市報ちょうふ 【1】 No.1807 令和8年(2026年)1月20日号 調布市は市制施行70周年 CONTENTS(主な内容) 映画のまち調布 シネマフェスティバル2026…2・3 物価高対応子育て応援手当…4 農業体験ファーム利用者募集…9 デフリンピアンが市長を表敬訪問…11 出張!映画資料室 ロケ地でめぐる調布…16 ●映画のまち調布 シネマフェスティバル2026 期間/2月6日(金曜日)から3月1日(日曜日) 会場/イオンシネマ シアタス調布、文化会館たづくり、グリーンホール 『となりのトトロ』上映記念特別企画を実施! 問い合わせ/公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団電話042-441-6150(文化生涯学習課) 詳細は2面・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(478) いのち短し  昨年末に仕事で都心に赴いた際、たまたま以前四半世紀以上勤めた職場の横を通りかかって驚いた。港区虎ノ門、アメリカ大使館やホテルオークラに近接した旧共同通信会館。その6階から9階が組織の拠点だったのだが、建物全体がすでにシートに覆われる、言わば「簀(す)巻き」状態になっていたのだ。  その地域一帯の再開発事業のためにいずれ取り壊されることは耳にしていたのだが、まるで負傷した兵士が包帯でぐるぐる巻きにされたようなありさまを目の当たりにすると、当然さまざまな感情が押し寄せてくる。そして、星の数ほどの思い出があたかも北極の氷がすさまじい勢いで崩れ落ちるかのごとく、頭の中で砕け散っていく。  もしもあの26年間の記憶が雲散霧消するとすれば自分の人生全体が無意味に思えてしまいかねないが、ことほどさように心のよりどころを失うというのは虚しく悲しいものだと実感する。  ビルが除却されたのちに新たな建造物の計画はなく跡地は公園になる予定だが、その公園が完成したとき、果して私は足を踏み入れるだろうか。そして、もしブランコがあるとすればその揺れに身を任せるだろうか。  黒澤明監督の名作「生きる」において志村喬演じる主人公が人生の哀歓を噛み締めるかのように口ずさんだゴンドラの唄が、耳の奥底から聞こえてくる。 調布市長 長友貴樹 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131 市報の配布を中止したい、配布が必要ない場合は 上記の市報ちょうふ配布コールセンターへ 市報ちょうふは、市ホームページでもご覧いただけます 掲載情報は1月13日時点のものです