議 会 報 告 会 ~開かれた議会をめざして~ 報 告 会 記 録 日  時  平成30年5月12日(土) 午後2時~午後4時5分 場  所  文化会館たづくり12階大会議場   開会 午後2時0分 ○井上副議長  それでは、皆様、こんにちは。定刻となりましたので、ただいまから第8回目となります調布市議会議会報告会を始めさせていただきます。  私は、本日の司会進行を務めさせていただきます調布市議会副議長の井上耕志と申します。どうぞよろしくお願いいたします(拍手)。  まず初めに、開会の挨拶といたしまして、調布市議会議会報告会実行委員会の渡辺進二郎委員長から、御挨拶を行わせていただきます。渡辺委員長、よろしくお願いいたします。 ○渡辺市民への議会報告実行委員会委員長  皆さん、こんにちは。ただいま御紹介いただきました実行委員長の渡辺進二郎でございます。よろしくお願いいたします。  早いもので、この議会報告会を始めまして今回で8回目を迎えることができました。この8回を迎えるに当たりましては、きょう御参加の皆様方の本当に協力があってこその継続だったのではないかと思っております。  また、前々回より年2回ということで、今回はその3回目でございますが、いろいろ皆様方の御意見をお聞きしながら中身について変えてきたところでございます。前回より各委員会の説明を短縮して、その委員会の報告が終わった後にそれぞれの委員会で皆様方と御意見を交わすという時間を設けておりますが、そこに時間を余計にかけようということでやってきたところでございます。それが今回で2回目でございます。本当に皆さんの意見を聞きながら、この報告会も新しい形に変えられるようなことがあれば、そんなことを考えていければいいのかなと思っております。  きょうは貴重な時間を、ぜひ有効に過ごさせていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。ありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。  それでは、本日の議会報告会ですけれども、お配りをさせていただいておりますこちらの議会報告会という冊子の表紙の裏面に、次第ということで記載をさせていただいておりますけれども、議長の第1回の定例会の全体を通しての報告をまず最初に行わせていただきまして、その後、総務委員会、文教委員会、厚生委員会、建設委員会ということで、各委員会から5分程度で、その委員会ごとに重点的に話し合われたテーマについて御報告をさせていただいてまいります。その後、しばし休憩をとらせていただきまして、各委員会のブースごとに分かれまして約1時間程度、広聴ということで皆様方の御意見などをお聞きする時間をとらせていただいております。  約2時間という限られた時間の議会報告会ですので、我々議員も有意義に皆様方の御意見等を頂戴をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは最初に、議長の田中久和調布市議会議長から、議長報告を行わせていただきます。田中議長、よろしくお願いいたします。 ○田中議長  皆様、改めましてこんにちは。調布市議会議長の田中でございます。  本日は、調布市議会議会報告会を開催させていただきました。皆様、御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  調布市議会では、市民の皆様方に信頼をされる、よりわかりやすい開かれた議会を目指しまして、これまで議会改革に取り組んできたところでございます。この議会報告会は、その一環ということでもございまして、先ほど渡辺委員長が言われたように第8回目を数えることとなりました。改めて、お越しくださいました皆様に厚く御礼を申し上げるところでございます。  私からは、皆様方に、その調布市議会の概要と、それから平成30年度の一般会計の予算の概要につきまして、簡単に説明をさせていただきたいと、このように思っております。  まず、調布市議会でございますが、3月、6月、9月、12月の年4回の定例会を中心に、必要に応じまして臨時会、そして全員協議会、閉会中の委員会審査、特別委員会などを開催しております。  本日は3月1日から3月27日までに開催しました3月議会で審議した議案等の中で、主に一般会計予算につきまして報告させていただきます。  まず、調布のまちの現状についてでありますが、皆様も御存じのとおり、京王線の地下化工事が完了いたしまして、昨年の秋には多摩地域最大規模となりますシネマコンプレックスを含む大型商業施設が開業し、大いににぎわいを増しているところでございます。  また、2019年ラグビーのワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピックで調布市は競技開催地となります。我々市議会といたしましては、これを調布の魅力をさらに高め、広く発信していく絶好の機会と捉えるとともに、夢と希望に満ちたまちを、次の世代へしっかりと引き継いでいく、こうした思いを共有しながら、現在1人欠けておりますが、27人で取り組んでいるところでございます。  現在、進行している調布駅前広場整備等も含めまして、市民の皆様からの御意見も踏まえつつ、議会内での審査、審議において、さまざまな意見を戦わす中で、現在、そして今後の調布のまちに必要な予算を賛成多数で可決いたしました。  それでは、各常任委員会からの報告に先立ちまして、まずは平成30年度の予算の概要につきまして御説明をいたします。 (パワーポイント)  まず、こちらの画面をごらんいただきたいと思います。  平成30年度一般会計予算編成の考え方ですが、市は、私たち議会も議決した基本構想を実現するために策定した平成27年度から30年度までの基本計画におきまして、4つの重点プロジェクトを中心に各事業を推進することとしております。  重点プロジェクトの1でございますが、強いまちをつくるプロジェクトでは、これまでの防災対策の取り組みに加え、震災の対応や教訓を踏まえた災害に強いまちを目指すとしております。本日午前中でございますが、多摩川の河川敷におきまして調布市総合水防訓練が実施されました。その前段で早朝、全議員が登庁いたしまして議会としての災害対策支援本部の設置訓練を行いまして、その河川敷の総合水防訓練に参加した次第でございます。  重点プロジェクトの2といたしまして、安心して住み続けられるまちをつくるプロジェクトでございます。福祉や子育て、教育などの面で誰もが安心して住み続けられるまちを目指しております。  重点プロジェクト3、利便性が高く快適で豊かなまちをつくるプロジェクトでは、都市構造の変貌を機に、利便性と快適性を兼ね備えた、にぎわいと交流のある豊かなまちを目指します。  また、重点プロジェクト4、うるおいのあるまちをつくるプロジェクトにおきましては、地域資源を生かした、環境面で潤いを醸し出すまちを目指しております。  このような観点から平成30年度の予算が編成されましたが、平成30年度は、この基本計画の最終年次となりますので、この4つの重点プロジェクトに掲げた各事業の進捗状況を踏まえつつ予算の審査を行いました。  続いて、具体的に見てまいります。 (パワーポイント)  次の画面をごらんください。  これは、平成30年度会計別予算でございます。一般会計とございます。これは、日ごろの行政運営に係るお金でございます。そして、一般会計の下には特別会計とございます。この特別会計は、特定の事業に使用目的が限定されるものでございます。本日は、一番額の大きい、この一般会計予算について報告させていただきます。  一般会計、平成30年度 925億 4,000万円、前年度比38億 9,000万円の増でございます。増減率は 4.4%増ということになります。過去最大規模でございます。 (パワーポイント)  次の画面をごらんいただきたいと思います。  こちらは一般会計当初予算の推移でございます。平成25年度から徐々に額をふやしておりまして、一番右下、30年度におきまして 925億 4,000万円、最大となっております。また、下段の市税収入の予算額につきましても同様でございまして、納税義務者の増加ですとか、あるいは新築家屋の増加、法人収益の増加などを踏まえての増加となっているところでございます。 (パワーポイント)  次の画面をごらんいただきたいと思います。  一般会計歳入予算 925億 4,000万円の内訳でございます。この歳入というのは、わかりやすく言いますと御家庭での収入ということになります。平成30年度、調布市としてどれだけの収入を見込んでいるのかということになります。  向かって右側、一番上に市税とございます。これは皆様方からお預かりをいたします貴重な税金でございます。個人、そして法人市民税、固定資産税、都市計画税などであります。全体の48.8%、おおよそ半分を占めているところでございます。  次いで国庫支出金、都支出金となります。調布市の事業に対する国や都の負担金や補助金でございます。  1つ飛ばして市債でございますが、これは市の借金でございます。  以下、ごらんのとおりとなっております。 (パワーポイント)  次の画面をごらんいただきたいと思います。  一般会計歳出予算 925億 4,000万円の内訳でございます。歳出というのは、御家庭で言う支出でございます。平成30年度1年間でどのような事業に幾ら充てていくのかということになります。  向かって右側、一番上、民生費。保育園等の子ども施策、高齢者、障害者等の福祉施策の経費が全体の49.7%、これのおおよそ半分近くを占めております。  次に土木費ということになります。これは、都市基盤である駅前広場の整備や道路の整備等に充てられる費用でございます。  次いで教育費。小・中学校の施設管理、施設整備、社会教育施設の管理運営などの経費となっております。  以下、ごらんのとおりとなっております。 (パワーポイント)  次の画面をごらんいただきたいと思います。  平成30年度一般会計歳出予算 925億 4,000万円の内訳、常任委員会別のものでございます。平成30年度の一般会計予算の歳出を4つの常任委員会ごとにまとめたものでございます。総務委員会 142億円余、文教委員会 113億円余、厚生委員会 492億円余、建設委員会 176億円余でございます。先ほどの民生費を主に所管する厚生委員会が半分を占めております。  以上が平成30年度一般会計予算の概要でございます。  この予算に対しまして私ども市議会では、4つの常任委員会に分かれまして、それぞれの所管の事項について慎重に審査を行い、4つの委員会全てで賛成多数により原案了承と決し、本会議ではそれぞれの委員会から報告を受けた後、各会派による討論を経て、採決の結果、賛成多数により原案了承と決しました。各会派が、どういう考え方で本予算についてやりとりしたか、会派の態度や討論の概要につきましては、お手元の市議会だよりにも記載がございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上をもちまして私からの議長報告とさせていただきます。御清聴いただきまして、まことにありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  それでは、これより各常任委員会の報告を行わせていただいてまいります。  本日お配りをいたしております、この冊子の一番後ろのページにも、各委員会の担当分野ということで、例えば総務委員会でしたら歳入や税金に関することであったり、厚生委員会は子育て支援、幼稚園、保育園、学童クラブなど、各委員会でどのようなテーマを扱っているのかということも記載させていただいておりますので、こちらも御参考にしていただければというふうに思います。  それでは、最初に総務委員会の御報告から、鈴木委員長、よろしくお願いいたします。 ○鈴木総務委員長  皆様、こんにちは。 (パワーポイント)  初めに、委員の紹介をさせていただきます。委員長は私、鈴木宗貴です。副委員長、平野充委員、大河巳渡子委員、榊原登志子委員、田中久和委員、林明裕委員、丸田絵美委員。 (パワーポイント)  それでは、今議会での全般についての報告は先ほど議長よりありましたので、各委員会からの報告の後、委員会ごとテーブルに分かれた際のテーマについて、簡単に説明をさせていただきます。  テーマの選択に当たりましては、委員会審査において各委員より多くの質疑、意見があったものとしています。  初めに、予算審査において総務委員会は、唯一歳入について審査しますので、歳入に対する委員からの要旨を簡単に報告させていただきます。  議長から報告がありましたように、本年度の一般会計予算は過去最高の 925億円となり、修正基本計画の財政フレームから90億円の乖離があることについての質疑、本年度が基本計画の最終年次となることから現計画の進捗状況、多摩地域に対して増額されることとなる東京都の補助金であります市町村総合交付金など都の補助金や、ふるさと納税に伴う減収影響などの質疑、そして、基金については、運用や活用、財政調整基金の目標値の検討、公共施設の老朽化対策を進める上で需要がますます高まる公共施設整備基金の確保や市庁舎の将来設計に対する財源確保などについて質疑、意見が出されました。 (パワーポイント)  報告の2つ目は、市庁舎の免震改修事業についてです。工事期間は本年度7月より平成32年4月までとなり、事業費は総額約23億 7,000万円余りになります。  工法や事業者、工事後の使用年数などについての質問では、1階の柱の頭、柱頭と言うそうですが、これを切断して免震ゴムによる免震装置をつける工法で、工事中も現在、庁舎が持つ耐震性を確保する補強を行って工事が行われること、事業者は平成28年に決定していますが、実績のある国内トップクラスの技術を持つ会社であること、免震改修後は大体30年程度の使用は可能であると考えていることなどの答弁がありました。  1階職員食堂についての質問では、工事期間中は事務室の仮移転先となることから営業を停止することと、厨房機器等の老朽化により継続運営するには機器の更新が必要となることから、現在、食堂の免震改修後の活用の検討連絡会を立ち上げ検討していることなどの報告があり、職員の福利厚生面や食堂を楽しみにされている市民の方への対応などについて意見が出されました。 (パワーポイント)  次に、防災・防犯事業についてです。青色防犯パトロールに御協力いただいている市民団体が2団体ふえて4団体となり、計7台の車両が各地域で活動していることに対して、今後、事業が広がるような支援や、広報、啓発、土日の日中や長期休みの対応などについて意見や要望が出されました。  防犯カメラ設置については、公園や道路など、それぞれの所管となりますが、優先順位をつけて連携した上での予算のつけ方や、設置方法を考えていく旨の答弁がありました。また、庁用車のドライブレコーダーの取りつけについての意見、要望なども出されました。  防災備蓄品については、医療備品の拡充や、液体ミルクの検討、食料品等の更新時の活用についての意見や質問が出されました。  採決の結果、賛成多数で原案了承となりました。  以上で総務委員会の報告を終わります。ありがとうございます(拍手)。 ○井上副議長  それでは続きまして、文教委員会の報告に入らせていただきます。清水委員長、よろしくお願いいたします。 ○清水文教委員長  皆様、こんにちは。ただいまから文教委員会の報告を行います。 (パワーポイント)  初めに、委員紹介をいたします。私は委員長を務めております清水仁恵です。副委員長の橘正俊委員、鮎川有祐委員、伊藤学委員、井上耕志委員、二宮陽子委員、武藤千里委員でございます。よろしくお願いいたします。  第1回定例会開催の文教委員会では、3本の議案を審査し平成30年度一般会計予算は原案了承とする意見が多数により了承、補正予算、条例議案はそれぞれ全会一致で可決をされました。そのほか、2件の陳情を審査し、それぞれ多数の委員が採択を求め、いずれの陳情も採択と決しました。  なお、陳情88号につきましては、核兵器禁止条約に日本政府が参加することを求める意見書の関係機関への提出を求め、委員会提出議案として本会議に提案をいたしました。  文教委員会からは、平成30年度一般会計予算の議論の中から、活発な議論が交わされました平和祈念事業と施設のバリアフリー対応について御報告をいたします。 (パワーポイント)  初めに、平和祈念事業についてです。  さかのぼること3年前、平成27年の夏、戦後70年、調布市制施行60周年という節目の年に市内中学生15名を被爆地広島へ派遣をいたしました。この事業は継続されることなく現在に至っております。  委員から市内中学生の広島平和式典への派遣を継続して行っていくべき、市としての考えはとの質問があり、所管としても直接被爆地を訪れ平和のとうとさを学ぶことは大切と認識、市長も平和事業の重要性は十分認識している、周年などで継続して検討したいとの答弁がありました。平成30年度は非核平和都市宣言周年の年。検討はされなかったのかという質問では、非核平和の節目では今回検討していなかったとの答弁がありました。  そのほか、近隣市では市長が中学生とともに毎年被爆地訪問されている事例があるといった意見や、予算は市がどういう思いを持って進んでいくのか数字として具体にあらわれるもの、市の平和に対する思いはこの程度かと残念な気持ちという感想もあり、市長の平和に対する姿勢が問われる議論も交わされました。 (パワーポイント)  続きまして、施設のバリアフリー対応についてです。  私たち市民になじみのある多くの文化・スポーツ施設は、主に生活文化スポーツ部で所管をしています。それら施設のバリアフリー対応について議論が交わされました。  委員からは、市内10館の地域福祉センター、18館のふれあいの家は手すりなどが十分に設置されておらず、特に高齢者の利用の多い地域福祉センターなどはバリアをなくし安                                                                                心・安全に使っていただきたいがいかがかと質問があり、大規模修繕の際フラット化を検討したが、経費がかかる中で実現に至っておらず手すりも全て整っていない状況、不足部分は維持補修費から利用者意見を聞き順次設置していきたいとの答弁がありました。 (パワーポイント)  そのほか、市民プールに関して車椅子専用駐車場がなく、点字ブロックは玄関で途切れており、トイレもほとんど和式、バリアフリー化について見解はと質問があり、屋外施設について障害者の利用が少ないこともありバリアフリー対応が難しいと答弁があったものの、市民プール、多摩川テニスコートクラブハウス、西調布体育館についてはトイレ全体リニューアルに向けた設計を予算に盛り込み、来年度以降トイレ改修に取り組んでいければと前向きな答弁もあり、障害者に配慮し、だれでもトイレにはおむつの交換台など使い勝手のよいものをとの意見が付されました。  それぞれ委員の質問から、各施設のバリアフリー対応に差異のある現状が明らかとなりました。多様な市民の皆様に安心・安全に施設を利用していただけるよう、文教委員会では今後もきめ細かな議論に努めてまいります。  以上、文教委員会からの報告でした。御清聴ありがとうございます(拍手)。 ○井上副議長  それでは続きまして、厚生委員会の委員会報告に移らせていただきます。須山委員長、よろしくお願いいたします。 ○須山厚生委員長  皆様、こんにちは。厚生委員会でございます。 (パワーポイント)  では、委員の紹介をさせていただきます。委員長の須山妙子です。副委員長の狩野明彦委員です。元木勇委員です。小林市之委員です。宮本和実委員です。岸本直子委員です。どうぞよろしくお願いいたします。  厚生委員会では、皆様からお預かりする税金のうち50%を占める予算について審査いたしました。子ども生活部と福祉健康部の2つに分けての審査となります。暮らしに直結する事業について丁寧な質疑を行いました。主な質疑につきまして御報告いたします。 (パワーポイント)  子ども生活部の審査では、まず義務教育就学児の医療費助成について、小学校3年生まで所得制限が撤廃されたことを受け、委員からはこれまで議会でも再三課題となっていた所得制限について一歩前進したことは評価するが、さらに対象を拡大していくことを要望いたしました。  また、待機児童対策は、最も待機児の多いゼロ、1歳、2歳児への対策として新設の保育園の空きスペースを活用して1年間限定で受け付ける年度限定型保育事業が示され、委員からは次年度からはどうするのかといった質疑を行い、今後も継続が可能な取り組みとなるよう努力を求めました。  また、ひとり親家庭への支援として本年度から創設される子ども・若者基金を活用して高卒認定までの経済的な支援などが行われることについて、その詳細や対象について質疑をし、ひとり親家庭の場合、子も、また、その親も事業の対象となることが確認されました。委員からは相対的な貧困に陥る可能性のある家庭には連鎖を断ち切る支援を工夫していくことや、基金の有効活用は市民の意見をよく聞いていくことなどの意見が付され賛成多数をもって認定されました。 (パワーポイント)  次に、福祉健康部の審査では、まず災害時の避難に困難を有する要支援者避難支援プランについて現状等を確認し、支援の担い手となる地域の関係団体、自治会などとの連携を強化することを要望いたしました。  また、地域包括支援センターについては、高齢者介護の地域の拠点として重要度を増していくことから、委員からは医療との連携、職員の確保など多岐にわたり質疑を行い、さらなる体制強化を求めました。  また、高齢者福祉事業費につきましても活発な質疑が行われました。高齢者福祉事業費の予算額は 9,000万円余です。その内訳はシルバー人材センター運営補助金、敬老金、老人クラブ補助金などとなっており、元気な高齢者にさらに活躍していただくための予算と言えます。 (パワーポイント)  委員からはまず、お元気な高齢者からは健康や生きがいのためにも働きたいという声も多い。高齢者の就労についての市の考えはとの質問があり、行政からは、国の高齢社会対策大綱にもエイジレスという考え方が大きく示された。高齢者の就労、雇用機会の幅を広げていこうということだ。市としてはシルバー人材センターで就労をどう進めていくか検討する必要があるとの答弁でした。  そこで委員からは、シルバー人材センターの現状と、登録者と仕事のマッチングについての質問をしました。行政からは、全国ではシルバーの会員は減っているが、調布市では横ばいから微増。しかし、会員はふえているが見合った仕事先が見つからないという現状。ただし、昨年度法改正があり派遣事業もできるようになった。調布市のシルバーでも積極的に派遣事業に取り組むとの答弁がありました。  次に委員からは、老人クラブの加入状況などについて、会員数がふえていない点をただしました。行政からは、老人クラブの会員数は減少傾向、クラブの中の高齢化など困難になっている実例がある、老人クラブという名前がいけないのではとの意見もあるとの答弁でした。  委員からは、これからはお元気な高齢者にどう頑張っていただくかが大きなポイントになる。働きたい方は安心して働ける場の確保、また、趣味や地域貢献に取り組みたいという方も早目に一歩踏み出しやすくなるような工夫が必要。そのためにも当事者の意見を職員自身が聞くべき。介護はもちろんだが、元気な高齢者の施策の充実をとの意見を付して賛成多数をもって認定いたしました。  高齢化、少子化への対策は喫緊の課題ですが、すぐに答えが出るものではありません。本日御参加くださいました皆様を初め、市民の皆様とともに考え最良の方向へと進んでいかなければならないと考えております。これからもさまざまな御意見をお聞かせくださいますようお願いいたします。  以上で厚生委員会の報告を終了いたします。ありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  それでは最後に、建設委員会からの報告を行わせていただきます。小林委員長、よろしくお願いいたします。 ○小林建設委員長  皆様、こんにちは。建設委員会の委員長の小林充夫でございます。 (パワーポイント)  初めに、建設委員を御紹介させていただきます。副委員長の広瀬美知子委員、渡辺進二郎委員、大須賀浩裕委員、川畑英樹委員、内藤美貴子委員、雨宮幸男委員。どうぞよろしくお願いいたします。  建設委員会は、調布市の環境部と都市整備部を所管しております。本日は、調布駅周辺のまちづくりについて御報告をさせていただきます。 (パワーポイント)  まず、調布駅前広場の全体的なイメージ図をごらんいただきたいと思います。調布駅前広場にかかわる整備については、25億 4,670万円余の予算が計上されました。駅前広場を中心とした整備期間は、このように予定されております。  南北ロータリーについては、北側、南側の歩道部分に雨にもぬれず電車やバスの乗りおりができる上屋がロータリーの形状に合わせて整備されます。このようなイメージになります。  委員からは主に、現状の資料を見ると上屋の端からの計画路線と隣接する建物までの距離が場所によっては狭いところがある、これでは歩行者が安全・安心して通れるのかなどの質問がありました。答弁では、上屋の幅は約3メートルだが側道から車道部分までは約8メートルを確保している、形状変更については安価な形で抑えた、将来的な樹木の配置も考えて上屋の形状を変更しているなどの答弁がありました。 (パワーポイント)  地下駐輪場については、修正設計の委託料 1,710万円と2億 9,700万円余の整備予算が計上されています。委員からは主に、修正内容の具体的な確認があり、その上で樹木4本を残すことで躯体の形状や面積等が変更されるのかとの質問に対し、形状や面積は変更ないが、根の影響や残すための工法を工夫する必要があるため断面の深さについては検討していくとの答弁がございました。  また、駅前広場について委員から、公衆トイレは必要、仮設か本設かも含めどのぐらいを目途に設置していくのか、トイレ設置までの間は商業施設等を使用という考えがあるようだが営業時間内しか使えないし借りづらい、仮設であってもトイレは必要などの意見が出されました。これに対し、オリ・パラ等で多くの方が来訪される中でトイレの問題は重要で大変大きな課題であると認識、今年度の早い時期に報告できるようにするとの答弁がございました。  そのほか、国のユニバーサルデザイン2020行動計画に基づき調布市のユニバーサルデザインの取り組みを示すべき、また、受動喫煙防止対策について調布ルールをつくるべき、条例を定めていく必要性があるなどの要望がございました。 (パワーポイント)  こちらは、トリエC館の西側の調布西第2路上自転車等駐車場とトリエA館東側に整備予定の調布東第1、第2路上自転車等駐車場です。  下の写真の駐輪場については、工期期間が主な理由で契約不調になりました。工期延長の見直しに伴い 874万円余の増額補正が計上されました。  委員からは、昨年度に整備した国領駅と調布駅の相模原線の鉄道上部駐輪場の1台当たりの単価は約10万円、一方、今年度整備された上の写真の駐輪場は約20万円、約2倍も違う主な要因は何かなどの質問がありました。これに対し、利用者の要望を踏まえ上屋を多く配置、市民や沿道住民の意見を踏まえ生け垣の設置や植栽も多く確保した、また、一部に効率的に自転車が収納できるラックなどの設備を採用したことが要因などの答弁がございました。 (パワーポイント)  次に、市役所西側の相模原線上部に映画ゾーン、また、鶴川街道先の鉄道上部には水木ゾーンと呼ばれる2つの都市公園が整備されます。市役所西側の相模原線上部の映画ゾーンに予定されている都市公園は 810万円余の設計委託料が計上されています。  委員からは、どのような公園のイメージを描いているのか、市民意見を取り入れるべきとの意見に対し、全体の計画では映画ゾーンという位置づけだが閉園した調布駅前公園のタコ公園の代替ということで、子どもの遊び場としての機能が確保できるよう住民や利用者と検討を進めていくとの答弁がありました。また、委員からは、周辺住民への丁寧な説明を早急に行うべき、安全性を含めたアクセス導線を早期に検討すべきなどの意見が出されました。  以上で報告を終わります。御清聴ありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  お疲れさまでございました。以上で4つの常任委員会からの報告を終了とさせていただきます。  それでは、ここで休憩を挟ませていただきます。休憩を挟んで2時50分から、こちらの場所で広聴ということで、皆様方の意見、あるいは質問を伺う時間をとらせていただきたいと思います。こちらが議会全般、それから各常任委員会、それぞれテーブルに目印を置きたいと思いますので、50分から広聴ということで進めさせていただきます。  それでは、一旦休憩に入ります。よろしくお願いいたします。    午後2時42分 休憩        ――――――――――― ―― ―――――――――――    午後2時50分 開会 ○井上副議長  それでは、2時50分となりましたので、皆様方からの御意見、御質問を頂戴する時間ということで進めさせていただきたいと思います。  皆様方に3点だけちょっとお伝えをしたいと思います。  1点目は、終わりの時間ですけれども、3時40分までの50分間ということで、広聴ということで行わせていただきます。  それから、2点目なんですけれども、こちらの冊子にも最後のページに記載をさせていただいております。お1人の発言時間は、1回2分以内で発言を行っていただいて、できる限り多くの方からの御意見を頂戴をしていきたいと思っております。  それから、3点目ですけれども、40分までの時間の中で、今お座りいただいているところだけではなく、テーブルの移動は御自由になさっていただいて構いませんので、その旨、御理解いただければというふうに思います。  それでは、広聴のほうを始めてください。よろしくお願いいたします。    (広聴) ○井上副議長  それでは、3時40分となりましたので、そろそろ広聴を終了させていただきたいと思います。  ここから5分間休憩をとりまして、その5分間の間で、本日お配りをいたしました資料の中に入れさせていただいておりますアンケートの記入に御協力をいただきたいと思います。また、各テーブルで出された意見を、3時45分からテーブルごとに御報告を行っていただきますので、この休憩中に御意見の取りまとめということを同時にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。    午後3時40分 休憩        ――――――――――― ―― ―――――――――――    午後3時45分 開会 ○井上副議長  それでは、3時45分となりましたので、各テーブルごとに皆様方から出されました御意見の紹介を行っていただければというふうに思っております。最初に、議会全般のテーブルからよろしくお願いいたします。 ○田中議長  それでは、議会全般の広聴の内容につきまして、御報告をさせていただきます。3名の方から御相談、御意見をいただいたところでございます。  まず、本日開催しました、この議会報告会のタイムスケジュールでございますけれども、最後でいいから、例えば5分でもいい、10分でもいいんだけれども、市民全体で物が言える時間をとってもらいたいという、こういう御意見がございました。これにつきまして、また検討させていただきたいというふうにお答えをさせていただきました。  それから、二元代表制としての議会、そして市長、理事者側ということになりますけれども、しっかりと議会としてのチェック機能を果たしてもらわないと困るんだと。陳情などを上げてきても議会側が言っていることを行政側が無視をして行動してしまうようなところもあるんではないのかという、その辺をよく見ていって、議会として、市民の代表として見てほしいという、こういう御意見もございました。  その他、同じくチェック機能としまして、京王線の旧線路敷の問題であったり、これは過去のことになります。そういったときにも線路敷の購入のときにもチェック機能が果たされていないんじゃないかとか、あるいは南口の交番のときにも全く議会は何をしていたんだと。行政やりたい放題にやらせていていいのかという、こういった、議長として、また議会としてしっかりとチェックしていけという、大変厳しい御意見、ハッパをかけられたわけでございますけれども、そういうお話もございました。  それから、陳情を上げられた方々からは、また後日この陳情の取り扱いについて詳しく改めて、その先例等について聞きたいという、こういう御意見もございました。  それから、議員年金の話でございまして、年金制度の復活ということも今言われている、議員のなり手がいないからということでニュースにもなっておりますけど、ただ、この議員の数をふやすには、決して議員年金制度を復活させるということではなくて市民の参加ということが大きなポイント、ファクターになってくるという御意見でございます。できましたらば、夜間であったり、あるいは休日の議会も実施してもらいたいという御提案もございました。  それから、こういった新聞のコピーをいただきまして、これは後で皆様に1枚ずつお配りをいたしますけれども、傍聴席から意見を述べられるという議会もあるようでございまして、こういったいいことは、どんどんまねをしてくださいという、こういう御意見もございました。  それから、議長、副議長が市民と話す会、これをやってほしいと。市長がやっておられるタウンミーティングのようなものを議長、副議長と話せる場があればいいという、こういう御意見でもございました。  その他、議会改革を始めてもう年数がたっているので、そろそろ次の見直しを始めていってもらいたいということであったり、あるいは、議会報告会が形骸化していますね?という、こういう御意見もございました。御意見としてお預かりをしたところでございます。  以上でございます。 ○井上副議長  ありがとうございました。続きまして、4つの常任委員会から報告をいただきたいと思いますが、各委員会、3分以内で御報告いただければと思います。よろしくお願いします。 ○鈴木総務委員長  それでは、総務委員会でございます。簡単に。  まず、情報公開についてです。本議会、総務委員会には情報公開に関する陳情が出まして、こちら不採択となっていますが、そのことについて御意見をいただいております。  次に、公共施設管理につきまして、今後人口が、調布の場合はしばらく増が続きますけども、その先の減を見据えた中で公共施設をどうしていくのかというところの御意見をいただいております。  それと、市役所の、今回は免震工事について御説明をしましたが、その先の建てかえについてどのように考えているのかというような御意見もいただいております。  そして、防災につきましては、自治会の組織率がなかなか上がらない中で共助という部分をどう高めていくのかということで御意見をいただきまして、こちらについては防災市民組織の御説明などもさせていただきました。  また、民泊について御意見、御要望をいただきましたが、こちらは各委員会でやられているようなので、所管の建設委員会のほうから多分出ると思いますので、ここでは触れないで省略させていただきます。  以上でございます。 ○井上副議長  ありがとうございました。続きまして文教委員会のほうから御報告をお願いいたします。 ○武藤委員  文教委員会です。  文教委員会のほうでは、大変熱のある話し合いができまして、調布のために何かしたいという方が本当に集まっていただきまして、市民参加ということをどのように市で生かしていくのかということでさまざまな御意見をいただきました。  まず最初に、これは教育のことですけれども、文教委員会なので、ぜひ今後の報告の中では教育問題なども取り上げてほしいということだとか、時間の問題だとか、そういったことでの御意見もありました。  それから、地域のコミュニティのかなめだと思うんですけれども、そうした自治連の関係の会長さんもいらっしゃいまして、自治連のほうでは、そういった、地域を支えているしコミュニティの核なんですけれども、事務所もないし、事務員もいないし、本当にその拡大をどうしていくのかということで大変悩んでいらっしゃるということでした。文教委員会のメンバーと自治連のメンバーとの懇談なども今後あるといいなという御要望もありました。  せんがわ劇場にかかわっていらっしゃる方もいらっしゃいまして、市民サポーターをぜひ本当に積極的に活用といいますか、参加していくような事業を今後充実していきたいというふうにおっしゃっていました。今では、残念なんですけれども、市民サポーターというのは、名前だけ出してあれなんですけど、雑用をやるような形になってしまっていて、クリエーティブな、中身にはなかなかかかわれないだとか、例えばコンクールをやっても市民サポーターの方たちがそこで活躍できるという場には残念ながらなっていないというお話で、こういったことはほかの自治体では、例えばお隣の狛江市さんなんですけれども、そういった取り組みをされているし、そういったことも参考にしながら、ぜひ多くしていってほしいというお話でした。  それ以外にも調布市内の皆さん、本当に文化、芸術にかかわっていらっしゃる方が多くて、映画祭のことでは、今度できたシネコンにぜひ映写機で上映ができるところをということで強い御要望を市のほうにも繰り返し上げていただいていたんですけれども、残念ながら実現しなかったんですが、やっぱりそういう一つ一つの市民の意見だとか、一生懸命やっている力を発揮できる形に、今後市としてもぜひしてほしいというお話でした。  また、先ほど民泊のお話がありましたけれども、産業振興というところでは文教委員会は民泊が関係してまいりますので、そういったところではオリ・パラの際に空き家対策という形とか、そういうことも含めてということでのお考えを御意見としていただきました。コミュニティハウスとしても展開できるとか、いろいろな活用の仕方があるのではないかということで、オリ・パラに終わらずに観光にもつなげていけるような、そういう方向性もいろいろ検討できないかなという話もありました。  文化、芸術とか、そういった市民参加というところで大変いろんな貴重な御意見をいただいたわけですけれども、オリ・パラが本当に近くにありますので、そういったところで市としてどうやって市民の力、市民力を生かしていくのかということは、市民によく見える形で今後も取り組んでほしいし、それはオリ・パラで終わらないようにしてほしいという強い意見だったと思います。  私たち議員のほうも、この場に限らず、今回いただいた御意見を中心に引き続き伺ったり調査、検討して市民の皆さんとともに議会の中でも、しっかり頑張っていけたらなというふうに思いました。  以上です。 ○井上副議長  ありがとうございました。続きまして厚生委員会の報告をお願いいたします。 ○須山厚生委員長  厚生委員会です。本当に和やかにでございますが、真剣な語り合いをすることができました。ありがとうございます。  まず御質問としてありましたのが、福祉には高齢や、障害や、子どもがあるが、高齢のほうに予算が厚くついているように思われると。高齢と障害の予算の割合はどのぐらいでしょうかというような御質問があり、これは調べましたところ、高齢にはおよそ55億、障害にはおよそ59億という予算がついていることが確認できまして、昨年から障害者差別解消法が施行されて、それに伴って予算がより多くついたんじゃないかというふうに思っていたんだけれども、今後もそういうバランスであるならば障害者がそう実感できるような、また、子どもたちがそう実感できるような施策をしていきたいということで御意見を承りました。  また、日野や八王子に住んでいたことがあるけれども、調布市は本当に生活しやすいという御実感の上で、保育園については地域住民の方で反対されるような方もおいでになるけれども、若い人がいなくなるとまちがだめになっていくので、今はいいけれども、将来のことを考えると本当に子どもに優しいまちにしてもらいたいという御意見と、またあわせまして、高校の無償化や大学の奨学金があるけれども、この所得制限については、例えば夫婦で仕事をしている場合は夫婦合算で所得制限が出されてしまうと。これを今後、20年後のこと等を考えると女性もみんな働いていかなければ社会の担い手がなくなっていくような中で、この所得制限のやり方についてはどうだろうかというような御意見がございました。これは委員からも、自分たちの実感の中からも、この所得制限についてはぜひ国と都と、また調布市で取り組んでいかなければならないというふうに話し合いが進みました。  本当に高齢者の問題につきまして多岐にわたって話し合いができ、調布市のことを本当に愛してくださっている住民の方の熱意を大変強く感じました。ありがとうございました。 ○井上副議長  ありがとうございました。それでは、最後に建設委員会のほうから御報告をお願いいたします。 ○小林建設委員長  建設委員会です。  民泊に関しては、先ほど文教委員会のほうからも説明がありましたけども、居住支援協議会を通じてとか、これから空き家バンクを創設していくといいんではないかという話がございました。  それと、南口のロータリーの件ですが、この図面ですけども、ちょっと古い図面を出してしまっておりまして大変申しわけないんですけども、上の図面の北口ロータリーの左側にバスがとまっていますけど、丸くなっている部分がとれた状態というのが現実の部分になっていますので、それはちょっと間違えてというか古い資料を出してしまっておりますので、ここで訂正をさせていただきたいというふうに思っております。  それと、南口の地下駐輪場の件に関しましては、大変多くの皆様方の御意見をいただきました。特に 1.8倍あるロータリーは大変大き過ぎて、こんな広いのは要らないのではないか、また、タコ公園のあったところ、ここを憩いの場にぜひ戻していただきたい、こういったものをきちっと有効活用していくことによって調布の子どもたちが、本来ならば子どもたちが言いたいこと――ここに欲しいという話をしたくても、子どもたちはこの場に出ることができないので、ぜひとも子どもたちのことを考えて、この憩いの場を戻していただきたいという御意見がございました。  それと、自走式の駐輪場、いわゆるたづくりの使いにくい駐輪場があるにもかかわらず、この駅前広場にまた自走式の地下駐輪場をつくっていいのか。それと同時に、出入り口が2カ所ですけれども、 1,900台もある駐輪場で、最低でも4カ所ぐらいの出入り口が必要ではないだろうかという御意見がございました。  それと同時に、トリエができて駐輪場が充足しているのではないか。いわゆる駐輪場を募集してもすぐ埋まってこない現実を見ると、本当にこの駐輪場、 1,900台必要であるかどうかというのを再考する必要があるのではないかというような御意見がございました。  それと、建設委員会の委員会審査の中で、採決の結果否決という部分もあったわけでございますけれども、本会議に戻ったときに、賛成多数で委員会の部分が本会議に反映されていないという部分が何とかならないものでしょうかねという意見がございましたけども、これは多数決の原則で、仕方がないのではないかなというふうには話しましたが、どうにかしてほしいということがございました。  最後にですけども、都市計画変更、決定、これは市長決定ができるのではないかということでございますので、ぜひ市長に再考を促して変更をしていただきたいという意見が建設委員会の中では大多数でございました。  以上でございます。ありがとうございました。 ○井上副議長  ありがとうございました。各テーブル、本当に活発な御発言を頂戴したということでございますので、この貴重な御意見を議会としてもしっかりと反映をしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。  それでは最後になりますが、議会報告会実行委員会の須山副委員長のほうから、閉会に当たりまして御挨拶を申し上げます。須山副委員長、よろしくお願いいたします。 ○須山市民への議会報告実行委員会副委員長  本日は大変ありがとうございました。土曜日の午後にもかかわりませず、これだけたくさんの方においでいただきまして、たくさんの御意見を賜りましたこと、重ねて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。  私もテーブルで話し合いながら、市民の皆さんの、また、議員一人一人のさまざまな生活があって、さまざまな価値観や考え方の違いもあるなというのを実感しながら伺っておりました。私たち議員、議席は28議席ございまして、28人の議員が28ですから56個の耳で、これからも皆様のさまざまな価値観の多様な御意見を承っていくということが二元代表制というものの大きな意義の1つであるなというふうに実感をしております。  これからも皆様の御意見を伺いながら、よりよい調布市のために、しっかりと審議を尽くしてまいりたいと思っておりますので、また6月には本会議も行われます。ぜひ本会議場へも足をお運びくださいますよう、また、インターネット中継もございますので、インターネット中継等でもごらんいただきますようお願いをいたします。  重ねまして御礼を申し上げます。本日は本当にありがとうございました(拍手)。 ○井上副議長  ありがとうございました。以上をもちまして、第8回目となります議会報告会を終了とさせていただきます。  なお、アンケートのほう、こちらに回収箱がございますので、最後に御記入いただいて回収箱に入れていただければと思います。  本日は、本当にお忙しいところありがとうございました。   閉会 午後4時5分