市報ちょうふ 【1】 No1800 令和7年(2025年)10月5日号 調布市は、令和7年4月1日に市制施行70周年を迎えました CONTENTS(主な内容) 第70回調布市商工まつり…2 出没!アド街ック天国出演者×地球の歩き方編集室スペシャルトークショー…2 令和8年度学童クラブ入会申し込み…4 デフリンピック特集…12 ●乳がん検診受けていますか?  乳がんの罹患者数・死亡者数は年々増加し、今では日本人女性が罹患するがんのうち、乳がんが最も多くなりました。しかし、乳がんは早期に発見できれば治る可能性が高いといわれています。  早期発見のためには、年齢に関わらず日頃から自分の乳房を観察し、気になるところがあれば受診することと、乳がん検診を受けることが有効です。このように乳房を意識した生活習慣を「ブレスト・アウェアネス」といいます。  市では、40歳以上の方を対象に乳がん検診を行っています。前年度に検診を受けていない方は、この機会に検診を受けましょう。 9人に1人が発症 40歳から60歳代での発症が多い ◎ピンクリボンキャンペーン調布2025  より多くの方に乳がん予防の重要性を知ってもらうため、パンフレットや啓発グッズを配布します。 期間/10月31日(金曜日)まで 場所/調布駅地下1階コンコース、市役所2階総合案内前など その他/配布物がなくなり次第終了 問い合わせ/健康推進課電話042-441-6100 ピンクリボンは乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の重要性を伝えるシンボルマークです。 10月は乳がん早期発見強化月間です 乳がん検診の詳細は2面をご覧ください ●手をつなぐ樹(472) 秋に願いを  9月半ば以降も35度以上の気温が続いた異常気象から、まるでジェットコースターで急降下するかのように1日で一気に10度以上も温度が低下してしまい、今年は心の準備もないまま唐突に秋の訪れを迎えた感がある。  今年ではなく通常の年においてだが、誰しも経験があるのではないだろうか。ふと秋風の冷気に気づき、急にたとえようのない寂寥感、喪失感に身が包まれて立ち尽くす瞬間。その情感を歌で表現すれば、たとえば「夏の終わり」「真夏の果実」「少年時代」。かなり以前では「誰もいない海」など(註)。  躍動感に溢れた喧騒が霧消したのちに、去りゆく夏がもたらす寂しさや虚しさで心が塞ぐことは辛くもあるが、それぞれの出来事が年月を経れば、やがて心地よい追憶となって脳裏に去来することもある。  ひと夏を終える感傷に浸りながら、その年だけではなく過去に遭遇した多くの人との出会いや別離が脈絡もなく心に浮かぶとき、他者との折々の触れ合いの積み重ねで人生が成り立っていることを改めて実感する。  史上最高レベルの猛暑の襲来により、「死の危険がある暑さ」と日本中が連日騒然とする中、全国民の今夏の心身の疲弊度は、間違いなく例年より高かったと言えよう。その疲れを癒し、ほのぼのと過去の追憶に身を委ねることのできる穏やかな秋の日々が続くことを心から願いたい。 (註1)「夏の終わり」森山直太朗 2003年、「真夏の果実」サザンオールスターズ 1990年、「少年時代」井上陽水 1990年、「誰もいない海」ジェリー伊藤、トワエモアなど 1967年以降、複数の歌手がカバー。 調布市長 長友貴樹 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131 市報の配布を中止したい、配布が必要ない場合は 上記の市報ちょうふ配布コールセンターへ 市報ちょうふは、市ホームページでもご覧いただけます 掲載情報は9月26日時点のものです