね。10年たっているではないですか。それぞれの館もそうなのですけれども、記録をきちんと残して、特にこの10年というのは、コロナ禍の中で、やはり地域のつながりとか、人のつながりとかというのが希薄になったと思うのですよね。そういう記録を何かの形で残していくということはとても大事なことだと思うのです。なので、予算もかかることなので、多分そのことはお考えにはなっていないかもしれないのですが、何らかの形で記録を残すとか、そうしないと、またあと10年後で、30年から50年になって20年間というのは、情報が散逸してしまいますので、何らかの形で記録を残していくという方向をぜひ検討していただきたい。  やはり何周年というのが1つのきっかけだと思うのですよね。イベントは1回で終わってしまうのですけれども、冊子が残っていると、ああ、こういうこともあったのだなとかあると思いますので、それは各館、東部公民館も北部もそうだと思うのですが、やはり周年誌を継続して作っていっていただきたいというのが要望です。大変だと思います。申し訳ない、今さらこんなことを言ってもあれなのですが、ちょっとこれは前にもお話ししたと思うのですけれども、意見と要望です。稲留委員。 ○稲留委員  40周年についてなのですが、これは文化祭も40周年という看板を掲げた文化祭になるのですか。 ○安部委員長  地域文化祭ですか。 ○稲留委員  そうです。 ○安部委員長  神戸館長。 ○神戸西部公民館長  文化祭におきましても、やはり40周年ということで、前回文化祭が終わるタイミングでも皆様方に40周年で何か要望等ございますかということでもお伺いいたしておりますので、40周年ということを掲げながらの文化祭ということを想定しております。  以上です。 ○安部委員長  周年誌は難しいですかね。予算の部分があるので、非常に大変だと思うのですけれども、ある一定期間で、例えば30周年の次には50周年を作ると決めていかないと、それか10年ごとに作っていくとか決めていかないと、これは記録としては残っていかないと思うのです。花岡館長。 ○花岡東部公民館長  今のところ北部も西部も東部も30周年はお作りしているかと思います。東部も40周年は過ぎているのですけれども、そこではまだお作りしていないという形で、西部公民館もそれに倣う形で40周年は作らずにということで、今後迎える50周年については、東部が一番早く来ますので、どうするかというのは今後検討になるのですが、40という部分では今まではなかったという形です。 ○安部委員長  30年から50年までの20年間は結構資料も散逸してしまうところもあると思うので、職員も入れ替わるではないですか。だから、何らかの10年単位とかで記録を残す、東部の40周年のときに言わなかったことを悔いておりますけれども、残すという方向は、やはり検討していただきたいと思います。というのは、やはり50周年に作ろうと思うと大変だと思います。今回いい機会なので、ぜひ御検討とか。チラシ1つ残しておくのでも、やはり大変だと思うのです。事業のチラシを残しておくこと自体も、やはり職員が替わっていきますので、散逸してしまうというか、そういうこともあるので、できるときに各公民館の職員の方々と御検討いただきたいと思います。要望と意見があったということで、お願いします。  ほかにございませんでしょうか。大体この内容につきまして、皆さん、御意見等ございませんか。      (「なし」の声あり)  なければ、この事業計画(素案)につきまして、公民館運営審議会として了承するということでよろしいでしょうか。      (「異議なし」の声あり)  それでは、全員異議なしということで、了承と決定いたします。ありがとうございました。  続きまして、日程第3、その他、令和5年度調布市公民館運営審議会開催日程(予定)につきまして、鈴木東部公民館副館長から説明をお願いいたします。 ○鈴木東部公民館副館長  それでは、令和5年度調布市公民館運営審議会日程について御説明いたします。資料6をお願いいたします。  今年の第2回定例会から令和6年第1回定例会までの令和5年度の日程です。開催日と時間、会場につきましては、記載のとおりでございます。  なお、これまでと同様、開催前には御案内をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上です。 ○安部委員長  ただ、任期等あるのではないですか。大丈夫ですか。 ○鈴木東部公民館副館長  皆様の任期につきましては、2年間という形に規定上なっております。第3回定例会、6月までという形になりますので、またその前に各団体さんのほうに推薦の御依頼をさせていただきまして、委員の皆様、御推薦いただいた方につきまして、7月5日に委嘱式と第1回臨時会ということで進めていく予定になっております。  第1回臨時会につきましては、そのときに委員長、副委員長の選定と併せまして、図書館協議会委員の選定をさせていただく予定になっております。 ○安部委員長  ありがとうございました。日程につきましては以上ですけれども、よろしいでしょうか。稲留委員。 ○稲留委員  全然大したことのない質問なのですけれども、前からおかしいと思ったのは、例えば今回いただいたものは令和5年第1回定例会と書いてございますよね。こちらでは年度でやっていて、なぜ定例会の開催は暦年でやって、この区切りは年度でやっているのですか。 ○鈴木東部公民館副館長  何年何回という名称につきましては、これまでもそのような通例といいますか、年という形で、これは市議会などもそうなのですけれども、年という形で捉えさせていただく回数の捉え方で、年度は当然4月から3月までという形ですので、年と年度はちょっとずれてしまうのですが、年度についての報告というのもまとめて事業報告なりの年度でまとめていますので、そういった捉え方もありまして、両方の捉え方があって年と年度ということで、ちょっと分かりづらいところで申し訳ないのですが、そういう形で今まで通例でやらせてもらっていますので、今後もそういう形になろうかと思います。よろしくお願いします。 ○稲留委員  市役所から何かみんなそうならしようがないけれども、普通の組織だったら一本でやりますよね。分かりました。しようがないですね。 ○安部委員長  ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり)  最後に、次回の定例会開催日程ですね。花岡館長。 ○花岡東部公民館長  次回は令和5年4月25日火曜日に令和5年調布市公民館運営審議会第2回定例会を北部公民館で開催いたします。詳細につきましては追って通知させていただきます。  以上であります。 ○安部委員長  ありがとうございます。それでは、日程第3、その他、(3)のその他、何か御発言等ございませんでしょうか。ございませんか。      (「なし」の声あり)  それでは、本日の日程は全て終了いたしました。これにて令和5年調布市公民館運営審議会第1回定例会を閉会いたします。どうも御協力ありがとうございました。                              閉会 午後3時45分