議員提出議案第12号 新型コロナウイルス感染症の感染防止対策と、一人一人に寄り添った丁寧な教育を行うために早急に少人数学級の実施を求める意見書提出について 上記の議案を提出する。 令和2年9月15日 提出者 調布市議会議員 武藤 千里 賛成者 調布市議会議員 岸本 直子 同 雨宮 幸男 同 榊原 登志子 同 木下 安子 同 坂内 淳 新型コロナウイルス感染症の感染防止対策と、一人一人に寄り添った丁寧な教育を行うために早急に少人数学級の実施を求める意見書 学校教育は新型コロナウイルス感染症の大きな影響を受けた。子どもたちは、学習の遅れや感染防止対策を講じての学校生活の中で、いまだかつてないストレスにさらされている。 しかし、通常の学級規模である40人学級では、感染防止対策である身体的距離がとれない。 学校再開直後の分散登校中の少人数授業で、一人一人の顔がよく見えることや、授業がよく分かることを、先生も子どもも実感した。 感染防止対策としても、一人一人に寄り添った丁寧な教育を行う上でも、今こそ少人数学級が必要と、全国知事会会長、全国市長会会長、全国町村会会長、教育研究者などが「少人数学級の実施」を求めている。また8月19日には、中央教育審議会特別部会から中間まとめ(骨子案)が発表され、「身体的距離の確保に向けて、教室等の実態に応じて少人数編成を可能とするなど、新時代の教室環境に応じた指導体制や必要な施設・設備の整備を図る」とし、少人数学級について盛り込まれた。 よって調布市議会は、感染防止対策を進め、子どもたちが安心して学べるために、速やかに、少人数学級を実施するよう、必要な予算措置を行うことを求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月 日 調布市議会議長 渡辺 進二郎 提出先 内閣総理大臣 文部科学大臣 東京都知事