議 会 報 告 会 ~開かれた議会をめざして~ 報 告 会 記 録 日  時  平成30年11月17日(土) 午後2時~午後3時57分 場  所  文化会館たづくり12階大会議場   開会 午後2時0分 ○井上副議長  皆様、こんにちは。定刻となりましたので、ただいまから第9回目となります調布市議会議会報告会を始めさせていただきます。  私は、本日の司会進行を務めます調布市議会副議長の井上耕志と申します。どうぞよろしくお願いいたします(拍手)。  初めに、開会の挨拶といたしまして、調布市議会議会報告実行委員会の渡辺進二郎委員長より御挨拶を申し上げます。 ○渡辺市民への議会報告実行委員会委員長  皆さん、こんにちは。ただいま御紹介いただきました実行委員長の渡辺進二郎でございます。よろしくお願いいたします。  本当に早いもので、平成25年に第1回の議会報告会を開かせていただきましてから、きょうで9回目を迎えることができました。日ごろ、議会に興味を持っていただける皆様方のおかげで、今日9回を迎えることができたんではないかと思っております。  この間いろいろ反省点もありましたが、いろいろな意見をまた議会の内部でも、また、きょう参加していただいている皆様方の意見も聞かせていただきながら、改良するところは改良していくというような形で進めていければと思っております。  短い時間ではございますが、貴重な意見を賜ればと思っております。よろしくお願いいたします。ありがとうございます(拍手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。  それでは、本日の議会報告会の進行ですけれども、お配りをさせていただいておりますこちらの冊子の表紙の裏、次第と書かせていただいておりますが、開会の挨拶以降、議長報告から、総務委員会、文教委員会、厚生委員会、建設委員会の4つの委員会から全体を通しての、今回の第3回定例会で行われました議会における報告をさせていただきます。その後で少し休憩をとらせていただきまして、その後、1時間程度でありますが、広聴ということで皆様方の御意見、あるいは御要望などをお寄せいただく時間をつくらせていただいております。  先ほど委員長からもお話がありましたが、約2時間という限られた時間ではありますけれども、我々議員も有意義に皆様方との御意見など、本日は受けてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは初めに、田中久和調布市議会議長から、議長報告ということで行わせていただきます。田中議長、よろしくお願いいたします。 ○田中議長  御紹介いただきました調布市議会議長の田中でございます。  きょうは、調布市議会議会報告会を開催させていただきました。皆様には、大変お忙しい中、お越しくださいまして、まことにありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  限られた時間でございます。前に進めさせていただきます。  まずは、調布市議会では、二元代表制の一翼を担う議事機関といたしまして、市民の皆様の負託に応えるとともに、より信頼をされた、開かれた議会を目指して議会改革に取り組んでいるところでございます。この議会報告会も、その議会改革の一環といたしましてスタートいたしましたが、今回で9回目、28年度からは年2回開催をさせていただいているところでございます。  調布市議会では、3月、6月、9月、12月、年4回の定例会のほかに、必要に応じて臨時会や特別委員会、そしてまた全員協議会などを開催いたして、その時々の課題に対応をしているところでございます。  本日は9月3日から25日まで開催いたしました9月議会、第3回定例会につきまして報告させていただきます。この第3回定例会では、主に平成29年度、昨年度の決算に関して審議いたしました。昨年度、どのような事業が行われ、そうした事業に幾らお金が投じられたのか、市民福祉の向上、まちづくりにどのような成果があったのか、そういったことを各常任委員会に分かれて審査をいたしました。  また、審査を通じまして、市民の皆様方から日ごろの御意見や御要望を踏まえ、議会としてさまざまな指摘、意見、要望などを出し合い、次年度の予算にいかに反映していくのか、そういったプロセスで議会が進行しているところでございます。  まず、調布のまちの現状についてでありますが、皆様も御存じのとおり、京王線の地下化工事が完了いたいまして、昨年の秋には、多摩地域最大規模となりますシネマコンプレックスを含む大型商業施設が開業いたしまして、大いににぎわいを増しているところでございます。また、2019年、ラグビーのワールドカップ、2020年、東京オリンピック・パラリンピックで調布市は競技開催地となります。我々市議会といたしましては、これを調布の魅力をさらに高め、広く発信をしていく絶好の機会と捉えるとともに、夢と希望に満ちたまちを次の世代へしっかりと引き継いでいく、こうした思いを共有しながら、現在27人で取り組んでいるところでございます。  市民の皆様からの御意見も踏まえつつ、議会内での審査、審議においてさまざまな意見を戦わし、平成29年度の決算につきましては、賛成多数で認定いたしました。  なお、駅前の地下駐車場整備は、先日、市議会の全員協議会が開催され、市長から樹木保存の困難さや、今後の駅前広場整備の事業進捗に影響することから、断念せざるを得ないとの報告がございました。本日は、後ほど4つの常任委員会から、平成29年度の決算に関する報告を行います。長時間かけて審査をしてきたわけでありますけれども、市民の皆様からの広聴により多くの時間を使いたいという思いがありまして、各常任委員会それぞれ5分という枠で報告をさせていただきます。ごくごく限られた報告になってしまいますことを、皆様にはまず御理解をいただきたいと思います。  それでは、私からは、平成29年度の調布市一般会計決算の概要につきまして御説明をさせていただきます。 (パワーポイント)  まず、こちらをごらんいただきたいと思います。平成29年度一般会計歳入決算でございます。 926億 8,900万円でありました。歳入とは収入であります。内訳といたしましては、市税、これは皆様方からの税金であります。個人市民税、法人市民税、固定資産税、都市計画税などが収入全体の約半分を占めております。平成29年度では、個人市民税は納税義務者の増により4億円余の増、法人市民税では、法人収益の増により3億円余の増でありまして、市税全体では前年度より10億円余の増という結果でありました。  その他、市が実施する事業に伴い、国や都からの補助金、負担金などが主な歳入でございます。 (パワーポイント)  次の図をごらんいただきたいと思います。平成29年度一般会計歳出決算でございます。目的別の経費を多い順に見ていただきますと、まず民生費、主には高齢者や障害をお持ちの方に対する施策、また、保育園の整備、管理運営などに充てられる予算でありまして、 449億 5,500万円と、支出全体の約半分を占めています。保育園待機児童対策としての施設整備費や運営費の増、臨時福祉給付金や障害者福祉サービス費の増などがあり、前年度より26億円余の増であります。  次に、この文化会館たづくりの管理運営費や市税の徴収の事務に充てられる総務費、続いて教育費、都市基盤整備費などに充てられます土木費、衛生費という順で続いているのが平成29年度の一般会計歳出決算でございました。 (パワーポイント)  次の画面をごらんいただきたいと思います。平成29年度の一般会計決算の歳出を4つの常任委員会ごとにまとめたものでございます。総務委員会 153億円余、文教委員会 116億円余、厚生委員会 479億円余、建設委員会 132億円余でございます。先ほどの民生費を主に所管する厚生委員会が約半分を占めております。 (パワーポイント)  次の画面をごらんください。次に、平成29年度の決算収支でございます。歳入では28年度が 911億円、その右の29年度が 926億円でありまして、表の右端にございますように、前年度と比べますと15億円余の増であります。  次に、歳出でありますが、28年度は 871億円、29年度は 882億円でありまして、10億円余の増であります。  そして、その下の段の繰り越し財源、次年度に繰り越すべき財源を差し引いたものを実質収支といいますが、28年度が34億円、29年度が39億円でありまして、これは5億円の増という結果でございます。この実質収支の39億円が次年度への繰越金となり、将来の負担に備えたそれぞれの基金、家庭でいいます目的を持った貯金などに充てられていくことになります。 (パワーポイント)  次の画面をごらんいただきたいと思います。都内26市の市民に1人当たりの市債残高と積立寄金残高であります。簡単に申し上げますと、市債は借金、基金は貯金ということなります。平成29年度末の調布市の市債残高は、およそ 394億円でありまして、前年度と比較いたしますと、約1億円減っております。市民1人当たりに換算し、都内26市と比較をいたしますと、借金が少ないほうから見て8番目ということであります。26市の平均は20万円弱ですので、比較的借金は少ないほうでございます。  一方で、平成29年度末の調布市の基金残高は 174億円であります。前年度と比較いたしますと約11億円貯金が増加し、市民1人当たりに換算いたしますと約7万円余となり、26市の中で貯金が多いほうから数えますと10番目、昨年と同じ順位でございます。  今後、公共施設の老朽化対応や都市基盤整備など、将来に想定される財政需要に対応するためには、この基金を多く積み上げていくことが必要な状況となっております。  以上が平成29年度の一般会計決算の概要であります。この決算に対しまして、私ども市議会といたしましては、4つの常任委員会に分かれて、それぞれの所管の事項について慎重に審議を行い、本会議におきまして、それぞれの委員会からの報告を受けた後、各会派により認定するか否かについて討論を行い、採決の結果、賛成多数により認定と決しました。討論の概要につきましては、お手元の市議会だよりにも記載がございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  本日は、後ほど皆様方から御意見をお伺いする場も設けてありますので、限られた時間ではありますが、よろしくお願い申し上げます。  以上をもちまして議長報告とさせていただきます。御清聴くださいまして、大変ありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  それでは、これより各常任委員会の報告を行わせていただきます。  本日お配りをさせていただいておりますこちらの資料16ページに、各委員会の担当分野に関しましても記載をさせていただいておりますので、こちらも御参考いただければと思います。  それでは、最初に総務委員会の御報告から、鈴木委員長、よろしくお願いいたします。 ○鈴木総務委員長  皆様、こんにちは。総務委員会です。 (パワーポイント)  初めに、委員の紹介をさせていただきます。委員長は私、鈴木宗貴です。副委員長、平野充委員、大河巳渡子委員、榊原登志子委員、田中久和委員、林明裕委員、丸田絵美委員。  なお、スクリーンの写真ですが、10月末、総務委員会の行政視察で、女性職員活躍支援について全国で最も進んだ取り組みを行っています北九州市での視察の写真になります。 (パワーポイント)  それでは、委員会ごとにテーブルに分かれた際のテーマについて簡単に説明をさせていきます。  初めに、決算全般については、市税収入が3年ぶりに増加し、就業率向上の努力を評価する意見、財政力が乏しい地方自治体に国が交付する普通交付税の調布市は不交付団体であり、これは全国の市町村で77団体、東京26市では9市になりますが、不交付団体として国や都の補助金確保に向けた努力や、安定した税収確保のための市内産業活性化、企業誘致、魅力あるまちづくりの推進を求める意見がありました。  また、働き方改革が進められる中で、仕事と生活の相乗効果を高めるワーク・ライフ・バランスの推進や女性職員の活躍促進、審議会や協議会など、女性委員の比率アップを求める意見。情報管理システムについては、安全性や業務継続性の観点から、インターネットを通じて提供されるサービスを利用するクラウド化を図り、情報通信技術、ICTの活用とともに、人工知能、AIを積極的に導入して、事務の効率化を求める意見。洪水ハザードマップの更新と全戸配布、詐欺被害防止に向けた自動通話録音機の貸し出し事業の拡充などを評価する意見などが出されました。  ほかに、事務報告書に、地域情報化推進費、国民保護諸費の内容が未掲載だったことが指摘されました。 (パワーポイント)  次に、調布市において初めて実施されるクラウドファンディングについてです。クラウドファンディングとは、アイデアやプロジェクトを持つ起案者が、インターネットを通じて、共感した不特定多数の人から資金を調達する手法で、持続可能な開発目標を実施する手法の1つとなっています。  調布市では、線路跡地整備に当たり、調布駅西側の水木しげるゾーンの中の、鶴川街道の西側に公園を整備するに当たり、ゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪のオブジェや遊具を設置する費用として、公園整備費全体の5%に当たる 500万円をクラウドファンディングにより12月上旬から来年1月下旬までの約2カ月間で募集するものです。  委員からは、利用する民間ポータルサイトや寄附者に対するお礼、約 134万円になる経費、事業のPR、目標額より多く資金が得られた場合の対応、今後のクラウドファンディングの活用などについて質疑がありました。  また、この事業を通して調布市を全国にPRし、公園完成後は調布市への来訪促進にもつながることが期待されることから、ふるさと納税では地方に税が渡っていますが、今回のように、他市との差別化が図られるようなアイデアを市民の皆さんからもいただき、有効な税収確保の取り組みが広がることを期待する意見などがありました。 (パワーポイント)  最後は、防災全般についてです。近年、頻発する想定を超える自然災害を受けて、活発な質疑、意見がありました。消防団の装備品や設備の充実、新たに5団体ふえて 120団体となった防災市民組織のさらなる拡充や補助金の有効活用、活動支援についての意見。3年前より配布している、みずから書き込む作業を通じて自身の防災情報の整理、再確認ができる防止手帳の周知と活用についての要望。豪雨時の避難指示等の情報伝達の方法や避難方法についての意見や、消防団ポンプ車の更新や、機械器具置き場の耐震性や、小河内ダムが緊急放流した際の調布市における増水のシミュレーションや、公共施設の地下の電気系統等の浸水対策についての確認などがありました。  以上で総務委員会の報告を終わります。ありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  それでは続きまして、文教委員会の報告に入らせていただきます。清水委員長、よろしくお願いいたします。 ○清水文教委員長  皆様、こんにちは。ただいまから文教委員会の報告を行います。 (パワーポイント)  初めに、委員紹介をいたします。私は委員長を務めております清水仁恵です。副委員長の橘正俊委員、伊藤学委員、井上耕志委員、大野祐司委員、二宮陽子委員、武藤千里委員です。よろしくお願いいたします。  第3回定例会開催の文教委員会では3本の議案を審査し、平成29年度一般会計歳入歳出決算は全会一致で認定、平成30年度調布市一般会計補正予算(第1号)、条例議案もそれぞれ全会一致で可決されました。  そのほか、陳情94号、同性パートナーシップの公的承認についての陳情を審査し、全会一致で採択と決しました。  文教委員会からは、活発な議論が交わされました学校体育館への空調整備と調布産農産物のブランド化について御報告いたします。 (パワーポイント)  初めに、学校体育館への空調整備についてです。一般会計補正予算を審議するための議論の中で、補正予算歳入として繰り入れられる、市内企業からあった寄附金の用途について、中学校体育館に設置する大型扇風機4台の購入が予定されていることが明らかとなりました。  委員から、暑い中で本当に効果があるのかと質問がある中で、議論は、先日新築された空調完備の第五中学校体育館の話に及び、施設担当答弁では、立て続けに災害が発生し、ことしは記録的猛暑を経験した。体育館の暑さ対策を考えていかなければならない。特別教室への冷暖房設置については、都からの補助があったが、体育館への補助については制度がない状況。市として考えられることを検討し、進めていきたいとのことでした。 (パワーポイント)  学校体育館への空調整備の議論は、第五中学校体育館整備事業に伴う費用が計上された一般会計決算の際にも続き、五中に空調をつける判断をした経緯はという委員の質問には、平成27年度に実施設計を行った当時、空調整備は見送ったが、平成28年に熊本地震が発災し、被災者が暑さに苦しんでいる様子が報道されたこと、また、東日本大震災以降、体育館の避難所機能整備に力を入れてきており、暑さ、熱中症対策が課題であったことから、改築のタイミングでもう一度検討し、実施した。既存体育館では断熱の問題が懸念されるが、ほか、学校への対応も可能と認識との施設担当答弁があり、部長からも学校が避難所であることを鑑みても、今後体育館について前向きに取り組んでいきたいとの答弁を得られ、委員から、これからつくる基本計画に反映し、計画的設置を強く要望との声が上がりました。 (パワーポイント)  続きまして、調布産農産物のブランド化についてです。市として何を目指すのかという質問があり、調布市で生産された農産物全てを調布産ブランドと考え、直売所マップ刷り増しや、OPPボードン袋をつくり、農家に使用いただく。認知度向上のための周知、広報、地産地消を目的としているという答弁がありました。また、市内全学校給食に、地場野菜を使った献立が提供されており、委員から地場でとれたことがどこで示されるのかと質問があり、給食メニューに調布産コマツナのように周知をしているとの答弁がありましたが、調布市においても、農政と教育が連携を図り、地場野菜や生産者を周知し、ブランド確立をとの委員の意見がされました。 (パワーポイント)  そのほか、地場野菜や生産者を通じた食育推進、学童農園など、子どもの体験活動の充実を求める声や、学校給食に地元の農家の野菜を提供するための組織であるスクール・アンド・アグリカルチャーの活動推進を求める委員の声が上がり、地域農家との連携は、食育や都市農業の大切さを学ぶ貴重な機会、各校の取り組みを共有していきたいとの答弁に、全校で取り組みできるようにとの意見が付されました。  教育に防災の視点、農政に教育の視点等を持つことにより、部門を超えた連携が図られ、よりよい環境が構築されることを今回の報告を通じ、皆様に御理解いただけましたら幸いです。  今後も文教委員会では、多面的視点から市民生活向上につながるよう議論に努めてまいります。  以上、文教委員会からの報告でした。御清聴ありがとうございます(拍手)。 ○井上副議長  それでは続きまして、厚生委員会の委員会報告に移らせていただきます。須山委員長、よろしくお願いいたします。 ○須山厚生委員長  皆様、こんにちは。厚生委員会でございます。 (パワーポイント)  まず、委員を紹介いたします。委員長の須山妙子です。狩野明彦副委員長です。元木勇委員です。小林市之委員です。宮本和実委員です。岸本直子委員です。よろしくお願いいたします。  それでは、29年度決算審議のうち、避難支援プラン推進事業について御報告いたします。 (パワーポイント)  平成23年3月11日の東日本大震災では、亡くなった方の中で、65歳以上の高齢者が死者数の6割を占めていました。また、障害者の死亡率は全体の死亡率の2倍となっています。そこで国は、避難行動要支援者名簿の作成を市町村に義務づけ、避難支援の関係者に情報提供することを定めました。  我が市でも、調布市避難行動要支援者避難支援プランが作成されています。決算額は                                                                               195万円余となっています。  審査の中で委員からは、まず要支援者の対象について、また支援する側の関係者はどのような団体になるのか質問しました。行政からは、対象者は災害対策基本法で定められた要介護認定3から5の方、身体障害者など。加えて、75歳以上の世帯など。また、関係団体としては、消防、警察を初め、民生委員や自治会など、現在29の団体と協定を締結しているとの答弁がありました。  委員からは、29団体で市内全域をカバーできるのか、支援から漏れてしまう人はいないのかなどについて質問し、行政からは、昨年度は協定団体への補助金なども創設したが、まだまだ全域をカバーするには至っていない。協定団体のないところの安否確認については、市の管理システムを用いて要支援者の避難状況を把握し、避難所との連携や情報共有の協議に当たることとなっているとの答弁がありました。  さらに委員からは、対象人数が多数になるが、災害時に機能していくのかと質問があり、行政からは、協定団体との連絡会の中でも災害の混乱時に避難を支援できるのかとの意見も出ている。真に避難の際の動向が必要な方か、安否確認のみの方かなど、役割について協定団体の皆様と一緒に考えていきたいとの答弁がありました。  委員からは、関係者とよく意見を交換をすること、個人情報への配慮、本人の意思への配慮をした上で命を守る対応との意見を付して認定をいたしました。  さて、この避難行動支援者につきましては、熊本の地震災害や本年の西日本豪雨災害の折にもその是非が問われました。助けに行けなかった民生委員さんの思いなどが報道されたことを御記憶の方もいらっしゃると思います。  私たち厚生委員会は、災害の現場で何ができたのか、何ができなかったのか、その課題を知るために、被災地である熊本市に視察に行ってまいりました。  御存じのように、熊本市は震度7の地震に2度見舞われるという未曾有の震災を経験しました。これで自分は死ぬんだと思ったと皆さんが口々に話していました。どれほどの恐怖だったかうかがい知れます。発災直後は、市の職員や消防、警察は、火災、倒壊した建物に残された方などの対応や避難所の開設に追われました。また、民生委員や自治会などは、みずからも被災している状況の中、要支援者への対応まではできませんでした。  避難行動支援者名簿は、災害から数日後に、市外から派遣されてきた相談支援専門員などが個別訪問する際に利用され、安否確認とともに支援が進んだそうですが、いずれにしましても、今後も大規模災害時には要支援者の避難支援を行うことは困難だと予想されると熊本市は総括しています。我が市にあって、真に同行避難の支援が必要な方へどんな準備をしていくことができるのか、当事者や市民の皆さんとも意見交換を繰り返しながら模索をしてまいります。  これからも皆様の生活に最も身近な課題について議論を進めてまいりますので、どうか皆様の御意見をお聞かせください。  以上で報告を終わります。ありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  それでは最後に、建設委員会から報告をお願いいたします。小林委員長、よろしくお願いいたします。 ○小林建設委員長  皆様、こんにちは。建設委員会の報告をさせていただきます。 (パワーポイント)  初めに、委員を紹介します。委員長の小林充夫です。よろしくお願いいたします。副委員長の広瀬美知子です。大須賀浩裕委員です。渡辺進二郎委員です。川畑英樹委員です。内藤美貴子委員です。雨宮幸男委員です。 (パワーポイント)  今議会で建設委員会に付託された議案は、平成30年度分補正予算が、一般会計(第1                                                                              号)で補正額7億 6,900万円余、下水道特別会計(第1号)が補正額 5,500万円余の、いずれも増額補正であります。両補正予算については、審査の結果、全会一致で可決されました。  次に、平成29年度の決算認定についてです。一般会計建設委員会所管部門は 131億                                                                               8,000万円余、用地特別会計が 2,300万円余、さらに下水道特別会計が31億 8,000万円余でありました。  次に、市道路線の認定と一部廃止の案件が4件、建築基準法改正に伴う新規認可事務の手数料を定める手数料条例の一部を改正する条例。  陳情は、UR団地の家賃値下げに関することでありました。  4会計のうち、一般会計については多数をもって認定となり、ほかの3会計は全会一致で認定となりました。  そのほかの議案は、手数料条例改正、市道路線の認定、廃止及び一部廃止のいずれも全会一致で可決となりました。  また、UR団地に関する陳情は、全会一致で趣旨採択となりました。 (パワーポイント)  今回の報告は、環境部所管の鉄道敷地跡地に整備予定の公園へのトイレ設置の件と、都市整備部所管の市道認定に係る案件について説明をさせていただきます。  鉄道敷跡地の西端部、鶴川街道に西側で水木ゾーンと言われるゾーニングの一部に整備する予定の公園について、環境部では、同公園内にトイレは設置せず、近隣公園、ターザン児童遊園でありますけど、このトイレを利用してもらうとの説明でありました。 (パワーポイント)  ターザン児童遊園に設置されているトイレの現況を示しているのがスクリーンの中央の写真です。実際の便器は和式のもので、しかも1つしかございません。また、西端部公園とターザン児童公園をつなぐ経路は距離として 100メートルほどの説明でありましたが、小さな子どもや高齢者の方、体の不自由な方たちがトイレに行きたくなったとき、 100メートルも先のトイレに間に合うのか、また、和式トイレは子どもたちが使いなれていないため、誰もが使いやすいトイレを設置すべきなど、委員からさまざまな質疑や意見が発言されました。理事者側からは、街区公園ということで、 1,000平米を超える場合は、設計するときにトイレの設置も考慮するとのことであります。  こうした議論を経て、委員会の総意として、西端部新設公園内にトイレを設置することを理事者側に求めました。当初、ターザン公園のトイレ利用と言っていた理事者側も、各委員の発言や議論を通じて、最終的にはトイレの設置を検討することが確認されました。 (パワーポイント)  次に、建設委員会に提案された市道路線の認定路線は、鉄道敷地跡に初めて緑道を含む市道を整備するために、市道として認定するものです。場所はスクリーンに示したように、布田駅から調布駅方向に向かって道路幅員 13.46から 18.59メートル、延長 193メートル余の道路です。  この道路は、鉄道敷地に沿った市道と一体のものとして整備される予定です。また、鉄道敷地の南側の一部に緑地――市有地でありますけども――があります。認定道路の現地調査を踏まえた上での委員会審査では、南側緑地と一体とした緑道整備が望ましいなどの意見が出されました。また、市道北側部分と隣接住宅との境界部分について、車道と歩道を区別することなく、道路境界線から70センチのところにラインを引くだけとの説明であります。  こうした説明に、委員からは、ベビーカーや車椅子で通れるのか、民家の間から自転車が飛び出してきたら事故にならないかなど、安全性にかかわる発言が相次ぎました。実際の道路整備に当たっては、審査の中で出された意見に十分留意することを確認した上で、全会一致で可決いたしました。  以上で報告を終わります。御清聴ありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。  以上で議長報告並びに4常任委員会からの委員会報告を終了とさせていただきます。  ここで休憩を挟ませていただきまして、14時50分から、こちらの場所で皆様方の御意見、あるいは要望などをお伺いする時間ということで、委員会に分かれて意見、質問を伺いたいと思います。  それでは、ここで10分間の休憩ということで、よろしくお願いいたします。    午後2時40分 休憩        ――――――――――― ―― ―――――――――――    午後2時50分 開会 ○井上副議長  それでは、2時50分となりましたので、皆様方からの御意見、御質問を頂戴する時間ということで進めさせていただきたいと思います。  最初に、3点だけ皆様方に注意事項を申し上げます。  御意見、御質問を伺う時間なんですけども、各テーブルから最後にいただいた意見を皆様方に発表する時間を設けたいので、3時30分を目途に各テーブルでの議論を終了いただければと思います。  それから、2点目ですけれども、各テーブルの中で、人数が多いテーブルもありますので、1回の発言は、お1人様2分ということで切っていただければと思います。また改めて、人数が少ないところもあるでしょうから、そこは適宜テーブルごとにお願いしたいと思います。  それから、3点目ですけれども、40分間の時間の中で、各テーブル、総務、文教、厚生、建設、それから議会全般ということで分けてありますが、どのテーブルに行っていただいても、この時間内は自由に動いていただいて構いませんので、そのような形で進めていただければと思います。  それでは、よろしくお願いいたします。    (広聴) ○井上副議長  済みません、3時半になりましたので、ここで皆様方から御意見をいただく時間は終了とさせていただきたいと思います。  3時35分から各テーブルで皆様方から出されました御意見を全体で把握してまいりたいと思いますので、各テーブルのまとめたものを御報告いただきたいと思います。5分間で恐縮ですけれども、おまとめをいただければと思います。また、アンケートをきょうお配りさせていただきましたけれども、5分間の中で御記入にも御協力をいただければと思います。  また本日、写真撮影を議会事務局で行わせていただいておりますけれども、こちらに関しましては、議会事務局での参考資料ということで、特に外に出すというものではございません。また、個人が特定されるような写真に関しましては、基本的に表に出すことはありませんので、そのあたりも御理解いただければと思います。  それでは、名残が大変惜しいですけれども、35分からは各テーブルごとに出された意見を報告いただきますので、御準備よろしくお願いします。    午後3時30分 休憩        ――――――――――― ―― ―――――――――――    午後3時35分 開会 ○井上副議長  では、済みません、議論中、大変恐縮ではありますけれども、時間のほうが限られてございますので、各テーブルで出されました意見を報告いただいてまいりたいというふうに思います。  まず初めに、総務委員会からよろしくお願いいたします。 ○鈴木総務委員長  総務委員会でございます。  お1人の方に御参加をいただきまして、貴重な意見をいただきました。地勢等々の専門ということで、ハザードマップについて随分とお話をさせていただきました。ハザードマップが浸水域の方にどれだけ周知をされているのかという御心配、また、ハザードマップ自体が実際の地形と若干ずれている部分もあるというところで、その辺をやはり修正して、きちんとした、より正確なものにしていかなくちゃいけないんではないかという御提案もいただきました。  また、浸水域にお住まいの方や浸水域に来られている方に、ここが浸水域だということを認識いただくために、津波の危険地域に、電柱にマークがされていますけども、そのような形で電柱にマークをすることによって周知を図っていくことの必要性についても御意見をいただきました。  また、災害時、浸水域では非常発電も水没するということで、電源の確保――これは避難所も含めてですが――についても御心配をいただくとともに、無電柱化によって地下に電線が行ったときに、浸水域で電源がどう確保できるのだというような御心配もいただきました。  また、災害時の非常食、水も含めてでございますけれども、この御心配についてもお答えをさせていただきましたし、また御意見をいただきました。また、下水管の受け入れ容量についても御心配の部分も御意見をいただきました。  また、お1人の方の御参加だったので、多岐にわたりまして、さまざまな意見交換をさせていただきましたことを御報告させていただきます。  以上、総務委員会でございました(拍手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。続きまして文教委員会の報告をよろしくお願いいたします。 ○武藤委員  文教委員会です。  文教委員会では、4人の市民の方が参加してくださいまして、大変中身の濃い活発なお話をいただくことができました。一番最初にお声をいただいた方は、今、教育委員会も大変進めようとしている学校地域支援本部で実際にかかわりを持たれた方で、学校の現場のことに大変心を痛めていらっしゃって、何とか学校の子どもたちの問題を、苦しんでいる子どもたちの問題を地域として見守っていきたいし、しっかり学校とも連携していきたいとお考えの方で、そこの中での難しさだとか、矛盾を感じていらっしゃるというお声をいただき、大変ありがたいなと思いました。  文教委員会、このテーブルの中では、地域の力と、それから何と言っても学校は、先生が足らないというのが一番大きい問題だということでもいろんな意見がありまして、そうした中で、学校の先生を調布市独自でもふやすことはできないだろうかということもぜひ文教委員会としてもみんなで考えてほしいという強い御意見もありました。  また、ほかの自治体からお越しいただいた方もいらっしゃいまして、2020年、来年、再来年のラグビーワールドカップやオリ・パラについて、教育との関係ではどういう取り組みをしているのかとか、農産物ブランド化の私たちの発表を受けてくださいまして、そういうことについての御意見だとかもいただいたところです。  最後に、体育館のクーラーも私たち発表させていただいたんですが、その問題は大変重要だということで評価していただきまして、ぜひ全学校に設置していけるようにしてほしいなということだとか、それからオリンピックについては、オリンピックというイベントをきっかけにして、市民と議会と行政とというところで、やはり今後に生きる、何か協働してみんなでやっていける取り組みを進めていければいいのではないかということと、それから、議会報告会については、ぜひ議会ごとに、年間4回やってほしいということや、傍聴に議会にいらっしゃった方々の御意見を聞く場を議会の中で持っていただきたいという意見もいただきました。本当に御参加いただきまして、ありがとうございました(拍                                                                                手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。続きまして、厚生委員会の報告をよろしくお願いいたします。 ○狩野厚生委員会副委員長  厚生委員会の報告をさせていただきます。副委員長の狩野でございます。よろしくお願いします。  本日、3名の方に御意見をいただきました。ありがとうございました。  まず、アフラックのがん対策の専門家の方に、我々が御教授いただきました先生がいらっしゃいましたので、がん対策につきましてお聞きするはずが、受動喫煙のところに至りまして、ちょうどパブリックコメントをこれから調布市は出すということから、いろいろな意味で勉強させていただきました。  やはり今回の受動喫煙防止条例、パブコメが出ておりますが、大体おおむね内容としてはいい内容であるということと、あとは私有地、例えばたばこ屋さんですとか、そういうところで禁煙にする場合は、そこのところに行かないように排除できるようにしてはどうかという話ですとか、たばこ屋さんが責任を持って喫煙所をつくるのはいいとしても、やはり市としては、そういう市民が受動喫煙をするということに対しては、やはりどこかでブレーキをかけたほうがいいということ。  また、ほかの方からも御意見いただいたのは、コンビニでまだ灰皿が置いてあったりしますと、その周りで、路上で喫煙ができるようになってしまっているというところから、協力義務を盛り込むのもいいんではないかという御意見もいただきました。  あと、受動喫煙対策の教育がまだ全校では行われていないという御指摘もいただいております。そのほかでは、本日発表させていただきました、要支援者避難支援プラン、こちらのほうにつきまして、75歳以上の方が多い例えばマンションでは、どのような対策を講じたらいいかということに対しまして、あるところでは管理組合でよく話し合っているということや、民生委員の方や市で出しているマニュアル等があるので、御参考や御相談していただきたいという話がありました。  あと、ほかの話で、入間川付近のハザードマップはどうなっているかという点や、人口減少社会に対して教育等はどういうふうに行っていくのか、あとは「てつみち」が今現在、保育園の園児の散歩道にいい感じになっていますので、ぜひそのまま保育園で使っていただけたらなということ。  そのほかといたしましては、市としてですが、企業誘致をもっと積極的にやるべきであるという御意見、あとはふるさと納税の目的をもっと多く持ってほしいという多岐にわたる御意見をいただいて御報告させていただきます。  貴重な御意見をいただきまして、まことにありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。続きまして、建設委員会の御報告をお願いいたします。 ○小林建設委員長  建設委員会の御報告をさせていただきます。  大変多くの市民の皆様方が活発な意見をいただきまして、建設委員会としては本当に勉強になったなというふうに思っております。特に最後にお話しされた方が、議員はもっと勉強しろという話がございました。これを糧にして頑張っていきたいなというふうに思っております。  そういった中で、議会報告の中で、下水道に関する予算が黒字なのはどういうものだという話が出ました。現実はしっかりとやっているんだけど、契約差金とかそういったもので幾らか差が出るために黒字という形になっておりますという話で答弁をさせていただいているところです。  それと、建設委員会の報告はそんなもので終わりまして、先日の全協の話からいろいろ入ってまいりました。そういった中で、拙速にタコ公園の木を切ったのはいかがなものか、また、市長が自信を持って地下駐輪場をつくるといったにもかかわらず、今回の取り消しになり、修正設計とかいろんな形でお金を使っているにもかかわらず、この中止になった。そういったものを踏まえて市長の責任はどうなっているんだ、議会はなぜもっと追及しないんだという話がございました。  それと、北口ロータリーに関しまして、現在、上屋の話とかいろいろ出てくるとは思うんですが、それ以前に、バスプールとモータープルのところにもっと木を植えてほしい。この木を植えることによって、涼しさ、夏の暑さ対策になるんだから、もっと木を植えるべきであろうという話がございました。北口はそういった形で日影の問題。南口はトイレの問題が出ました。トイレに関しましては、来年の3月議会で本予算をつけるという形は大体とれてはいるんですけれども、現実として本予算がついたからといってすぐできるわけじゃなくて、多分今から考えると、あと1年以上かかってしまう。つくるまでには1年以上かかってしまうので、じゃ、どうするんだという話になったときに、仮設のトイレを設置することができればいいなという形で話はさせていただいたんですけれども、そこのところも道路という部分と、下水道があるという部分の弊害があるので、どういうふうにクリアすれば設置が可能かというような点も指摘されたところであります。  この地下駐輪場が中止になった。この中止になった後のグランドデザインが見えないという話をされておりました。それでグランドデザインは見えていないという話だったんですけども、行政側の見方をするわけではありませんけれども、あのままのデザインはあるんですよという話をさせていただきました。でも、何とかそこをうまく修正できないかという力強い、大きな意見があったのも現実であります。  特に前も言いましたけど、タコ公園のところの木を切った責任、これが非常に大きいんじゃないかという市長の責任、そういったものも大分大きな声として皆さんから意見が上がっておりました。  あとは、駐輪場の台数も見直す方向で現実は進んでおりますという話をさせていただいたところでございます。  以上で報告を終わります。ありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。最後に議会全般の御報告をお願いいたします。 ○榊原委員  20年間ボランティアをしておりますけれども、行政と市民とがなかなかうまくいっていないということを感じている。そして、広聴などさまざまな場面でありますけれども、この広聴がどのように取り入れられていっているのかということが疑問に思うと。そして、地域の問題が解決されていないということが常々感じるということでありました。  そして今後は、新しい公共というものをぜひつくっていただきたい。そして、地区別に協議会をつくり、市民討議会、こういうのが昔あったそうですけれども、今はない。そして、自治会、支援組織も少なくなっているので、どうにか改善をしていただきたい。  また、安全・安心、子どもたちを守るのは市の責務だと思うので、ぜひ今後、地域での解決も行っていきたいということでありました。  次は、何回かこの議会報告会に出席をさせていただいておりますけれども、市議会だよりの改善、求めてきたものが、会派のコメントなどさまざまなことが書いてあり、大分よくなったと感じているということでした。  ほかは、決算、予算特別委員会というものは他市にはあるけれども、調布市にはないのがとても残念であり、この問題も少し解決していただきたいなということでありました。  そして、ネットでの中継も、全員協議会もネットで中継をしていただいているということで、これも大変よくなったと。改善をしているということで、よかったという感想でありました。ところが、10年から15年後も見られるような形をとってくれると、以前どのような意見を議員が言ったのかということが分かるので、そういうことも少し考えていただけたらなということであります。そして、議会に魅力を持ってもらうような、そんな改善をしていただきたい。そのためには、やっぱりほかの、今、自治体でも頑張っている、徹底的にパクるというTTPというものがはやっているというか、行われているということですので、そういうことも議会でしっかりと話し合いして、議会改革をしていただきたいということでありました。  また、調布市議会の中では、一人会派ということが何か少し意見が通っていないような、そんなことを感じることもあるので、会派のことも少し改革をしていただきたいということでありました。  そして、前回の議会報告会でも私は発言しましたがということで、前回の地方自治体選挙におきまして、ゼブラゾーンに選挙カーをとめて演説をしていたということがあり、その演説でどういうものか、いかがなものかと議員に説いたら、議員は違反ではないので構わないだろうという答えを出したということで、大変これには腹が立つと。来年、選挙が行われますが、こういったこともしっかりと議員としての資質を皆さん考えてほしいということを言われました。  議会全般は以上でございます。 ○林委員  では、済みません、私のほうから補足させていただきたいと思います。  今おっしゃられたのは、前回の意見を基礎資料の中に出してもらいたいということ、対応結果についても報告すべきだという御意見、フィードバックすべきだという御意見。あと、湘南のほうのまちでは、傍聴者が休憩時間中に発言を許可されているということ、こういった議会改革も行ってもらいたいと。とにかく議会を身近にすべき改革を進めてもらいたいと、そんなようなこともおっしゃられたと思います。  またもう1つ、ほかの方ですけども、平成14年に定数減を行っているが、これについては、今現在どのような根拠でその人数がなされているかはわからないけども、市民の意見を聞き、市民投票、市民アンケート等もした上で考えるべきではないかと、このような意見が出されたところでございます。  議会改革について先ほど申し上げましたけども、添付資料として、その朝日新聞の資料も御提示いただいたことを御報告させていただきたいと思います。  私からの補足は以上でございます。 ○井上副議長  御報告ありがとうございました。本日、最後になりますけれども、お配りをさせていただきました資料にもアンケート用紙が入っておりますので、こちらのほうにも御意見をお寄せいただければと思います。  また、いただいた御意見に関しましては、議会報告会の実行委員会のほうでも受けとめさせていただいた中で、次回につなげていければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、最後に、調布市議会議会報告会副実行委員長の須山議員より御挨拶を申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○須山市民への議会報告実行委員会副委員長  本日は大勢の方にお集まりいただきまして、本当にありがとうございました。また、ただいまは、各テーブルからの報告を伺いましたが、それぞれのテーブルで、さまざまな課題について深い話し合いができた様子に、私もお話を聞きながら、皆様の調布を思う熱い心に本当に感動しながら伺っておりました。  調布市はこれからさまざまな課題がございます。誰かの利益が誰かの不利益になるということもあると思います。そういう中で、合意形成をしていくというのが私たち議員の役割でございますが、これからも対話の力を信じて、皆様の御意見をしっかりと聞かせていただきたいと思っております。  本年最後の議会につきましては、この11月30日に開会となります。この日は、ゲゲゲの鬼太郎の水木先生の御命日でもございますので、9時10分から議場コンサートも行われる予定になっております。ぜひ足を議場にもお運びいただきたいと願いを申し上げまして、御挨拶にさせていただきます。  本日は本当にありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。以上をもちまして、第9回目の議会報告会を終了とさせていただきます。  なお、アンケートのほうは、出入り口にアンケート回収箱がございますので、記載をいただきましたものに関しましては、こちらに入れてからお帰りいただければと思います。よろしくお願いいたします。   閉会 午後3時57分