【8】 No.1714 令和4(2022)年6月20日 【9】 特集 ●「いつかやろう」ではなく「今日やろう!!」風水害への対策、できていますか?  風水害は事前に予測することができます。本格的な台風シーズンを迎える前に、事前の備えと避難時の行動を家族やパートナーと確認できていますか?いざという時のために、平時から準備しておきましょう。 ◎事前の備え編 洪水ハザードマップで確認しよう  洪水ハザードマップとは、避難場所などの防災関係施設の位置や浸水想定区域などを表示した地図です。 (注)多摩川:想定しうる最大規模の大雨により堤防が決壊し、洪水が発生した場合を想定 (注)野川・仙川・入間川:内水の氾濫や想定しうる最大規模の大雨などにより、河川の洪水・氾濫が発生した場合を想定 ◇避難所  主に市内の小中学校を避難所として指定しています。風水害時と震災時で一部避難所が異なります。 (注)震災時の避難所は調布市防災マップ参照 ◇浸水想定区域の浸水ランク(深さ)  河川の氾濫などにより浸水が想定される浸水ランク(深さ)を示しています。風水害時に避難などの行動を考える目安になります。 (注)野川・仙川・入間川区域と多摩川区域で異なる ◇マイ・タイムライン(避難行動計画)  風水害が発生する前に、事前にマイ・タイムラインを作成しておくことで、発災時に慌てず行動できます。 ○「東京都防災アプリ」で作成するのがオススメです チャット形式で避難行動を確認しながらマイ・タイムラインを作成できます 完成したマイ・タイムラインはデータで家族やパートナーと共有できます ◎避難時の行動編 洪水ハザードマップをもとに避難方法を検討しよう ◇洪水ハザードマップで自宅がある場所に色が塗られている。 〇避難場所を考えましょう  避難所の開設前に避難情報が発令されることがあります。日頃から複数の避難場所を検討しておきましょう。浸水ランクより高い建物に住んでいる場合は、在宅避難も可能です。 避難所へ避難/以下の「避難情報別の避難行動を確認しよう」を参考に避難行動を取ってください。避難時は、事前に用意した非常持ち出し袋をお持ちください。 避難所以外への避難/浸水や土砂災害の恐れのない安全な場所にある親戚・友人宅、ホテルや旅館などへの避難も検討しましょう。 在宅避難/自宅で安全が確保できる場合は、避難所に行く必要はありません。自宅で食料品などを備蓄し、道路の側溝や雨水ますの掃除をして備えましょう。 ◇洪水ハザードマップで自宅がある場所に色が塗られていない。 在宅避難/自宅で安全が確保できる場合は、避難所に行く必要はありません。自宅で食料品などを備蓄し、道路の側溝や雨水ますの掃除をして備えましょう。 ◎避難情報別の避難行動を確認しよう  警戒レベルとは、災害発生の危険度と、とるべき避難行動を直感的に伝えるための情報です。また、避難情報は必ずしも順番に発令されるものではありません。最新の避難情報に基づき行動してください。 ◇気象庁が発令 避難情報/避難手段/取るべき避難行動 警戒レベル1(早期注意報)/徒歩、公共交通機関、車/テレビやラジオで気象情報をこまめに確認し、避難先や避難経路などを確認しましょう・避難に備えて、非常用持ち出し袋を準備しましょう・地域住民同士での声掛けにご協力ください 警戒レベル2(大雨・洪水等の注意報)/徒歩、公共交通機関、車/テレビやラジオで気象情報をこまめに確認し、避難先や避難経路などを確認しましょう・避難に備えて、非常用持ち出し袋を準備しましょう・地域住民同士での声掛けにご協力ください ◇市が発令(防災安全情報メールや防災行政無線などで、浸水が想定される地域に発令します) 警戒レベル3(高齢者等避難)/徒歩、車、公共交通機関(注)運休の場合あり/高齢者等で避難に時間のかかる方は避難を開始してください・避難所開設状況は市ホームページで確認できます ○車両避難はここまで 警戒レベル4(避難指示)/徒歩/浸水が想定される危険な場所にいる方は速やかに避難を開始してください ○これ以降、車両避難は危険です ○ここまでに安全な場所へ避難 警戒レベル5(緊急安全確保)/なし/身体の安全を確保するため、ただちに屋内の上層階など少しでも安全な場所へ避難しましょう ○車両避難は危険です ◇基本的な情報の入手方法 ■防災・安全情報メール  市が発令する避難情報や避難所開設情報などを入手できます。あらかじめ登録しておきましょう。 ■市公式ホームページ ■防災河川情報ポータルサイト  河川の水位などを確認できます。 ■調布エフエム(83.8メガヘルツ)  アプリ「Listen Radio」でも視聴できます。 ■市公式ツイッター アカウント/chofu_shi  ハッシュタグ「#調布市災害」を活用してください。 ■市公式LINE  「調布市」と検索し友だち登録してください。 ◇避難手段の考え方 避難は徒歩が原則です。  車で避難すると、渋滞や道路の冠水により車両が動けなくなるため危険です。また、緊急車両の通行の妨げになり、救助が遅れてしまう場合があります。 ○要配慮者専用の駐車場  原則、避難所に駐車場はありませんが、一部の避難所では要配慮者専用の駐車場を用意しています。早めの時間帯に避難し利用してください。 ○車両自体も避難を  早めの時間帯の避難に限り、一部の駐車場を利用できます。台数に限りがあるため、民間駐車場の利用もご検討ください。 ◇要配慮者等避難バスの運行  市では、多摩川が氾濫した場合に浸水が想定される区域で、市内の各拠点から避難所へ向かう要配慮者専用のバスを運行します。(注)同伴者は1人まで。状況により運行しない場合もあるため、必ず運行状況を市ホームページか防災ダイヤル電話426-4511で要確認。各拠点(バス乗り場)や対象者などの確認は市ホームページ参照。 問い合わせ/総合防災安全課電話481-7346 ●J:COM(地デジ11チャンネル)「テレビ広報ちょうふ」 〈20日号〉6月20日から7月4日 職員インタビュー、調布の魅力再発見! 放送時間/毎日午前9時から、正午から、午後8時から(各30分)(注)特集番組により、放送時間が変更になる場合があります ●調布FM83.8メガヘルツ市政情報番組「調布市ほっとインフォメーション」 月曜日から金曜日/午前9時15分から、午後1時30分から、4時から、9時から(各15分)、5時30分から(5分) 土曜日/午後5時30分から(5分) 日曜日/午後3時30分から(5分)(注)特集番組により、放送が休止・時間変更になる場合があります 調布FMの放送は、インターネットでも聴くことができます。詳細は調布FMのホームページをご覧ください