西部公民館だより 2月号 2013年(平成25年)2月1日 No.350 中学生からシニアまで 世代を超えて平和への祈りを 3月9日(土) 西部公民館 平和フェスティバル 午後1時~ 朗読 市立第三中学校朗読部が平和をテーマにした朗読を映像とともに披露します。若い感性の平和の表現をお楽しみに! 午後1時30分~ コンサート 調布市にゆかりのある 民谷香子氏(ヴァイオリン)たみや きょうこ 小梶由理氏(ピアノ) の素敵な演奏をお届けします。  曲目 ♪モーツァルト作曲 ピアノとヴァイオリンのためのソナタト長調 ♪スヴェンセン作曲 ロマンス OP.26 ♪サン=サーンス作曲 序章とロンド・カプリチオーソ 午後2時15分~3時15分 講演会 「私の戦争体験と中島飛行機武蔵製作所」川村善二郎氏 *中島飛行機武蔵製作所は、最盛時には5万人が24時間操業で「ゼロ戦」や「隼」のエンジンを製造していた。当時の軍用機の3割近くを生産していた工場だが、米軍の空襲によって徹底的に破壊されたため、当時の様子を知るすべはない。敗戦により日本での資料はすべて軍に破棄されたが、米国の資料をもとに当時の中島飛行機武蔵製作所について、聞きとりなど地道な調査が続けられている。 1928年生まれ。東大文学部史学科卒業。「武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会」の幹事代表。自身も1945年の東京大空襲で家を焼け出された経歴を持つ。大軍需工場だった「中島飛行機武蔵製作所」の研究・調査をする傍ら、戦争体験者の声を記録に残す活動を続けている。 歴史に教訓を学ぶ大切さを伝え続ける川村氏 2013美術史講座 全3回 “画家の目を通して見る美術史”『祈りのかたち~円空を中心に』 旅する彫刻師『円空』は、定型化した仏像ばかり作られるようになってしまった時代に、祈りの心を取り戻すかのように独創的な像を生涯で12万体も生み出したと言われています。彫ることが修行であり、信仰であった円空。円空仏は現在の私たちの心にどのように響いてくるのでしょうか。 ・2/16(土) 「知る」──円空仏を鑑賞する前に(画像を見ながら) ・2/22(金) 「見る」──「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡」展の鑑賞 ・3/2 (土) 「味わう」──他の祈りの表現も映像資料で見ながら、 円空仏を見て感じたこと、伝わって来たことなど語り合う。 ★時間 いずれも午後2時~4時 ★参加費 900円(美術館入館料) ★会場 ・、・ 西部公民館学習室 ・東京国立博物館  JR山手線上野駅公園口徒歩10分 (午後2時現地集合、鑑賞後現地解散) ★講師 下向惠子氏(画家)しもむかい ★定員 申込み順36人(受付中) ─────講師プロフィール───── 1980年多摩美術大学油画科卒業。作品は和紙に顔彩を使った平面作品。目には見えないけれど確かにその存在を感じるもの、言葉では表現できないその“体感”を作品に。毎年、個展やグループ展で作品を発表。西部公民館講座“画家の目を通して見る美術史”は9回目になる。 三十三観音立像 世界の料理教室 タイの屋台の人気料理を作ろう 辛味・酸味・甘味が混ざり合う複雑な味わいが魅力のタイ料理。調布市内で10年以上タイ料理店を営む、タイ出身の女性講師から、楽しくやさしく学びましょう。 【講師】 シースリン・ソムポーンティップさん (タイレストランオーナー) 【グリーンカレー】     ★メニュー★ ★トムカーガイ (鶏肉入りココナッツスープ) ★グリーンカレー (鶏肉とタケノコ入り) ★ガパオムー (豚挽き肉のバジルリーフ炒め) ★ヤムウンセン (エビ・イカ入り春雨サラダ) ★タイ風タピオカのデザート ◆日時◆2月23日(土)午前10時~午後1時 ◆定員◆12人(申込み順) ◆持ち物◆エプロン、三角巾、筆記用具 ◆参加費◆1,200円(材料費)2月16日までに持参 ◆保育◆1歳半以上就学前 5人まで (保育オリエンテーション:2月16日 10時~11時) ◆申込み◆2月6日(水)10時から 電話または直接公民館へ 声 子ども体験教室 ~筆で描こう~ 12月15日 西部公民館のサークル「西雅会」の 親切な指導で、年賀状に使える「巳」の水墨画を練習しました。お手本を見ながら、自由に筆を動かすと個性豊かな「へび」が画面に現れ、参加した小中学生の皆さんは夢中になって何枚も描いていました。 教育フォーラムのどらか公開講座 「知」私たちがともに耕す大地としての学ぶこと・働くこと 12月8日 國學院大学名誉教授、里美実氏が講師。「原発事故があったにも関わらず、放射能汚染が深刻になっている福島で“減思力(げんしりょく)”教育が広められている」と語られました。 *「減思力」とは考えない、考えさせない、現場の人間に判断させないこと。 シニア講座 大切な人を喪う時に備えて~心の老い支度講座~ 12/5・12・19 誰もが迎える人生の終末期、人の死をどう受け止めるかというテーマに、のべ68人が参加しました。講師の半田たつ子さんは、「喪の作業 夫の死の意味を求めて」を出版し、「響きの会」を立ち上げた方です。ご自身の体験を交えながらのお話のなかでの言葉です。 子どもの死=あなたの未来を失うこと 親の死=あなたの過去を失うこと 配偶者の死=あなたの現在を失うこと 友の死=あなたの一部を失うこと 深い悲しみは、悲哀が共感され、自分と向き合い仲間と出会う旅や語り合いの会などを通して「再生」へと向かうもの。ひとりで抱え続けるのではなく、悲哀が共感され、社会化されることが大切というお話でした。現在は登山やピアノにもチャレンジしている半田さんの前向きな姿が印象的でした。3回目はエンディングノートの意味や書き方を学びました。 【感想】●半田先生のお話や人生観には非常に心に響くものがありました。私もこれから年齢を重ねていく上で自分の意志を大切に周りに左右されない道を選べたらと思います。●多くのストレスがあるなか、半田先生の年齢を気にせずに生きていく希望と元気に触れ、とても有意義でした。●現在は家内と二人、元気に暮らしていますが、85歳になって、今のうちにその時に慌てないように考え方をまとめておきたいと思いました。 ハーブで楽しむクリスマス飾り 12月14日~23日 ロビーにて 「ステキねえ」「キレイだねえ」と いう声が多く聞かれました。西部公民館のサークル・チェリーセージ会員のナチュラルで心温まるクリスマス飾りの展示でした。春になったら、ハーブ園の花々が楽しみですね。 予告! 音楽講座アフター企画 ジャズを聴こう会 前半はブルースの初期の音からジャズまで珍しい音源での講師の解説。後半はリクエストタイム。お好きなCD1曲をお持ちください。一緒に楽しみましょう。 ◆日時 3月2日(土)午後2時~4時 ◆講師 森 世一(音楽研究家) ◆定員 申込順30名 ◆参加無料 ◆申込 2月7日(木)午前10時から受付 電話又は直接公民館へ 声 男の料理教室 少しくらいの失敗もOK 手作りはおいしいよ! 講師は料理研究家として数々のレシピ本を持つ夏梅美智子さん。簡単で美味しい冬の洋食として、牡蠣フライ、オムライス、ベーコンポテトグラタンに挑戦しました。 参加者は12人。「初めて参加したが1人で作るのではなく、4人で一緒に作るのが楽しかった。また参加したい」「みじん切りのコツがわかってよかった」「さっそく家族に作ってあげたい」などの感想が寄せられました。 (1月12日実施) あなたも作ってみませんか? フライパン1つでできます。 簡単ベーコンポテトグラタン ◆作り方 【1】ベーコンは1センチ幅にし、玉ねぎは縦半分にしてから薄切り、ジャガイモは5ミリ厚さの半月切りにし、さっと水をかけて水気をふく。 【2】フライパンにバターを溶かし、ベーコンと玉ねぎを焦がさないように炒める。 【3】小麦粉を振りいれてよく混ぜたら火を止めAを加えてよく混ぜる。 【4】ジャガイモを加えしずかに混ぜながら中火で煮立ったら、弱火にし、焦がさないように5~6分煮る。 【5】耐熱皿にバターを塗り、【4】を入れてチーズをかけ、高温のオーブンかグリルで焦げ目がつくまで焼く。オーブントースターでもよい。 ◆具は、鶏肉、魚介類、マカロニなど冷蔵庫にあるもので自由に。 ◆材料(4人分) ・べーコン4枚 ・玉ねぎ1個 ・バター20g ・小麦粉大さじ3 ・A:牛乳3カップ :塩小さじ1/3 :こしょうナツメグ各少々 ・にんにく薄切り1/2片 ・ジャガイモ4個 ・ピザ用チーズ80g ・バター少々 会場申込みの受付開始日 午前・午後使用分は午前9時、夜間使用分 は午後6時30分から受付開始します。 使用月 受付開始日 平成25年 5月分 3月6日(水) 6月分 4月6日(土) 7月分 5月7日(火) 8月分 6月6日(木) 9月分 7月6日(土) 10月分 8月6日(火) 11月分 9月6日(金) 12月分 10月8日(火) 平成26年 1月分 11月6日(水) 2月分 12月6日(金) 3月分 1月7日(火) 4月分 2月6日(木) 利用者懇談会のお知らせ 2月16日(土) 午前10時~12時 西部公民館第1学習室 平成24年度第2回西部公民館利用者懇談会を開催します。 各サークル代表の方は、ご出席をお願いします。 4月分の会場申請受付 受付初日は、2月6日(水)です。午前・午後使用分は午前9時から、夜間使用分は午後6時30分からの受付となります。 西部公民館案内 京王線/「西調布」駅より徒歩15分 バス/調布駅南口より「飛田給駅北口行き」 で「西部公民館前」下車 あ/と/が/き 大雪のあと「人の親切がうれしかった」と、何人もの方から聞きました。ベビーカーを押してもらった人、立ち往生したバスの中で、おやつを分けあった人もいました。日頃あいさつだけのマンションの住民同士協力して除雪をし、顔見知りになれた等…。記録的な大雪がもたらした、温かい触れ合い。雪は消えても調布の街に安心が一つ生まれました。春が待ち遠しい2月です。    (MK) ★東部公民館(・03-3309-4505)・北部公民館 (・042-488-2698)にもいろいろな講座があります。