令和7年度 第1回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会 議事要旨 1 開催日時:令和7年5月22日(木)午後6時から 2 開催場所:調布クリーンセンター 1階展示学習室 3 委員出欠:出席11人,欠席3人 ・出席委員:江尻会長,山下副会長,森下委員,村門委員,新野委員,佐々木委員,岡本委員,佐藤委員,井手委員,杉崎委員,窪田委員 ・欠席委員:千草委員,永川委員,安塚委員 4 事務局:三ツ木資源循環推進課長,小野課長補佐,雨宮企画係長,中島,小屋,橋本 5 傍聴者:なし 【議事次第】 1 協議事項 第8回エコフェスタちょうふ(令和7年6月14日開催)について 2 報告事項 (1) 令和7年度審議会について (2) 令和6年度ごみ量について (3) 令和7年度一般廃棄物処理実施計画及び重点的な取組について (4) 令和6年度一般廃棄物処理実施計画に基づく重点事項の実績について 3 事務連絡その他 4 閉会 配付資料 資料1 「第8回エコフェスタちょうふ」開催に向けてのスケジュール 資料2 「第8回エコフェスタちょうふ」開催案 資料3 各部会検討シート 資料4 令和6年度ごみ量について 資料5 令和7年度一般廃棄物処理実施計画について 資料6 令和6年度一般廃棄物処理実施計画に基づく重点事項の実績について(報告) 資料7 令和7年度一般廃棄物処理実施計画に基づく重点的な取組について (開会:18:00) 事務局(中島)  定刻となりましたので,ただいまから令和7年度第1回,第11期第4回,調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会を開始します。はじめに,名簿を卓上に置かせていただいておりますが,令和7年4月1日付で環境部長に着任しました窪田が,今回の審議会から市職員として参加いたします。一言お願いできますでしょうか。 窪田委員  皆さんこんばんは。4月に環境部長に着任しました窪田と申します。よろしくお願いいたします。4月から,ごみ対策課も新しく資源循環推進課という組織名称になり,新たなことに取り組んでいきますので,皆様のご助言をいただきながら,進めてまいりたいと思いますのでご協力の程お願い申し上げます。 事務局(中島)  続きまして,4月の人事異動による事務局の変更についてご報告します。今の話の通り,4月1日からごみ対策課は資源循環推進課に組織名を変更しました。まず,資源循環推進課課長補佐の小野です。 事務局(小野課長補佐)  皆さん,こんばんは。4月1日付で資源循環推進課の課長補佐になりました,小野です。よろしくお願いします。 事務局(中島)  続いて,資源循環推進課資源循環係長の小宮です。 事務局(小宮)  こんばんは。4月から異動してまいりました,資源循環係長の小宮です。よろしくお願いします。 事務局(中島)  続いて,資源循環推進課の橋本です。 事務局(橋本)  橋本です。よろしくお願いします。 事務局(中島)  続いて,資源循環推進課の小屋です。 事務局(小屋)  小屋です。よろしくお願いします。 事務局(中島)  以上です。本日,安塚委員,永川委員,千草委員から欠席のご連絡をいただいています。  それでは開会に当たり,江尻会長から一言お願いします。 江尻会長  皆さん,こんばんは。暑くなってきましたので,当日が心配だという話もしていました。今日が最後の打ち合わせになりますので,当日,何とか成功できるよう,力を合わせていければと思っています。よろしくお願いします。  本日の出席者は過半数に達しています。調布市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例第78条に基づき,ただ今より審議会を再開します。本日,傍聴の方はいらっしゃいますか。 事務局(中島)  傍聴はいらっしゃいません。 江尻会長  なしということで,進めていきたいと思います。それでは審議に入る前に,配布資料の確認をお願いします。 事務局(中島)  配布資料の確認をします。本日は資料1から資料7まであります。  資料1,第8回エコフェスタちょうふ開催に向けてのスケジュール。資料2,第8回エコフェスタちょうふ開催案。資料3,各部会検討シート。資料4,令和6年度ごみ量について。資料5,令和7年度一般廃棄物処理実施計画について。資料6,令和6年度一般廃棄物処理実施計画に基づく重点事項の実績について,報告。資料7,令和7年度一般廃棄物処理実施計画に基づく重点的な取り組みについて。以上です。ご確認をお願いします。 1 協議事項 第8回エコフェスタちょうふ(令和7年6月14日開催)について 江尻会長  ありがとうございました。部会の中で足りないものがありましたら,お声掛けください。よろしくお願いします。  今日は協議事項が1つ,報告事項が4つとなっていますが,まず最初の協議事項からいきたいと思います。  第8回エコフェスタちょうふについてということが,協議事項として挙がっています。ご説明をお願いできますか。 事務局(中島)  第8回エコフェスタちょうふ,令和7年6月14日開催について説明します。前回までの審議会では,第8回エコフェスタちょうふに関する内容を,実施するブースごとに分かれて,部会という形で検討を進めていただきました。今回もブースごとに分かれて,部会形式での話し合いをします。よろしくお願いします。  初めに,前回までの振り返りを含め,概要をご説明します。資料1では,第8回エコフェスタちょうふ開催に向けてのスケジュールを示しています。今回がエコフェスタちょうふに向け,部会を主とした第4回目の審議会となり,次回は当日です。  次に,資料2の1枚目,開催案のシートをご覧ください。概要や前回審議会以降に決定した内容を,簡潔にご説明します。開催日は,令和7年6月14日土曜日です。イベントの開催時間は,午前10時から午後1時までとしました。前回の審議会でいただいたご意見を踏まえ,例年同時期の気温等を確認したところ,平均気温が25度に迫る日もあり,暑さ指数は,激しい運動は中止する警戒区域となる日もあることなどを踏まえて,決定しました。委員の皆さまの集合時間は午前9時,解散時間は午後2時の予定です。当日は長時間となりますが,よろしくお願いします。  次に,項目4の開催プランについてです。開催可否は前日に決定する予定です。万が一,荒天により中止となる場合は,前日に連絡します。  次に,項目6の広報に係る内容についてです。皆さまの机上に,チラシを15部ずつ配布していますので,周知にご協力ください。足りない場合には,ご連絡いただければ追加でお渡しします。  項目8の来場者数のカウントについてです。前回の審議会で,複数時間帯でカウントし,平均を取るか,ピンポイントの時間でのカウントとするかを検討事項としました。来場者数が読めない中で,当日の事務局職員の人数に限りがあり,人数を割くとすれば来場者対応や集客のための声掛けを優先したいことから,1カ所でのカウントを優先し,状況により2カ所で実施したいと思います。現状では,11時半から12時までの30分間で来場者数をカウントし,時間を乗じた人数を算出する予定としています。  以降のご説明は,これまでも複数回行っていることから,割愛します。  次に,資料3をご覧ください。この後に行っていただく,各部会の資料です。それぞれの部会ごとに,1枚ずつの内容になっています。  それぞれ1ページ目には,これまでの部会で検討いただいた内容を,最終案という形でお示ししています。裏面2ページには,本日の検討,確認内容を記載しています。本日の部会内容の1点目として,最終案を基に,具体的な当日の流れの確認をお願いします。資料2の3ページの配置案なども参考にしながら,なるべく具体的なイメージを共有してください。  2点目としては,必要物品の最終的な確認をお願いします。部会ごとにA4の記載シートを,卓上に置いています。部会の皆さまと事務局の意思に食い違いが出ないよう,委員方で準備する物品と,事務局が準備する物品を分けて記載をお願いします。  3点目は,当日までにやるべき準備等があれば,こちらも委員方,事務局側に分けて記載をお願いします。  今回が当日前の最後の審議会です。次に全体で顔を合わせるのは当日です。曖昧になっている点があれば,本日ご検討いただきますようお願いします。  ここからは江尻会長に進行をお願いしたいと思います。 江尻会長  ご説明ありがとうございました。今日,主とする内容は,部会でお話をしていただくことになります。これから7時までをめどに,部会ごとに話し合いをしていただきます。今,中島さんからご説明がありましたが,それぞれの部会に配られているペーパーを見ながら,最終的にまとめて,当日を迎えられるようにしてください。  それから,事務局に対してお願いしたいことや,これは私たちでやるのでやらなくていいということがあれば,今日,顔を合わせている間に打ち合わせをしていただけると,当日うまくいくと思います。併せてよろしくお願いします。  ただ今より7時頃をめどに,各部会での話し合いをスタートしてください。よろしくお願いします。 《以降,5 つの部会に分かれ協議》 江尻会長  7時までと言いましたが,少し時間を早めます。大体まとまったと思いますので,各部会から,できれば1~2分で状況をお話をしていただけると,全体に共有ができるかと思います。よろしくお願いします。  では,ごみ収集車体験部会からお願いします。 H委員  用意するものとして,パッカー車,びん車です。びん車は吉野清掃さんです。あとはパイロンです。投げ込むごみ袋を50~60ほど作り,なくなったら,一回ダンプアップして出します。それを見せると皆さんに喜んでいただけるので,なくなった段階でダンプアップします。  雨の日の場合は,袋がぬれてしまうので,タオルを数枚持っていきます。ボタンを押す際,背が小さい方はボタンが届かないので,瓶のケースなどのきれいな箱を持っていきます。われわれが用意していこうと思います。  体験が終わったら,調布清掃のパッカー車を組み立てるティッシュボックスカバーを配ります。 事務局(三ツ木課長)  工作できるものですね。 H委員  工作できるものです。 事務局(三ツ木課長)  安全に作れる,紙切りのものですね。 H委員  そうです。たくさんあるので,持っていきます。  整理券はそこまで要らないのではないかと思います。並んでもらって,その都度順番にやっていただくというふうに考えています。  パイロンは多めに持っていこうと思います。 江尻会長  ありがとうございます。事務局に用意してもらうものはありますか。 H委員  テントです。 江尻会長  テントは用意しなければいけないですよね。 事務局(三ツ木課長)  それから,ごみもです。疑似体験用ですね。 H委員  疑似ごみ袋を多めに作って,車に積んで行きます。 江尻会長  ありがとうございました。それでは,調布ごみナビ機能説明・紹介部会。 事務局(雨宮)  まず用意するものからです。チラシを100枚から200枚ぐらいと,簡単に紹介できるような大きめのパネルを3~4枚です。実際にタブレットとクリーンセンターにあるテレビモニターをつなげて,操作を説明しますので,電源やタブレット,テレビを用意します。私とBさんと開発者の3人で,掛け合いのような感じになりますので,ピンマイクが3つほど必要です。また,カンペがないと,次に何を話すのだとなるので,こっそり用意しようと思います。  当日の流れです。原稿的なものは私が原案を作り,これからBさんに追記していただくことになっています。私がごみの分別は大事ですという話をしながら,Bさんが,大事だけど手間ですよねというところから,ごみナビはすごいということを皆さんにお伝えできるような内容となっています。  工夫としては,開発者に来てもらうので,どのようなところにこだわったかなど,いろいろな質問をします。AIでどのように行政課題を解決していくのかということを,今後の展望も含めて聞きながら進めていきたいと思います。  基本的にアドリブでやるしかないと思います。1回のタームでアドリブで5~6分やり,休憩も入れて,1時間に4回から5回程度できるように調整したいと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。特別用意しなければいけないものはありませんか。 事務局(雨宮)  特にありません。 江尻会長  大丈夫ですね。ありがとうございました。ごみナビ体験はいかがですか。 C委員  ごみナビのほうは,アプリを入力していただいた方をご案内いただきます。実際にこのようなごみをアプリで見ていただき,写真を撮って判定してもらいます。われわれの委員で集めたものを実際にやってみたら,難しいのをセレクトし過ぎたようで,AIが反応してくれませんでした。 事務局(三ツ木課長)  難しいのですね。 C委員  こちらが望む形で,うまい具合に答えが出てくれませんでした。まだAIも学習中ですから,もっと勉強してくださいということで,勉強済みのセレクトしてもらったものを,われわれが使おうと思います。そうすれば,AIはばかで使えないといううわさが立たないで済むかと思います。 事務局(三ツ木課長)  逆効果になりますね。 江尻会長  そうなのですね。 C委員  せっかく皆さん使ってくださいという場所なのに,そうならないのは逆効果だろうというご意見です。反応するものだけを15個ほど選んでいただき,それを使います。それを当日ご協力いただき,集めていただくことになります。  あとは,体験待ちの方で,余裕があれば2回ほどやるのですが,何人来るかが分からないので,出たとこ勝負です。  正解したらシールをお渡しします。9枚つづりの,たくさんのシールが入る,切手シートのようなものですか。 事務局(橋本)  リサッチョ等のキャラクターがいろいろな格好をしている,取り外しができるシールがあります。 C委員  9個ほど貼れるシールが一そろいで付いているシートを,ご協力への感謝の印でお渡しするという手順で,帰っていただくという話になりました。 江尻会長  分かりました。よろしくお願いします。それから,正解の出る物品も。 C委員  15個選びます。 江尻会長  よろしくお願いします。  それでは,有害ごみと古紙の分別の部会,お願いします。 山下副会長  当日までに用意するものの確認をしました。今,事務局で集めていただいている物品や,有害ごみの確認をして,よく見たら,実は充電式ではないものが交ざっていたことが分かりましたので,それを外します。足りない部分については,実際に燃えてしまったごみが調達できれば,当日,展示ができればと思います。事務局で集められなさそうなものは,われわれが分担して,当日持ってくればいいかという話をしていました。  展示用には,これを入れられるようなトレーが,それぞれのカテゴリーごとに必要です。対応して説明するシートも,見本はA4でいただいていましたが,A3でカラー印刷にして,パウチをかけていただくといいかと話していました。  あとはプレゼント用に,D委員から,ふじみプラザにある分別のシールが,子ども用でちょうどいいのではないかということです。それを事務局経由で入手して配ればどうかという話でした。  あとは,小型充電池で火災が発生した映像を見せるということで,パソコンと実際の映像を用意していただきます。特に最近,調布市内でも,清掃車が燃えてしまったという話があり,ニュースで映像が流れていました。その映像がいいのではないかと話をしていました。  パソコン用で,必要であれば,電源からそこまで届く延長ケーブルなども,事務局で用意していただけるといいというのが,有害ごみ関係です。 K委員  古紙のほうは,三大禁忌品のサンプルを多めに用意しようと思います。それ以外のサンプルに関しては,古紙再生促進センターで出しているサンプル品を10個用意して,10人が一斉に見られるようにしようと思います。  お土産のロールを渡すビニール等も,こちらで用意して,来ていただいた方にお渡しします。サンプルを見ながら疑問に思ったことを,職員2名で回答していこうと思います。その中で,なぜこれが駄目なのかとか,これはどのように見分けたらいいのかという話が出てくると思います。そのような話が出た時には,ごみナビの運営アプリで判別できるなどと,広い視野で誘導し,紹介して,全体でうまく人が流れていけばいいなと思います。  事務局で用意していただきたいのは,前回使ったものを流用すれば見やすいと思いますので,A4のプレートをお願いしました。古紙は以上です。 山下副会長  AIは大丈夫ですか。練習が必要かもしれないというお話がありましたが。 事務局(雨宮)  紙は結構難しいです。 江尻会長  当日までにどこまでお勉強できるかはあるかもしれませんね。ありがとうございました。 トレーなど,事務局で用意するものが幾つかあると思います。 事務局(三ツ木課長)  トレーもそうですね。パウチシート,トレー,分別シール。 江尻会長  燃えてしまったものというのは,リチウムイオン電池で燃えてしまったものですか。 山下副会長  はい。 事務局(三ツ木課長)  リチウムイオン電池の燃えたものですね。 江尻会長  ありがとうございます。それでは,ごみ減量・リサイクル協力店,イトーヨーカドー部会は,そちらでいいですか。 事務局(小野課長補佐)  リサイクル協力店,イトーヨーカドー取り組み部会です。われわれはブースの中で,3つの種類のものを紹介します。  一つはイトーヨーカドーの取り組みということで,「ザ・リサイクル」97号の2ページに紹介があります。これを事務局に大きなパネルにしていただき,イトーヨーカドーのプラスチック対策や,ノントレー,ペットボトルの回収などを,パネルを使って紹介します。  委員の中でも心配なのは,イトーヨーカドーは実はこのようなことをやっているのではないかなど,いろいろなことを聞かれてしまうことです。事務局で,ここにある情報以外のイトーヨーカドーの取り組みなども,当日あったほうがいいと思います。  2点目は,リサイクル協力店の紹介です。事務局で作っていただく調布の地図に,リサイクル協力店舗のプロットと,ホームページにもあるとおり,リサイクル協力店が缶やトレーなど,どのような種類の回収をしているのかという一覧表と地図を一緒にパネルにして,紹介するトレーを作っていただくようお願いします。  3つ目は,食品トレーをどのように処理しているかというアンケートをやりたいです。可燃に出しているとか,イトーヨーカドーで店頭回収しているなど,パネルで該当するものにシールを貼ってもらおうと思います。置いてあるパネルにやってもらうのは難しいので,テレビでアナウンサーが首に下げている街頭アンケートのようなものを作ってもらって,それに貼る形でできればと考えています。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。それぞれ,だいぶまとまったと思います。細かいところは,事務局と調整をしていただければと思います。よろしくお願いします。  他の部会のことで,聞き逃したこと,気になることや,こうしたほうがいいという思いがある方がいましたら,ご発言いただけますか。大丈夫そうですね。ありがとうございました。  当日,そんなに暑くなければいいと思いますが,暑くなると思いますので,体調に気を付けて,6月14日を迎えたいと思います。よろしくお願いします。 では,1番目の協議事項はこれで終わりとし,2番目の報告事項に移ります。 2 報告事項 (1) 令和7年度審議会について 江尻会長  次第の裏に,7年度審議会についての予定があります。まずここからご説明をいただきますので,ご覧になってお待ちください。ではよろしくお願いします。 事務局(中島)  次第の裏面,令和7年度審議会について,をご覧ください。  今年度の審議会は,全4回を予定しています。来月のエコフェスタちょうふが,第2回の審議会となります。続く第3回は11月頃,第4回は3月頃の開催を予定しています。12期の審議会にて,製品プラスチックの資源化,有料指定袋の仕様見直しの2点について,諮問を予定していることもあり,第3回,第4回はその事前説明の会とする予定です。詳細については,今後検討します。  また,第3回ではエコフェスタちょうふの振り返りも行う予定です。簡潔になりますが,説明は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。今のご説明について,ご質問はよろしいですか。それでは,次にいきたいと思います。次は報告事項の2です。 (2) 令和6年度ごみ量について 事務局(中島)  資料4,令和6年度ごみ量について,をご覧ください。まず1ページ目,表1について説明します。  人口は,令和6年度は23万9,580人となり,令和5年度と比べ,760人増加しました。総排出量は5万8,024トン。前年度と比べて847トン,1.4%の減少でした。1人1日当たりの総排出量である総ごみ原単位は,663.5グラム。令和5年度実績と比べて,10.0グラムの減少となりました。家庭系ごみ原単位は355.0グラム。令和5年度実績と比較して,4.2グラム減少しました。最終処分量については,ゼロを継続しています。  次に,2ページ目をご覧ください。総ごみ量の推移についてです。令和6年度は,前年度比で847トン,1.4%減少し,大幅な減少となりました。総ごみ原単位も,前年度比で10.0グラム減少しました。総ごみ量の内訳として,事業系のごみ量が前年度から77トン増えたものの,家庭系のごみ量が前年度から352トン減少,資源物・集団回収量も572トン減少しました。  次に,3ページ目をご覧ください。(1)家庭系ごみ量の推移についてです。令和6年度の家庭系ごみ排出量は,前年度より352トン減,1.1%の減少となり,3万1,044トンでした。家庭系ごみ量を構成する可燃ごみ,不燃ごみ,粗大ごみは減少,有害ごみは増加しています。家庭系ごみ原単位は,1.2%減少の355.0グラムでした。  次に4ページをご覧ください。事業系可燃ごみの推移についてです。令和6年度の事業系可燃ごみ量は7,945トンと,前年度比77トン,1.0%の増加となりました。令和2年度は,コロナ禍における巣ごもりのため,一時的に減少したものの,依然として緩やかに上昇傾向が続いています。  続いて,5ページをご覧ください。3,資源物・集団回収量の推移についてです。令和6年度の資源物・集団回収量は,昨年度から572トン減の1万9,035トン,2.9%の減少となりました。1ページの表2に,資源物の品目別排出量を記載しています。ペットボトル,容器包装プラスチックを除いて,前年度から軒並み減少しています。特に古紙類の減少量が,資源物の排出量の低下に大きな影響を与えています。  6ページ目,令和6年度の総資源化率については,ふじみ衛生組合および三鷹市と調整の上,資源化量が確定次第,決定します。本件については以上です。 江尻会長  ありがとうございました。今のご説明について,ご質問はありますか。どうぞ。 B委員  事業系の可燃ごみが,77トン増えていますね。古紙類が121トンのマイナスで,ペットと包装容器とプラが増えています。これはコロナが終わり,経済活動と家庭の消費が安定して,このようなことになっているのですか。 事務局(雨宮)  コロナ禍と関連付けて言及しているのは,事業系可燃ごみとなっています。事業系可燃ごみは,トレンド的に増加傾向ではありましたが,コロナ禍の影響で巣ごもりがはやった令和2年度だけ,一時的に下がりました。それ以降,コロナ禍が落ち着いた上でも増加傾向のため,そのような表現を使いました。  プラスチックとペットボトル等については,コロナ禍との関係ではなく,傾向的に瓶,缶,古紙が減少していく中で,一方で資源物のプラスチックが増えているという推察をしています。 B委員  生活者のごみの意識が変わってきているといいなと思いましたが,そのようなわけでもないのでしょうか。 事務局(雨宮)  特にプラスチック製品については,意識の変化というよりは,飲料容器で瓶,缶が減り,ペットボトルが増えているという見方が,今のところ正しいかと考えています。 B委員  分かりました。 事務局(雨宮)  古紙類についても,ペーパーレス化が進んでいる結果,新聞等の購読者数の減少が大きいと考えています。 B委員  分かりました。ありがとうございました。 C委員  2の総資源化率の推移で,順調に資源化率が下がってしまっています。その辺も先ほどご指摘の,古紙が減ってきたということですか。 事務局(雨宮)  資源物の回収量に一番影響を与えているのは,古紙です。 C委員  プラスチックの回収もそれなりにはやっているものの,それはそのままで。 事務局(雨宮)  微増というか,増加傾向にある中で,古紙とびんと缶です。飲料容器ではそこが顕著です。 江尻会長  重量なので,どうしても軽いものが増えても,瓶などの重いものが減れば。 事務局(三ツ木課長)  総ごみ量のところを見ていただくと,令和2年のコロナ禍から減ってきて,ごみの減り方はすごく大きくなっています。その中身を見ると,資源化率に影響を与える資源物といわれるものが,格段に減っています。ですので,資源となるものが総ごみ量に対して大きく減ると,資源化率がどうしても下がってしまうことになります。  総ごみ量の排出量が下がるということは,非常にいいことです。その中身も当然確認をしなければいけないところですが。ペーパーレス化が進むことなどが,非常に大きく影響が出てしまうという現状です。 事務局(雨宮)  一点,補足よろしいですか。今の三ツ木の発言のとおりです。ただ一方で,組成分析調査を実施しますと,まだ再生できる資源物が大量に含まれているのが実態です。われわれは今後,啓発を進めて,分別を徹底して,資源化率を少しでも食い止めることに注力していく必要があると考えています。 江尻会長  ありがとうございます。その他,いかがですか。よろしいですか。ありがとうございました。報告事項の括弧2はこれまでとします。  次の一般廃棄物処理実施計画および重点的な取り組みについてです。一括して3と4をやりますか。 (3) 令和7年度一般廃棄物処理実施計画及び重点的な取組について (4) 令和6年度一般廃棄物処理実施計画に基づく重点事項の実績について 事務局(中島)  では資料5,令和7年度一般廃棄物処理実施計画について,をご覧ください。令和7年3月31日付で告示している実施計画です。実施計画は廃棄物処理法第6条に基づき,長期計画である一般廃棄物処理基本計画を基に,年度ごとに市が定めるものです。一般廃棄物の排出の状況などを明確にし,市はこれに基づき,収集・運搬を行うこととしています。計画の体裁は毎年変わらないため,詳細なご説明は割愛します。  3ページの下部,6,調布市一般廃棄物処理基本計画目標値をご覧ください。これまでは(1)の市民1人1日当たりの総ごみ量のみを掲載していましたが,一般廃棄物処理基本計画に位置付けた計画目標である3項目について,令和5年度から現在までのモニタリングも兼ねて,新たに掲載することとしました。  (2)では,二酸化炭素発生量を掲載しています。現在は,ふじみ衛生組合リサイクルセンター建て替え工事の影響により,計画策定時点の令和3年度と比較すると,目標値,実績値とも数値が大きくなっていますが,建て替え終了後を見据え,推移を追ってまいります。  以上の実施計画に基づき,施策の推進状況を踏まえつつ,単年度ごとに市が取り組むべき目標を設定し,その実施状況を審議会に報告しているものが,重点的な取り組みです。先に令和6年度の重点的事項の実績についてご説明します。資料6をご覧ください。  令和6年度の重点事項の取り組み実績について,それぞれの取り組みに対する取り組み実績や発生状況をお示ししています。なお,事前にご確認いただいていると思いますので,本日は説明を割愛し,達成状況が不十分であったもの,達成できなかったものについて,一部抜粋してご説明します。  取り組み5,企業との連携によるペットボトルの水平リサイクルの取り組みに向けた検討をご覧ください。ペットボトルの店頭回収および水平リサイクルの実施スキームの構築について,事業者等との検討,協議を重ねましたが,もろもろの条件が合わず見送りとなったため,引き続き実現に向けて検討していくこととしました。なお,本件については,実現に至らなかったものの,実施に向けた検討を重ねた観点から,B,ほぼ達成できたを選択しています。  取り組み6,リサイクル協力店の拡充,制度の見直しについては,市およびふじみ衛生組合の広報媒体を活用し,リサイクル協力店制度に基づく回収実施店舗を紹介し,市民に活用を促した一方で,目標に対して具体的なアプローチを図れなかったため,今年度に主な方向性を定めるとしています。  取り組み7,剪定(せんてい)枝の資源化推進について。利用者のマンネリ化や処理量の伸び悩みなどを課題と捉えており,チッパー車のリース期間が間もなく満了することも踏まえ,こちらも令和7年度以降に方向性を定めることとしました。  取り組み11,災害廃棄物処理計画の周知について。計画,災害発生時のごみの捨て方,災害廃棄物処理については,さまざまな広報媒体や出前講座,公的な防災訓練等で周知を行いました。しかし,十分に周知を徹底する必要性がある項目であることから,今後,さらなる周知を進めてまいります。  資料6の説明は以上です。いったん説明を終了します。 江尻会長  ありがとうございました。今,中島さんにご説明をいただいた件に,ご質問はありますか。もう少し詳しく話してほしいなどありましたら,ご発言をお願いします。どうぞ。 J委員  達成状況の評価指標で,A,B,C,Dがパーセンテージで示されていると思います。これは何か数値的な目標値に基づいて,パーセンテージで示していると解釈すればよろしいですか。 事務局(雨宮)  何か指標に位置付けて具体的にやったというよりは,肌感覚といいますか,われわれの中での達成度合いを,資源循環推進課の中で判定して,それを当て込んでいるものです。ご想像されているような,何か指標に基づくものではありません。 J委員  定性的な評価ですね。 事務局(雨宮)  そうです。 J委員  承知しました。 江尻会長  ありがとうございます。他はいかがですか。よろしいですか。どうぞ。 B委員  個人的な興味で,「達成できた」の中の取り組み2のアメリカンスクールとの取り組みです。生ごみの堆肥化や,アメリカンスクールの取り組みがどのようなものだったのかを知りたいです。 事務局(雨宮)  アメリカンスクール様は,最近,環境教育に力を入れていく一環の取り組みとしてやっている事項です。非常に面白いことをやっています。単純にコンポストに枝や生ごみを入れたら堆肥になるのかという実験や,紙を土に埋めたら堆肥に戻るのかなど,簡単な実験を繰り返しています。学内で,堆肥化やその他の環境の取り組みをどのように適切に進めていくかを,子どもの視点で考えています。  今後,われわれもアメリカンスクールと連携して,いろいろな支援をしながら,アメリカンスクールの基本方針にのっとった資源化事業に取り組めればと,今年度以降,連携の準備を進めています。 B委員  とてもいい取り組みだと思います。これは学校が主体になって環境教育をしているのか,生徒の意識が高く,自発的にこのようなことをしたいと起こっているのか,その辺が日本の学校とアメリカ主体の学校の違いかと思いました。そのような違いはあるのですか。 事務局(雨宮)  アメリカンスクールでは,両方の意識が高いです。学校の先生自体もそのようなものに興味を持っており,生徒さんたちも自発的に何かやりたいと,クラブをつくっています。そこがうまく連携をして,同じ方向を見ながら取り組みをしており,非常に興味深いです。独特の環境の中で,独特の方向で進んでいると,われわれも感じます。 B委員  調布の学校にも影響を与えてほしいですね。 事務局(雨宮)  そうですね。環境教育のプログラムのようなものが完成すれば,他の調布市の学校にも波及できるかと,目標にしています。 B委員  ありがとうございました。 江尻会長  よろしいですか。 D委員  それに関連して,このアメリカンスクール取り組みは,過去になかったのですが,今回初めてクリーンセンターにも見学に来ていただきました。たまたま私が説明の役だったのですが,生徒たちにとても熱心に見てもらい,先生が非常に熱心です。ここにインタビューを実施したと書いてありますが,これは「ザ・リサイクル」か何かに掲載をしていただけるのですか。 事務局(雨宮)  名前が変わって資源循環推進課広報誌に,今年度中のどこかで,改めて整理をして掲載をしたいと考えています。  昨年度,イトーヨーカドーさんを特集したのが,事業者の取り組みという項目でシリーズ化を図ったものでした。その一環として,大学やアメリカンスクールさん,他の事業者についても,今後,掲載を検討しています。 D委員  ありがとうございます。 江尻会長  ありがとうございます。その他,いかがですか。よろしいですか。ありがとうございました。  では,続きをお願いします。 事務局(中島)  続いて,令和7年度の取り組みについてです。資料7,令和7年度一般廃棄物処理実施計画に基づく重点的な取り組みについて,をご覧ください。  今年度は,資料の右側に記載している基本計画の6つの重点事項を推し進めるべく,全14項目について取り組むこととしています。それぞれの取り組みは,6つの重点項目にひも付く形としています。こちらもお時間の都合上,説明を割愛しますが,代表的なものを幾つかご紹介します。  重点事項であるプラスチックのリユース,リサイクルについては,取り組み2で,リユースの推進の取り組みとして,インターネットを活用したリユース品の販売の検討を行うこととしています。  重点事項のプラスチック類資源化の推進については,取り組み4で,昨年度に引き続き,リサイクル協力店の拡充,制度の見直しを図ること,取り組み5で,家庭用廃食用油資源化事業として,地域福祉センターでの廃食用油の回収を検討してまいります。  次に取り組み9では,今年度から本格稼働している,調布ごみナビのさらなる機能拡充を検討することとしています。  取り組み11では,審議会に諮る内容として,エコフェスタの開催方法の見直しとして,来月のエコフェスタちょうふをイトーヨーカドー国領店で行う旨を挙げています。説明は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。今の資料7について,ご質問などありますか。特にないですか。特にないようですので,今日の次第にある協議事項と報告事項はこれで終わりとなります。  それでは最後,事務連絡,その他です。お願いします。 3 事務連絡その他 事務局(中島)  何名かの委員の方には事前に確認しましたが,紙の削減のため,今後の審議会では紙資料を廃止し,端末やタブレットを用いて開催する形を検討しています。端末,タブレットをお持ちの委員はご持参いただき,お持ちでない委員の分は,事務局で準備します。第3回審議会からの運用を見据え,詳細を検討し,改めて皆さまにご案内します。ご協力をお願いします。 江尻会長  ありがとうございました。次の月から少し方式が変わりますので,よろしくお願いします。よろしいですか。  全体を通して確認しておきたいことなどがありましたら,声を出していただければと思いますが,大丈夫ですか。大丈夫そうですね。  チラシについては,説明しましたね。6月14日の集合時間が9時ですか。 事務局(中島)  9時です。 江尻会長  9時にイトーヨーカドーの入り口ですか。 事務局(中島)  品川通り沿いのスペースに集合いただければと思います。 江尻会長  分かりました。ということだそうですので,9時においでいただければと思います。よろしくお願いします。雨など,特別なことがない限り中止ということはないと思いますが,ご連絡があった時には皆さんにも至急連絡ということになりますので,よろしくお願いします。  それでは,これをもちまして,7年度の第1回の審議会を終了します。時間が延びてしまい,申し訳ありません。皆さん,ありがとうございました。 一同  ありがとうございました。