市報ちょうふ 【1】 No1801 令和7年(2025年)10月20日号 調布市は、令和7年4月1日に市制施行70周年を迎えました CONTENTS(主な内容) 新基準原付の申告…4 市制施行70周年記念イベント・マルシェドゥ調布…8・9 地域文化祭…14 環境フェア…16 ●いろいろな家庭のカタチ 里親制度を知っていますか  里親制度とは、親の病気や虐待、養育困難など、さまざまな事情により家族と離れて暮らしている子どもたちを、自分の家庭に迎え入れて養育する公的な制度です。  この機会に制度のことを知り、今できることを考えてみませんか。 問い合わせ/子ども家庭センター電話042-481-7731 続きは2面・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(473) 気の毒かつ心配だ  10月に入り空を覆い尽くす鱗(うろこ)雲を眺めながら、しみじみ秋の訪れを実感する。ああ長い戦いが終わったんだなあと、天を仰いで長嘆息の思いだ。  それにしても今夏、子どもたちは本当に気の毒だった。通常、7月半ばあたりには梅雨明けと同時に、子どもたちが炎天下で暑さをものともせずに元気にスポーツに興じる姿などが報じられるものだが、40度を超えた瞬間があるほどの異常気象のもとでは、どうしても彼らの活動を制限せざるを得なかった。  ただ、今後はどうするべきだろう。私は、気の毒に思うだけではなく、子どもたちの身体づくりについてすごく心配している。それは自己のこれまでの人生を振り返って、公私のさまざまな場面で身体が多少の酷使に耐え得たこと、そして現在、古希を越えても特段の支障なく日常生活を送れていることなどを思うとき、それを可能にした大きな要因の一つが子どもの頃の運動を通じた身体づくりにあると思うからだ。夏の暑さや冬の寒さに立ち向かうことにより、徐々に頑健な身体が形づくられてきたと思う。しかし、だからと言って猛暑の中で無謀なことをしろなどとは言わない。厳しい鍛錬が当然視される大学の体育会においても、気温のピーク時を避ける猛暑対策が存在しているそうだ。それでいいと思う。  各学校が取り組まれた今年の経験を踏まえ、みんなで知恵を出し合って、来年の夏を迎える前には、子どもたちをより適切に見守る方策、すなわち健康管理に万全を期しながら身体を鍛える態勢を整備できればと思う。 調布市長 長友貴樹 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131 市報の配布を中止したい、配布が必要ない場合は 上記の市報ちょうふ配布コールセンターへ 市報ちょうふは、市ホームページでもご覧いただけます 掲載情報は10月10日時点のものです