議 会 報 告 会 ~開かれた議会をめざして~ 報告会記録 日 時  平成28年5月14日(土) 午後2時~午後4時 場 所  文化会館たづくり12階 大会議場   開会 午後2時0分 ○橘副議長  皆様、こんにちは。ただいまより調布市議会議会報告会を開会いたします。  本日の司会進行を務めさせていただきます私、調布市議会副議長の橘正俊と申します。どうかよろしくお願い申し上げます(拍手)。  開会に当たりまして、皆様にお願いがございます。  本日の報告会を記録に残したいと思っております。議会事務局による写真撮影と録音をさせていただきますので、あらかじめ御了承をお願いいたします。  また、もう1つ、携帯電話のほう、途中で鳴るとほかの方にも御迷惑になりますので、電源をお切りになるか、マナーモードにお願いいたします。いま一度ここで御確認をお願いいたします。――御協力ありがとうございました。  それでは初めに、田中久和実行委員長より挨拶があります。 ○田中市民への議会報告実行委員会委員長  改めまして、皆様、こんにちは。御紹介をいただきました調布市議会議会報告会実行委員長の田中でございます。  きょうは、大変お忙しいところ大勢の皆様にお越しをいただいたわけでございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  開かれた議会を目指しての議会報告会の開催でございます。今回、第4回目の議会報告会となりました。28名の議員全員が一丸となりまして、皆様方にわかりやすい、また、皆様方が親しんでくださるように、たび重なる実行委員会の開催、そしてリハーサルの実施、また、市内駅頭におきますアピール活動などを行いまして、準備を進めてきたところでございます。長い間、皆様方からはさまざまな御意見ですとか御要望をいただいてきているところでございます。私たちも市議会として、議会改革の中で鋭意前向きに、さまざまな点について検討をさせていただいてきているところでございます。  今回、第4回議会報告会を開催するに当たりまして、幾つかの変更点がございます。時間の関係もありますが、簡単に御説明をさせていただきますと、今回、4回目の議会報告会でございますが、第1回目、第2回目、第3回目におきましては、国領駅前市民プラザあくろすにおきまして開催をさせていただきました。今回は、より皆様方が集まりやすい場所、そして、私たちにとりましても、資料ですとか、あるいは資材、機材の運搬がございます。便利だということと、また安心ができる場所ということで、この場所を選定させていただいたわけでございます。  それから、もう一点は、今までは年1回の開催でございましたけれども、ことしから年2回の開催にさせていただきました。前段につきましては今回でございます。春の予算議会後の報告会、そして、後段は秋の決算議会後の報告会。ことしは11月19日土曜日午後2時から4時、同じくこの会場を予定させていただいているところでございます。  そして、もう一点は、報告の形式でございます。前段につきましては、これまで同様に各委員会から御報告をさせていただきます。休憩を挟みまして、後半でございますけれども、それぞれの常任委員会のグループに分かれていただきます。4常任委員会でございますので、4つのグループ、そして、もう1つ加えます。議会全般というグループも加えまして、5つの島をつくらせていただきました。なお、現状、5つの島に分かれております。ここに後半は皆様方、それぞれ総務、文教、盾を置かせていただきますので、御希望の場所に加わっていただいて、皆様方の貴重な御意見をいただければなと、このように思っているところでございます。1カ所にとどまりたい方、あるいは全部回りたいという方もおいでになろうと思います。それは皆様の御自由にしていただければと、このように思っております。何分、模索しながらの議会報告会の開催でございます。不手際な点、多々あろうと思いますけれども、皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。  ただいまから第4回議会報告会を開催させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします(拍手)。 ○橘副議長  では、続きまして、鮎川有祐議長より報告があります。 ○鮎川議長  改めまして、皆様、こんにちは。調布市議会議長の鮎川有祐でございます。  本日は、調布市議会議会報告会に御参加をいただきまして、大変ありがとうございます。調布市議会では、二元代表制の一翼を担う議事機関として、市民の皆様の負託に応え、そして、市民の皆様から信頼をされ、より開かれた議会を目指して、現在、議会改革に取り組んでいるところでございます。今回の議会報告会は、4回目ということでありますけれども、過去3回の議会報告会の中で、市民の皆様からもっと回数をふやすべきだと、そういったお話もいただきまして、ことしより年2回開催をさせていただくこととなりました。  皆様御存じのとおり、調布市議会では、3月、6月、9月、12月の4回の定例市議会と、時には臨時議会というものも招集をされるわけでありますけれども、その中で市長提出議案等を審議をしているところでございます。本日の議会報告につきましては、3月議会の御報告ということになります。3月議会では、次年度の予算、皆様からお預かりしております貴重な税金を、この1年の間にどういった事業に幾ら充てていくのか、そういったことを細かく審議をする議会であります。  また、私のほうから、概要といたしまして、現在の調布のまちづくりについて若干触れさせていただきますと、京王線の連続立体交差事業がおかげさまで無事に完了いたしまして、これから調布の駅前広場の整備や鉄道線路跡地の整備が順次行われてまいります。また、多摩地域最大規模のシネマコンプレックス、映画館を含む3つの大型商業施設が調布駅周辺に建設が予定されるなど、まだまだ調布のまちが大きくその姿を変えようとしております。また、2019年にはラグビーワールドカップ、そして、その翌年2020年には東京オリンピック・パラリンピックの競技開催地ということで、そういった国際的なスポーツ大会に向けても準備を進めていかなければならない状況にあります。  我々といたしましては、昨年、調布市市制施行60周年を迎えました。先人の皆様が築いてきてくださいましたこのすばらしい調布のまちを、よりよいまちとして次の世代、今の子どもたちにしっかりと引き継いでいく、そうした思いを議会としても共有しながら今取り組んでいるところでございます。  それでは、私のほうから、大変雑駁になってしまいますけれども、平成28年度の会計につきまして御説明させていただきます。  まず、こちらの表のとおり、調布市には基本的な経費を計上しております一般会計予算と国民健康保険事業特別会計など5つの特別会計がございます。本日は、この一般会計予算を中心に皆様に御報告をさせていただきたいというふうに思います。  ごらんのとおり、平成28年度一般会計予算は、およそ 853億 6,000万円、前年度と比較いたしまして3億 9,000万円、 0.5%の増ということで、これは過去最大の予算規模となっております。  そして、これが一般会計予算の平成21年度からの推移でありますけれども、毎年上昇傾向にありまして、今年度が過去最大の予算規模となっております。また、皆様からお預かりしております貴重な財源となっております市税収入につきましては、おおむね 420億円から 430億円程度で推移をしているところであります。  次に、こちらが平成28年度一般会計歳入予算、これはわかりやすく言うと収入ですね。一般会計歳入予算の内訳でありますけれども、皆様からお預かりしております貴重な市税が全体の51%、約 435億 6,000万円程度を占めております。市税の内訳といたしましては、個人市民税、法人市民税、固定資産税、都市計画税などがあるわけであります。次に多いのが国・都支出金でありまして、これは調布市で行われる事業に対する国、都からの補助金、負担金というふうになっております。  次に、こちらが一般会計の歳出予算、支出の部分でありますけれども、 853億 6,000万円の内訳につきましては、ごらんのとおり、民生費と言われる保育園等の子ども施策であったり、高齢者、障害者等の福祉施策の経費がおよそ 419億 6,874万円ということで、支出、歳出全体の49.2%を占めるという大変大きな割合となっております。これは年々増加傾向をたどっているところであります。続いて、教育費、小・中学校の施設管理であったり、施設整備、社会教育施設の管理運営などの経費、続いて、土木費、これは都市基盤整備、中心市街地のまちづくりであったり、道路整備、公遊園整備などの経費に充てられております。以下、総務費、衛生費、消防費などと続いているわけであります。  次に、平成28年度の一般会計予算の特徴でありますが、調布市の基本計画におきまして、4つの重点プロジェクトというものを位置づけており、この重点プロジェクトを中心に、各事業を推進する予算を組んでいるところであります。  まず、1つ目の重点プロジェクト、「強いまち」をつくるプロジェクト。これは地域の防災力を高める。これは東日本大震災などの経験を受けて、調布市としても災害に強いまちをつくる。防災備蓄品の確保、充実、消防水利の整備などに予算を計上しております。  また、強い都市基盤をつくるということで、橋梁耐震改修などを行おうということで予算化されているところでございます。  また、たまたまでありますけれども、本日午前中、調布市の総合水防訓練というのがありまして、調布市議会といたしましても、朝一番に議会棟のほうに参集をいたしまして、災害対策支援本部というものを設置をいたしまして、その後、全議員でこの水防訓練に参加をしたところでございます。  次に、2つ目の重点プロジェクトでありますけれども、「安心して住み続けられるまち」をつくるプロジェクトということで、これは主に福祉、高齢者や障害者の暮らしを支える。介護予防・日常生活支援総合事業、障害者の就労支援などに予算を計上しているところでございます。また、子どもたちの健やかな成長を支える。今、保育園の待機児童の解消というものが全国的に大きな話題となっております。調布市といたしましても、毎年定員の枠を拡大して、保育園の待機児童解消には精いっぱい努力をしているところでございますけれども、今現在、その解消には至っておりません。今年度におきましても、待機児童の推進を重点的に取り組む、そして、学童クラブの施設の整備、そして今、小・中学校は大変老朽化をしております。こうした小・中学校施設の整備などに予算を計上しているところでございます。  続いて、3つ目の重点プロジェクト、「利便性が高く快適で豊かなまち」をつくるプロジェクト。21世紀の調布のまちの骨格をつくる。これは駅前広場の整備、鉄道敷地の整備などでありますけれども、ここ数年の調布のまちづくりの取り組みというものが将来の調布の魅力を決定づけると言っても過言ではありません。そうした思いを持って調布市議会としても現在取り組んでいるところでございます。また、先ほど話をさせていただきましたとおり、オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みの推進など、いよいよオリ・パラに向けての準備もスタートするところであります。  そして最後、重点プロジェクト4つ目でありますけれども、「うるおいのあるまち」をつくるプロジェクト。調布市は比較的都心に近い立地にありながら、多摩川であったり、深大寺であったり、非常に豊かな環境にも恵まれております。そうした豊かな水と緑を大切に守り生かす。公園、緑地、崖線樹林地の保全などの予算を計上しているところでございます。そして、良好な景観を創出する。深大寺地区におけるまちづくりの推進などの予算を計上しているところであります。  このように、平成28年度一般会計予算は、基本計画の4つの重点プロジェクト事業を中心に、各種事業を推進する予算案が提出をされ、市議会としてもさまざまな角度から審議をしたところであります。我々市議会、議会の中ではいろいろな意見を交わしているところでございますけれども、本日の議会報告会につきましては、調布市議会28名一丸となって、また皆様とより有意義な意見交換をさせていただきたいというふうに思っております。  先ほど委員長のほうからも話がありましたとおり、これまでとは違いまして、皆様とより身近に意見交換ができるような場も設けておりますので、我々、そして皆様にとりましても有意義なひとときとなりますよう心から御祈念を申し上げまして、大変雑駁ではありますけれども、議長報告とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます(拍手)。 ○橘副議長  それでは、これより、各常任委員会から平成28年第1回定例会で審査されました平成28年度予算案審査の報告をさせていただきます。  初めに総務委員会、お願いいたします。 ○小林総務委員長  皆様、こんにちは。総務委員会から御報告をさせていただきます。  初めに、委員の紹介をさせていただきます。鮎川委員、林委員、雨宮委員、大河委員、清水委員。副委員長の須山委員におきましては、けがのために療養中ということで、本日は欠席をさせていただいております。委員長をさせていただいております小林です。よろしくお願いいたします。 (パワーポイント)  総務委員会では、市長提出議案11件、また、陳情6件を審査をさせていただいたところでございます。総務委員会の担当する部局というものは、行政経営部を初め、総務部、市民部、議会事務局、選挙管理委員会、監査事務局、会計課などであります。  当委員会の審査予算額でございますけれども、 853億 6,000万円ということで、歳出のほうが 140億 3,000万円余でございますけれども、先ほど全般的な報告を鮎川議長がされましたので、当委員会では、活発に議論された3点について報告をさせていただきたいというふうに思っております。1つが歳入予算について、また、調布市役所庁舎について、また、マイナンバーについての3点を報告させていただきたいと思います。  28年度における一般会計予算の歳入総額 853億 6,000万円で、前年度比3億 9,000万円の増となっております。歳入の根幹、市政経営を支える中心となる市税は、総体として435億5,000万円余で、歳入全体の51.5%を占めております。前年比としまして2億1,000万円の減を見込んでいるところでございます。  それと、歳入予算のうち市税の部分でありますけれども、個人市民税は、個人所得の回復傾向と納税義務者の増加により3億 3,000万円余の増を見込んでいるところでございます。また、新築家屋等が多くできているおかげで、固定資産税、都市計画税を含めて1億 1,000万円の増を見込んでおります。しかしながら、法人市民税については、業績の回復を見込んでいるわけでありますけれども、税収の一部国税化、法人税の引き下げ、そして市内法人が市外に転出をしている影響で6億 5,000万円の減を見込んでいるところでございます。  また、その他主な一般財源である各種譲与税、交付金、これは国及び東京都からの譲与税や景気動向に連動する利子割交付金、株式譲渡所得割金などの各種交付金は、前年対比で6億 2,000万円増の61億 5,000万円を見込んでいるところでございます。  調布市は、昭和58年から地方交付税の普通交付税の不交付団体ということで、33年連続交付を受けていないわけでありますけれども、税の減収影響等があった場合でも、国からの地方交付税で財源が補填されないために、やはり経営資源の最大限の活用と創意工夫による財源確保と経費縮減、また改革改善の実践などで、自主的な市政経営が多く見られているところでございます。  次に、市役所庁舎についてであります。市役所庁舎は、市行政の中心的な公共施設であることはもとより、大震災などの災害時には、市民の安心・安全を確保するコントロールセンターとなります。それだけに、市庁舎の耐震性は十分な強度が確保されなければなりません。  現在の市庁舎は、昭和46年9月建築で、築44年を超えているところでございます。耐震基準は当時の基準であるため、現在の耐震基準は満たしておりません。  市庁舎の耐震化については、平成24年度に耐震診断を実施したところ、耐震化が必要との結果が出ましたので、プロポーザル方式で事業者選定をしましたが、見積額が大変大幅に上回ったために、事業内容の再検討ということになっているところであります。  今年度、改めて耐久性調査を実施した結果、免震工法による工法を採用することにして、28年度に事業者の選定、29年度に設計、30年度以降に工事の予定ということが明らかになったところでございます。  また、この審議の中では、地震のリスクで建物を建て直すと幾らかかるのか、また現状で地震による最大被害が幾らになるのか、市役所として事業継続とのことで耐震化という判断になったのかなどの質問が委員からございました。この質問に対して市役所として、事業継続のために免震工法を採用した、また、建てかえには百二、三十億円の費用がかかり、10年以上の期間がかかるということで、耐震化を免震工法としたという答弁があったところであります。  また、耐震プロポーザル応募事業者の審査機関の委員の構成と市役所の底地の賃貸借契約形態などについても質問がありました。審査機関メンバーは、副市長、総務部長、行政経営部長、都市整備部長、学識経験者2名ということで構成しております。また、市役所の底地の問題は普通の賃貸借契約ということであります。  いずれにしましても、今後の市庁舎のあり方については、長期的な考え方でいく必要があることが確認されたところであります。  次に、マイナンバーカードであります。マイナンバーカードは、個人一人一人に12桁の番号をつけて、その番号とセットで住所、氏名、生年月日を特定個人情報として管理するものであります。平成28年1月1日から通知が開始されております。個人の申請により、発行されるマイナンバー制度のシステム改修費に1億 1,000万円余、マイナンバーカードの発行関係経費 7,800万円余が計上されたので、審議の対象となったところでございます。  審議の中では、マイナンバー通知の届けの状況について質問があり、通知カードは、昨年10月5日現在の住所に発送させていただいており、発送枚数としましては11万 2,000通余りで、返送分が1万 5,000通余り、市役所に取りに来た方が 8,900通あったとのことであります。また、まだ受け取っていない方には、3カ月程度保管ということでありましたが、1年間延長され、来年3月まで保管ということが明らかになったところであります。  次に、マイナンバーカードの申請者の数や実際のカードの交付数などについても質問があり、マイナンバーカードは3月11日現在で申請者が1万 7,000人余で、対象者に対する申請率は 7.5%で、そのうち実際に交付した数は 576名でありました。これは、申請者に対して 3.4%の交付率となるそうであります。  以上、雑駁ではございますけども、総務委員会からの御報告とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました(拍手)。 ○橘副議長  続きまして、文教委員会、お願いします。 ○鈴木文教委員長  皆様、こんにちは。それでは、文教委員会の報告をさせていただきます。  初めに、委員の紹介をさせていただきます。私、委員長の鈴木宗貴、副委員長の宮本和実議員、大須賀浩裕議員、川畑英樹議員、岸本直子議員、橘正俊議員、田中久和議員です。 (パワーポイント)  文教委員会は、市立小・中学校の運営や教育行政の運営、図書館、公民館、郷土博物館など社会教育分野を担当する教育部と芸術・文化振興、生涯学習、市民活動、地域コミュニティ、観光・産業・農業振興、スポーツ振興を担当する生活文化スポーツ部の2つを所管しています。  教育部の歳出は、人件費を除き約69億 2,300万円、生活文化スポーツ部の歳出は同じく人件費を除き約29億 7,900万円です。  本日の報告事項は、魅力ある観光振興についてとオリンピック・パラリンピック教育についての2点になります。  報告の前に、今議会での主な審査内容に簡単に触れます。平成27年度調布市一般会計補正予算(第4号)では、地方創生加速化交付金を活用した魅力発信事業、図書館分館空調工事などについて審査しました。条例改正は、調布市消費生活センター条例、調布市立学校学校医・学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例についての2件を審査しました。  平成28年度予算の審査において、生活文化スポーツ部では、文化施設、コミュニティ施設、スポーツ施設の運営整備、生涯学習の推進、観光振興、地域コミュニティの醸成、地域経済の活性化を目指した事業支援策などを審査。教育部では、命の教育活動の推進、アレルギー事故再発防止の取り組み、特別支援教育の推進、小・中学校施設整備の充実などを審査しました。  両委員会の審査全般において、オリンピック・パラリンピックに関する取り組み、映画のまち、水木しげるさんなど調布の魅力発信、活用に関する質疑、要望などが出されました。  それでは、魅力ある観光振興について報告いたします。事業としては、「映画のまち調布」の推進として 833万円。これは、高校生フィルムコンテスト、そして昨年、映画産業の交流に加えて、文化、芸術などの文化的交流を視野に入れた包括連携についての共同宣言を行ったカナダ・ケベック州との連携事業などの予算です。  観光協会事業の推進として 2,461万円。こちらは、昨年の深大寺に続き、天神通りにおいての公衆無線LANの整備、観光マップの多言語版制作などの魅力発信事業、デカ盛りウォークラリーなどの予算です。  調布の魅力再発見事業として 500万円。こちらは、レンタルサイクルを利用した回遊性を向上させる取り組みです。  委員会審査では、映画のまち調布について、調布映画祭の事業が広がっていることを評価するとともに、シネコン開業に向けて調布らしさや関係事業者との連携強化などを求める意見などが出され、映画産業があって「映画のまち調布」、さらに連携する。調布でつくられた映画が調布で見られる場を検討するなどの答弁がありました。  30秒や1分の短い映像コンテストの開催や、市内で開催される事業の記録映像を調布市ホームページで積極的に発信することについては、ショート映像などさまざまなコンテンツの活用を検討中であることと、シネコンとの連携を含め、映画をつくるまちというテーマを見据えた展開ができればとの答弁がありました。  調布駅からシネコンへの誘導については、新宿・歌舞伎町の映画館のゴジラのモニュメントを例に質問があり、鉄道会社、シネコン事業者と協議していることと、改札からの壁面を市が活用することを協議中であること、地上部分については今年度検討するとの答弁がありました。  公衆無線LAN設置と情報発信については、外国人の方を含め、観光客を誘導するICT、情報通信技術、多様な情報を重ね合わせるAR化の推進と無料のWi-Fiスポットを市内全域に拡大し、回遊性を高めていくことについて質問があり、うまくWi-Fiを活用し、市内の回遊性、地域資源の魅力発信をしていくことの有効性を認識していることと、飛田給駅競技会場周辺でも都と調整し、エリアを拡大していくとの答弁がありました。  また、レンタサイクル事業について、市内各所、観光スポットなど駐車できる場所を多く設けることで利便性を高めることについては、調布駅周辺では、サイクルポートの調整中であり、返却するところが自由なのがレンタサイクル事業の魅力で、ポート数が大事なので、努力、調整していくとの答えでした。  オリンピック・パラリンピック教育については特色ある教育活動運営費の中に含まれています。3つの視点と4つの教育の柱のもとで、28年度もさまざまな取り組みが行われてまいります。  こちらはその写真になります。こちらにパンフレット配布とありますけれども、こちらのほうのパンフレットは委員会テーブルのほうで後ほど回覧させていただきたいと思います。  委員会審査では、東京都は本気でパラリンピックへの対応をしようとしている、欧米のように当たり前に障害者に手を差し伸べられるような教育についての取り組みについての質問については、27年度は全校が推進校となり、合計 104回の講演会、体験会を実施した。パラリンピックを通したきっかけづくりの視点をさらに大事にし、27年度の課題を整理し、28年度はさらに充実させていくとの答弁でした。  国際交流やボランティアでおもてなしができるように、特に英語により力を入れていくことについては、推進校として予算を活用しながら、英語活動、国際理解に向けた取り組みの充実に工夫していくとのことでした。  スポーツの部活動をやるきっかけとすることや、部活動をさらに盛んにしていく取り組みについては、全国大会出場は教育委員会を挙げて支援し、タグラグビーや車椅子バスケなどの体験も企画していくとのことでした。  平成28年度調布市一般会計歳入歳出予算(文教委員会所管部門)は、採決の結果、全員異議なく原案を了承いたしました。  これにて文教委員会の報告を終了いたします。ありがとうございました(拍手)。 ○橘副議長  続きまして、厚生委員会、お願いします。 ○井上厚生委員長  それでは、改めましてこんにちは。厚生委員会の報告をただいまより行わせていただきます。  初めに、委員会の構成議員の紹介をさせていただきます。初めに、私は委員長の井上耕志と申します。どうぞよろしくお願いいたします。次に、副委員長の武藤千里議員でございます。続きまして、狩野明彦議員でございます。続きまして、榊原登志子議員でございます。続きまして、内藤美貴子議員でございます。続きまして、二宮陽子議員でございます。最後に、元木勇議員でございます。以上の7名となっております。 (パワーポイント)  我々厚生委員会が担当いたしております主な分野に関しましては、画面に今記載させていただいているとおりでございます。当委員会では、予算委員会におきまして、一般会計の予算、環境政策課の人件費込みで福祉健康部が 264億 4,000万円、そして子ども生活部が発達センターの人件費を込みで 181億 7,000万円という予算の規模になっております。  委員会のほうではさまざまな議論がされたわけでありますけれども、内容が多岐にわたりますので、本日に関しましては、特に「必要な方が切れ目のない支援を受けられる環境の整備を」と題しまして、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援、そして、子ども、若者への切れ目のない支援、この2点に関しましてご報告をさせていただいてまいります。  初めに、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援ということであります。少子化と言われる現在、子どもを安心して産み育てることができる社会を目指し、各種施策の充実を図っていくことが求められておりますけれども、核家族化や地域とのつながりの希薄化、男性の育児不参加、このようなことも相なりまして、出産、子育てを行うお母さんの不安や負担などのさまざまなストレスや悩みが顕在化してきております。  そうした中、育児不安による児童虐待、ネグレクト、お母さんの孤立化といった問題点も指摘されているところであります。このような問題点を解消して、妊娠から子育て期までの切れ目のない支援を継続的に行っていくことが何よりも重要となってまいります。  このような観点に立ちまして、国ではフィンランドの出産育児相談所、ネウボラと申しますけれども、フィンランド語でネウボ、アドバイス、ラは場所という意味なのですけれども、この事象を参考といたしまして、妊娠、出産から子育て期までをワンストップで支援することができる妊娠出産包括支援事業の全国展開を目指しているところになります。  これは、出産や子育てに不安を抱える女性への相談事業、そして、母子手帳の交付時に助産師や保健師による面談や支援、こうしたことを中心として事業として展開しているところであります。  今回の報告では、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援に対して、調布市の取り組みと委員会におけるやりとりについてご紹介いたします。  こちらは妊娠届の状況となっておりますけれども、平成24年度が 2,216件、平成25年度、 2,174件、26年度が 2,096件となっております。この妊娠届が出される際に母子健康手帳が配布されておりますけれども、その件数がこちらのようになっておりまして、保健師さんが専門家として配置されているのは保健センターのみとなっております。こちらが平成28年度からは国領にあります子ども支援センターすこやかが看護職の方が1名増員されることによりまして、相談事業を初めとした多様な保育サービスの事業、あるいは総合的な支援が推進されることとなっております。  あわせまして、妊婦や子育て家庭からの相談の受け付け、子育て支援サービスの情報提供、関係機関との連絡調整を行う利用者支援事業が本年度より実施されることとなっております。  こちらの写真は、すこやかの1階部分に本年度から新しく立ち上がります施設、今まだ建設途中なんですけれども、そちらの写真となっています。妊娠がわかった時点で、お母さんにはさまざまな不安や葛藤などが生まれるために、母子健康手帳を配布する際に、どんな悩みや不安があるのか、どのような支援を必要としているのか、こうした点を把握するということが何よりも重要となっております。そのニーズに的確に応えていくことが求められるために、面談を行ってサポート体制をしっかりと受けられない方がいらっしゃるのであれば、そうした方々の不安を払拭していく、このような体制をつくっていくことが何よりも重要であります。 こちらでは、出産後におきまして、おおむね生後4カ月の赤ちゃん、乳児を対象としたこんにちは赤ちゃん事業という事業を今実施しているんですけれども、そちらの年度別の訪問件数の推移となっております。24年度が 1,904人、25年度、 1,921人、26年度、 2,040人ということで、年々この訪問指導の件数に関しましても増加しております。これによりまして、お母さんの産後の不安が解消されるなどの効果もありますので、委員会としては今後、継続した訪問が行うことができない か、このような点についても指摘をさせていただいております。  また、産前産後のヘルパー事業、こちらの画面のほうでも出させていただいておりますけれども、赤ちゃんの沐浴、あるいは掃除についてもサポートは行われておりますが、女性の授乳などへの心身ケアについては行われていないということもありますので、調布市の助産師の方々との連携をとりながら、ケア事業を行っていくという点が必要なのではないかという指摘もさせていただいております。  また、あわせまして、既存事業を生かしながら、日帰り、宿泊ができる産後ケア事業の検討を行っていきたいという点についても、行政から答弁が出されているところであります。  さらに、乳児の子育てに関しましては、現在、児童館のほうで子育てひろばという事業を行っているんですけれども、こちらの月1回の身体測定時に、助産師の方々の御協力をいただきながら、子どもの発育状態、あるいは母親の相談に答える取り組みというものをしっかりと行っていただきたいという旨も、委員会として提案させていただいているところであります。こちらも現在、行政として取り組みを進めていけるよう、対応を考えていきたいという答弁をいただいております。  続きまして、子ども・若者総合支援ということで報告をさせていただきます。子どもの相対貧困率、画面のほうに出ていますが、16.3%。こちらが6人に1人の子どもが何らかの形で貧困であるという本当に過去最悪を更新したという報道であります。この問題は、子どもの孤立化、あるいは不登校、引きこもり、いじめ、雇用環境などが影響しているというふうにも言われておりますけれども、問題は複雑化、深刻化しております。こうした状況を一日も早く解決していくために、貧困家庭の子どもへの切れ目のない支援というものに注力していかなければいけない、このようなテーマとなっております。  国のほうでは、自治体に支援策を促す子どもの貧困対策推進法が2013年の6月に制定、同年12月には生活困窮者自立支援法が施行されております。調布市といたしましては、こうした法整備に伴って、子ども・若者総合支援事業ということで、お隣であります総合福祉センター内に「ここあ」、こちらのほう写真を出させていただいておりますけれども、子どもたちの居場所の提供、それから学習の支援、さらに相談支援などを行うための施設に関しましても整備がされているところであります。  委員会のほうでは、子どもの貧困の根本が家庭の貧困であり、シングルマザーが多いことによる児童虐待を防ぐためのサポート体制の充実、あるいは子ども・若者総合支援事業の周知徹底等に関しましても要望させていただいたところであります。  あわせまして、子どもたちへの学習支援に関して、民間団体とも連携のもと、幅の広い総合支援体制の充実を今後とも行っていくべきであるという指摘もさせていただきました。子どもたちの居場所事業など、継続性が求められるものに関しましては、当然、時限的な補助金のあり方、今後の補助に対する考え方など、道筋をしっかりと考えておかなければならない点、この点についても意見が出されたところであります。  以上、2点の報告をさせていただきましたけれども、こうしたテーマに関しましては、時間をかけてしっかりと対応していかなければいけないテーマでありますので、今後とも、委員会一同、誠心誠意努めてまいりたいと考えております。  以上で報告を終わります。御清聴どうもありがとうございました(拍手)。 ○橘副議長  ありがとうございました。最後に、建設委員会、お願いします。 ○小林建設委員長  それでは、建設委員会としてのご報告をさせていただきます。  まず、委員の紹介をいたします。副委員長の渡辺進二郎委員です。伊藤学委員です。広瀬美知子委員です。井樋匡利委員です。丸田絵美委員です。平野充委員です。最後に、委員長の小林市之です。どうぞよろしくお願いをいたします。 (パワーポイント)  建設委員会では、環境部所管分と都市整備部所管分を担当しております。本日は時間も限られておりますので、平成28年度の一般会計予算と条例改正の審査から抜粋して御報告をさせていただきます。  まず、建設委員会で審査いたしました平成28年度の歳出額は、ここに出ておりますように環境部が51億 9,630万円、そして都市整備部が74億 6,680万円でございます。あと、下水道事業、そしてまた、用地の特別会計がございます。  では、環境部門より公遊園整備について御報告をいたします。ただいま画面に映し出しております公園は、サレジオ児童遊園の新しい複合遊具であります。委員会では、市民の皆さんの意見が反映された公園になっているのか、あるいは遊具などの選定は何を基準としているのかなどの意見が出される中、この画面では災害時対応型の公園を、このベンチの下にかまどが入っているわけでありますけども、こういう公園整備を進めていくことを初め、公園内のあずまや、これは夏の日よけ対策でありますけれども、そしてまた、公園内への時計設置、さらには高齢社会との観点から健康遊具の設置など、幅広く市民ニーズを調査し、公園整備を進めていくよう委員会で求めました。  調布市からの回答では、新規の整備や大規模改修では、地域でのアンケート調査を行って、ニーズにお応えできるよう努力している、こういう答弁でありました。現在、調布市内には災害時対応型の公園は4カ所、健康遊具のある公園は15カ所、委員会ではさらに市民ニーズが反映された機能性優れた、そういう公園整備を求めてまいりたいと思っております。  続いての写真は下石原地域であります。京王線の鉄道敷地の一番西側の端っこ、端部の公園予定地であります。調布市は、この地域を名誉市民でもありました故水木しげるさんの名を冠した水木ゾーンと位置づけております。  委員会では、このイメージがいまひとつ描けない、また、ゾーンとしての歩行動線を考えた、これはまだ未整備状態でありますけれども、地域住民への丁寧な周知、あるいは説明を委員会で求めました。調布市からは、今年度の早い時期に全体像を周知していくとの回答がございました。  続いて、周辺環境を生かした公園整備についても意見が出ました。例えば、これは染地地域にあります多摩川市民広場であります。この公園は、多摩川土手に沿ってトイレも設置されるなど利用度の高い公園でありますけれども、公園内には苗がストックされて、あるいは砂利や砂も山積みにされ、委員会ではこの公園利用に疑問を投げかけました。調布市の回答は、苗のストックヤードの不足との説明がありましたが、28年度に機能再編プランを立て、29年度に設計、30年度に整備をし直すとのことでありました。これは、市民の皆さんが理解できるよう、わかりやすい説明を求めておきたいと思っております。  そのほか、この画面は上石原地域にあります若宮自然広場、あるいは布田崖線、あるいは凸凹山公園、これを含む地域特性を生かした整備計画についてもただしたところであります。調布市は、上石原地域についても、一体的に向けた基本構想を平成29年度に、また30年度には基本計画へと進める方針が示されました。都市部での公園は、暮らしに欠かせない重要な施設であります。今後も市民ニーズと整備がマッチするよう、議会として働きかけていきたいというように考えているところであります。  では、次に、都市整備部門に移ります。平成28年第1回定例会では、調布市より調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例という大変長い条例が提出されました。このたびは、大きくこの条例で改正されましたので、建設委員会でも時間をかけて審議をいたしました。そしてまた、市民の皆さんへもしっかりと周知すべき事項でありますので、本日はこのことについて説明をさせていただきます。  調布市が管理する駐輪場は、新規の整備を初め特に運営管理に多くの経費がかかっております。これらを全て税金で賄うと、自転車に乗らない方々にも不公平が生じるという考え方もあり、調布市では市内の駐輪場利用を利用者の受益者負担との考え方を基本に置いて、全て有料化へ進むことが示されております。  これまでにも議員からの意見として、有料と無料の駐輪場が混在するため利用に偏りが出ている、また料金設定の定義がわかりにくい、あるいは京王電鉄を利用する人のために、市が駐輪場の全てを賄うことに疑問を感じる、また短時間でも丸一日でも同じ料金では不平等だという多くの意見が出てまいりました。  このたびの条例改正では、通勤、通学など月決めの定期利用の駐輪は、駅から駐輪場までの距離による料金の設定として、駅から 100メートル以内をこれまでの2割増し、 100メートルから 200メートルを据え置き、駅から 200メートル以上は2割減とする料金設定であります。  また、これまで1日貸し利用として 100円だった料金を、6時間ごとに 100円、すなわちこれは値上げになりますけれども、そのかわりに駅周辺での買い物や短時間の用事に対応させた最初の90分間を無料にする、こういう駐輪場を一部設けるものであります。開始時期は本年10月1日の予定ですが、画面を見ていただきながら、現在確定している料金設定を駅ごとに簡潔に説明させていただきます。  まず、仙川駅であります。この数字の④番の月決めが値下げになります。③番が6時間ごと 100円の駐輪場ですが、最初の90分間が無料になります。  次に、つつじヶ丘駅であります。駅前の⑦番の月決めが値上げになりますが、⑩番が値下げ、⑧番が6時間ごと 100円ですが、最初の90分間が無料になります。  続いて、柴崎駅です。①番の月決めが値上げ、②番、③番の月決めは据え置き、①番、②番の2カ所に90分間の無料がつきます。  次に、国領駅前ですが、今後、線路跡地に新たな駐輪場も整備される予定ですが、④番の一部と⑤番が6時間ごとに 100円、また最初の90分が無料となります。  次に、布田駅ですが、現在は仮の駐輪スペースを確保しておりますが、今後、線路跡地に新たな駐輪場が整備されます。  調布駅は、⑥番の位置に今後地下駐輪場が整備されます。⑧番が6時間ごとに 100円で90分の無料がつきます。  西調布駅は、②番と③番の月決めが値上げ、①番と③番が6時間ごと 100円で、90分の無料がつきます。  飛田給駅は、①番の月決めが値上げになります。  最後に、京王多摩川駅は現行どおりとなっております。  以上、市から示された内容でありますけれども、このたびの委員会では、市内各駅が平等の条件になるように、あるいは90分間の無料設定も速やかに全駅で実施できるように、また月決め利用者が今後の選択もスムーズにできるようになど、委員会でただしました。この中で、委員会で全会一致でこれを了承いたしました。  以上、建設委員会からの報告を終わらせていただきます。御清聴のほどありがとうございました(拍手)。 ○橘副議長  ありがとうございました。以上で常任委員会の報告が終わりました。  これより若干のトイレ休憩を挟みまして、各委員会に対する広聴を行いたいと思います。今回は5つのテーブルを用意してございます。総務委員会、文教委員会、厚生委員会、建設委員会、そして議会全般にわたるテーブルを用意させていただいております。テーブルにおきましては、司会の一番前が議会全般のテーブルとさせていただきます。そして、その隣が総務委員会、この札を後で置かせてもらいます。そして、一番奥のほうが建設委員会、そして真ん中が文教委員会、そして厚生委員会と、このようなテーブルに分けさせていただきますので、後でこのカードを置かせていただきます。よろしくお願いいたします。 また、各テーブルで途中、ほかの委員会のも聞いてみたいというのは、自由にかわられて結構でございますので、よろしくお願いいたします。  最後に、手話の必要な方がございましたらお申しつけください。必要な方のお手伝いをさせていただきたいと思っております。  それでは、短いんですけれども、3時5分から再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。    午後3時0分 休憩        ――――――――――― ―― ―――――――――――    午後3時5分 開会 ○橘副議長  それでは、テーブルごとで広聴を始めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。    (広聴) ○橘副議長  それでは、各テーブルそれぞれ御意見等が出たと思うんですけれども、皆さんに各テーブル、簡単で結構ですので、ご報告のほうお願いできますでしょうか。  まず、総務委員会、小林委員長、よろしくお願いいたします。 ○小林総務委員長  それでは、総務委員会でいただいた御意見を述べさせていただきたいと思います。  いわゆる18歳から29歳ぐらいまでの人たちが、例えばシングルの場合、なかなか行政からのメリットを受けられにくい立場にあって、結婚されている方でしたら、子どもの部分で恩恵を受けるという形があるんですけども、なかなか18歳から29歳ぐらいの人たちが選挙にしてもなかなか行ってくれない。だから、とにかくその年代の子たちが投票率を上げていただけるような選挙の取り組みか何かもしていくといいんじゃないかなという御意見が出ておりました。また、議会報告会に関しても、こういった形でやっていくと、議員の中でもメリットになるのではないかなという意見が一部出ておりました。総務委員会はそういう関係です。  以上です。 ○橘副議長  ありがとうございました。次に、文教委員会、鈴木委員長、お願いいたします。 ○鈴木文教委員長  文教委員会のほうですが、まず基本の部分できょう発表した部分ですが、基本のところの教育の内容等々は大丈夫なのかというところで、あくまでも基本を踏まえた上で、きょう特徴的なものを発表させていただいたというところで御説明した上ですが、シネコンにつきましては、近隣にある中で、やはり調布らしさ、調布の特徴が欲しいという中で、ドキュメンタリー映画の上映会場がないというので、ぜひそういうものを取り入れてほしいという御要望をいただいております。  また、教育の部分では、教育大綱の一人一人寄り添ったという部分から、避難所での子どもたちへの支援、あるいはその際の教員の負担というところのお話が出まして、いろいろな意見交換をさせていただいております。その中では、文教委員会が学校訪問して、教育の現場をしっかりと見てきたというところも報告をさせていただきまして、意見を述べさせていただきました。  以上でございます。 ○橘副議長  ありがとうございました。続きまして、厚生委員会、井上委員長、お願いします。 ○井上厚生委員長  厚生委員会のほうなんですけれども、福祉分野の具体的な施策などについて、中長期的にはどのような考え方で内容を示されているのかというご質問がありました。実際には、基本計画、あるいは基本構想、基本計画、それにのっとった中での毎年の予算が実際議決をされているという御説明もさせていただいたところであります。  あと、禁煙教育をどういうふうにするのかという部分と、子どもたちに対してどのように禁煙教育を推進するのか、さらに禁煙したい人を応援するような対策というものを市として考えることができないかというような御意見を頂戴いたしました。  それから、ひとり暮らし老人をどのような形で地域の中で見守っていくことができるのかということで、人の役に立てるような思いを持っているんだけれども、そういう方々が活発に輝ける、活躍できるまちづくりというものをちょっと考えていただきたいという御意見もございました。  それから、調布市における障害をお持ちの子どもたちに対して、しっかりとした対策、対応をお願いしたいという部分。それから、民生委員の方々が結構負担があるということですので、民生委員の方々をサポートできるような体制というものが何か構築できればいいのではないかというような御意見を頂戴したところであります。  厚生委員会は以上でございます。 ○橘副議長  ありがとうございました。続きまして、建設委員会、小林委員長、お願いいたします。 ○小林建設委員長  建設委員会では、まず駐輪場の件で、今、駐輪場自体の景観が悪いので、これは海外にも御提案いただいて、スウェーデンのほうで生け垣じゃないですけれども、こういう緑で囲って、余りにも高さを出すと危ないので、自転車ぐらいの囲いをつくってやることも非常に景観的にいいんじゃないかというような話。  あるいは、自転車駐車場についても、道路のそばじゃなくて、住宅街の中、要するに道路を走ってきて入れると、なかなか歩行者との接触があるということで、そういうような御提案ですとか、あるいは今、道路に自転車の通る通行帯が今、役所の裏側に1カ所できましたけれども、ああいうところをもっとふやしてもらいたい。あるいは、自転車の乗り方、マナー、その辺が非常に危ない、あるいは歩きながらのスマホ、自転車とちょっと離れますけれども、そういうマナーについてもしっかり、スマホをやっている方が多いので大変危険だという話。  あるいは、公園の話の中で、公園はお子さんたちもたくさん来るんで、ぜひ禁煙にしてもらいたい。看板にこの公園は禁煙ですよみたいなことを書いていないので、そういうものを必ず入れてもらいたいというような、公園についてはたばこを吸っちゃだめだというようなお話。  あるいは、樹木をやはり残してもらいたい。調布駅、これから伐採等々あるんですけれども、残してもらいたい。逆に今、仙川のほうの桜は残したわけですね。あれも変な話、これから50年、 100年、ずっとそのままではないわけで、今2世を実は植えている。ですから、逆に言えば、調布駅前にあった木の2世を育てて、そこでまた設置するとか、そういうような御提案とかいろいろ新しい、私ども議員のちょっと思いつかない提案もたくさん出てきましたので、いろいろ参考にさせていただきまして、行政に伝えていきたいと思いますので、ありがとうございました。以上です(拍手)。 ○橘副議長  それでは、議会全般についてを鮎川議長、お願いいたします。 ○鮎川議長  議会全般ということで、主に出ました意見につきましては、議会における意見書の取り扱いについてもう少し改善ができないかという御意見。また、市の財政、財源における国、東京都の補助金、負担金等の関係、非常に難しいテーマです。それと、あと法人市民税の一部国税化に伴う調布市財政への影響。また、市庁舎建てかえに向けた現時点での考え方。また、陳情者と議会とのもう少し開かれた形でのやりとりというものができないのかと。そういった大変貴重な御意見をいただいたところであります。  議会全般ということで、議会改革の中で実現できることもあろうかと思います。どうかまた引き続き皆様には、調布市議会に対しましてさまざまな御意見をお寄せいただければと思います。大変ありがとうございました(拍手)。 ○橘副議長  ありがとうございました。  それでは、最後に、内藤美貴子副実行委員長に挨拶をお願いします。 ○内藤市民への議会報告実行委員会副委員長  本日は、お忙しい中、このように大勢の方に集まっていただきまして、本当にありがとうございました。  今回は新しい形で、グループに分かれて皆様から御意見、御要望を伺うという場をつくらせていただきました。我々議員も本当に緊張もいたしましたけれども、本当に市民の皆様の目線で、また新しい提案もいただきまして、本当に参考になりました。やはり調布市をよりよいまちにしようという方向は同じでございます。私たちも本当に皆様の代表としてこれからもしっかりまた市政に反映できるように、一丸となって頑張ってまいりたいと思います。  また、今回の新しい形になりましたけれども、今回の御意見もいただきながら、よりよい議会報告会を目指して頑張っていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。本日は大変ありがとうございました(拍手)。 ○橘副議長  どうもありがとうございました。以上をもちまして議会報告会を終わらせていただきます。  なお、お手元のアンケートに御記入の上、役員のほうにお渡し願えればと思いますので、何とぞ御協力よろしくお願いいたします。本日は大変にありがとうございました。   閉会 午後4時0分