市報ちょうふ 【1】 No.1818 令和8年(2026年)6月20日号 ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 CONTENTS(主な内容) 夏場4カ月分の水道料金の基本料金を無償に…4 調布花火 飲食・物販ブースの出店者募集…4 市民スポーツ大 会陸上競技…7 7月の休日診療当番医…11 ●「No 農業,No Life.」調布育ちの野菜を食べよう! 6月27日(土曜日)・28日(日曜日)マルシェドゥ調布(今年も開催) 直売所マップをリニューアル! 調布産の採れたて野菜や花などを販売するFarmer's Shopなどイベント盛りだくさん!詳細は12面をCheck! ●手をつなぐ樹(487) つまずきながらも  学業後の半世紀に及ぶ社会生活を終えるにあたり、これまでの人生におけるさまざまな出来事が走馬灯のように脳裏に去来して、しばし感慨に耽りがちな日々だ。  記憶とは所詮おぼつかないものだが、幼少期のおぼろげな一コマが脈絡もなく心に浮かぶとき、自然に胸が熱くなるのはなぜだろう。澄みきった青空や茜雲のもとでの折々の営みや交友を結んだ人々の面影。それが今となっては必ずしも明確なものではないから、なおさら追憶に郷愁を感じるのだろうか。  そして、その郷愁の念とは何だろう。私にとってそれはしばしば、深い悩みに沈んだときの心の拠り所だった。辛いとき、悲しいとき、人生の中で進むべき道を見失い途方に暮れるとき、人は無意識に自らの人生航路を振り返るのではないだろうか。そのとき、世の中の不条理にまみれる前の純粋な時代を思い起こすことにより、心の安寧を再び持ち得ることもある。  漱石は著書草枕において、「とかくに人の世は住みにくい」と人生観に関して問題提起している。確かに、浮世を渡ることは容易ではない。それは決して自己を取り巻く環境にのみ問題があるわけではなく、自らに責任があるときも含めて。  その中で、つまずきながらもなんとかここまでやってきた。遡って考えるとき、長い社会生活を通して常に周囲に温かく接してくれる人々がいてくれた。その幸運をしみじみと感じている。 調布市長 長友貴樹 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131 市報の配布を中止したい、配布が必要ない場合は 上記の市報ちょうふ配布コールセンターへ 市報ちょうふは、市ホームページでもご覧いただけます 掲載情報は6月12日時点のものです