陳情文書表 (令和2年8月28日受理) 受理番号 陳情第35号 件名 調布市スーパープレミアム付商品券についての施策の効果を検証することを求める陳情 提出者の住所・氏名 (注)非公開情報 付託委員会 文教委員会 ※原文のまま記載 (要旨) 調布市スーパープレミアム付商品券についての施策の効果を検証することを求めます。 この施策は、令和2年第2回調布市議会定例会の最終日に集中審議され決定されたものですが、多くの論点が提起されていました。 この施策の財政規模は大きく、総額26億円の30%のプレミアム分の6億円と事務費1億円には、国と東京都からの補助金と調布市の財政調整基金、つまり貴重な税金が使用されるとのことで、コロナ禍により冷え込んだ地域経済再生を目的とするが、所期の目的をどの程度達成したかをしっかり検証することは重要です。 例えば以下のようなことを検証すべきです。 ・全体として上乗せの経済効果はあったか(消費者マインドが冷え込んでいて下手をするとほとんど増えなかったという結果になることも考えられる)。 ・ほんとうに必要な業者のためになったか(大手の業者に偏って、中小の業者や打撃を受けた業種にはあまり効果がなかった、一方で、換金の手間が増えた、という結果も想定されます)。 ・また、プレミアム分6億円は消費者にとっては、市民一人当たり約2,600円の特別定額交付金と同様の効果をもたらす期限付きのものだが、本当に必要としている弱者にどの程度利用されたか。 なお、効率がよくて精度の高い検証の仕方を工夫してほしいが、例えば無作為抽出などによる聞き取り調査やアンケート調査などでも一定の有用な結果は得られるであろう。 以上について陳情いたします。