2019年(平成31年)2月1日 No.422 西部公民館だより2月号 調布市西部公民館 〒182-0035 調布市上石原3-21-6 TEL 042-484-2531 FAX 042-484-3704 P01 美術史講座(全3回) 躍動する江戸絵画  かつては江戸時代絵画史の異端とされてきた8人の画家たち。 美術史家・辻惟雄つじのぶお氏(1932~)が1970年に著した『奇想の系譜』の6人に新たに2人を加えた、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳、白隠慧鶴、鈴木其一。  彼らの自由で斬新な発想の絵画を現代の私たちの目で観てみましょう。 曽我蕭白《雪山童子図》 紙本着色 一幅169.8×124.8cm 明和元年(1764)頃 三重・継松寺 日   程 内     要 ①2月19日(火) 「知る」-鑑賞する前に画像を見ながら ②2月26日(火) 「見る」-東京都美術館「奇想の系譜展-江戸 絵画ミラクルワールド」鑑賞(館外学習) ③3月5日(火) 「語る」-印象に残った作品をそれぞれの言葉で 時 間 午後2時~4時     ※②は午後1時 東京都美術館集合(上野駅徒歩7分)  定 員 申込み順36人 費 用 入館料1,600円(65歳以上1,000円) 講 師 下向惠子氏(しもむかいけいこ) 画家・美術教師。多摩美術大学油絵科卒業。 目には見えないけれど確かにその存在を強く感じるものがある。言葉では表現しきれないその「感覚」を絵画として表現し続けている。作家活動と同時に、中学・高校・生涯学習機関での美術教育に携わる。西部公民館での講座“画家の目を通して見る美術史”は13回目を迎える。 白隠慧鶴《半身達磨図》紙本着色 一幅192.0×112.0cm 大分・萬壽寺 申込み 受付中 ※市報1/20号に掲載のため、定員に達している可能性があります。 P02 世界の料理教室 南米パラグアイ料理に挑戦  南米大陸の中央に位置するパラグアイ。のどかな田舎の雰囲気が残る親日国です。現在は日本で暮らす講師からパラグアイ料理を学び日々の暮らしや日本との違いなどのお話しも伺います。 2月28日(木) 午前10時~午後1時30分 定 員 申込み順12人 材料費 1,200円 ※2月23日(土)までに持参 講 師 斉藤ナンシーさん 持ち物 エプロン、バンダナ、ふきん 申込み 2月6日(水)午前11時から     電話または直接公民館へ MENU ・ソージョ(ひき肉のスープ) ・エンパナーダ   (肉と野菜の包み揚げ) ・エンサラダ・デ・アロース   (お米のサラダ) ・キーヴェヴェ   (かぼちゃのデザート) 国際理解講座(全2回) 北欧最大の国 スウェーデンを知ろう  昨年、日本との外交関係樹立150年を迎えたスウェーデン。食器や家具、洋服など北欧デザインは日本でも人気となっています。充実した社会保障制度や、国民の幸福度も高いことで知られる国について、滞在経験豊富な講師が様々な視点からお話しします。 日  程 内     要 3月1日(金) 「スウェーデンはどんな国?~風土、文化、人々の暮らし」 3月8日(金) 「日本との友好150年~交流の歴史」 時 間 午後2時~4時  定 員 申込み順36人 講 師 児玉 千晶氏(翻訳家、東京外国語大学オープンアカデミー講師) 名古屋大学大学院にて修士号取得。1988-90年ルンド大学大学院在籍。 1999-2001年イエテボリ大学訪問研究員。延べ8年間、ストックホルムを含むスウェーデン各地に滞在。訳書:『叙事詩アニアーラ』『スウェーデンから見た日本の素顔』『スウェーデン・日本150年の友情と協力』ほか。 申込み 2月6日(水)午後1時から電話、メール、窓口へ     Eメール:seibuk@w2.city.chofu.tokyo.jp P03 声 特別講演会 12/12「誰もが幸せになれる未来を 『下流老人』著者、藤田孝典さんと考えよう」  ショッキングな言葉で、次々に本を出している藤田さんは社会福祉士として現場にも身を置く多忙な方。会場のたづくりで、お話いただいた。  国連の幸福度ランキングで、54位の日本。格差が広がっていることへの不安と、自分が本当に困った時に助けてもらえるという国への信頼が低いことが原因ではと話された。自分の健康に配慮しながら、様々な社会保障への申請について知っておくこと、お互いに気に掛け合う人間関係、助けてほしいと自分から言う『受援力』が大事とのお話だった。 感想▼日本という国が、特に高齢者が幸福を感じられない国であることをつくづく感じました。先日、還暦を迎え、高齢期の入り口に立ちましたが、今後も意欲を失わず、外の世界へのつながりを求め、仲間と助け合う豊かな老後をめざしたいと思いました。国に対して権利を主張することが大切ということにも気づかされました。 ▼音楽込みの企画は良いと思います。特に若い人のがんばっている姿は好感が持てました。優しい音色に癒されました。▼田中さん、素敵な演奏でした。 調布市三公民館合同事業 12/19 感動を再び!講演と歌で織りなす希望の未来 ~東京・札幌・長野とつなぐ 東京2020大会の「輪・和・話」  12月19日(水)午後、調布市文化会館たづくりにて、舛本直文氏によるオリンピック・パラリンピックについての講演とひろせめぐみさんらによる歌声サロンが行われました。 ▼オリンピックの果たす役割を理解しました。歌が楽しかったです。あかるい気持ちになりました。(80代女性) ▼一人ひとりが改めて関心を持ち続ける有意義な機会に出会え、大変うれしく思いました。(70代女性) ▼私も過去3回のオリンピックの記憶を思い起こしながら、貴重な話を伺えて良かったです。1964年10代だった自分は、歌を通して3つのオリンピックと自分の人生を重ねて大きな声で全曲歌って本当に楽しかったです。2020年のオリンピックも楽しみになりました。(60代女性) インテリアになる 和モダンな お正月飾りを作ろう 12/21  小林先生の指導で世界に1つだけのお正月飾りを作りました。 ▼正月飾りの由来などの解説も聞けて、少し賢くなった気分です。楽しく創作できてもっと作りたくなりました。 ▼ありきたりのお飾りがイヤで参加しました。素敵にできてとても嬉しいです。 利用者懇談会のお知らせ 2月9日(土)午前10時~正午 会場:西部公民館 第1学習室 平成30年度、第2回利用者懇談会を開催いたします。各団体の代表の方はご出席をよろしくお願いいたします。 (公民館を利用される方は、どなたでも参加できます。) P04 家庭教師講座(全2回) どんなふうに接したらいいの? 発達が気になる子どもとの つきあい方を山中裕子ゆうこさんに聞いてみよう  子どもとの生活で、煮詰まりそうになることはありませんか。  山中裕子さんは、調布市内でカウンセラーとして10年以上、子どもと保護者に寄り添ってきました。わが子のことで、ちょっと困っている人、困っていないという人も、思わずホッとする山中さんのお話を聞いてみませんか。 筑波大学修士課程特殊教育研究科修了教育学修士。都島田療育センターでの心理臨床などを経て、調布市内にカウンセリング・ステーション・ユーを設立。日本スヌーズレン協会設立会員。温かいことばとユーモアで好評です。 ① 2月22日(金)午前10時~正午 ちょっと気になる 子どもの行動を考えよう じっとしていられない、苦手なことが多いなど、気になる子どもの行動について考えてみましょう。 ① 3月1日(金)午前10時~正午 こんな時どうしたらいいの?を考えてみよう うまく行かなくてモノに当たったり、ちょっとしたことでパニックを起こしたり…そばにいるおとなはどうしたらいいのか具体的な場面で考えてみましょう。 ◆定 員 申込み順30人 ◆申込み 2月6日(水)午前10時から、電話または直接公民館へ      【Eメールも可 seibuk@w2.city.chofu.tokyo.jp】 会場申込みの受付開始日 午前・午後使用分は午前9時、夜間使用分は午後6時30分から受付開始します。 ※使用希望が重複した場合は、話し合いで決めていただきます。 使用月 受付開始日 2019年 4月分 2月6日(水) 5月分 3月6日(水) 6月分 4月6日(土) 7月分 5月7日(火) 8月分 6月6日(木) 9月分 7月6日(土) 10月分 8月6日(火) 11月分 9月6日(金) 12月分 10月8日(火) 2020年 1月分 11月6日(水) 2月分 12月6日(金) 3月分 1月7日(火) 4月の会場申請受付  初日受付は2月6日(水)です。午前・午後使用分は午前9時から、夜間使用分は午後6時30分からの受付となります。 あ/と/が/き  〝今年も一日一笑い!(イヤ、10回は笑ってほしいけど)、面白いこと、もの、人はその辺にいっぱいかくれているから、たくさん発見してくださいね〟。小3の息子に届いた以前の担任教諭からの寒中見舞い。私が息子に願うことそのものだった。慎重になりすぎず、人生を大いに楽しんでほしい。  極寒の季節、公民館に集う皆さんにも、一日一笑い、いや、十笑い!で心の中から温かくなりますように。(E・O)