令和7年度 第1回調布市環境基本計画策定委員会 議事要旨 1 日時  令和7年5月26日(月)9:30〜10:20 2 場所  教育会館3階302・303研修室 3 出席者   【委員】   江尻 京子(調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会 会長)   奥 真美(東京都立大学 都市環境学部 都市政策科学科 教授)   高田 秀重(東京農工大学 農学部 名誉教授)   市川 優(調布市環境保全審議会委員)   岡部 和平(ちょうふ環境市民会議 理事)   田中 敏夫(農業従事者(深大寺・佐須地域))   大野 秋司(アフラック生命保険株式会社 総務部 環境経営推進課長)   黒坂 かおり(東京ガス株式会社 東京西支店 共創推進グループ 課長代理)   渡部 完治(調布市商工会 会長)   梶山 剛史(調布市立中学校長会 会長(調布市立調布中学校 校長))   並川 直人(東京都立農業高等学校 校長)   鈴木 克昌(調布市生活文化スポーツ部 産業振興担当部長)   窪田 秀文(調布市環境部長)  【事務局】   花岡 大(環境部次長)   齋藤 保(環境政策課長)   橋 昌起(環境政策課ゼロカーボンシティ推進担当課長)   穐山 雄一(環境政策課長補佐)   大島 振一郎(環境政策課環境政策専門官)  【コンサルタント】  株式会社ナレッジリーン  有限責任監査法人トーマツ 4 次第 1 開会 (1) 依頼状交付 (2) 委員ご挨拶 (3) 会長及び副会長選出 (4) 事務局職員紹介 2 報告事項  次期環境基本計画策定について 5 配布資料 資料1 調布市(第4期)環境基本計画策定委員会要綱 資料2 調布市環境基本計画策定委員会委員名簿 資料3 次期環境基本計画策定について 参考1 環境基本計画とは 参考2 次期環境基本計画策定イメージ 参考3 次期環境基本計画策定スケジュール 参考4 現行環境基本計画進捗確認表(令和3年度〜令和6年度) 参考5 世界・国・東京都のそれぞれの環境をとりまく状況 参考6 計画策定に向けた検討内容イメージ 調布市環境基本計画策定に向けた意識調査 〈議事内容〉 1 開会 事務局より開会の挨拶 (1)依頼状交付 依頼状の交付 (2)委員ご挨拶 各委員より挨拶 (3)会長及び副会長選出 委員長に高田秀重委員,副委員長に奥真美委員が選出 (4)事務局職員紹介 事務局より職員紹介 2 報告事項   次期環境基本計画策定について (事 務 局)次期環境基本計画の策定について,資料をもとに事務局より説明 (委 員 長)・「調布市環境・ゼロカーボンシティ推進会議」は庁内組織と聞いたが,外部の方はいるのか。 (事 務 局)・推進会議は副市長(2人)と部長職の全員が所属する組織である。  ・庁内で横断的にゼロカーボンシティを普及させるという目的がある。 (委 員 長)・ゼロカーボンシティの推進に関する計画はあるのか。 (事 務 局)・次期環境基本計画と一緒に,実行面での計画として「地球温暖化対策実行計画」の策定も行っている。ゼロカーボンシティ推進会議での議論は,地球温暖化対策実行計画の軸となる部分に活かしていくというような形で進める予定である。 (委 員 長)・実行計画での議論を環境基本計画に活かすということもあるのか。 (事 務 局)・参考1に計画の位置付けのイメージが記載されている。  ・環境基本計画の議論が地球温暖化対策実行計画にも影響し,また,実行計画で議論したことも,環境基本計画の検討にフィードバックする。相互の計画で議論の確認ができればと考えている。 (江尻委員)・スケジュールに「各種環境イベントを通じた子どもの意見の収集」とあるが,どのようなものを想定しているのか。 (事 務 局)・環境部所管のイベントを中心に,意見を伺いたいと考えている。  ・資源循環推進課の方で行う「エコフェスタちょうふ」でアンケートを行いたいと考えている。  ・11月1日に行われる「環境フェア」でもブースを設けて,訪れた中学生の意見を伺いたいと考えている。  ・今回の計画策定にあたり新聞を作る予定であり,そこにQRコードをつけて,中学生の意見を募るような機会も持ちたいと考えている。  ・毎年,多摩川自然情報館を活用した環境学習イベントを開催しており,イベント終了時のアンケートで環境基本計画の策定に関連するような意見を集めることも考えられる。  ・意見については,子どもだけでなく保護者にも聞くことも考えられる。 (副委員長)・別の自治体で子どもと保護者の双方にアンケートを行った例があるが,子どもが求めている姿と,親が考えている状況は違いがあるケースも見受けられる。  ・子どもと保護者のそれぞれにアンケート調査をしていただき,意見の整理をお願いしたい。 (大野委員)・この意識調査は,今後どのように活かしていくのかを伺いたい。 (事 務 局)・年齢ごとの傾向をつかみ,分析を行うことを考えている。  ・取組ごとに,環境基本計画で掲げられている指標の達成状況の確認を行い,次期計画の目標値の設定の参考にすることや,今後の普及啓発に係る部分の分析に活かすことを考えている。  ・環境に関する活動について,伸ばすべき活動などの分析を行い,どこに力点を置くのかといった分析も行う。  ・市民が実際に環境に関する行動をとるきっかけを知りたいと考えている。  ・現行計画を策定する際のアンケート結果と今回調査で比較を行い,どのような変化があったか分析を行う。 (大野委員)・調布市域全体で達成しなくてはならない目標に対して,市民がどうならなければならないか,市民がどういう行動をとるべきかを示すことが,この計画の目指すところかと考えている。 (委 員 長)・活動している人にインタビューすることも大事かと考えている。 (事 務 局)・昨年度に「ゼロカーボンシティちょうふ」の広報紙を発行した際に,インタビューを行った。  ・次期計画の策定に結びつくインタビューを行うことも,検討課題かと考える。 (副委員長)・鈴木産業振興担当部長にも委員として出席いただいているが,環境部に限らず,産業振興課にも機会を広げるよう,ご協力いただきたい。 (鈴木委員)・幅広い分野で相談を行い,できるだけ多くの意見が集まるような機会を持ちたい。 (市川委員)・アンケートの対象者が16歳以上である理由を知りたい。環境活動家のグレタ氏が気候変動のためのスクールストライキを始めたのが15歳からであった。 (事 務 局)・アンケート調査について,高校生以上を対象としたことにある。  ・中学生・小学生については説明にあったように,様々な機会を通じて意見を集めたいと考えている。 その他 (事 務 局)・次回の策定委員会は,7月下旬頃の開催を予定する。 以上