令和7年度第3回調布市社会教育委員の会議 議事録 1 日 時  令和7年9月2日(火)午後1時30分から午後3時まで 2 会 場  調布市教育会館3階301研修室 3 出席者  9人 篠﨑議長,土橋副議長,金井委員,川端委員,進藤委員,田村委員,塚松委員,原田委員,平澤委員 4 傍聴者  3人 5 事務局   社会教育課職員4人 6 議 題 (1) 報告事項 令和7年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第2回役員会・第2回拡大役員会及び第1回理事会について(資料1) (2) 情報共有事項 令和7年調布市公民館運営審議会第4回定例会について(資料2) (3) その他   ア 令和7年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会ブロック研修会について イ 中学生海外体験学習事業について 7 議事録 (1) 令和7年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第2回役員会・第2回拡大役員会及び第1回理事会について(資料1) 事務局から説明した。 ○篠﨑議長 何か意見や質問はあるか。コロナ前までは調布市でも全国社会教育研究大会にマイクロバスを借りてみんなで参加して,他の地域の委員と交流をしていた。社会教育では,あらゆることが行われており,様々なやり方があることを学んできた。コロナで色々なことができなくなり今もその状態が続いているが,社会教育のやり方を様々な所へ行って伺うだけでも,色々と分かることがあるので,機会があれば参加してもらいたい。関東甲信越静の大会は全国大会よりは規模は小さくなるが,コロナ前は2000人程度の参加があり,各地の委員が集まっていた。昨年度あたりから参加者数も徐々に増え始めている。 (質問,意見なし) (2) 令和7年調布市公民館運営審議会第4回定例会について(資料2) 事務局から説明した。 ○篠﨑議長 参加の多かった講座はどういうものか。 ○事務局  決まったコンテンツについて応募者数が多い。例えば,料理教室,子ども向け科学教室等の体験教室などは人気があり,多くの参加があったと報告いただいている。申込が定員を超えた場合には,定員を増やしたり,講座を追加で設けたりするなど工夫しているとのことである。 〇篠﨑議長  年齢的に若い人たちも参加しているのか 〇事務局  子ども向けの親子実験教室など夏休みのテーマのものについては親子で参加したり,テーマによって若い人が中心の保育付きの事業であったり,歴史など高齢の方が参加する事業もある。 〇平澤委員  子ども向けの事業もいくつかあるが,その際に事故はなかったという認識でよいか。 〇事務局  事故やトラブルがあったという報告はない。 〇塚松委員  子ども向けの体験教室は,原則無料で開催しているという認識でよいか。 〇事務局  原則無料で行われている。全部を確認できているわけではないので材料費のみ実費を徴収している可能性はある。 〇塚松委員  昨今は,子どもたちの体験格差の問題も話題に上がっていて,親の時間的余裕や経済的な問題で学校以外での体験ができない子どもについても,夏休みなどを活用して無理なく参加できる体制があるとよい。また,親の情報収集格差もあるので,市報や公民館の発行誌などを通じて見てもらい,今後も参加者が増えていくとよい。 〇篠﨑議長  秋には文化祭も開催されるので,講義を覗いてみるのもよいことである。 (3) その他 ア 令和7年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会ブロック研修会について 事務局から説明のうえ,当日の役割分担等について話し合いをした。 ○田村委員  研修会当日は,午前中に中学生海外体験学習事業の報告会があると聞いているが,前日の夜にイスなどの準備をするのか。 〇事務局  前日の夜に会場を予約しているので,その際に午前中の報告会向けの座席を準備して,ステージ上では演劇のリハーサルを同時並行で行っていく。 ○田村委員  座席は何席くらい用意するのか。 ○事務局  定員は220人と聞いている,なるべく多くの方に見てもらいたいので,観覧ができる範囲でなるべく多く並べていく。演劇終了後の研修会の話し合い部分では,座席を引き揚げて討議ができるようにしていく。 ○田村委員  午前中の報告会は何時に終わるのか。 ○事務局  12時に終わる予定である。研修会の準備については午後1時からお願いしたい。詳細のスケジュールは今後詰めていく。 ○田村委員  たづくり大会議場の舞台上は狭いが,小道具をどの程度入れるのか。 ○篠﨑議長  小道具はあまり出さない予定である。タイトではあるが,時間内で準備できる計算はできている。 ○土橋副議長  当日の司会進行を担当する。 ○塚松委員  希望者がいなければ,当日の受付を担当する。 ○事務局  その他の役割分担については事務局で案を提示する。希望があれば事前に知らせてもらいたい。稽古など今後の流れなどについて議長から説明をお願いしたい。 ○篠﨑議長  オーディションではやる気のある方が集まった。当日に向けて稽古していくので,楽しみな結果になると思う。これまでの経験から,稽古の際に委員の方が来られて激励の言葉などを言っていただくと出演者も喜んで,やる気が出てくるので時間があれば顔を出してもらえるとありがたい。  稽古の前半は読み稽古を行い,どういう役割をもっているか説明のうえ理解してもらう。その後立ち稽古を行っていく。素人の方でも理解できるスピードで行っていく予定である。 演劇を社会教育で行っていく一番のねらいは,社会教育は人間の心が主体であることであり,それを理解してもらえるようなテーマで作っていきたい。人間の心の中に潜んでいるお互いが必要だという関係性を出せたらよい。今回は社会教育委員をやられていた西牧先生に脚本を書いていただいた。社会教育に関わった人が公民館を舞台にした脚本を作成した。その点も面白いポイントだが、AIロボットの登場など社会教育における現在の課題を提議する内容なので、委員の方々に考えていただきたい。 ○土橋副議長  音声スタッフになった場合は,音声スイッチの操作をするのか。 ○篠﨑議長  前回は,宮下元副議長が音響を行って,稽古時にも音出しをしていた。何らかの形で委員の皆さんに手を貸していただきたい。何よりも出演者が喜んでくれる。そこが一番のポイントである。 ○事務局  美術,音響等のスタッフは公募市民の方が担ってくれているが,足りない部分は委員の方の協力をお願いしたい。 ○篠﨑議長 本番では,記録映像を3か所で撮影する。正面からと,上手と下手から撮影のうえ,後日編集していく。3か所で撮影すれば記録映像としては成り立つ。撮影係は記録映像を取ってもらう係で,それほど難しい役割ではない。マイクの係については,討議の発表の際のマイクの受け渡しを行う役割である。 芝居では,衣装の準備が大変な部分であるが,出演者の中で衣装スタッフをやりたいという方がいたので,その方に基本的にはお願いをする。準備の段階で必要な衣装が出てくれば委員の方にも協力をお願いしたい。 小道具については,今回それほど難しいものはない。出演者の中で必要なものを用意して間に合う見込であるが,足りないものについては,委員の方にも,こういうものを持っているかという声掛けをさせていただく。  音響に興味のある方がいれば協力をお願いしたい。音響は稽古全日に出る必要はない。稽古が進んでいくうちに音響の内容も決まっていくので,後半の部分だけ出てもらえるとよい。特に11月に入ってからの協力をお願いしたい。 ○田村委員 稽古にかなり参加していないと音響の当日対応はできない。 ○事務局 照明はたづくりのスタッフが操作してくれる予定であり,点灯のQ出しのタイミングは篠﨑議長が行う予定である。音響についても同様な形で行う予定で,音響スタッフを希望された市民がいるので,その方に対応をお願いする予定である。ただし,音響スタッフが毎回稽古に参加できないので,都合のつく委員には音出しの協力をお願いしたい。 委員の方には,当日は,司会のほか受付,誘導,ビデオ撮影等をお願いしたい。また,前日の準備については,御都合のつく範囲内で舞台設営の準備をお願いいたしたい。 ○事務局  グループディスカッションのテーマについても意見を伺いたい。前回の研修会では,3つ程度にテーマをしぼって討論した。今回も話し合うテーマを決めていきたい。なお,各市の委員が40人~50人集まるので,5~6グループに分かれて,調布市の委員も各グループに1人,2人程度入ってもらう予定である。 ○篠﨑議長 演劇の舞台となった公民館のことは,テーマに挙げた方がよい。中学生と親子の部分にテーマを寄せてみてはどうか。外に出られない子どもの親子についてもテーマとして話し合いをしてもよいと思う。また,AIの活躍など,多方面から興味を持ってもらえるのではないか。 ○平澤委員 イメージとして,話し合いのテーマが3つあるとしたら時間を区切って順番に話し合ってもらうのか ○事務局 順番に話し合ってもらうのか,テーマを事前に3つ出しておいて,各グループの中で話し合ってもらうのか詳細は詰めていない。限られた時間のため,テーマごとに区切っていくと時間が足りなくなる可能性もある。 ○篠﨑議長  大人数になると話がまとまらないので,少人数になって話し合ってもらうことで色々な意見が出てくると思われる。平澤委員のイメージは,興味のあるテーマのグループに入って,それぞれ話合いを行うということか。 ○平澤委員  これまで経験してきたグループワークでは,時間で区切ってテーマごとに話し合ってもらい,最後にすべてのテーマをまとめて全体として,どういうことができるのか発表してもらっている。 ○事務局 委員の意見を踏まえ,今後,話し合いの内容を詰めていく。 ○平澤委員 最後の方向性を決めておいて,それにリンクするテーマにすると良いと思う。 ○田村委員 演劇の部分は自由席にしておいて,休憩が終わったら,グループごとに決められた座席についてもらうようなイメージでよいか。 ○事務局 事前にグループワーク時の座席表を配付しておき,休憩後はそのグループの座席に着席してもらうように案内する。 ○篠﨑議長 演劇が終了したら,休憩時にグループワーク用に座席を減らさないといけないので,委員の皆様の協力をお願いしたい。その他,よいアイデアがあれば出してもらいたい。 ○金井委員  応募された方は演劇を経験された方なのか。 ○篠﨑議長  経験者もいれば,やりたかったが初めてという方もいる。 ○進藤委員  当日のパンフレットに出演者を紹介するのであれば,演劇が初めての方は,今回初めて出演したことが分かるようなプロフィールにした方がよい。セミプロの方が演じたのではないことが分かるように表示した方がよい。 ○土橋副議長  立ち稽古に入るのは,具体的にいつ頃を想定しているのか。 ○篠﨑議長 10月からを予定している。 ○土橋副議長  ソファなどの舞台上の大道具が必要であれば,稽古用に大学側で準備をしておくこともできる。 ○事務局 委員の皆様からもテーマや進め方のイメージがあれば,事務局までお知らせいただきたい。次回の会議にて最終的なテーマ・方向性を決めていきたい。  イ 中学生海外体験学習事業について オーストラリアのパースにて8月に実施した旨を事務局から報告した。 ウ その他 事務局から平成13年7月1日から今年6月末まで24年間にわたり調布市社会教育委員として活動された白百合女子大学・宮下孝広教授に,調布市の社会教育の発展に多大な貢献をされたことに感謝し,令和7年7月24日に調布市教育委員会から感謝状を贈呈したことを報告した。   (4) 次回日程 ○篠﨑議長 次回の日程について事務局から報告をお願いしたい。 ○事務局 次回の会議の日程は,令和7年11月4日(火)午後1時30分から,教育会館301研修室での開催を予定している。 (5) 閉会 ○土橋副議長  ブロック研修会に向けて協力しながら準備をしていきたい。それでは本日の会議は終了する。委員の皆様大変お疲れ様でした。