令和8年度 第1回調布市高齢者福祉推進協議会 1 開催日時  令和8年6月18日(木)午後6時30分から 2 開催場所  文化会館たづくり12階 大会議場 3 協議事項 議事 次 第 1 開 会 2 新しい高齢者福祉推進協議会体制について (1) 委員・モニター員の紹介 (2) 事務局体制紹介 3 報告事項 (1) 各種調査について (2) 第10期調布市高齢者総合計画の基本的な考え方と令和8年度推進協年間計画について 4 議 題 在宅生活を支えるサービスの充実 5 その他 事務連絡 6  議 事 録  1 開会   委嘱状の机上配付をもって、新委員に委嘱。欠席者1名及び傍聴者3名の報告。 配付資料の確認。高齢者支援室長より開会の挨拶。 2 新しい高齢者福祉推進協議会体制について (1)  委員・モニター員の紹介  委員・モニター員の自己紹介 (2)  事務局体制紹介 事務局自己紹介 3 報告 (1)  各種調査について 事務局  それでは、調査報告にあたりまして、まず最初に介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の速報から変更があった確定版ができましたので、ご報告させていただきます。 事務局  はい。昨年度最後の協議会におきまして、調布市介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の速報版についてご報告いたしましたが、その際集計が未了となっておりました項目などについて、ご説明させていただきます。まず、10ページの一番上をご覧ください。問いの17になります。身長と体重を尋ねることによりましてBMIを算出しております。その内訳を見ますと、概ね前回調査と同様の結果となっていることが分かります。 続きまして、24ページをご覧ください。問いの37のところで「生きがい」を尋ねており、生きがい「あり」と回答された方に対して、その生きがいをどのように見つけたか、自由記述でご回答いただいております。趣味・創作といった生きがいにつきましては「地域の会に参加」「若い頃からの習慣により見つけた」、スポーツ・運動・健康づくりといった生きがいにつきましては「健康診断の結果」「地域のクラブ等への参加により見つけた」という回答が見られたところでございます。続きまして、41ページをご覧ください。こちらは細かい数字の修正のご報告になります。真ん中に問いの52がございます。「どの程度幸せか」を尋ねた項目になります。幸せ「7〜9点」が51.7%で最も多く、次いで普通「4〜6点」が29.4%、とても幸せ「10点」が11.4%という結果になっております。最後に、54ページをご覧ください。問いの70として、調布市の高齢者福祉や介護保険制度に関しまして、自由記述でご報告いただいた箇所になります。カテゴリーごとに分けており、介護保険に関するご意見は85件ございました。内容としては「介護保険料が高額で家計の負担になっている」「いつどのように利用できるのか分かっていない」などのご意見がございました。 また、情報提供・相談に関するご意見は171件ございました。「情報を得にくい方々が行政機関に尋ねて行っても、担当部署につなげてもらえる優しい対応をお願いします」「説明会、セミナー等の企画やサービスを積極的に展開してほしい」などのご意見がございました。以上、簡単ではございますが、報告とさせていただきます。 事務局  続きまして、本日お手元にお配りしました「資料1の補助資料」として、A4サイズで左上ホチキス留めしている資料(日常生活圏域ニーズ調査の主なクロス集計結果)をご覧ください。こちらは、今ご報告させていただきましたニーズ調査の主なクロス集計の結果について報告させていただくものです。特徴的なところや、委員の方々からの意見をふまえた項目をまとめています。資料に水色の網掛けと黄色の網掛けがしてありますのは、その中でも数値が低いもの、高いものを表しております。お手元の資料は白黒の印刷になっておりますので、数字のところに少し濃淡(トーン)が付いている箇所がございますが、そこが特に高いところと低いところの割合となっております。 こちらの主なクロス集計の結果について、1ページ目からご報告をさせていただきます。1ページ目から6ページ目までは、8つの福祉圏域(小学校区域)別に集計したものでございます。 まず1ページ目、「家族構成」についてでございます。一人暮らしの方は「第一・富士見台・多摩川」圏域で30.5%と圏域間比較で最も高く、「上ノ原・柏野」圏域では19.3%と最も低くなっております。 2ページ目、「介護・介助の必要性」についてです。現在何らかの介護を受けている割合につきましては、「第一富士見台・多摩川」圏域が5.6%と最も高く、「北ノ台・深大寺」圏域では2.6%と最も低くなっております。 3ページ目、「各種リスク」についてです。「第一・富士見台・多摩川」圏域では、運動器の機能低下リスクから認知機能の低下リスクまでの4つの項目で最も高くなっております。 4ページ目、「あらゆる会やグループ等への参加頻度」についてです。「染地・杉森・布田」圏域では、ボランティアのグループ、スポーツ関係のグループやクラブ、学習・教養サークルへの参加が最も高くなっております。また「第二・八雲台・国領」圏域では、趣味関係のグループや「10の筋力トレーニング」など、介護予防のための通いの場への参加において、複数の項目で最も高くなっております。表の右側、「地域づくり活動への参加意向」を見ると、「緑ヶ丘・仙川」圏域では、地域づくり活動に対する参加者としての参加意向、およびお世話役としての参加意向が最も高くなっております。 5ページ目、「友人・知人と会う頻度」についてです。「北ノ台・深大寺」圏域では「ほとんどない」という項目が最も高くなっております。表の右側の「孤立していると感じることがあるか」を見ると、「緑ヶ丘・仙川」圏域と「第一・富士見台・多摩川」圏域が高くなっております。 6ページ目、「各種周知状況や認知度」についてです。認知症に関する相談窓口の周知状況について「知っている(はい)」と回答した方は、「上ノ原・柏野」圏域では31.1%と最も高く、「第一・富士見台・多摩川」圏域では25.2%と低くなっております。「10の筋力トレーニング」の認知度を見ますと、「知っている」と回答した方は「染地・杉森・布田」圏域では30.6%と最も高く、「第三・神代・飛田給」圏域では20.2%と最も低くなっております。ここまでの一連の圏域別データから、第一・富士見台・多摩川の圏域において、一人暮らしであり、かつ介護を受けている状態の方や、各種リスクの割合が高い方が比較的多いという数値が出ております。一方で、地域包括支援センターなど相談できる窓口の認知度が低いといった結果も出ているため、周知の工夫を図ることがこれからも重要であるという認識を持っております。 7ページ目以降につきましては、圏域別以外にも複数の項目からクロス集計をしたものです。いくつか例として挙げさせていただきます。 例えば9ページ目、会やグループ等に「週1回以上参加する人の割合」についてですが、介護予防のための通いの場への参加頻度と老人クラブへの参加頻度は、年齢の上昇と比例して回答の割合が高くなる傾向にございます。 11ページ目、「参加したい活動」についてです。多くの活動については年齢の上昇とともに参加意向が低くなっているのに対して、転倒予防や筋力回復を目的としたトレーニング、あるいは食べる機能の向上を目的とした口の体操や口腔ケアなどは、80歳代で高くなっております。 14ページ目、「インターネット未利用の理由」として、パソコンやスマートフォン等を持っていない割合については、「第一・富士見台・多摩川」圏域で33.6%と最も高くなっておりました。 最後に16ページ目、スマートフォン等の使い方講座への「参加意向」について、「参加してみたい」と回答された割合は、75〜79歳の方で40.1%と最も高く出た次第でございます。 事務局  続きまして、報告書の「在宅介護実態調査の集計結果(資料2)」のご報告です。こちらも集計結果が整いましたので、ご報告をさせていただきます。 事務局  「在宅介護実態調査」の集計結果についてご報告いたします。資料2をご覧ください。 本調査は、在宅で生活している要支援・要介護認定を受けている方とその介護者の方を対象に実施しております。前回速報値をご報告させていただきましたので、クロス集計の結果を踏まえたいくつかの項目についてご報告いたします。 まず、4ページをご覧ください。「主な介護者等が行っている介護」になります。「その他  の家事(掃除、洗濯、買い物等)」の割合が最も高く、また介護者の勤務形態別に見ましても、フルタイム勤務が69.9%、パートタイム勤務が81.0%、働いていない方では84.2%と、いずれも高い割合となっております。 次に、7ページをご覧ください。「在宅生活の継続のために充実が必要な支援サービス」になります。認知症高齢者自立度別に見ますと、いずれも「特になし」が最も割合が高いものの、自立度1では「掃除・洗濯」が18.2%、自立度2では「外出同行(通院・買い物など)」が23.6%、自立度3以上では「移送サービス(介護・福祉タクシー等)」「見守り・声かけ」が21.5%と、それぞれ2番目に割合が高くなっておりました。 続いて12ページをご覧ください。「主な介護者の方の働き方の調整状況」になります。介護 者の勤務形態別に見ますと、フルタイム勤務では「特に行っていない」が36.8%と最も高くなっていますが、パートタイム勤務では「介護のために労働時間(残業免除、短時間勤務、早帰り、中抜けなど)を調整しながら働いている」が39.7%と最も高くなっておりました。 14ページになります。「主な介護者の就労継続の可否にかかる意識」になります。勤務形態 別に見ますと、フルタイム勤務では「問題はあるが何とか続けている」が53.9%、パートタイム勤務でも「問題はあるが何とか続けている」が51.8%と、いずれも「問題はあるが何とか続けていける」が最も高い割合となっておりました。なお、利用しているサービスを見ますと、フルタイム・パートタイム勤務ともに、デイサービスやショートステイなどの「通所・入所系サービスのみ利用している方」の割合が最も高くなっておりました。 最後に、15ページをご覧ください。「今後の在宅生活の継続に向け、主な介護者が不安に感じる介護」について、介護度別に見ますと、要支援1・2では「外出の付き添い・送迎等」が37.1%、要介護1・2では「認知症症状への対応」が41.1%、要介護3以上では「夜間の排泄」が41.9%と最も割合が高くなっておりました。 以上、在宅介護実態調査の集計結果についてのご報告とさせていただきます。 事務局  続きまして、資料3の「事業者調査(在宅生活改善調査〜介護人材実態調査まで)」の3つ につきましては、前回速報を報告させていただいてから変更点はございませんので、本日は 割愛をさせていただきます。 もう1点、本日机上に配布しております水色の網掛けの報告書「市民福祉ニーズ調査の概 要版報告書」について、一部報告をさせていただきます。なお、こちらの本冊は、調査所管部署から報告が上がり、本冊については300ページ以上ございます。高齢者に関するパートはそのうち約30ページほどですが、本日皆様にお配りするのはそのため「概要版」とさせていただきました。全ての設問をご覧になりたい方は、今後、福祉総務課から市のホームページにも掲載される予定でありますので、そちらもお手数ですがご確認いただければと思います。 本日は、こちらの概要版についてご報告をいたします。早速ですが、1ページ目をお開きください。調査の概要でございます。各福祉計画の策定の際の基礎資料とすることを目的と して、こちらも3年に1度実施されています。また、調査の一覧にあります通り、大きく分けて4つのカテゴリーで調査を実施しており、そのうち65歳以上の市民を対象とした今回の調査では、1,000人を対象として63.3%の回答率となっております。 調査の結果について、いくつかご紹介をさせていただきます。少しページが飛びまして、30ページ目をお開きください。ここから40ページ目までが、65歳以上の市民の方への調査結果の抜粋の掲載でございますが、30ページ目の下段「問い10」で、孤独・孤立の状況の意識についての質問をしております。こちらについては、「人との付き合いがないと感じることがある」という回答の割合が最も高くなっております。また、次のページの下段から32ページにわたりまして、「問い11」で、別居の家族や友人たちのコミュニケーションの手段と頻度について調査しております。さらに33ページから34ページにわたりまして「問い15」で、地域活動等の取り組み状況と今後の意向を調査しており、趣味・習い事・健康づくりなどの活動については、どちらの割合でも高くなっております。 続きまして、36ページ目に移りまして、こちらの下段「問い24」で、権利擁護の制度や事業の利用意向に対して「利用しない」という回答の理由を調査したところ、「家族などに支援してもらいたい」といった回答の割合が最も高くなっております。 また、37ページでは「問い25」で、主な外出の目的と手段について質問をしており、こちらは「食料品や日用品等の買い物」と「徒歩」の回答割合が最も高くなっております。 最後に、39ページ目の「問い34」では、高齢者の生活を守る取り組みや相談窓口など の認知度について調査しており、こちらは(下の表にもございますが)前回調査より全般的に割合が高くなっていることが見受けられます。概要版の報告については以上でございます。 顧問  ありがとうございました。今の報告に対しての意見、感想ございますでしょうか。 モニター員  先ほどお配りいただいた資料1の補助資料のご説明を聞いて思いましたけど、第一・富士見台・多摩川の地域で一人暮らしの方が多かったり、いろんなリスクについてもリスクが高い割合が多かったり、窓口の認知度が低いというような結果が出ているのですが、こちらの地域というのは何か地域の特性としてそういう傾向になりやすいところがあるのでしょうか。教えていただきたいです。 事務局  ご質問ありがとうございます。そういった地域特性を客観的なデータを今重ね合わせるようなものは持ち合わせてはないのですけれども、あくまで調布駅、中心市街地の近辺に固まっているというところは特徴的ですので、背景として一人暮らしのマンションですとか、戸建てではないところの建物が多い、または歴史的に昔からの人が住んでいる、移り変わりもあるといったところから、こういった数値は特徴的なところが出ているのではないかなという推測はございます。 一方で認知度につきましてもあらゆる媒体、手段で共通に広報などはしているところなのですが、それが届いていないというようなことで認知度が下がっている。なぜ届いていないかというのは課題として問題意識として持って、今後の計画にも何か案がないかというのを考えられればと思っております。 モニター員  最初に説明いただいた生活圏域ニーズ調査以外の調査は設問ごとに回答実数を併記してくださっているので分かりやすいのですが、資料1の調査結果について、特に補足資料などを見ると素晴らしい集計をやっているなと感じてはいますけれども、ただ私みたいな素人ですとパーセントだけ並んでいても市全体としての傾向が読み取れません。 せっかくこんな素晴らしい集計をやっているのですから、圏域ごとの実数をそれぞれの圏域の頭のところに入れていただくと、市全体としての傾向がはっきり出てくると思います。パーセントだけだとどこが多い、少ないだけですけれども、その地域の実数がどのくらいの回答だったかが分かれば、市全体としてウエートを考えることができると思います。ぜひご苦労ですけれどもよろしくお願いいたします。 顧問  そちらのほうの回答はありますか。 事務局  貴重なご意見ありがとうございます。回答数は設問によって大方同じではあるのですけど異なるところもあります。圏域別ですと、それに答えられた方の実数というのも変わってきますので、今出ている割合と掛け合わせる形でこちらも整えていきたい。それだけではなくて、その数値から何が問題点か見えるような形にもしていきたいなとは思います。 顧問  ありがとうございます。ただ、あまり細かく見ないほうがいい。要するにエビデンスをとるのが結構難しいところなので、この傾向を理解した、そしてそれを政策にどう反映できるかを検討した、そのことで今の質問に対する回答にしたほうが厳密な調査とかをやり出したら、この数値ではちょっとできないし、数値の誤差もありますので、そこら辺は一応ここから参考に学ばせていただくというようなことを考えていただくほうが、細目についてやるというよりもいいのではないかと私は思います。顧問としては両方ともそうではないかということですから、この傾向は見たということで若干お許しいただければと思います。他いかがでしょうか。 モニター員  大変細かい分析をされて、よくまとめていらっしゃるので感心したのですが、大変ご苦労様でございます。このクロス集計の結果で質問ですが、13ページの孤立感という ページで、ちょっと私もショックを受けているのですが、一番下の経済状況「大変苦しい」というのが36%、介護・介助の必要性「何らかの介護・介助が必要だが現在受けていない」という方が4割近くいらっしゃる。あるいは家族構成の「一人暮らし」をしている方が3割近くいらっしゃる。これは先ほどの顧問のお話とよく合うのですが、これが調布の実態なのですね。これは国レベル、あるいは都のレベルでいうとどうなのでしょうか。悪い、良いというような表現はまずいのですが普通なのでしょうか。非常に深刻だなと思って、ここからスタートしなければいけないのですね。 事務局  国や都のデータは今持ち合わせてはないのですけれども、傾向として国全体ですと、その地域の特性もあって、それの集合体の平均にはなってくるので、それと比較するのがいいのか、あるいは調布市内でどういったエリア別の分析ができるのかといったところの論点を持ちながら問題点を見っていったほうがいいのかというのは、その辺の傾向を捉えながら今後も検討していければと思っております。 顧問  この数値自体は大きな課題ですよね。それぞれの地域によって実数は違うので比較はしにくいかもしれないです。ただ、そんなに違いはないかとは思いますけれども、少なくとも調布において経済的に大変苦しい、やや苦しいという方がこれだけいらっしゃるということに対して、行政はどう回答していきますか、施策をどうしますかということが問われるというふうにご理解いただくといいかと思います。この物価高と年金額が上がらない、ちょっと上がっても物価高に吸収されるとか、盛んに議論が出ていますから、そこら辺に関しては介護保険のサービスを利用する、保険料をどうするかということも含めて今後検討するテーマだなというふうにご理解いただくといいかと思います。よろしいでしょうか。 委員  今の13ページの数字ですが、男性の母数が3,400何名のうちに孤立を感じる方が  16.5%というふうに見ればよろしいのですか。ということは、一番下の経済的に大変苦しいと思っている方が225名いらして、そのうちの孤立を感じている方が36%というふうに私は読んだのですけれども、こういう状況になれ、苦しい方ほど孤立感を感じるということを、このページは示していると思うのですが、数字の説明が携わっていない方にとっては分かりづらいのかなという気がしましたが、解釈はよろしいでしょうか。 事務局  全体というのが全回答者のところでの人数で男性が1,442人で、男性のうち15.8%が孤立を感じると回答していた形になります。数字の見方としてはそういったものでございます。 顧問  よろしいですか。孤立感と経済状況というのは結び付きますし、そういうようなことも示していると思います。他いかがでしょうか。 会長  先ほど一番最初の質問にかぶりますけど、小島町とか多摩川、いろいろとクロス集計の数字が高かったと思います。このエリアは9期計画の福祉圏域のデータでいくと圏域の人口が一番多くて、高齢者数も一番多いのですけども高齢化率は一番低いですよね。19%ぐらいですので、高齢者はいるのだけど点在していたり、ここのところは古い団地も恐らくないですし、集合住宅に入って一緒に年をとったような人たちは固まりになってグルーピングできると思いますけど、点在している人たちがまばらにもし配置されているとすると、集まりにくい、集いにくいとかという背景があるのかもしれないので、先ほど集計の仕方を工夫しなければいけないということをおっしゃっていたのでぜひやっていただきたい。 もし周知しているのになかなかうまくいかないときは、そこに集まるということ自体が難しいのかもしれないし、行ったところで知った人がいないといって尻込みしてしまっている人がいるのかもしれない。少しここの圏域は見方を変えてみるのも1つの方法だと思います。 顧問  ありがとうございました。参考にしてください。他よろしいでしょうか。 委員  事前に配っていただきましたピンクの資料を家で見てきたのですけど、この中でタイトルに あるとおり、介護予防と日常生活圏域という調査なので、これは市内にいらっしゃる要支援2 までの方を対象に調査をされているということで、それを基に5ページに家族構成ということ で、独居の人が24%ぐらい、人数でいうと800人ぐらいいらっしゃる。 東京都福祉局が令和2年に一人暮らしの高齢者の調査をして、そのときに調布市では全体 で大体1万2,000人ぐらい一人暮らしの人がいるという数字が出ていて、この数字を基に今回の数字をいきますと、ほぼ近い数字なので、1万2~3,000人、独居の人がいるのだということが分かりました。 調査をされていて、一人暮らしの人に絞って質問された内容というのが、それ以降はあまりなくて、21ページから趣味はありますかとか、自分で買い物はできますか、いきがいはありますかというのはほとんど一人暮らしの人ではなくて、調査した全体の人に聞いている中身なので、独居老人に限ってみたときにどんな問題があるのか、この人たちはまだ要支援状態ですからまだいいのだと思いますけど、要介護状態になって、また寝たきりとかになると孤独死の問題とか、だんだんそういうことにつながってくる可能性があるので、クロス集計をやれると思いますけど、一人暮らしの人に限ってみたときにそれぞれの設問がどうなのかという ことができるのでしたら、やってみていただいたらいかがだろうかというご提案です。 顧問  ありがとうございました。それは可能性はありますよね。 事務局 ご意見ありがとうございます。これは3年に一度の調査で主に国が統一的に調査、共通設問 として作っているものが大方ではございますけれども、オプションで項目を付けることもでき ますので、今後の参考とさせていただきます。 顧問  テーマで施策のテーマも出てきますから、そのときに有効であるとか、必要だと思うときに は、それをぜひ取り出していただければということでよろしいでしょうか。 モニター員  私のほうも提案というか、意見だけなのですけれどもお伝えできればと思います。介護予防・日常生活圏域ニーズ調査報告書の29ページの問38への回答と、今日いただいた補助資料の11ページの参加したい活動についてというところで意見をお伝えできればと思います。問38の回答について、活動に参加しない理由で「人とのつきあいが億劫」という回答が約3割、28.6%あったというところに注目していまして、私自身も億劫と感じる気持ちにとても共感するところがありまして、私自身の経験ですけれども私の場合は子どもが乳幼児だった子育て中の経験ですけれども、調布市でいろいろ子育てのイベントとか、サークル運動をやってくださっていましたが、その中で交流とか、仲間づくりとか、みんなで何かやりましょうというのを目的としたサークルとかイベントには馴染めるか不安で、なかなか足が向きにくかったです。一方で離乳食教室だったり、図書館での読み聞かせや子どもの健康相談だったり、子育てに関する自分の学び、知りたいことが目的で、子どもを連れて一人で参加して話を聞くだけでも大丈夫だよというような場所には積極的に抵抗なく参加できていました。それが不思議というか、たまたまそこで隣になった人とお話をしたら気が合って、結果としてその方とはずっと今でも続いているお友達という関係につながりました。そういう経験から高齢者の方々でも最初から交流とか仲間づくりを前面に出すのではなくて、例えば健康講座だったり、個人が目的を持って一人で参加できる場というのをきめ細かく設けていくと、結果としていろんな活動への参加の近道なのではないかなと感じましたので、そういったことも計画の策定にあたって参考にして検討していただければと思います。 顧問  ご意見ということでお聞きしたいと思います。では、次のテーマに進みたいと思います。第10期調布市高齢者総合計画の基本的な考え方と、令和8年度推進協年間計画についてということでお願いします。 3 報告 (2)第10期調布市高齢者総合計画の基本的な考え方と令和8年度推進協年間計画について 事務局  資料4-1(ピラミッド図のあるカラー資料)および資料4-2をご用意ください。時間が限られておりますので、要点を絞ってご説明いたします。 まず、高齢者総合計画は「老人福祉計画」と「介護保険事業計画」の2つで構成されておりますが、今回の第10期計画(令和9〜11年度の3カ年)からは、新たに「認知症施策推進計画」を加えた3つの計画を内包する形で策定いたします。中長期的なターゲットとしては、団塊ジュニア世代が高齢期を迎える2040年(令和22年)を見据えております。 現在、国(厚生労働省)の社会保障審議会等において基本指針が審議中ですが、主な論点として以下の4つが挙げられています。「①人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築(頼れる身寄りがいない高齢者への支援など)」「②介護人材の確保・介護現場の生産性向上の推進」「③多様なニーズに対応した介護基盤の整備」「④制度の持続可能性の確保」また、調布市の最上位計画である「市基本構想・基本計画」の後期計画策定とも歩調を合わせ、整合性を図りながら進めてまいります。ピラミッド図の中央にございます通り、調布市では「地域福祉計画」「障害者総合計画」「高齢者総合計画」の福祉3計画において、共通の基本理念を共有しながら、分野を超えた「重層的支援体制」を展開しております。 今回の第10期では、認知症施策推進計画を独立した章(第4章)として章立てし、全5章構成とする予定です。これは孤立・孤独の問題や身寄りのない方への支援とも深く関連するため、各章の個別施策の中で横断的に検討してまいります。各章の具体的な展開方針については資料の裏面に記載しておりますが、地域包括支援センターの機能強化や、本年度から民間企業との協働で開始する「フレイル予防による高齢者の社会参加促進事業」など、第9期の重点目標を継承・発展させる形で進めてまいります。介護現場の生産性向上や、外国人介護人材の受け入れを含めた人材確保策も引き続き強化してまいります。 顧問  ありがとうございます。スケジュールに関する資料4-2の説明に移っていただけますか。 事務局  資料4-2をご覧ください。本年度は全7回の協議会を予定しており、前半の各回で各論の施策案をご審議いただき、皆様からの評価やご意見を反映させたうえで、後期の協議会にて「計画素案」をお示しいたします。その後、パブリックコメントを経て最終改定へと進めるスケジュールを予定しております。 顧問  これは全体の体系をお伝えしたので、多分、初めての方は何が何だか分からないというよう な状況だと思います。今タイムスケジュールで示されたように、7回に分かれて直接的な議論 をしていきますので、そのときに発言していただくことは十分可能ですから、全体の中でこれ は欠けているからぜひ言ってほしいとか、これを付け加えてほしいとかいうようなことがあっ たら、ぜひおっしゃっていただきたいと思いますけどいかがでしょうか。 モニター員  1つは地域共助の問題ですが、実はひだまりサロンで参加してくださっている80代後半の方のお話なのですけれども、今一番の関心は自分が一人で生活できなくなったとき、緊急なときにどうしたらいいかということで包括支援センターを通じて市のほうにお願いしようかと悩んでいるのがセコムを使った緊急通報システムが頼りになりそうだというのが1つです。 もう1つは民生委員さんと包括支援センターの権利擁護の方に緊密に連絡をとりながら、いろいろ教えていただいていますということで頼りになる部分があるということが非常にうれしがっていますが、ただ最終的に国民年金で入れる施設があるかどうかが一番の心配事だと言っております。        もう1つは地域共助の支えとなるボランティア活動ですけれども、最初に申したとおり私自身も体力が落ちているし、また地域の高齢者も増えている中で、一番頼りになりそうな女性の50代、60代の方たちは今ほとんどが正規の仕事を持っております。特に介護関係の仕事に就いている方たちは地域のボランティアをやっている暇は全然ありません。また、男性も65歳まではぜひ働きたいということで仕事を持っています。つまり、男性も女性もボランティア、地域活動に入ってくれる人材が本当に今ありません。地域共助をやっていけるのかどうかという問題に直面しております。        そんな中で今、西部公民館と協働で進めている案件が調布にシニアあんしんサポートというNPO法人がありますけれども、そこの方に協力をお願いして、人生の終末の備え、入院するときの保証人、後見人、相続問題、死後の事務委任といったことについてのサポートをどんなふうにできるかという講演をお願いして、質疑をしてもらうことで9月3日の開催に向けて準備しております。やはり地域だけでなくて他の手立ても必要になってきているということです。 顧問  ありがとうございました。身寄りの問題はテーマで挙げられていますから、それは取り組み ますね。今みたいなことを議論にさせていただければと思います。また、担い手が乏しい地 域活動をやる方が少ない、民生委員も大分苦労していらっしゃいますから、そういうことも併せて新しい社会参加の仕組みをどうつくるかが課題になると思います。他はいかがでしょうか。 会長  今回の計画では認知症施策というのは重点項目に入ってくると思います。認知症が進まないようにすることが重要なのは言うまでもありませんけれど、まずは認知症にならないことが重要になってくると思います。ここの部分は高齢者支援室だけの問題ではなくて、認知症の予防は何歳からやらなければいけないかというと20歳代から、その予防がなされるべきだということは言われていて、認知症の予防をしっかりと適切に行うことで認知症の発症を40%から50%予防できるだろうということはランセットでも、WHOのステートメントでも周知されているところです。ぜひ健康推進課とか、そういうところときちっとタッグを組んで認知症の予防という観点の施策も入れていただけたらと思います。 顧問  今回の基本的な考え方を決めていく中で、市役所の方としては言いづらいかもしれませんけれど、介護保険制度の持続可能性の確保は非常に大事なことだと思うので、これをやるためには生産性の向上ということが私はものすごく大事だと思います。言い方とすると誤解されやすい言葉なので注意しなければいけないですけど、要は全てのいろんな部門において無理とか無駄とかいうのをとにかく一回点検して、それを削って取っていく、それが結局、介護者の負担軽減であったり、いろいろな職種の人の手続きとか、書類が多かったりするものをどうやって生産性を上げていくか、その辺りを表立っては言いづらいかもしれないけど、やっぱり基本的な考え方の中に、そういうふうにみんなで考えながらつくり上げていったらどうだろうかと私は提案させていただきます。 顧問  ありがとうございました。微妙な言葉ですから、何をもって生産性を向上させるのだといった、「何」という部分を少し明確にしていただきたい。情報なのか、ある意味で連携なのか、そこら辺を具体的にしていったらいかがでしょうか。今おっしゃったことをそのまま議論させていただきたいと思いますが、いかがですか。 委員  基本的な考え方の各論の右側にある、ところどころで「重」と書いてありますけど、これは特に重要としているという理解でよろしいのですか。 顧問  重要でなくて、「重点」にしようと。 事務局  そうですね。 委員  特にということですね。分かりました。 委員  10期の計画を拝見させていただいて、私はまだ2年目なのでこれからつくり上げていくということで日々、包括支援センターの中にいると、これらのことに関して全てにおいて携わっているなと思いながら見ていました。ただ、今いろんな問題があるので、お一人のご高齢の方が自分が働いている時代からだんだん年をとられていって、お子さんが離れていってと人生のライフラインをずっと歩いていく中で、いろんなそれぞれの困難に当たっていくわけです。 そのときに私たちが何かしらのその方の自立を損なわないようなお手伝いができること、認知症にしても経済面にしても近所とのおつきあいにしてもというところで、今いろんなものに取り組んではいるのだけれども、やはりそこは私たち包括支援センターというところは、こういった支援室という指示をいただきながらやっているわけですので、そことやはりタッグを組んで、いろんな課題に向かって協力はしていかないといけないなとは思っています。 現状、生活困窮とか身寄りのない方というのは実際に日々対応させていただいていて、本当に頼る人がいない、通院も一人では行かないから一緒に行く、タクシーに乗って、つい昨日も西部医療センターまで行った、ただし入院はさせてくれなくて、もう持病だねと言われて帰されてしまった、またお家まで行って今日のご飯は何を食べるのか、その方は俺は酒があればいい、食べるものは要らないと。もう持病だと言われている人をそこに置いて帰ってこなければいけないという現場の私たちがいるわけです。 そういう中で安心して長生きできる調布で本当にそういうふうに思っていただけるように、いろんなものを整えていく、みんなで協力していくというのは1つだけの機関ではできることではないので、それぞれのいろんな機関で不足しているもの、こういうものがあったらいいよね、こういう協力ができるよねというものがもう少し紙ベースではなくて、ネットで何か情報が共有できて、皆さんでこういうことがあったらいいねというのが、もっともっとできてきたらいいのかなと思っています。 今の小学生、中学生は調布市は新しいiPadが配られていて、うちの孫は北の台小学校なのですけど、素晴らしいiPadを持って、ちゃんとそれで勉強できるのと言いましたけど、高齢者の方も今そういうツールを使っていろいろとやる方が増えてきています。それをちょっと何百台かそろえてみて、どういう活用が高齢者の方ができるのかとか、そういうことも少し先進的なものも10期の中に入れていったらいいのかなというふうに思います。 顧問  ありがとうございます。ある意味で今は担い手不足、ケアマネジャー不足というのがはっきり出てきて確保できないのではないかと言われています。そして私が思うにはカスタマーハラスメントというか、かなり厳しい利用者の方が詰め寄ってくるという事態が随分聞こえてきます。本当に担い手が守られるのだろうかというのが心配していますけど、そこら辺いかがですか。 委員  ケアマネ連絡協議会でもその話は出ていまして、最近も川口市での殺傷事件などがあったりして、制度としてはケアマネジャーに限らず、ヘルバーさんとか、福祉従事者は密室に行きます。今おっしゃられたようにカスタマーハラスメントになるのか、そもそもカスタマーと呼んでいいのだろうかというか、そういう方たちとも関わっていくというところでの難しさはすごく感じています。市内のケアマネジャーに今回の川口市での事件とかを受けて、ケアマネジャーとか、もしくは福祉従事者を辞めようと思うかどうかというアンケートもとっていったりとかしようかなと考えてはいるところですが、私たちは守られるのだろうかというところの声は出ているかなという感じはしております。 顧問  ありがとうございました。これは特にケアマネジャーは亡くなられましたよね。突然のことで、かなり恐怖に思っている人たちはたくさんいらっしゃって、一人で行くのかいいのか、二人なのか、他の連携をどうやっていくのかということも含めて援助している人を守っていく仕組みもきちっと入れておかないと、あの事件は結構尾を引いています。今、積極的にこれからそういう言葉を出してください。発言していただいて計画に反映するというふうに思います。次の在宅生活を支えるサービスの充実をお願いいたします。 4 議 題 在宅生活を支えるサービスの充実 事務局  「施策3-2 在宅生活を支えるサービスの充実」についてご説明いたします。事前にモニター員の皆様からも貴重なご意見・ご質問をいただいておりますので、それらの内容も交えながら説明させていただきます。資料5-1および5-2を使用します。 資料5-1の1枚目をご覧ください。第9期計画におきましては、「在宅生活を支えるサービスの周知」「ニーズに応じた在宅サービスの充実」「関連団体の活動支援」の3つの柱を掲げ、介護保険サービスを補完する市独自の「一般施策サービス」を提供してまいりました。これらはケアラー(家族介護者)の負担軽減という側面も持っているため、介護者のニーズも把握しながら見直しを行ってきております。 お手元にある冊子『暮らしの案内 シルバー編』は毎年4月に発行しており、高齢者支援室の窓口だけでなく、地域福祉センター、包括支援センター、図書館、生涯学習コーナーなど市内の各施設に広く配布しております。令和7年度の市民福祉ニーズ調査における本冊子の認知度は23.1%であり、令和4年度の前回調査(22.3%)から0.8ポイントの上昇となりました。第10期計画では、この認知度目標を30%へと引き上げる予定です。 資料5-2に基づき、調布市が独自に実施している一般施策事業の現状と課題について、いくつか主要な事業をピックアップしてご説明いたします。 1番:配食サービス 一人暮らしの高齢者等に栄養バランスの取れた食事を届けると同時に、手渡しによる安否確認を行う見守り兼用の事業です。「調布の里」および民間事業者に委託しており、常食のほか糖尿病や腎臓病などの療養食にも対応しています。利用者の自己負担は1食500円です。昨今の物価高騰や人件費の上昇に伴い、今後は委託料の増加が見込まれるため、自己負担額(利用料)の見直しを検討せざるを得ない状況にあり、これが今後の課題です。 5番:認知症徘徊高齢者探索システム 徘徊の恐れがある高齢者に端末を所持してもらい、行方不明時にGPS等で位置情報を特定するシステムです。利用料は原則無料ですが、業者に現場急行を依頼する場合は実費負担となります(令和7年度の現場急行実績は1件)。 なお、本事業についてはモニター員からもご意見をいただいていた点ですが、第9期から認知症施策やケアラー支援の強化が重点とされていることから、今年(令和8年)の秋頃を目処に、新しい探索システムへとリニューアルする予定です。新システムでは、新たに「日常生活賠償責任保険」が付帯されるほか、機器を専用の靴等に収納できる工夫や、介護者向けの無料相談窓口が設置される点が現行制度と異なります。準備が整い次第、市報やホームページで周知いたします。 9番・10番:おむつ関連事業 入院中の費用を助成する「①入院おむつ費用助成(月額上限1万円)」と、在宅で紙おむつを現物支給する「②紙おむつ給付」の2種類があり、いずれも事前申請が必要です。 紙おむつ給付(原則要介護3以上等)は毎月無料で自宅に配達する制度で、現在2メーカー・57通りの組み合わせから選ぶことができます。利用者の金銭負担はありませんが、高齢化・要介護認定者の増加に伴い対象者は毎年増えており、令和7年度の実績では延べ利用人数約23,000人、支出額は約1億4,000万円に達しています。他自治体では「要介護4以上限定」や「非課税世帯限定」「一部自己負担あり」といった制限を設けているケースが多いため、調布市の制度は都内でもかなり手厚い水準であると認識しております。 12番:救急医療情報キットの給付 かかりつけ医や緊急連絡先、延命への希望の有無などを記入したシートを筒型容器に入れ、冷蔵庫に保管しておくことで救急隊員の迅速な救急活動に繋げるものです(65歳以上対象)。他自治体ではホームページ上で自作方法を公開している例もあるため、今後消防署等と連携しながら効果的な配布方法を調査してまいります。   14番:熱中症対策 室内での熱中症を防ぐため、毎年6月から注意喚起と啓発グッズ(うちわやチラシ、首元を冷やすネッククーラーなど)を関係機関や民生委員を通じて配布しています。本年度(令和8年度)は民生委員のご協力のもと、気にかかる高齢者への声かけツールとして「瞬間冷却パンチパック」の配布も新たにお願いしております。 18番:中等度難聴者補聴器購入費助成 令和5年10月にスタートした一番新しいサービスで、身体障害者手帳の対象とならない中等度難聴の高齢者を対象に、購入費用の一部(上限4万円)を助成するものです。令和7年4月に要件緩和を行い、それまでの「世帯全員が非課税」から「申請者本人が非課税」であれば対象となるよう変更した結果、利用者が2倍近くに増加いたしました。 22番・23番:ふじみ交流プラザ/布田老人憩の家 市内の60歳以上の高齢者が無料で利用できる施設で、週3日の個人利用日には温泉施設から汲み上げた厳選の「お風呂」の利用が可能であり、大変人気を博しています。そのほか、団体利用日にはカラオケや麻雀、体操などを通じた生きがいづくりの場として活用されています。(表外):シニアクラブ(旧・老人クラブ)への支援 市内に26クラブあり、防犯パトロールや社会奉仕活動など自主的な活動を行っている団体へ補助金を交付しています。しかし、定年延長や趣味の多様化などの影響により、新規加入者の減少と既存クラブの解散が課題となっており、今後も市報等を通じて会員募集の周知に努めてまいります。 これらの独自サービスを適切に活用してもらうため、市内のケアマネジャーや包括職員を対象とした説明会を年2回実施しております。第10期に向けて、LINEなどのSNSを活用した若い世代への周知や、民間企業を巻き込んだ広報展開など、さらなる周知の工夫と適切なサービス提供に努めてまいります。 顧問  丁寧な説明をありがとうございました。委員の皆様、ご意見どうでしょうか。 モニター員  1つは先ほどお話の出ていたシニアへの冊子ですけれども従来に比べてたくさん作っていただいてありがとうございます。私も地域で配らせていただいて、皆さんがこんなことできるのだと非常に喜んでもらっております。引き続きよろしくお願いします。        もう1つは調布市には素晴らしいシステムがあって、ゆうあい福祉公社というボランティア活動で支え合う素晴らしい組織があります。私も今まで参加させていただいて、本当に高齢者が日常生活でできないこと、ニーズというのがたくさんあるというのを身をもって体験しております。しかしながら、この組織もボランティア活動で支えてきているのですが、なかなかボランティアが集まらないということに直面しているというふうに聞いております。本当に支え合いが難しくなっているということ、その中でテレビでちらっと見て、いいことだなと思いますが、ここの場でお願いするのがいいかどうかですが、多分リハビリセンターという新しい病院組織の中での活動だと思いますけれども、脳溢血等の急性期のリハビリで普通だったら、そういうリハビリは苦しくてつらいので嫌だとなって、そういう方たちがだんだんと認知症にも進むみたいな話をしておりましたが、そんな中で人間として一番嫌なことを解決したいという願いをリサーチして取り組んでいるのがトイレに自分で行きたいという、人にお尻を拭いてもらったり、ズボンを下げてもらったりするのが一番嫌だと。人間の尊厳が損なわれるという話がありまして、そういう新しい取り組みをしていて、それがどこでどんな経緯でできているかというのが分からないので、医療面でもそういう連携ができるのかどうかというのは教えていただけたら大変ありがたいと思っております。 顧問  ありがとうございます。ちょうど、ゆうあい福祉公社の話が出たので、今回のこれに対するご意見があれば、そして社協として意見があれば簡潔におっしゃっていただいて、そろそろとりまとめをしたいというふうに思います。 委員  今回の在宅生活を支えるサービスの充実というところでいうと、くらしの案内にうちの法人の情報も載っているのですけど、なかなか知らなかったという方は本当に多くて、くらしの案内もそうですけれども、もっと認知度を上げていくというのは取り組まなければいけないと思っております。ここで意見をさせてもらうとしたら30%を目標値に掲げていて、実績値23.1%だったのはどうしてだったのかなというのを市としての見解も教えてもらったりして参考にして僕たちも広げる活動をもっとやっていきたいかなとは思いました。以上です。 顧問  ありがとうございます。いかがですか。 委員  在宅での介護というところで男性介護者のことも大きなテーマになるかなというふうに思っています。介護を担う方が女性ではなく男性の場合の困難さみたいなところが多くの方から教えていただいているところがありますので、そういったところのサポートであるとか、男性介護者同士が悩みを吐露できるような場所のサポートとかいったところも考えていきたいなというふうに思っております。 顧問  ありがとうございました。他いかがですか。 委員  素晴らしいサービスの充実ぶりだなと思いました。認知度を上げるのはすごく大事だと思っています。それがまず絶対、でも認知度を上げると利用者数が増えます。そうすると予算が必要になるとすごく思いました。先ほど委員からあった効率化みたいのはしながら利用を増やしていかないといけないのではないかとちょっと思いました。そのときの肝が多分、費用対効果の評価をされると説明がなかった部分ありましたが、効果が測りにくい分野かなと思いましので、知恵を絞っていただければと思います。また回答は今度で大丈夫です。以上です。 モニター員  1つは私もお手伝いしていますけども、民間に学ぶことが大変多いと思います。行政の職員の皆さんが民間のそういった施設での現場研修とか、現場体験の制度がおありなのかどうか。これは民間の会社ですとよくありますけども、それが1点目です。        2点目は民間のデイサービスというのはよく利用されております。いい制度だなと思って見ていますが、デイサービスからやがてグループホームに入ったりして、やがて進んで特養に行く。最後は看取りまでという一連の高齢者の流れがシステム化されてつながるといいなと思うのですが、その辺り次回で結構ですから、どなたかがご説明いただけるとありがたいです。 顧問  事務連絡をして会長にお戻しします。事務局からどうぞ。 5 その他  事務局より事務連絡 6 閉会