市報ちょうふ 【1】 No.1798 令和7年(2025年)9月5日号 調布市は、令和7年4月1日に市制施行70周年を迎えました CONTENTS(主な内容) パラアート展2025…3 令和8年4月に小・中学校に入学する方へ…5 ちょうふ彩咲祭…9 ゲゲゲ忌2025…10 第40回調布花火…16 ●いざ、国勢調査! 国勢調査にご協力ください 5年に1度の「国勢調査」が全国一斉に始まります 9月20日(土曜日)から30日(火曜日)に調査書類をお届けします。 回答期間中にインターネットまたは郵送での回答をお願いします。 回答期間/9月20日(土曜日)から10月8日(水曜日) 詳細は2面をご覧ください ●手をつなぐ樹(470) 長い人生を考えれば  8月25日、愛知県豊明 (とよあけ)市で、市がスマートフォンなどの使用に関する条例案を市議会に提出した。  同条例案の要旨は、スマートフォンなどの長時間使用が、睡眠不足などの健康面だけでなく、家族の会話減少など家庭環境にも悪影響を及ぼすおそれがあるため、すべての市民と市内の学校に通う18歳未満の子どものスマートフォンなどの使用を1日2時間以内を目安とするよう促すというものだ。  これを聞いて、私は直感的に、豊明市は全国的な議論展開を企図したなと思った。日常生活の過ごし方について行政が差し出がましい規制を設けることに批判があることは当然であるし、そもそもこの規制が実効を上げることは極めて難しい。それらの反論をもとより予期した上で、スマートフォン使用のさまざまな問題点に関する世論の喚起を図ったとすれば、所期の目的はすでに達成されたと言える。  そして、敢えてその論争に参戦するとすれば、私の最大の関心事項は以前にも指摘した子どもたちの視力問題だ。  文部科学省の調査によれば、裸眼視力1.0未満の子どもの割合を1978年と2023年で比較すると、小学生が16%から38%。中学生が34%から61%に急増している。その大きな要因がスマートフォンなどの長時間使用だとすれば、社会全体でなんとか是正していかなければならない。その後の長い彼らの人生を考えれば。 調布市長 長友貴樹 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告)電話042-300-3131 市報の配布を中止したい、配布が必要ない場合は 上記の市報ちょうふ配布コールセンターへ 市報ちょうふは、市ホームページでもご覧いただけます 掲載情報は8月29日時点のものです