【2】 市報ちょうふ 令和8年(2026年)3月20日 No.1812 1面の続き(令和8年度の基本的施策) 【2】市政経営の基本的な考え方に基づく取り組み ◎参加と協働のまちづくり  市民参加手法の適切な運用や、さまざまな媒体を活用した情報発信を行います。また、次期基本計画の策定に当たり、多様な市民参加手法を活用します。 ◎効果的・効率的な行財政運営  国の方針に基づくシステム標準化へ適切に対応するほか、市民サービス・業務効率の向上とともに、DXの観点から積極的な取り組みを推進します。また、来庁することなく必要な手続きなどが可能な「どこでも市役所」をさらに進め、「いつでも・どこでも・かんたん市役所」を目指すとともに、書かないワンストップ窓口の実現に向けて取り組みます。  一層の執務環境改善に取り組み、職員の意欲向上を図るとともに、多様な人材の確保・育成、女性職員の活躍推進、働き方改革による生産性向上に向けた取り組みの実効性を高めます。  公共施設・インフラマネジメントについては、民間活力の活用や、老朽化対策などの諸課題へ対応していきます。 【3】主要な施策について(重点プロジェクトの取り組み) ◎安全・安心に暮らせるまち ◇防災・防犯対策  自助・共助の観点から、市民の防災意識の向上や避難所運営マニュアルの修正などに取り組むほか、他自治体との連携により、避難者情報共有に関するシステムの実証を進めます。また、組織横断的な災害対策本部事務局訓練、住宅や緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進、擁壁やがけの安全対策に取り組みます。  消防団の活動支援として、消防ポンプ車と機械器具置場の更新や団員の暑熱対策などに取り組み、消防力の強化を図ります。  防犯対策として、街頭防犯カメラの設置・活用や、子ども安全・安心パトロール、特殊詐欺被害の未然防止や犯罪抑止に取り組みます。 ◎調布の宝である子どもたちを応援するまち ◇子ども・子育て支援の充実  妊娠期からの切れ目ない子育て支援について、きめ細かな対応を図ります。  産後ケアの充実に加え、都内共通方式による産婦・1カ月児健診の導入や、5歳児健診の本格実施に向けた準備を進めます。  保育の質の維持・向上と併せて、1歳児クラスの定員増加に対する補助のほか、こども誰でも通園制度に基づく事業を実施する施設への支援、宮の下保育園の公私連携型保育所への移行に取り組みます。 ◇子ども・若者支援、学校教育  困難を抱える子ども・若者に対して、相談、居場所・学習支援による総合的な支援を行います。  学校教育では、部活動の地域連携・地域展開に向けてトライアル事業を拡充します。また、中学生を対象とする教育支援センターCANVAS(キャンバス)を開設し、不登校児童・生徒への更なる支援の充実を図ります。  さらに、登校前の朝の時間帯における児童の見守り事業「みまモーニング」の市立小学校全校実施に向けた拡充や、中学生海外体験学習事業を通じたグローバル人材の育成に取り組みます。 ◎誰もが自分らしく安心して住み続けられるまち ◇地域・高齢者福祉の推進  地域福祉コーディネーターを中心として、多機関協働による包括的な相談支援を充実し、地域における支え合いの仕組みづくりを進めます。また、地域包括ケアシステムの深化、介護予防事業などの更なる充実を図るとともに、認知症対策やフレイル予防に取り組みます。 ◇障害福祉の推進  三鷹市、府中市との連携により、重症心身・重度知的障害者の通所と短期入所の施設を開設するほか、共生社会を一層推進する観点から、新たに遠隔手話通訳サービスを導入し、聴覚障害者などへの円滑な窓口対応に向けた環境整備を進めます。 ◇健康の維持・増進  医師会などと連携し、感染症予防対策の充実を図るほか、国の指針などを踏まえたがん検診の実施に向けた検討を進めます。 ◎にぎわいと交流のある活気に満ちたまち ◇文化芸術・スポーツ活動の推進  多様な主体と連携しながら、市民の文化芸術活動とスポーツ活動を推進します。また、魅力的で活気のある調布駅前広場空間の活用と併せて、円滑な広場運用に係るガイドラインの作成に取り組みます。グリーンホールの整備は、より一層の多角的な視点から検討し、整備に関する方向を整理します。  そのほか、市内スポーツ施設の再配置を検討します。 ◇地域経済の活性化  商業・観光振興では、商工会などへの支援のほか、調布ならではの地域資源を効果的に活用しながら、地域経済の活性化につなげます。 ◇都市基盤整備  中心市街地のまちの骨格づくりの効果を市内全域に波及させるため、諸方策を連動させながら取り組みを進めます。また、東部地区における交通環境改善と沿線まちづくりは、市施行での連続立体交差事業の実施に向け、関係機関などとの協議・調整を進めます。  地域公共交通に関しては、ミニバスの運行支援の充実や、公共交通が利用しにくい地域における移動手段の検討に取り組みます。 ◎人と自然がおりなすうるおいあるまち ◇脱炭素社会の実現  脱炭素社会・循環型社会への転換と自然との共生に向けた取り組みを推進します。また、ゼロカーボンシティの実現に向けて、市の率先行動と併せて、市民・事業者の環境に配慮した行動を促進します。 ◇資源循環型社会の形成  ごみ分別支援アプリ「調布ごみナビ」の機能拡充や3Rの推進を図ります。 ◇自然環境の保全・活用  深大寺・佐須地域における環境学習や農業体験のほか、地産地消モデルの実証実験に取り組むとともに、生物多様性の保全を図ります。 ◇都市農業の推進・都市農地の保全・活用  農業者に対する支援の充実と併せて、「マルシェ ドゥ 調布」の開催や市民農園の活用などを通じて、市民が農に触れる機会を創出します。 ◎おわりに  調布駅前広場の完成により、市民や関係者の皆さんの長年の悲願が結実し、中心市街地における都市基盤整備は大きな節目を迎えます。70年にわたる調布市の発展の歴史を大切にしながら、皆さんと共に更なる活力と多彩な魅力にあふれるニュー調布のまちづくりにつなげていきます。 ●J:COM(地デジ11チャンネル)「テレビ広報ちょうふ」 〈5日号〉5日から19日 市政情報、ミニコーナーなど 〈20日号〉20日から翌月4日 市政情報、特集など 放送内容は調布市公式YouTubeでも配信中