みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1731 令和5年(2023年)2月5日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 4月1日から市内の緑地・緑道なども禁煙に…3 税の申告はできるだけ郵送でお早めに…8・9 第6回日本映画人気投票受付開始…12 野菜づくりを体験してみませんか…15 新型コロナワクチン…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせは 市報ちょうふ配布コールセンター 電話042-300-3131 ●妊娠から子育てにわたる切れ目ない支援 出産・子育てを応援します 誰もが安心して子どもを産み、育てられるようにさまざまな支援を行っています。 お子さんの成長や家庭状況に合わせて、上手に活用しませんか。 ◎ようこそ調布っ子サポート事業(国の出産・子育て応援交付金事業)  妊娠期から出産・子育て期までの寄り添った相談支援と出産育児関連用品の購入などの経済的支援を実施します。対象者へ、育児用品や子育て支援サービスなどをインターネット上のサイトで選択できるギフトカードをお渡しします。 その他/詳細は市ホームページ参照 問い合わせ/健康推進課電話441-6081 対象/ギフトの内容/条件 令和4年4月1日から令和5年1月末に妊娠届出書を提出した市民/出産応援ギフト(5万円相当)/2月下旬に対象者へ案内と申請書を送付。返送のあった方へ4月以降に提供 令和4年4月1日から令和5年1月末に出生届出書を提出した市民/出産・子育て応援ギフト(計10万円相当)/2月下旬に対象者へ案内と申請書を送付。返送のあった方へ4月以降に提供 令和5年2月1日以降に妊娠届出書を提出した市民/出産応援ギフト(5万円相当)/ゆりかご調布面接実施後、4月以降に提供 令和5年2月1日以降に出生届出書を提出した市民/子育て応援ギフト(5万円相当)/こんにちは赤ちゃん訪問実施後、4月以降に提供 そのほかの子育て支援は2面をご覧ください ●手をつなぐ樹(415) 休刊に思う  先日、週刊朝日の本年5月末での休刊の報に接し、思わずため息が漏れた。  振り返れば約半世紀前の大学生時代に、毎週発売を待ちかねるように同誌を読みふけったことを思い出す。当時のお目当ての一つは、城山三郎の連載小説「通産官僚たちの夏」(註)。伝説の異色官僚、佐橋滋氏をモデルとする主人公を中心に展開される、高度経済成長に向かう日本の産業政策をどう形づくるかについての、まるで切っ先を戦わせるような迫力ある議論の応酬、および国家の命運を握る人々の人間の業とでもいうべき強烈な生きざまの描写に、陶酔するように引き込まれたことを記憶する。ただ、後年その通商産業省(現経済産業省)の外郭団体に勤務することになろうとは当時、夢想だにしなかったが。  これで、三大全国紙の名称をそのまま冠した週刊誌は一誌を残すのみとなってしまう。強い娯楽性とは一線を画す、オピニオン発信的な新聞社系の媒体がもはや現代にそぐわないとすれば、それは一体何を意味するのだろう。小説類以外の誌面内容も思い起こしながら、今回の休刊決定が、さまざまな社会問題に関する、日本人の認識レベルの低下や思考の短絡化などの悪しき傾向だけに起因するものでなければよいがと思うばかりだ。  インターネットによる情報収集を採用しても一向に構わないが、より良い社会をつくるために、問題の本質を捉えた上で展開される、じっくりと腰を据えた骨太の議論の必要性を今後とも多くの人たちと確認し合っていきたい。 調布市長 長友貴樹 (註)1974年に週刊朝日で、「通産官僚たちの夏」のタイトルで連載されたのち、翌1975年に「官僚たちの夏」と改題されて新潮社により単行本化。週刊朝日ではそれ以外に、司馬遼太郎の「街道をゆく」なども、四半世紀(1971年から96年)の長期にわたる連載紀行文集として評価が高い。 ●令和5年第1回調布市議会定例会は、2月28日(火曜日)開会の予定です(議会中継は市ホームページから視聴可)。 ●市報2月5日号の掲載情報は1月27日時点のものです